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2013 早春の乗鞍岳 Vol.4

2013年04月16日 19:38

2013.3.23(土)前泊 ~2013.3.24(日)

第4駐車場~休暇村第1トリプル~休暇村第2ペア~三本滝レストハウス~
かもしかリフト~ゲレンデトップ~ツアーコース~位ヶ原山荘分岐~
肩の小屋口~蚕玉岳~剣ヶ峰~蚕玉岳~肩の小屋口~位ヶ原~
かもしか平~鈴蘭橋~第4駐車場






*ゲレンデ、駐車場、リフトの正確な位置関係は、
 アルプス観光協会の "乗鞍高原散策マップ" が分かりやすいです。



2013.3.24(日)

ゲレンデトップから乗鞍岳の山頂を目指した二人。
強風の位ヶ原を越え最高峰の "剣ヶ峰" に登頂しました。
3,026mのピークからは360°の眺望が素晴らしい。

IMGP5074.jpg




奥の院の左後に御岳・・・3,067mの独立峰。
行こう行こうと思いながら、いまだ未踏のピークです。
濁河温泉の宿泊とセットで・・と思っているのですが、
アプローチがちょっと遠いですよねぇ・・・

IMGP5075.jpg





御岳から視線を左に移すと、右手前に中アと左後に南ア。

IMGP5077.jpg





そして槍穂高・・・正面が奥穂で右に前穂、左の黒い鋭い岩峰が槍ヶ岳。
西鎌尾根が延びているのが見えますが、
裏銀座の峰々は重なってよくわかりません。(^^;

手前に目を移すと左に肩の小屋、下の方にトイレ棟。
その間の斜面は夏まで雪が残る大雪渓。
肩の小屋から伸びる遊歩道を辿った先の平坦地は畳平でしょうか。
その後は焼岳ですか・・・周囲より一段低くて目立ちませんね。

IMGP5082.jpg




見ていると飽きないですが、山頂は風が強くて寒い。
社殿の陰になる東側にいるとそうでもないものの、
標柱が立つ西側からは絶えず強い風が吹きつけています。
12:56 ストックをピッケルに持ち替え下山開始しました。

IMGP5085.jpg



剣ヶ峰直下の岩場を下りると広い稜線。
その向こうに蚕玉岳の標柱がポツンと立っています。

IMGP5091.jpg





稜線上で二人並んで写真を撮ってみました。
槍穂に思いを馳せる二人・・・という事で。(笑)

IMGP5095_20130415193420.jpg




蚕玉岳からわずかに下ると朝日岳とのコル。
夏道はここから朝日岳をトラバースして
肩の小屋に向かっていたと記憶しています。

IMGP5096.jpg




よく見ると朝日岳にもトレースが付いていました。
朝日岳を越えて肩の小屋方面に下りようか迷ったんですが、
この期に及んで上るのもイヤなのでやめておきました。(^^;

IMGP5097.jpg




上りでは朝日岳の山腹をトラバース気味にきましたが、
下りは最短距離を一気に行きます。
苦労して登った斜面ですが下りはアッと言う間です。

IMGP5100-2.jpg




登ってくる時にはほとんど人影はなかった雪原ですが、
この時間はトイレ棟の前などにスキーヤーやボーダーの姿をチラホラ。

IMGP5102.jpg





カメラを望遠にして位ヶ原山荘を探してみると・・・ありました!
どこからどこまでを位ヶ原と呼ぶのかは定かではありませんが、
山荘が建つのは位ヶ原の外れなんでしょうかねぇ・・・

IMGP5101.jpg




さて硬い急斜面が終わると雪面は適度に柔らかくなり快適に下れます。
途中から姫は尻セードにトライしますが、
雪の柔らかいのと斜度が足りないせいか全く滑りません。
普通に歩いたほうが早いです。(笑)

IMGP5105.jpg IMGP5106.jpg
IMGP5110-2.jpg




上る際にアイゼンを装着したガードレールの出ている場所を過ぎると、
肩の小屋口から位ヶ原に入りほぼ平坦な広~い雪原。
緩やかな斜面をユックリと滑り降りるスキーヤー、
柔らかな陽射し、青い空、遠くの山並・・・
まだ雪に覆われてはいますが春を感じます。
右に行き過ぎないように注意しながら、(谷に導かれてしまいます)
正面に見える潅木帯を目指して進みます。

IMGP5120.jpg





振り返ると剣ヶ峰~蚕玉岳~朝日岳。。。
所々で雪煙が上がる中、二人の足跡が雪原に続いています。

IMGP5124.jpg




潅木帯を過ぎて急斜面を下ります。
上る時はトレースがなかったのに無数の足跡が残っていました。
この斜面でまた尻セードをする姫ですが、
やはり雪でブレーキがかかってしまい滑らず。

IMGP5128.jpg




急斜面を下りるとスキーツアーコースに入ります。
張ってあったテントはすでに撤収してありました。
ここで中間着を脱ぎアイゼンも外して軽快に下ります。
この時間から上ってくるボーダーも見かけましたが、
肩の小屋口くらいまで行くんですかねぇ。
上ってしまえば下りはアッと言う間でしょうから。

IMGP5132.jpg




下にゲレンデトップが見えてきました。
最後のちょっと急な斜面で、性懲りもなくまたまた尻セードの姫。
でも雪が重くてヤッパリ滑りません。
今度来る時はソリ持参だそうで。(笑)

IMGP5135.jpg




14:45 かもしかリフトの終点地点。
下り乗車はできないので、この先はゲレンデの端っこを下ります。
かもしかコースはリフトの真下を下るため、
上から好奇の視線をビシバシ感じてけっこう恥ずかしい。

IMGP5140.jpg





三本滝レストハウスでトイレに立ち寄りました。
さてここから休暇村方面に行くには、
ゲレンデ右側のユートピアコースに入らなくてはなりません。
このポイントはシッカリ注意してたはずなんですが、
アッサリと間違えてしまいました。

二人がレストハウスを出た時、
後続の登山者がちょうどその方向に下りていくのが見えて、
それに引きずられたというのもあるのですが・・・
でも上ってくる時はクワッドじゃなくてトリプルだったわけで、
↓このクワッドリフトの下を歩き始めた時点で気付けよ! って感じです。

IMGP5145.jpg




結局気付いたのはコースを半分くらい下りてから。
あれ、このリフト・・1,2,3,4・・って4人も乗っちゃってるけど・・・

道・・間違えたんだ・・・

戻るに戻れない所まで下りてきてるし、リフトに乗り直すしかないか!?
ここでスキー場のコースマップを確認すると、
クワッドリフトの乗り場からヨーデルコースですずらん橋方面に戻れそう。

ヨーデルコースに入るとここにも登山者と思われる無数の足跡が。
もしかして皆さんけっこう間違えてるんでしょうか。
それとも初めからクワッドで上がったのかなぁ???
やがて前方にキッズわくわくランドが見えてきました。

IMGP5146.jpg




わくわくランドを横切って車道に出ます。
ここから鈴蘭橋を渡って駐車場へ向かいました。

IMGP5147.jpg




橋の上からは剣ヶ峰の尖った山頂が確認できました。
あそこから歩いて下りてきたんだなぁ。。。
最後は道を間違えてちょっと遠回りしましたが、
思ったより天気にも恵まれて良い山行でした。

IMGP5148.jpg


(終わり)



   先週末キャンプに行ってきました。
   花見キャンプを狙ったんですが、残念な感じでした。




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2013 早春の乗鞍岳 Vol.3

2013年04月13日 07:08

2013.3.23(土)前泊 ~2013.3.24(日)

第4駐車場~休暇村第1トリプル~休暇村第2ペア~三本滝レストハウス~
かもしかリフト~ゲレンデトップ~ツアーコース~位ヶ原山荘分岐~
肩の小屋口~蚕玉岳~剣ヶ峰
~蚕玉岳~肩の小屋口~位ヶ原~
かもしか平~鈴蘭橋~第4駐車場





2013.3.24(日)

乗鞍高原休暇村から3本のリフトを乗り継ぎ、
一気にゲレンデトップまで上がった二人。
スキーツアーコースを辿り、位ヶ原山荘の分岐部までやってきました。
10:19 ここでコースを離れ、広い雪原の広がる位ヶ原へと向かいます。

IMGP5009.jpg




ここまで上がるとさすがに風が強い。
時おり突風が吹き抜けると立っているのが精一杯。
風は雪を吹き上げて所々で渦を巻き、前方の視界を奪います。

IMGP5010.jpg




出だしの急な斜面を越えると位ヶ原の雪原に飛び出しました。
森林限界を越えた真っ白い世界。。。
空に模様を描く雲が何やら凄みを感じさせます。
ここでガスに巻かれたら迷うこと必至でしょう・・・
時々振り返っては戻る方向をコンパスで確認しながら先に進みました。

IMGP5013.jpg




進行方向右手には槍穂が見えて姫の気分も上々♪

IMGP5014.jpg




この辺りは雪に埋もれた乗鞍エコーラインを横切って登るため、
所々にミラーを外したカーブミラーの支柱がポツンと立っています。
以前に初夏の大雪渓から位ヶ原を見下ろした際には、
眼下に広がるハイマツ帯とその中を縫うように走る道路が印象的でした。

IMGP5024.jpg
                               (奥に見えるのは高天ヶ原2,829m)




足元の雪面は風で硬く締り、トレースはほとんど残りません。
場所によっては氷化してツルツルに滑ります。
斜度が緩やかなので何とか登っていけますが、
そろそろ滑り止めがないと厳しい感じになってきました。
それにしてもこの景色、このスケール・・・凄いです。

IMGP5025.jpg




やがて右手には肩の小屋口のトイレ棟が見えました。
このトイレは冬季閉鎖されているようです。
左上には見える白いドームは摩利支天に建つコロナ観測所。

IMGP5026.jpg




11:07 エコーラインを横切る平坦な場所でちょっと休憩。
パンを食べてテルモスのお湯を口にします。
ここでアイゼンも装着しました。

IMGP5027.jpg




相変わらず風が吹きつける中、立ち止まっていると身体が冷えてきます。
「寒くなるから先に行ってるよ」 と姫は肩の小屋方向へ歩き出しました。
TONOが写真を撮ったりしている間に気付けばあんな遠くに。 ( ̄▽ ̄;
そして先行するスキーヤー2人も視界から消えました。

IMGP5028.jpg




慌てて全速で姫の後を追います。
この後で姫が振り返って撮った写真を見ると後方の人影は1つ2つ。
(リサイズする前の写真じゃないと判読不能ですが ^^;)
ちょっと前に15人ほどの団体が下山するのを見た後は、本当に人が少なくなりました。
さて写真中央部分の潅木が生えたところが位ヶ原の突端部で、
ツアーコースから急斜面を登ってあの突端部に飛び出しました。
突端部分からここまでは距離にして1~1.5kmといったところか。

DSCF4349.jpg




この先傾斜が強くなり直登するには厳しい。
朝日岳の山腹をトラバースする様なトレースに合流することに。

IMGP5029.jpg




この日、位ヶ原山荘の宿泊組が通ったのか、
まだ新しい無数のトレースが残されていました。
上の方はけっこう傾斜がキツイ。

IMGP5035.jpg




先行していたスキーの二人は直登するようです。

IMGP5033.jpg




高度が上がると眼下に肩の小屋が見えました。
初夏に来た時に肩の小屋を経由して登った事を思い出します。
↓ 左は東大宇宙線研究所、右が肩の小屋で、その上がコロナ観測所。

IMGP5047.jpg




トラバースが終わると硬い雪面に変化し、1歩1歩確実にアイゼンを効かせます。
美しいシュカブラが風の強さを物語っています。

IMGP5050-2.jpg




所々に見える氷化した雪面はアイゼンが噛まないくらい硬い。
不用意に足を乗せれば滑落の危険もあります。
ピッケルに持ち替えなかった事をちょっと後悔しつつ上りました。
この雪面の感じはGW頃の富士山の九合目以降によく似ています。

IMGP5055.jpg





そしてついに稜線に上り詰めました。
ここは朝日岳と蚕玉岳のコルの部分。3,000m級の稜線です。
(実際には2,950mほどですが、ほぼ3,000と言う事で ^^;)
左手にはようやく剣ヶ峰の姿・・・そのピークに建つ奥宮を確認できます。

IMGP5059.jpg




まずは蚕玉岳への上り。
その西側は強風で雪が飛ばされ地面が露出しています。

IMGP5061.jpg




12:26 蚕玉岳(コダマダケ)2,979m のピーク。
背後に聳えるのが剣ヶ峰・・もうすぐそこです。

IMGP5066.jpg




写真だけ撮ったら剣ヶ峰直下の斜面に向かいます。
ほぼ夏道と同様のルートで上れますが、
岩の間を埋めた雪の存在がかえって登り易くしています。

IMGP5067.jpg



そしてついに剣ヶ峰の山頂! 3,026mのピークです。
登り易い乗鞍岳とは言えこの時期に3,000m峰を踏んだのは初めて。
ちょっと嬉しいかも。

IMGP5070.jpg


 (続く)



   今日は朝から良い天気ですね~
   ウインドマスターを持ってキャンプに行ってきます♪





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2013 早春の乗鞍岳 Vol.2

2013年04月11日 07:16

2013.3.23(土)前泊 ~2013.3.24(日)

第4駐車場~休暇村第1トリプル~休暇村第2ペア~三本滝レストハウス~
かもしかリフト~ゲレンデトップ~ツアーコース~位ヶ原山荘分岐

肩の小屋口~蚕玉岳~剣ヶ峰~蚕玉岳~肩の小屋口~位ヶ原~
かもしか平~鈴蘭橋~第4駐車場





*ゲレンデ、駐車場、リフトの正確な位置関係は、
 アルプス観光協会の "乗鞍高原散策マップ" が分かりやすいです。



2013.3.24(日)

白骨温泉の丸永旅館に宿泊した二人。
朝起きると外はドンヨリとした曇り空。
この日の予報では松本辺りは午後から雨!?になるらしい。
山の上と下では天気も違うけど、昨日の様な快晴は期待できなさそう・・・
とりあえず行ってみて、ガスって視界が悪くなったら即座に撤収ですな。

6時前に二人で露天風呂に行ってみましたが、
まだ誰もいないと思いきや、何人か先客(女性も)がいて驚。
スノーシューハイクの人も泊まっていて皆さん早起きです。
誰もいなければ写真を撮ろうと思っていたのですが・・・ちょっと残念。


さて宿の朝食は本来7時半~ですが、
リフトの始発に間に合わせるために15分ほど早めてもらいました。
山服に着替え準備をして、食堂へ向かいます。
朝食はちょっと物足りない感じでしたが、ヘルシーメニューという事で。(^^;

IMGP2175.jpg




朝食後トイレを済ませたら出発です。
見送ってくれた女将さんが、
「ここは谷間なので乗鞍の方は晴れてくるかも知れませんよ」 と。
その言葉通り乗鞍高原に入ると青空も見えてきました。

IMGP4977.jpg




8:05 予定より早めに駐車場に到着。
駐まっているのはまだ数台のみで、ガラ~ンとしています。
これだけ空いてるとどこに停めようか逆に悩みますな。(^^;

IMGP4978.jpg




8:23 休暇村第1トリプルリフトの乗り場です。
リフトには先客が1名。
2人はその後に並びリフトが動くのを待ちます。

IMGP4980.jpg




リフトはほぼ定刻に運転開始。
高度が上がると正面には真っ白い乗鞍岳。。。
上空に青空は見えるけど天気はもつのだろうか・・・
あの広大な雪原でガスったら完全にホワイトアウトだ。
一抹の不安を胸にリフトは着実に高度を稼いでいきます。

IMGP4984_20130410131804.jpg




リフトを2本乗り継ぐと標高は1,800m。
次のかもしかリフトまでは100mほど歩きます。
右前方には三本滝レストハウスが見えてきました。
そしてこの雪の下は乗鞍エコーラインと言うことですね。

IMGP4987.jpg



IMGP4989.jpg
この先にトイレはないので、
レストハウスで済ませておきます。
入口の右横に立つ黄色いポストは
登山届の提出箱でした。
ここで事前に用意した届けを
投函(?)しました。




3本目のかもしかリフトはゲレンデの真横をいきます。
ゲレンデの端っこには歩いた痕が残っていました。
すでにこの時間に下山してくる人もチラホラ見かけましたが、
皆さん大きなザックを背負っていて、
上で山荘に泊まったかテントを張ったんでしょうか。
前日はさぞかしイイ景色を見れたことでしょうね。

IMGP4990.jpg




8:59 ゲレンデトップに到着しました。
ここまで来るとすでに標高2,000m。
乗鞍岳は3,000m峰ではありますが、ここからの標高差は1,000mちょっと。
この時間からでも十分日帰り可能です。
7~8人が準備中でしたが、スキーヤーとボーダーが大半。
この時点では純粋な山登り組は2人の他には女性の単独行のみ。

IMGP4991.jpg




さてここから先はスキーツアーコースを辿ります。
シールを貼ったスキーヤー、
スノーシューを履いたボーダーが先行していきました。
2人はまずは滑り止めは無しで歩き始めます。

IMGP4992.jpg




最初の斜面上部はけっこうな急斜面。
雪が硬めでステップを切り難いので1歩1歩慎重に上ります。

IMGP4993.jpg




この斜面が終わると斜度が緩み楽になります。
右へ左へ曲がりながらツアーコースを辿って高度を上げて行きます。
乗鞍岳が大分近づいてきましたが、目指す剣ヶ峰はどれでしょう・・・(^^;

IMGP4999.jpg
                        (剣ヶ峰は山陰に隠れて見えていません)




位ヶ原山荘との分岐部が見えてきました。
風を避けるように左の木々の陰にテントが張ってあります。

IMGP5004.jpg




この先はツアーコースの様な明確な道はありません。
ここまでならホワイトアウトしても道なりに戻れますが、
この先に足を踏み入れればそうはいきません。

IMGP5005.jpg




正面からは時おり強風が襲ってきます。
アウターの下に保温着を着込み、フードも被ったらイザ!
トレースは風が消してしまうのか、まっさらな雪面に足跡を刻んでいきます。

IMGP5006.jpg


 (続く)



   桜前線は日本列島を北上中。
   東北の桜はこれからですね。







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2013 早春の乗鞍岳 Vol.1 温泉編

2013年04月09日 19:14

2013.3.23(土)~24(日)

白骨温泉に前泊して早春の乗鞍岳に登ってきました。
この時期は位ヶ原山荘が営業しているので、
山荘に宿泊して満天の星空とか朝焼けとかを見たかったところですが、
3日前に電話するとその日は既に満員だとの事。

位ヶ原の辺りでテントを張ろうかとも思ったのですが、
姫は風邪が治ったばかりですし無理は禁物。

・・・で、急遽近くの温泉宿を検索。
白骨温泉か乗鞍温泉で、できれば混浴希望。(笑)
すると、白骨温泉に一軒見つけました♪
以前、日帰り入浴で訪れたことのある宿です。




2013.3.23(土)

この日は白骨温泉に泊まるだけなので、ゆっくりと出発。
途中でお昼を食べたりしながら、松本ICを降りたのは14時過ぎ。

時間はまだ早いし、宿に行く前にMt.乗鞍スキー場の偵察に行くことに。
乗鞍岳は初夏に一度登ったことはあるけど、
スキー場については全く情報を持ってないので、
車をどこに停めて、どのリフトに乗れば良いのかまるでわからない。
事前に調べた先人達の記録を見ると、休暇村の駐車場に停めるらしいが・・・

県道乗鞍岳線を道なりに上がると休暇村で突き当たり。
その先のエコーラインはまだ雪に埋もれていました。
いずれにしてもエコーラインは通年マイカー規制されていますから、
雪があってもなくても車はここまで。

ただ上がって来たのは良いけどリフトは全く見当たらず。
100mほど戻るとリフト乗り場が見えたので、
近くの駐車場に停めてチケット売り場で情報収集。

IMGP4958.jpg




ゲレンデトップまで行くのに乗り継ぐリフトは、
休暇村第一トリプル~休暇村第二ペア~かもしかリフト。
リフトはそれぞれ1回券(400円)が必要で、3本乗り継ぐと1,200円。
営業開始は朝8:30からで、下りの乗車はできない。
とりあえずこれだけ分かれば十分。
1回券をそれぞれ3枚ずつ購入して車に戻りました。

img_map.jpg




駐車場からチケット売り場までは徒歩3分ほど、
始発のリフトに乗るには駐車場に8:15分頃に着けば大丈夫でしょう。
あとは宿~駐車場までの所要時間か。

IMGP4959.jpg




ナビに入力して宿を目指します。
観光センターの十字路を左に入り山道をクネクネ。
細いトンネルを抜けて下って行くと白骨温泉に入ります。
宿は温泉の中心地からは外れていてこちらから向かうと最も近い。
休暇村の駐車場からは15分くらいでした。

IMGP4960.jpg



ここは全11部屋の小ぢんまりとした宿で、
チェックインして案内されたのは6畳一間の小さな部屋。
ちょっと手狭な感じはしましたが、コタツがあって居心地は良い。
ちなみにこの部屋が宿で一番狭い部屋とのこと。

IMGP4963.jpg




部屋で一息ついたら浴衣に着替えて風呂へ向かいます。
お風呂は男女別の内湯と混浴の露天風呂。
それぞれの内湯から直接露天風呂に移動できる構造です。

IMGP4968.jpg




内湯は宿と同様に小ぢんまりしていますが、
硫黄の香りの白濁の湯が掛け流しされ、
木製の湯船には堆積物が付着していてイイ雰囲気。
硫黄の香りに包まれながら適温のお湯に浸かります。

IMGP2168.jpg




暖まったら掃き出し窓から混浴の露天風呂へ。
窓は新しくなり開け閉てが容易になっていました。
以前波打って足を取られた浴槽の床は平になり、
横には前にはなかった板張りの囲いが!
女性用の内湯からはこの中を通ってアクセスできます。
バスタオル巻きもOKなので、かなり混浴のハードルは低く、
姫の他にも数名の女性(タオル巻きです)が入浴されていました。

IMGP2169.jpg
                            (写真左側が女性用の通路)



また以前は湯温が低くて冬場はちょっと厳しい感じでしたが、
湯船の奥の方では底から熱いお湯が湧き出しており、
40℃くらいのイイ温度になっていました。
湯船の中には漬物石調のコンクリートが数個沈んでいて、
腰掛けるのにちょうど良い高さ。
これに腰掛けるとお尻が熱くならずにすみます。
長湯するには本当に良い湯で、露天風呂と内湯を行ったりきたり。
他の入浴客と話をしながら2時間ほど過ごしてしまいました。(^^;

IMGP2172.jpg
       (夜の露天風呂はフラッシュを使うと湯気が凄いし、使わないと真っ暗だし)




風呂から上がるとすぐに夕食の時間。
山の幸を中心とした素朴な田舎料理です。
岩魚の塩焼き、鯉の甘露煮、鯉の洗い、信州豚の陶板焼き、
手打ち蕎麦、桜肉の刺身等々・・・
鯉の甘露煮が美味しくて、皮まで完食でした。(^^;

IMGP4970.jpg



夕食後再び風呂に入ると夜空には星が煌いていました。
予報では翌日の天気はユックリ下り坂。
「明日は午前中だけでも晴れてくれないかなぁ・・・」
真っ白い乗鞍の頂に立てることを祈って部屋に戻り就寝。




さて白骨温泉の中で混浴が楽しめるのは、この丸永旅館と泡の湯だけ。
その意味でTONO的には貴重な宿でしたが、(笑)
鄙びた内湯はそのままに露天風呂が改装されたことによって、
一層快適に混浴を楽しめるようになりました。
しかも高級旅館が多いイメージの白骨温泉の中にあって、
比較的お手頃な値段で宿泊できる穴場の宿です。
館内も改装されて清潔な感じになってますし、
機会があれば是非また再訪したいと思いました。

IMGP4969.jpg


 (続く)



<追記>

露天風呂でお話させていただいた中に新富士バーナーの方がいらして、
二人がよく山に登るという話をしたところ、
「4月から発売予定の新しいガスストーブを使ってみませんか」との事で、
何とウインド・マスターを頂いてしまいました。
まだ発売前の新製品という事でちょっと興奮でした。

自宅で使った感じではその名の通りかなり風に強そう。
フィールドで使用してみてその使い勝手をレポしたいと思います。
本当はすぐにでも山に持ち出して使ってみたかったのですが、
ここのところ2週連続して週末の天気が駄目駄目だったので、
今週末こそは・・・と狙ってます。

IMGP5157.jpg




   露天風呂は常時人がいてほとんど写真は撮れず、
   あっちのブログへのアップはありません。m(_ _)m



  



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2013 残雪の谷川岳 Vol.3

2013年04月04日 06:38

2013.3.17 (日)

9:27天神平スキー場~10:22熊穴沢避難小屋~10:50天狗の溜まり場11:02~
11:22天神ザンゲ岩~11:35肩の広場~11:41トマの耳~
11:56オキの耳12:02~12:15トマの耳~12:19肩の広場~
12:57熊穴沢避難小屋~13:37天神平スキー場






天神尾根で谷川岳を目指した二人。
快晴の空の下、トマの耳を越えオキの耳に登頂しました。

DSCF4292.jpg
                        (この人、髪が伸びましたな~ ^^;)



山頂からは絶景が広がります。
万太郎山へと続く稜線、深く切れ込む万太郎谷と幾つもの沢。
夏には緑豊かなたおやかなラインを描く稜線は、
積もった雪を風が削りシャープなラインへ変身しています。

IMGP4831.jpg IMGP4830.jpg





さらに左へ視線を移すと、トマの耳には10人ほどの登山者。
厳冬期を除けばここは人が絶えない人気の頂ですね。

IMGP4833.jpg





12:02 しばし山頂からの眺望を楽しみトマの耳へ戻りましょう。

IMGP4845.jpg
                              (オキの耳からトマの耳へ向かう)




この日は春が近いことを感じさせる1日でしたが、
こんなガチガチに凍り付いた岩を見ると、まだまだ冬ですね。

DSCF4287.jpg




そして稜線の東側には大きな雪屁。
どこからが雪屁なのか・・・
近づかないに越したことはないでしょう。

IMGP4818.jpg




12:16 トマの耳を通過して肩の広場へ。
ここは天気がイイと長閑な場所です。

IMGP4858.jpg



IMGP4861.jpg

肩の広場の特徴的な指導標。
視界不良時にはこれが頼りになります。
書かれた文字が手書き風で
なかなかイイ味を出してます。

厳冬期にはモンスターに変身しますが、
春を前に海老の尻尾も控え目ですね。



広~い斜面を下ります。
こんな晴れた日は開放的で気持ちのイイ場所ですが、
以前ここでホワイトアウトしそうになった時は怖かったです。

IMGP4867.jpg




雪が落ち着いた残雪の山は、無雪期と比べるとはるかに下りやすい。
あっと言う間に天神ザンゲ岩を過ぎて、天狗の溜まり場です。
振り返ると紺碧の空に谷川の大斜面。。。
この超絶コントラストが凄いです。

IMGP4878.jpg




ターン毎に嬌声を上げて滑り降りるスノーボーダー。
さぞかし至福の時間を味わっているんでしょうねぇ。。。
この雪、この斜度なら自分もスキーで滑れそう。
う~ん、やってみたい。

IMGP4879.jpg




・・・で、姫は尻セードを始めますが、
この人、ヒップソリで谷へ落ちそうになった前科者だし、
ここも左右にズレれば落ちちゃいそうで、TONO的にはヒヤヒヤ。
でも雪が重くてほとんど滑らず、安心して見てられました。(笑)

IMGP4897.jpg




おっ! 谷間の平坦地に巨大な煙突が見えます。
関越トンネルの空気孔ですね。
この煙突の真下が関越道かと思いきや、
地図で確認すると実際は500mほど東側を通っているようです。

IMGP4900.jpg




12:57 熊穴沢避難小屋を通過します。

IMGP4903.jpg




上りで巻いた小ピーク(熊穴沢ノ頭?)ですが、
下りでは尾根通しに行ってみました。

IMGP4908.jpg




ピークの上からは先ほどのBCツアーの一団が沢沿いを下っているのが見えます。
周囲の山肌にはクラックの様なものもありますし、雪崩たら怖いですね。

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この小ピークからの下りが結構な急斜面で、雪がグズグズ状態。
ここで先を行く男性が足を滑らせ尻餅をつき、10mほど滑落。
巻き道との合流点で止まり事なきを得ましたが、ちょっと緊張するシーンでした。

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少し行くと例の急斜面のトラバース。
雪の状態によっては下りではちょっと怖いところですが、
この日何人もが歩き階段状となり、上りでは大したことありません。

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そしてMHWのテントが張られていた場所です。
すでに撤収されていましたが、随分狭い所に張ってたようで、
この床面積じゃキチンとは張れなかったでしょう。
あのシワシワ状態のテントの理由がわかりました。
雪洞は中を覗いて見ましたが、人が入って利用したんですかねぇ・・・
狭い所が苦手なTONO的にはとても中には入れません。(^^;

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ここでアウターを脱いで体温調節。
この先はアイゼンも不要なので外しました。
外すと足が軽い軽い♪  軽快に下って行きます。
アイゼンって雪山では必需品だけど、やはり足かせですよねぇ。

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田尻尾根の平坦部分まで来ました。
この時間も相変わらずの安定した青空。。。
眺望も悪くないし、ここで日向ぼっこも悪くないですね♪
この天気ならロープウェイを使わずに、田尻尾根を下っても良かったかな。

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田尻尾根を乗っ越してゲレンデの横を下ります。
出だしはけっこうな急斜面。
こういう所はヒールで雪を削るようにしながら下ると楽ですが、
足跡が無数にあって硬い所、柔らかい所が入り混じりやけに歩き難い。

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13:37 無事ロープウェイ駅まで下りてきました。
駅の前には数名の観光客と下山してきた人たち。
ゲレンデを滑る人影は本当に少ないですな。
トイレに寄ってゴンドラで土合口に下りました。

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さて今回は残雪期の谷川岳でしたが、
二人にとってこの山は多く登っている山の一つです。
無雪期は2回(天神尾根1回、西黒尾根1回)登頂。
積雪期は4回チャレンジ(全て天神尾根)して "トマの耳" 止まり。
今回は積雪期としては5回目の挑戦で、ようやく "オキの耳" まで行けました。
嬉しいと言うよりようやくノルマを果たした感がありました。(^^;

冬の谷川岳と言うと天候が不安定で豪雪地帯ですが、
3月も中旬にはいれば雪も落ち着き登りやすくなります。
この日の様に安定した晴れの1日に登れば、
雪山ならではの青と白の超絶コントラストが堪能できます。

首都圏からアクセスが良くて、ロープウェイを使って手軽に登れて、
その割りに眺望が最高で、基本的に尾根を行くので雪崩の危険も少ない、
おまけに百名山・・・とくれば人気がない方がおかしいですが、
この日の天神尾根には行列ができ、山頂には常時10人前後の登山者。
この山の人気の高さをあらためて認識することとなりました。

・・・って他人事の様に言ってますが、
そういう自分も7回行ってますから、この人気を支える一人な訳で。(^^;

谷川岳・・・四季を通じて楽しめる良い山ですが、
やはり人が多いのが玉に瑕か。(笑)


 (終わり)



   自宅の周りはもう桜が散り葉桜になりつつありますが、
   これから咲くところもあるし、しばらく桜のバナーでイケるかな。







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