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2010 那須三本槍岳 Vol.2

2012年06月06日 19:39

2010.5.22(土)

峠の茶屋~峰の茶屋~朝日の肩~三本槍岳と歩いた二人。
山頂からの雄大な展望を見ながら、お昼を食べて休憩しました。







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  12:37 そろそろ戻りましょう。
  往路を辿ります。




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  北温泉分岐~清水平を過ぎると、
  前方に1,900m峰が見えてきました。

  13:10 リハビリ中のTONO的には、
  この階段が辛かった~
  問題のふくらはぎは痛くないんですが、
  やはり身体が鈍っているようで。



階段が終わると、なだらかな稜線歩き。
朝日と茶臼・・・左手に対照的な二つの峰を望みながら進みます。
北八ヶ岳の東天狗と西天狗にも似ています。

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                       (男性的な “朝日岳” と 女性的なシルエットの “茶臼岳”)





午後になって少し風が出てきました。
爽やかな5月の風を感じて、稜線を行きます。
右手には、大峠~流石山~大倉山~三倉山と続く稜線が誘います。
こっちもいつか歩いてみたいです♪

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やがて前方の茶臼が大きく見えてきました。

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                                     (1,900mピーク付近を行く)





"朝日の肩" へ向かい下って行きます。

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13:34 朝日の肩に到着。
ベンチがあり、休憩するのに丁度良い場所です。
ここにザックをデポします。

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13:35 軽快に朝日岳へ向かいます。

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13:40 5分ほどで、朝日岳山頂に到着!

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                                       (後方は “茶臼岳” 1,915m)





薄雲りの天気ですが、爽快な気分を味わえます。

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眼下に、登ってきた道路、駐車場、ロープウェイ駅などが確認できます。

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駐車場へズームイン!
お~っ! 自分の車が確認できました。

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11:51 そろそろ戻りますか。

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茶臼岳方面を見ると、登ってきた登山道が良く分かります。

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14:03 朝日の肩でザックを回収したら、下山開始です。

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岩棚のトラバース。

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岩の稜線を辿ります。

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標高差300mを4分で結ぶ “那須ロープウェイ”。
ロープウェイを下りれば、山頂駅から茶臼岳山頂までは30~40分です。

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峠の茶屋~峰の茶屋の登山道の下は、大きく岩が崩落しているのが見えました。
崩落が進行すると、やがて登山道も崩れ落ちる!?

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剣が峰の東側を巻いて行きます。

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14:25 残雪のトラバース。

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14:34 登山者で混雑する峰の茶屋を一気に通過。

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15:00 登山口に戻ってきました。

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15:03 駐車場です。
大分車は減って、駐車スペースはたくさん空いてました。

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簡単に着替えて駐車場を後にします。
15:33 道路脇に咲く綺麗なツツジに誘われ、車を停めて辺りを散策。

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レンゲツツジが満開ですなぁ。

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こちらはピンクのツツジ。

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道端にはタンポポが、逞しく花を咲かせてました。

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フ~ッ!
子供の頃、タンポポの綿毛を見ると必ずやってました。
でも二人とも、もう40過ぎてますからねぇ・・・ (^^;

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派手なタンポポの陰で、ひっそりと咲くタチツボスミレ。
目立たないけど、よく見ると綺麗な色です ♥

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一面の綿毛のタンポポだ~!

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でも近づいて見ると、だいぶ綿毛は飛んでしまっていますね。
さて道草はこれくらいにして、そろそろ宿に急ぎましょう。

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17:06 この日の宿 "大出館" に到着です。
温泉成分で黒く変色した“日本秘湯を守る会” の提灯が迎えてくれました。
さて 「白と黒」 混浴のお風呂が待ってます ♥

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 (終わり・・・大出館の記事はあっちのブログで探して下さいませ)


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2010 那須三本槍岳 Vol.1

2012年06月05日 06:53

群発頭痛でどこにも行けてないので、過去記事の引越しをします。
2年前に行った那須三本槍岳の記録です。


この年のGWに痛めた左ふくらはぎも大分良くなり、(北穂の下りで痛めた脚です^^;)
リハビリを兼ねて "那須岳" に登ってみることにしました。

峠の茶屋から、ふくらはぎの状態をみながら、"峰の茶屋" まで行き、
大丈夫そうなら "三本槍岳" までのピストン。
途中で駄目そうなら "朝日岳" まで。
もし早々に駄目なら・・・
"茶臼岳" まで行って、帰りはロープウェイで撤収~ ってことで。 (^^ゞ






2010.5.22(土)

さてこの日は、4時に家を出て、遅くとも8時には登り始めるつもりでしたが・・・
東北道で、事故渋滞が発生! しかも2件!!

・・・無意味な時間が流れていきます。


事故って多いですよね・・・
最近は2回に1回は事故に遭遇してる気がします。
どういう状況で事故が起こってるんでしょう・・・

交通事故白書なるものは公開されていますが、
もっと各ケース毎に、具体的に知りたいところです。
そうすれば、他山の石、反面教師として、注意できるってもんですけどねぇ。

・・・

・・・



そんなこんなで、"峠の茶屋" に着いたのはもう9時半近い時間でした。

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                                (峠の茶屋 大駐車場)




すでに駐車場は満車で、停められそうなスペースもほぼ車で埋まってます。
駐車場の入口近くに、かろうじて駐車スペースを確保しました。

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                                (駐車場は無料です)





9:52 トイレを済ませたら、駐車場を出発。
快晴とはいかないまでも、ちょっと青空も見えて、まあまあの天気。
ただ気温が高く、風もないので、歩くと暑いかも。

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9:54 那須岳登山口です。

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新緑にはまだ早い頃、色彩の乏しい荒涼とした登山道ですが、
山桜が文字通り花を添えます。

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10分ほどで樹林帯を抜け、
右手に朝日、左手に茶臼を望みながら登っていきます。

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                                (右手に勇ましい朝日岳)

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                       (左手に茶臼岳を望み、峰の茶屋へ向かう)





10:29 40分ほどで峰の茶屋に到着。
茶屋と言う名前が付いてますが、無人の避難小屋があるだけです。 (^^;
ここは風の通り道になっていて、信じられないような強風が吹きます。
過去には、登山者が風に飛ばされて遭難した事もあるらしい。(驚)

前回来た時は、もの凄い風の洗礼を受け、真直ぐ進めないほどでしたが、
この日は無風と言っていいほど、穏やかでした。

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さて今のところ、ふくらはぎに痛みはなく快調です。
10:31 水を飲んで先へ進みました。
正面の "剣が峰" は、東側から巻いて行きます。

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10:33 すぐに短い残雪のトラバース。

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ステップは切ってありますが、慎重に通過。

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10:35 続いて、さっきよりちょっと長めのトラバース。

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この辺から朝日岳にかけては、荒々しい岩稜帯の景色となります。
ニセ穂高と呼ばれる所以ですね。

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前方の稜線に目を凝らすと、登山者が確認できます。

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岩場の急登ですが、ほとんど石段調です。(^^;

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前に登った時は風が強くて、この鎖が頼りになりました。

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10:54 続いて岩棚のトラバース。
左側は下まで切れ落ちていますが、
鎖もあるし、足場もしっかりしているので、特に問題ありません。

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10:58 "朝日の肩" の付近。
この時点でTONOのふくらはぎはまだ大丈夫。
朝日岳は帰りに寄ることにして、予定通り三本槍岳へ向かうことに。

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11:03 少し休んで出発しました。 

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11:09 "熊見曽根" の標識。
ここで "隠居倉" への道を左に見送ります。
'08年11月は、吹雪で三本槍をあきらめ、
ここから "隠居倉" を経由して "三斗小屋温泉" へ下りました。 三斗小屋温泉

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振り返ると、朝日岳の頂上にいる登山者が見えました。

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稜線を辿り、なだらかに上っていきます。

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11:17 1,900mピークを通過。

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11:20 "清水平" へ向かって長い木段を下ります。

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11:27 清水平の湿地帯。
木道が敷かれ、開放的な気持ちの良い場所です。

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11:34 ハイマツとクマザサが生い茂る道を進みます。

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北温泉への分岐を見送り、コルへ下ります。
11:51 三本槍岳はもう目の前です。

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                        (コルから正面の三本槍岳に向かいます)





整備された登山道をグングン登っていきます。

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やがて傾斜が緩み、なだらかに道を辿っていくと、広いピークに到達しました。
12:04 三本槍岳頂上(1,917m)です。

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三本槍岳は那須連峰の最高峰で、福島と栃木の県境に位置しています。
"槍" の名前からは、切り立った険しい峰を想像させますが、
実際はたおやかで、どっしりとした山でした。

三本槍岳という名前は、会津藩、白河藩、黒羽藩の三藩が
毎年、山頂に槍を立てて藩の境界を確認したことに由来すると言われています。




山頂は大勢の登山者で賑わっていましたが、
なんとか場所を見つけてランチタイムにしました。

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 (三本槍岳 Vol.2 へ続く)


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2008 那須 "煙草屋旅館"

2010年11月29日 21:07

2008.11月 下旬

"峠の茶屋" から山に入った二人。

今夜の宿、三斗小屋温泉 "煙草屋旅館" に到着しました。

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当初の予定を変更して早く着いたため、まだ誰もいない様子。

宿の周辺は、ひっそりと静まり返っていました。



受付を済ませ部屋へ。

"旅館" と名前が付いてはいますが、 "山小屋" に毛が生えたくらいかな。

北八の "本沢温泉" と良い勝負か。



玄関近くの土間にストーブがあるだけで、

基本的に部屋には暖房はありません。

部屋の寒さは山小屋を凌駕するかも。 (^^;



先着順で "練炭コタツ" を借りれるとのこと。(有料) 

これはマストアイテムでしょう。 

早速入れてもらいました。 (^^v



部屋着に着替え、露天風呂へ。

一旦サンダルに履き替え外に出て、50~60mほど歩きます。

脱衣所は男女共用でドアも無いですが、雨風は凌げ目隠しにもなります。



湯船は2つに区切られており、小さい方にお湯が注がれていました。

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写真のグレイのシートの下に給湯口があり、この周囲にいれば快適です。

大きい湯船は小さい方と穴でつながっているが、かなり温~い。 ( ̄ー ̄;



お湯に浸かっているうちに、再び雪が。

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                         (後方に写っているのが脱衣小屋)


雪が激しくなってきたので、風呂から上がることに。

う~ん、いまいち暖まらないなぁ・・・



部屋に戻り、練炭コタツに入りながらビール。

コタツに入ってると暖か~い



夕食は1階の大広間の様な所で、皆で頂きました。

内容は・・・忘れてしまいました。 (^^ゞ



夕食後、内湯に行ってみます。

湯船が3つ並んでいて、順に湯温が高くなっています。

自分の好きな温度のお湯で、あったまりました。


ここも基本的には混浴なんですが、

男でいっぱいのこの湯船は、さすがの姫も入れません。 (^^;


・・・で、女性専用時間に入ってました。



夜、再度二人で露天風呂に行ってみましたが、

あまりの寒さに脱衣所で撤収。

しかも戻る途中で、TONOは足を滑らせ雪の上で転倒。

踏んだり蹴ったりです。  (T_T)



部屋に戻ると寒~い。

夜になり一層冷え込んできたようです。


カーテン代わりに窓にレスキューシートを張って、

練炭コタツに足を突っ込み、布団を何枚も掛けて寝ました。


・・・

・・・
 

翌朝です。

旅館の朝はいつも露天風呂なんですが、

外気の寒さと昨夜の体験からとても行く気になれず、

朝食後そそくさと出発しました。

今日は晴だ。

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昨日のリベンジに、"三本槍岳" まで行きたいところですが、

それほど時間もないので、まっすぐ "峰の茶屋" を目指します。

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今日の "峰の茶屋" は、全くと言っていいほど風がない。

ここは常に風が吹いてるイメージですが、こんな日もあるんですね~

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                         (左は "剣ヶ峰"  右は "朝日岳" )


"峰の茶屋" から "峠の茶屋" に向かい下って行きます。

"茶臼岳" がきれいに見えます。

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30分ほどで "峠の茶屋" に到着です。



思ったよりも早く着いたので、 "弁天温泉旅館" に立ち寄ることに。


"ボルケーノ・ハイウェイ" を少し下った左手の看板を目印に入ります。

細い道を下った突き当たりに、古びた旅館がありました。




受付をして風呂へ。


まず内湯に浸かるが異常に熱い。 ( ̄▽ ̄;)!!

とても長湯はできず、すぐに露天風呂へ移動。



二つの岩風呂と、三つの小さな湯小屋にそれぞれ湯船が一つずつ。

奥の露天風呂がぬる温で、雰囲気も良かった♪

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  一方、湯小屋の湯船は、

  二人にとってはけっこう熱かった~ ( ̄ー ̄;

  二人で密着して入るには良いんだけどね~


  こっちのブログで出せるギリギリショットです。(笑)




この間、誰も入浴客はいませんでした。

"大丸温泉旅館" の影に隠れ、穴場的な温泉かも。


 (終わり)


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2008 那須 "三斗小屋温泉" を目指して

2010年11月27日 10:01

2008.11月下旬 

"日光白根山"の本編を作成しようと思ってたんですが… 

最近腰痛のため長く座ってられないので、

過去記事の引っ越しで手抜きさせて頂きます。(^^ゞ


那須の "三本槍岳" を目指し、敗退した時の記録です。








朝8時に "峠の茶屋" の駐車場に到着。

駐車している車は数台。

天気は 積雪10cmほど。



アイゼンを付けている人もいましたが、とりあえず登山靴のまま出発。

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                            (積もりたての雪は白~い ^^)


雪を踏みしめ快適に登っていくと、左手に "茶臼岳" が見えてきました。

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この辺りから風が強くなり、時折突風で前に進めないくらい。

やがて "峰の茶屋" の避難小屋が見えてきました。

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"峰の茶屋" は風の通り道で、人が飛ばされたと言うほどの強風が吹きます。

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小休止のあと、"朝日岳" 方向へ進みます。

"剣ヶ峰" を巻く部分は吹き溜まりで、踏み抜くと膝上まで埋まります。

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吹き溜まりが終わると、また風の通り道。

前を行くおじさんのニット帽が飛ばされ、TONOが1度拾ったものの、

渡した後で再び飛ばされ谷底へ。

「さようなら~



ここから、石段と鎖の急登。

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黙々と登ると、次は鎖の付いた狭いトラバース。

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トラバースが終わって少し登ると、 "朝日の肩" 。

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この辺りから何やら天候が怪しくなってきました。

今回は "朝日岳" には登らず、先を急ぎます。



"能見曽根分岐" への途中で、簡単に食事を済ませます。

そうこうしているうちに、ガスがかかり雪もチラついてきました。

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とうとう "能見曽根分岐" に着く頃には、吹雪に近い状態。

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ここで予定を変更。

"三本槍岳-大峠-三斗小屋温泉" の計画ですが、まっすぐ "三斗小屋温泉" へ向うことに。

姫も完全防備ですな。

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ところが "能見曽根" を過ぎて "隠居倉" に着くと、

雪は止み雲の切れ目から青空が覗いてきました。

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やっぱり、先に進めば良かったか・・・(ちょっと後悔)

しかし今更登り返す気もなく、そのままサッサと "三斗小屋" に向かいます。

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もう気分はすっかり、温泉 です。(笑)



 (煙草屋旅館 へ続く)


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