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2013 乙女森林公園第2キャンプ場 後編

2013年06月02日 06:07

2013.5.19(日)

御殿場ICからほど近い乙女森林公園キャンプ場にやってきた二人。
噂通り御殿場の夜景と富士の展望が素晴らしい所でした。
野鳥の囀りで目を覚ますと、外は仄かに明るい。

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テントを抜け出しまだ眠りから覚めないキャンプ場のトップに行ってみます。
高台からはまだ明りが残る市街地の向こうに大きな富士山。
麓には雲がたなびき、風の無い静かな朝です。

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さてこの高台は箱根側キャンプサイトの斜面の直上になり、
通路を通らず直接サイトに移動することもできます。
ただそこそこ急な斜面なのでサンダル等では厳しいかも。

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テントに戻りコーヒーを淹れて、意味も無く焚火をしながら、
徐々に変化する空を見詰めます。
次第に空がホンノリとオレンジ色に染まってきました。
富士山も染まるんじゃないかと期待しましたが、
この後は普通に明るくなってしまいました。

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今さらですがこのキャンプ場内の施設を簡単に説明。
ここは御殿場市営の施設で、開業はいつなのか不明ですが、
管理棟、テントサイト、コテージ、トイレ、炊事場、シャワー室と、
いずれもまだ新しい感じで奇麗です。
ただゴミは各自で持ち帰りのため、ゴミ捨て場がありません。
炊事場の奥に燃えカスや灰の入ったバケツがあったので、
灰だけはそこに捨てさせてもらいました。

キャンプサイトはAC電源付きで、各サイトに給排水設備もあるのですが、
この流しは飲料水専用に使って、洗い物は炊事場を使うようにとの事でした。
落葉や小石ですでに排水口が詰まり気味になっていたので、
ここで洗い物をすると食べカスなどで本当に詰まるんでしょうか。

敷地内には乙女峠に向かうハイキングコースの入口があり、
朝10人ほどの若者がザックを背負ってここを通って行きました。
乙女峠~金時山でも行ったんでしょうか。
TONO的には "フォレスト乙女" に行ってみたかったのですが、
姫は全く興味を示さず結局行かずじまい。(^^;

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  1|2  1:コテージは大小あわせて11棟
  3|4  2:トイレは水洗、ウォシュレット付
  5|6  3:フォレスト乙女の入口
  
  炊事場とかシャワー室とかの写真はなし。^^;





完全に夜が明けた後に、姫を起こして朝食の準備。
この日はトラメジーノの片面を使って、ホットケーキを焼いてみました。
ウインドマスターは微妙な火力調節も容易で、キツネ色に焼き上がりました。
メープルシロップとバターをかけて頂きます。
久しぶりに食べたホットケーキはなかなか美味しい。
今後二人のキャンプの定番になりそうな感じ。

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朝食後、姫はシャワー室に出かけていきました。
TONOは残った薪を燃やし切りながら、少しずつ物を片付けます。
姫が帰ってドライヤーで髪を乾かしたらテント、タープを撤収。
この週末の天気予報は曇/雨な感じでしたが結局雨は降らず、
朝の陽射しでほぼ乾いた状態で収納できました。

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全てを車に積んだら雄大な富士山の姿を見ながら、
御殿場プレミアムアウトレットに向かいました。
でもTONOは特に買うものはなし。
姫の買った物を運ぶポーターと化したのは言うまでもない。
アウトレットって山に行くよりはるかに疲れるんですよねぇ・・・


 (終わり)



   今日は朝からドンヨリとした曇り空。
   涼しくて引っ越し準備作業をするにはちょうどイイか。





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2013 乙女森林公園第2キャンプ場 前編

2013年06月01日 06:09

2013.5.18(土)~19(日)

この日TONOは昼まで仕事。
週末の天気はまあまあだけど快晴と言う感じじゃないし、
「午後から近場にキャンプでも行く?」という事に。

姫はGWに遠見尾根から見た夜景が気に入ったらしく、
夜景の見えるキャンプ場がお望み。
しかも夜は風呂に入りたいし、翌日アウトレットで買い物もしたい・・と。
でも家を出れるのは3時頃だし、1時間くらいで着ける所じゃないとねぇ・・・

そんなワガママな条件を満たすキャンプ場なんてある!?
・・・ ありました! 
前から狙っていたあのキャンプ場。

乙女森林第2キャンプ場 です。

御殿場ICから車で5分とアクセス良好だし、
近くに入浴施設もあるし、御殿場プレミアムアウトレットも近い。
しかも富士山と御殿場の夜景を一望できるらしい。



2013.5.18(土)

土曜日の午後、仕事を終えて帰宅。
キャンプ道具は前日の夜に車に積んであるし、
姫が買っておいた食材をクーラーボックスに入れたら出発。

キャンプ場に着いたのは4時過ぎでした。
まずは管理棟で受付。
クーポンを印刷して持っていくと10%offで、
通常5,000円のところ4,500円とちょっと得した気分。
薪一束500円を買ったので合計5,000円でした。

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                              (サイト間の通路から管理棟を見る)




オートキャンプサイトは管理棟から一段上がった所に13区画。
通路を隔てて富士山側と箱根側に分かれていますが、
どちらからでも富士山と御殿場市街を一望できます。

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指定されたサイトは10番で6×10mほどの長方形の区画でした。
だいぶ剥げてはいますが元は草地だったようです。
隅にベンチと給排水施設が設置してありました。
各サイトの仕切りに高さ1.5mのドウタンツツジが植えられていて、
ある程度プライバシーを保つことができます。

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車を入れて早速テントを設営。
今回はプロモンテVL33とヒルバーグタープ10ULの組み合わせ。
山テントなのでスペース的にはかなり余裕。(^^;

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富士山側をオープンにしてセッティングしたので、
椅子に座ると富士山を正面に望めます。

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テント設営が終わったTONOは、
薪を鉈で割る作業に没頭。
細くした薪は焚き付用に使います。
手持ちの斧が欲しくなりました。(^^;



さて夕暮れ前に風呂に行っておきますか。
第2キャンプ場に曲がる地点の138号線沿いに、
"富士八景の湯" という奇麗な入浴施設があったのですが、
HPを見ると大人1,200円/人(3時間)とかなりお高い。
どうせ30分も浸からないし、"御殿場市温泉会館" に行きました。
ここは第1キャンプ場からは徒歩圏内。
第2からだとちょっと徒歩では厳しいか・・・
行きは下りだからまだイイとして帰りは上りになるので、
せっかく風呂に入っても間違いなくまた汗だくになります。(笑)
車で2分ほどで到着。 料金は500円/人。
内湯だけの何の変哲も無い風呂でしたが、富士山を一望できました。

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風呂から帰ってまずはビールだ~
キンキンに冷えたプレモルが
風呂上りの喉に超美味い。

TONOはグラス片手に火熾しです。




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  今回の焚き火台は "笑's A4君"。
  変形したロストルを新調しました。
  今度の物はハードロストルという事で、
  ノーマルの物より厚くて重いけど、
  熱に強そうで変形も少なそうです。




細く割った薪は乾いていたせいもあり、
着火材等は使わずにあっと言う間に炎が上がりました。
徐々に薪を太くしつつ炭も投入します。

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炭が熾きて火力が安定したらいつもの様にバーベキューです。
ソーセージ、ヒレ肉、牛タン、野菜、キノコ・・・
ビールが終わり赤ワインを開ける頃には、辺りは大分暗くなってきました。

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20分もすると街の明りが煌きだして
残照の残る空には富士山のシルエットが浮かび上がります。

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キャンプサイトからもう一段上のコテージの辺りに行ってみました。
ここからはサイト越しに富士山と御殿場の夜景を見晴らせたようです。
もう少し明るいうちにここで写真を撮れば良かった・・・と後悔。
この日は上空は雲が多くて星は見えませんでしたが、
晴れていれば夜景と富士山と星空が一緒に見えるのかも。

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15分ほどしてテントに戻り呑み直し。
今回は姫が新たな食材をゲット。
サザエさんです。
赤ワインとのマッチングは微妙ですが、
熱々のつぼ焼きは美味しかった。




バーベキューが終わると焚火タイム。
揺らぐ炎を見ながら夜は更けていくのでした。

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 (続く)



   先週GPSを持って丹沢を歩いてきました。
   やはりGPSって凄いですね。





2013 新富士オートキャンプ場 後編

2013年04月21日 17:55

2013.4.13(土)~14(日)





2013.4.13(土)

新富士キャンプ場の初日の続きです。
炭火で炙ったものをつまみにワインがすすみます。
辺りには急速に夕闇が迫り気付けば青い夜空に三日月が。

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                                (分かり難いですが、三日月の夜でした)




姫が風呂に行ったので、手持無沙汰のTONOは星空撮影。
山の上とは違い多少光害がるキャンプ場ですが、
比較的奇麗な星空が撮れました。

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                          (クリックして拡大しないと星が見えにくいかも^^;)




さてこのキャンプ場は標高600mと高所にあり、朝晩はけっこうな冷え込み。
ただ夜は22時まで、朝は6時から風呂に入れるので、寒がりな姫には好評でした。
風呂から上がってポカポカな姫はウトウト状態。
まだ7時台ですがワインも空いたしこのままテントに入り就寝です。(笑)

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2013.4.14(日)

明け方寒さで目を覚ましました。
今回#3のシェラフでしたが、中に着てるものが薄すぎたようで。
山の上じゃないし・・とちょっと甘く見てました。(^^;
それにこのポットラックはやはり広すぎて中が暖まらない。
テントの外に出ると、富士山は見えていますが曇り空か・・・

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姫は6時になるのを待って早々に朝風呂に出掛けました。
その間にTONOは火を熾して焚火で暖まります。

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朝はいつもの様にホットサンド。
ウィンドマスターで焼いてみましたが、4本ゴトクはガッチリ安定。
火力も細やかに調節できてなかなか優秀でした。

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美味しくキツネ色に焼きあがりました。
このホットサンドメーカーで他のレシピに挑戦しようと思っているのですが、
いつもワンパターンになってしまってます。(^^;

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食べ終わったら一風呂浴びて撤収。
おじさんに挨拶してキャンプ場を後にしました。
富士の裾野に位置している割にはその眺望は今一つでしたが、
家庭的で仄々した良いキャンプ場でした。
機会があればまた桜の季節に行ってみたいと思いました。
次こそ満開の桜の下で・・・



この日は富士山の裾野を廻って御殿場に抜けようと考えていましたが、
天気は今一つで徐々に富士山に雲がかかってきていました。
そこでとりあえず近くの "白糸の滝" へ行ってみます。

白糸の滝は "日本の滝百選" に選ばれている天然記念物で、
高さ20m、幅は200mに渡る大規模なものです。
正面のメインの滝とその右側に並ぶ絹糸を垂らしたような水のカーテン。
下まで行ければその全貌を見る事が出来るのでしょうが、
ちょうど工事中で滝つぼまで下りる事はできませんでした。
晴れていればこの滝の上に富士山がド~ンと聳える絶景が見れるようです。

上から滝を眺めていると近くのおじさんが、
「子供の頃はあの滝つぼで泳いだもんだけどなぁ・・・」という声。
夏にあそこで泳いだらさぞかし爽快そうだけど、
富士の伏流水だしさすがに冷たすぎるのではないかと。(^^;

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午後からは富士山の眺望も期待できないし、滝を見学してまっすぐ帰る事に。
滝の入口にあった富士宮やきそばの幟に心惹かれつつ帰路につきました。

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 (終わり)



   今日は冷たい雨の降る寒~い一日。
   東北では桜と雪のコラボが見れたようです。







2013 新富士オートキャンプ場 前編

2013年04月19日 05:57

2013.4.13(土)~14(日)

この週末は友人家族とキャンプの予定。
せっかくなので桜を愛でながらのキャンプにしようという事で、
TONOが選んだのは "新富士オートキャンプ場"。
ここは場内に桜の木が多くて、満開になると素晴らしいらしい・・・
男女別に風呂もあってなかなか快適に過ごせそう♪

ところが2日前になって一緒に行くはずだった友人の子供が熱発。
・・・で、結局姫と二人で出かけてきました。






2013.4.13(土)

東名高速の富士ICを下りて、近場のスーパーで買出し。
キャンプ場にはお昼過ぎに到着しました。

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                        (受付&売店&流し場&管理棟)




受付をすると、キャンプ場の女将(とは言わないか ^^;)が申し訳なさそうに、
「今年の桜は変なのよ~、ちょっと咲いたと思ったらすぐ葉が出てきて、
 その後はもう咲かないで散っちゃったのよ」
確かに場内のあちこちにある桜の木にはほとんど花は見られず、
言われなければ桜の木であることさえ気付かないほど。
う~む、残念・・・
花吹雪が舞う中でキャンプをしてみたかったのですが・・・

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                      (頭上の桜は一輪挿し状態で寂しい限り)




でも咲いてないものは仕方がないので、気を取り直してまずはサイト選び。
富士山がちょっと見えて、トイレ、炊事場、風呂に近い場所を選択。
桜がこんな感じだったからなのか、この日はさほど人が入っておらず、
ほとんどフリーサイト状態で広々と使えました。

さてここから見る富士山は、いつも見慣れた姿とは大分違います。
「えっ!これ・・・富士山!?・・・尖がってるけど」
この辺りからだとちょうど剣ヶ峰の部分が手前になるため、
山頂が尖がった富士山になるようですね。
何も知らずにパッと見せられたら富士山だとは思わないかも。(^^;

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この日は "ヒルバーグ・タープ20XP" の下に "ポットラック" を張ってみました。
XPはULと比べると生地が分厚くて光がほとんど透過しません。
夏の太陽を遮るには良いかも知れませんが、ちょっと暗いかな・・・

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サイトの横は桜の木で枝が頭上を覆っているので、
もし満開だったら最高だったんでしょうけどねぇ・・・
例年ならこの時期にちょうど満開になるらしいです。

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                  (場内を探すと部分的に咲いているところも)




TONOがテント設営中に薪を拾いに行った姫が筍を発見。
キャンプ場の中に竹林があって、そこから根を伸ばしてくるんでしょうか、
サイト内にはあちこちにこんな感じで筍がニョキニョキ。
こいつの処置はまた後で。

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とりあえず設営が完了してからお昼にしました。
富士宮と言えば "やきそば" でしょう!・・・という事で、
姫はスーパーで買ったお惣菜のやきそば。(超手抜きです ^^;)
で、TONOはカップ焼きそば・・・って富士宮と関係ないじゃん!

でもこの日の目的の一つは "ウィンド・マスター" を外で試すこと。
・・・なので、単にお湯を沸かしたかったわけで。

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                   (新富士バーナーを新富士で試す・・・的な画 笑)



早速コッヘルに水を入れてバーナーにかけてみます。
バルブを捻りイグナイターで点火。カチッと一発点火で気持ちイイ♪
今までのスノーピークのイグナイターは早々に壊れたのですが、
これは導線が中を通っているので故障し難い構造です。

バーナーヘッドはすり鉢状で風の影響を受けにくく、
かつリング状に立ち上がった辺縁が風防の役割を果たしています。
また炎とコッヘル底の距離が非常に近く、
炎が流されず常にコッヘルの中心部を加熱し続けることが可能です。

この日の風程度では影響を全く受けずに力強く燃えていました。
試しに横から口で強く吹いてみましたが全く問題ないですね。

そしてヘッドの下の空気穴がこれまでより大きくなり、
よりたくさんの空気を取り込めるようになっています。
すり鉢状のヘッド内に空気が溜まり完全燃焼の炎を作るらしいです。

マイクロレギュレーター搭載で外気温に関わらず火力も安定しているとの事。
この日の気温では極寒時の火力は試すべくもなかったのですが、
強火からトロ火まで細かな調節も自由自在でした。

なおゴトクは取り外してコンパクトに収納できます。
4本ゴトクは別売りですが、大きく開くのでとても安定していました。

山で使うことを考え尽くされた秀逸な一品だと感心しました。
現在ガス・ストーブ購入を検討中の方なら、買って間違いはないかと。

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昼を食べた後は、姫が集めた薪に着火。
徐々に太い薪にして火が安定したら炭を投入。
火が絶えない程度に薪をくべます。

次に気になるのはやはりさっきの筍でしょう。
キャンプ場のオジサンに採って良いか尋ねてみると、
「サイト内に生えちゃうと邪魔なので、採っちゃって下さい」との事。
早速シャベルを借りてて筍を2本ゲットしました。(^^v

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                  (格好がオジサン調ですが、これは姫です ^^;)




筍を皮を剥かずそのまま新聞紙で被ってタップリ水を含ませ、
厚手のアルミホイルでシッカリ包み込みます。
ここまでキャンプ場のオジサン監修。(^^;
一つはテントサイトの焚火に投入。
もう一つは管理棟横のファイヤーサークルの炎に投入。
この強力な炎でも中まで火が通るまで40分くらいかかるとの事。
焚火の中じゃ1時間はかかるかな・・・

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ここで予めスーパーで買っておいたサツマイモの登場。
筍と同じく濡れ新聞紙で被いアルミホイルで包んで焚火に投入。
後は焼けるのを待つのみ。
・・・でもただ待つのも何なので、その間に一風呂浴びることに。

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風呂は男女別にそれぞれありますが、
男性はシャワーと露天風呂のみ、女性はそれにプラスして内湯があります。
これで何回入っても無料と言うのは嬉しい限り。
シャワーで汗を流して、露天風呂に入ってみました。

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10人ほど入れるくらいの岩風呂は、
温泉ではなく沸かし湯のようですが、
湯船に身を沈めると竹林が目線の高さ。
一服の画のようで(ちとオーバーか^^;)
なかなか良い雰囲気でした。



ただこの時間は十分に温まってないようで、ちょっとぬるい。
おそらく体温より若干高い37度くらいか。
サッと入って再度熱いシャワーを浴びて出ました。




風呂上りにビールで乾杯。乾いた喉に旨~い。
焼き芋をつまみながらダラダラとアルコール漬けの開始です。(^^;
芋はちょっと焼き過ぎでしたが、甘くて美味しかった。

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二人で飲んでいるとオジサンが
何やら手にやって来ました。
蒸かしたサツマイモとジャガイモです。
「筍が焼き上がるから取りに来て」
「後で竹酒も飲みにおいで」と。
蒸かしたての芋はホクホクでした。



で、早速ファイヤーサークルに筍を取りに行ってみます。
トングで自分の筍を取り出してテントサイトに持ち帰り。
アルミホイル、新聞紙を除去すると焼きあがったブツが。
皮を剥いていくと次第に食べれる部分が出てきます。
焼きたての熱々をフーフー言いながら堪能しました。
さらに焚火に投入しておいた方も取り出してみましたが、
こちらも良い具合に美味しく焼けていました。
都会では味わえない採りたてだからこその美味しさ。
これはまさに絶品ですな。

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この時点でけっこう腹いっぱいだったんですが、
そのまま間髪をいれず炙りものに突入しました。
ビールからワインに移行してほろ酔い気分です。

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やがて辺りを夕闇が包みランタンに灯を入れました。
日が落ちてもまだ完全には暗くならない、
夕方と夜の狭間・・・一番好きな時間です。

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 (続く・・・とは言っても後はほとんど何もないなぁ^^;)



   週末の天気はいまひとつみたいですね
   今のところ山は無理っぽいなぁ・・・





2013 スノーキャンプ de 上高地 Vol.4

2013年03月29日 18:40

2013.3.9(土)~10(日)

1日目 12:33釜トンネル入口~13:01トンネル出口~13:48大正池14:00~
1日目 14:27田代池~15:31河童橋~15:36小梨平(幕営)
2日目 8:06小梨平~8:10河童橋~8:20上高地バスターミナル~
2日目 9:23大正池ホテル~10:13釜トンネル~10:29トンネルゲート







2013.3.10(日)

釜トンネルを抜け、冬の上高地に入った二人。
小梨平でテントを張って翌朝を迎えました。

朝起きるとテントの中は結露もなく、霜も付いていません。
気温が高く寒さを全く感じない夜でした。
テントから顔を出すと外はどんよりとした曇り空。
ここに来る前までは朝の霧氷に期待していたのですが、
当然ながら霧氷ができるような状態ではありません。


6:07 テントを抜け出し河童橋まで行ってみました。
明神側の奥までは行ってないのでハッキリわかりませんが、
小梨平には7~8張りくらいテントがあったでしょうか。

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清水橋を渡ると正面には焼岳が見えてきます。
河童橋に人影はありません。
空には雲が広がっていますが、合間から青空も覗きそう・・・
あくまでも希望的観測に過ぎませんが ↗ (^^;

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橋の上から見る穂高もスッキリしません。
稜線はかろうじて見えていますが、雲に覆われてしまいそうな感じ。
この日の穂高は曇/雪の予報だったけど、下(上高地)はどうなのかな・・・

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いずれにしてもこの日は戻るだけ。
天気が悪ければ車道歩き、良くなればまた遊歩道歩きかな。
テントに戻る正面には明神岳。
スッキリしない天気の割りに山肌は比較的クリアに見えます。

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テントに戻り簡単に朝食を摂り、撤収作業に取り掛かります。
シェラフ、マット、ガスストーブ等全ての物をザックに入れて、
張り綱を外して、テントを畳んでザックに詰め込んだら終了。
撤収も二人だと楽だし早いですね。

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8:06 小梨平を後にします。
周りはまだどこも撤収してないようでした。
出発してすぐに風が強まり、ポツポツ落ちてきてしまいました。

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このまま天気は悪くなりそうだし、車道を歩いて真直ぐ戻ることに。
雨はまだパラパラ程度ですが、風は次第に強くなっています。
早めに撤収して良かったかも。

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バスターミナルの様子をちょっと偵察。
ターミナルに入る通路はツボ足ではズボズボ潜って歩き難い。
軒下には滑り落ちた雪が堆積していました。
シーズン中はバス待ちの長蛇の列ができるのに、誰もいないと物悲しい感じ。

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振り返ると穂高はスッカリ雲に隠れていました。
稜線では吹雪だろうなぁ・・・

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途中からは本降りとなり、フードを被って黙々と歩きます。
ところがこんな雨にも関わらず擦れ違う人多数。
数人のグループ、二人組、単独行・・・
景色は全く期待できないと思うんですが、
皆さん計画を延期したりしないんですかねぇ。
自分なら新穂高温泉巡りとかに変更しちゃいますけど。(^^;

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9:23 大正池ホテル前に到着。
ここからアルピコタクシーに確認の電話をいれました。
前日の運転手さんから話は伝わっていた様で、
すぐに「あっ、○○さんね、予定通り向かいます」との事。
釜トンネルのゲート前に10時半です。

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・・・で何気なしに、トイレ前の広場を見て驚いた。
30人ほどの人がこれから出発するところでした。
皆さん足元はスノーシュー・・・ツアーですかね。
何もこんな天気の日に・・って感じはしますが、
ツアーだと日程変更はできないんでしょうね・・・ツイてないですね。

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チョコを食べて少し休憩したら釜トンネルに向かいます。
この後も続々と人がやってきます。
上高地スノーシュー・ハイクのブームでも来てるんでしょうか。(笑)

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前方の焼岳は雲の中に隠れています。
それにしても雪ならまだしも雨って言うのは最悪です。
ザックの中には防水の大きなスタッフサックが入っているので
濡れることはないけど、ザックのハーネス等がシットリ濡れてます。

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振り返ると、穂高は完全に分厚い雲に覆われてしまいました。
最後に一目見たかったけど残念・・・さらば穂高。
次に来るのはGW・・それとも夏か・・・

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大正池を過ぎて工事車両が通行する道路と合流すると、
凍結した道が雨で濡れて滑り止め無しでは滑る滑る。
途中擦れ違った中にアイゼンを履いてる人がいて不思議だったけど、
ここを通過するのに使ってそのままなんだと理解。

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この後、二人ともチェーンスパイクを装着して歩きました。
やがて道路の雪はなくなりチェーンスパイクはお役御免。
10:13 釜トンネルに入ります。

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トンネル内は雨はないし帰りは下りなので楽チンです。
ヘッデンを点けて足元を照らしながらテクテクと。
すると後から競歩の如く先を急ぐ二人組。
何をそんなに急ぐのかと思いきや、
トンネル出口で一人がトイレに駆け込んでました。
緊急事態だった様で。(笑)



10:29 ジャストタイムに釜トンネル出口です。
ゲート前にはすでにタクシーが待っていました。
タクシーに乗り込み沢渡に向かいます。

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車中で運転手さんと話をしていて、
二人が "神奈川から来た" を、"金沢から来た" と聞き間違えたらしく、
「今日は雪みたいですよ~」と。
「エッ!こっちが雨で向こうは、ゆ、雪!?
また東京に雪が積もったりしたらヤバイ事になる・・・と思ってたら、
その後の話でどうやら金沢が雪だと判明・・・聞き流しておきました。
でも最後に湘南ナンバーの車の前で降ろしたわけだから、
運転手さんも間違いに気付いたかも。(^^;



さて今回、冬の上高地に来たはずが季節はもうスッカリ春でした。
この週末は東京では24℃まで上がり、ほとんど夏日だった様で。
最後は雨に降られて残念な感じでしたが、
初日は快晴で青空を切り取る穂高の白い稜線も見れたし、
満天の星空も満喫できたから、目的の2/3は達成できたかな。
もう一つの目的は霧氷でしたが、これは行く時期を間違えてるから仕方がない。(^^;
とりあえず撤収時に雨じゃなかったのはラッキーでした。
早起きは三文の得ってことでしょうか。(笑)

もしまた上高地にスノーキャンプに行く機会があったら、
次回は厳冬期、薪持参で是非。


 (終わり)



   早いもので、もうすぐ4月ですね。
   そろそろGWの山行を考えないと・・・







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