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速報! 快晴の蔵王

2013年10月01日 09:00

2013.9.28(土)~9.29(日)

快晴の2日間。土日で蔵王に行ってきました。





1日目は標高1,000mの坊平高原でキャンプ。
収容人数3,000人という広~いフリーサイトに、
この日は10張りなかったんじゃないでしょうか。
野営場の名の通り、緑に囲まれた野趣溢れるキャンプ場でしたが、
平らなところが少ないのは難点。


さて今回コットをゲットして初のコット寝。
昼寝程度なら良いですが、夜通し寝ると腰が痛くなるかも。

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                      (疲れてちょっと昼寝中のところを姫に撮られました ^^;)




久しぶりのキャンプはタープのポールとランタンのポールを忘れて、
タープなしのオープンスタイルとなってしまいました。(^^;
でも見上げると頭上には満天の星空が広がりこれもまた良しかな♪

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                              (この日のメインは秋の味覚キノコ鍋)






2日目はいつものホットサンドを頬張ってからだらだらと撤収。
樹林の間から陽光が射し、木々の梢を明るい緑に染めていきます。

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坊平高原を後にして大黒天の駐車場から歩き始め、
まずは刈田岳山頂を目指します。

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整備された散策路を上ると、
エメラルドグリーンに輝く蔵王のお釜がチラッと見えて大興奮。

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大勢の観光客で賑わう刈田岳山頂を通過して熊野岳を目指します。
馬の背からはお釜の全貌がよく見えました。

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快晴の熊野岳山頂でランチタイム。
一週前の時とは大違いの素晴らしい天気で、
色付き始めた山肌や雲海の広がる雄大な景色を堪能しました。

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ランチの後は熊野岳避難小屋を過ぎてお釜の北側に行ってみます。
北蔵王の稜線は雲海に包まれていて、
自分が雲の海に浮かぶ島にいるかのよう。

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気付くとお釜も雲海に飲み込まれそうです。

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秋色の蔵王の景色を楽しんで馬の背を戻り、
刈田岳から大黒天へ下山しました。

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最近こっちのブログ更新のモチベーションがかなり下がっていて、
8月の白馬のレポがまだ終わっていない体たらく。(汗)
実際PCに向かえる時間が減っていることもあって、
なかなか前の様なスタイルでのブログ更新は難しい状況です。
・・・で、今後はブログでは簡単な速報のみとし、
山の記録はより簡単にアップ可能なヤマレコで行うことにしました。

今回の蔵王と前回の蔵王のレポはヤマレコにアップ済ですので、
興味のある方はそちらをご覧下さいませ。




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速報! 2013お盆休みの山行

2013年08月18日 13:47

東北に引っ越して迎えた初めての夏。。。
二人はお盆休みにテント担いで白馬方面を旅してきました。
月山の下山編もまだ全く手を付けていない状況ですが(汗)、
とりあえず今回の山行を報告までに。

当初は栂池~白馬大池~白馬岳頂上宿舎~清水尾根で祖母谷温泉へ下山、
・・・の予定で計画書も作成したんですが、
雪倉岳方面のたおやかな稜線に魅せられ、
気付けば朝日岳を目指していました。(^^;


さて初日は栂池から入山。
ゴンドラ、ロープウェイと乗り継ぎ、栂池自然園から歩き始め。
天狗原を過ぎ白馬乗鞍の広い山頂を越えると、
青い夏空を映す白馬大池の水面が美しい。。。
ここはまさに天空の楽園。

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                          (雪倉岳~朝日岳をバックに青空を映す大池)



この日は花々に彩られたオアシスでテントを張りました。

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                              (白馬大池の畔に広がるテント適地)




2日目は船越の頭、小蓮華山と踏んで白馬のテント場に向かいます・・・が、
鉢ヶ岳、雪倉岳と続くたおやかな山容に心奪われ、
三国境から遥か遠き朝日岳への稜線を歩くことに。

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                              (遥か彼方の朝日岳を目指します)



雪倉岳から大きく下り小さな登降を繰り返しながら、
行けども行けども先の見えない朝日平を目指します。
フラフラになって辿り着いた朝日平で幕営。
夕陽に赤く染まった景色が美しかった。。。

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                             (朝日岳をバックに朝日平のテント場)




3日目は朝日岳のピークを踏み、五輪尾根で蓮華温泉へ下山しました。
雪倉岳~白馬方面の雄大な景色と緑溢れる五輪高原の開放感。
多くの登山者が行き交うメジャーな白馬とは一味違う魅力を感じました。

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                           (朝日岳の山腹から緑濃い五輪ノ森方面)




下って下って最後は地獄の登り。
この日もフラフラになって蓮華温泉に到着。
もはやテントを張る元気はなくロッジに宿泊。

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                                (蓮華温泉ロッジの洒落た建物)



歩いてきた雪倉岳~赤男山~朝日岳の稜線を見ながら、
満ち足りた時間を楽しんだのでした。

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                         (薬師湯から雪倉岳~赤男山~朝日岳の稜線)



 (本編はしばらくお待ち下さいませ)



    初日はお気楽な遠足気分でしたが、
    2日目は9時間30分、3日目は7時間の修行でした。
 





速報! 6月の富士山

2013年06月10日 23:05

2013.6.9(日)

6月末に控えた東北転勤。
こっちで山に行けるのも今回が最後かな・・・
じゃあ、どこの山で締めようか?

これは前々から考えていたのですが、
やはり・・・富士山でしょう!






四季折々端整な姿を魅せてくれた富士山。。。
見る山であって登る山じゃないと言う人もいるけど、
最後にもう一度登っておきたい。

・・・で、日曜日に一人で登ってきました。
今回もまた須走口からの日帰りピストンです。

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菊屋さんでキノコ茶を一杯ご馳走になり出発。
新緑の樹林帯を抜け、森林限界を越えると、
砂礫の道~溶岩石の道となり九十九折に登って行きます。

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                      (須走口からはスキー、ボードを担いだ人が多かった)




4年前の同じ時期と比べるとはるかに雪は少ない。
ほぼ夏の登山道が出ていて雪道は九合目を過ぎた辺りから。
結局アイゼン無しで山頂まで行けました。

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                                       (須走口山頂)




ザックをデポして剣ヶ峰を踏んでお鉢巡り。
山頂も雪が少ない・・・

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                                      (剣ヶ峰から見た火口)




下山は雪の大斜面を尻セードを交えて雲の中に。
最後はブルドーザー道で直接駐車場へ戻りました。

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 (本編へ続く・・・と言っても大して書くこと無いんですけどね ^^;)



   世界遺産登録が影響しているのか、6月とは思えないほどの賑わい。
   特に最短で登れる富士宮からの人が多かった。





速報! 2013 残雪の五竜岳

2013年05月06日 18:55

2013.5.4(みどりの日)~5.5(こどもの日)

GWの後半戦、1泊2日のテント山行。
今回の候補は3つ・・・

■ 今年の正月に計画していた上高地から "蝶ヶ岳"
   (天候不順にて取りやめ、鳳凰三山に変更)

■ 昨年からの懸案である栂池から "白馬岳"
   (昨年の4月、前日の天候不順にて白馬乗鞍で撤退)

■ GW前半戦で予定していた遠見尾根で "五竜岳"
   (季節外れの大雪のため木曽駒ヶ岳に変更)


ただ4日の幕営日は強い風が吹きそうだし、
蝶ヶ岳の稜線上は避けた方がイイか・・・


となると、白馬か五竜か。


最終的に選んだのは栂池から入山して白馬大池で幕営、
翌日白馬岳を往復~撤収~下山という計画でした。
ところが豊科ICを下りて見えてきた後立山にはベッタリ雲が付いている。
天狗原~白馬乗鞍に雲がかかるとホワイトアウトが怖いし・・・
手前の常念山脈は快晴な感じだったんですけどねぇ。

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                  (今年もまた菜の花畑に会えました♪ ・・・バックは後立山連峰)





・・・で、急遽、遠見尾根で五竜岳に変更。
4日は遠見尾根にテントを張って、5日に五竜岳に登ってきました。







ゴンドラ、リフトを乗り継ぎゲレンデトップに上がり、
アップダウンを繰り返しながら、
地蔵の頭~小遠見~中遠見~大遠見と越えていきます。

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                       (遠見尾根は曲がってくねって上がって下がって)




この日は西遠見まで行く予定でしたが、
上空を分厚い雲が蔽い風も強くなってきたため大遠見で幕営。

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                     (幕営跡を借りて雪壁をちょっとだけアップグレード ^^;)




翌日は朝から快晴。
朝焼けに染まる鹿島槍北峰が素晴らしい。
そして尾根の正面が五竜岳。
武田菱の左に見える頂を目指しました。

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                               (大遠見~西遠見の稜線を行く)




白岳をトラバースして稜線に上がり、
G0、G2の岩峰を富山県側からトラバース。

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                                     (雪の急斜面を登る)




上って下って、最後は急斜面を上り詰め山頂を踏んできました。

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                             (剱・立山連峰をバックに五竜山頂にて)


 (本編に続く)



    遠見尾根はアップダウンが多く長大。
    お隣の素直な八方尾根と比べると、大分ヒネクレ者でした。^^;





速報! 2013 嵐の後の木曽駒ヶ岳

2013年04月29日 23:37

2013.4.27(土)~28(日)

今年のGWは二人とも前半が土日で2連休、後半は4連休。
まずは遠見尾根にテントを張って五竜岳を狙ってみるか。。。
・・・なんて思っていたのですが、
北アルプスでは26日から雪が降り続き、27日は吹雪模様。
とても二人が近付ける様な状況ではありませんでした。

そんな中、またしても起こってしまった白馬大雪渓での雪崩事故。
雪崩に巻き込まれて助かった人もいる一方、助からなかった人も。
大雪渓付近では古い雪の上に新雪が40~50cmも降り積もり、
表層雪崩が起きやすい状態だったようです。
そんな状況で大雪渓を登るというのはどうかとは思いますが、
山では生と死は背中合わせだと痛感した事故でした。
亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます。



さて北アルプスを諦めた二人の行き先は、中央アルプスの木曽駒ヶ岳。
27日の天気は北アルプスよりはマシな感じだったんですが、
千畳敷はミルクを溶かしたような真っ白い世界。

雪こそ降ってないですが、ガスで視界は悪いし、風も強い・・・
ただ新雪は10~15cm程度で雪崩れる可能性は少なそうなので、
乗越浄土目指して上りました。

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                           (一瞬ガスがきれて下まで見通せる時も)




途中で一旦は撤収しかけながらも何とか稜線に上ったものの、
すぐそこの山荘でさえ見えないホワイトアウトと物凄い風。
テント泊は諦めこの日は宝剣山荘に素泊まり。

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                                (右は山荘手前の遭対協小屋)





翌日小屋の外に出ると、目を開けられないくらいのピーカン。
風は相変わらず強いものの、雲一つない青空が広がっていました。

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ザックを小屋にデポして木曽駒に登頂。
山頂からは360度の大展望。
宝剣岳、三ノ沢岳、空木岳、御岳、乗鞍、北ア、南ア・・・
そして富士山がちょこっと。

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                                     (乗鞍、槍穂方面)




小屋に戻りザックを回収。
伊那前岳からうどん屋峠を経て蛇腹沢登山口に下山しました。

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                        (左から宝剣岳、伊那前岳、中岳、木曽駒ヶ岳)



 (本編は順次)



   今回の積雪で涸沢辺りも今のところ近付けない感じですね。
   後半の休みは北アは諦めマッタリと温泉キャンプでもイイか・・・







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