2012年12月25日 17:39
2012.12.23(日)
10:34女の神展望台~10:43竜源橋~12:20天祥寺原~13:01(2,100m地点)13:29~
13:40天祥寺原13:54~14:57竜源橋~15:07女の神茶屋展望台
22日の冷たい雨が上がって23日は良いお天気でした。
二人は日帰り可能な手頃な雪山を登ろうと蓼科山を目指しました。
現在、中央道は笹子トンネルの崩落事故のため
下り線の大月-勝沼間で通行止めとなっています。
そこで今回は東名・御殿場ICから河口湖を抜け、
一宮御坂ICから中央道というルートを走ってみました。
特に渋滞もなく通常に走った場合の+20~30分程度。
中央道はさすがに交通量は少なくて空いてました。
ただ御坂峠が凍結するとスタッドレスタイヤかチェーンが必要になるし、
やはり年末年始は渋滞必至でしょうね。
さて5時に出る予定が結局家を出たのは6時半過ぎ。
この日の天気は快晴の予報でしたが、出発した時点ではスッキリしない曇り空。
富士山は全く見えず丹沢も厚い雲に覆われていました。
そして途中の富士山の裾野近辺ではなんと雨。
この先の天気が思いやられる感じでしたが、
西に向かうにつれて徐々に空は明るくなってきました。

(正面の南アルプスをバックに甲府盆地が広がる)
長坂IC辺りからはスッキリとした青空に八ヶ岳がクッキリ。

(八ヶ岳も大分白くなりました)
諏訪南ICを降りると八ヶ岳の全貌がド~ンと。

(写真に入りきらないですが、南ヤツ~北ヤツまで全部見えました)
目指す蓼科山もその端整な姿を見せています。

(諏訪富士の異名通りのシルエット)

目的の女神茶屋の駐車場は
10時過ぎの時点で満車。
仕方なくその500mほど手前の
"女の神展望台" に車を駐めました。
当初は女神茶屋からピストンの予定でしたが、
500m車道を登るのが億劫になり竜源橋からのルートに変更。
↑でも実際はここから竜源橋の方が距離があった。(^^;
10:34 準備を済ませ出発。
前方には蓼科山の山頂が白く輝いています。


竜源橋の駐車スペースは
雪に埋もれていましたが、
登山道に向かうトレースはあり。
10:43 登り始めました。
登山道は凍結した上に薄っすらと雪が乗った状態でしたが、
比較的グリップが利くのでアイゼンもチェーンスパイクも使わず。


11:20 途中で中間着を脱いで体温調節。
この日は風が強かったはずですが、
この辺りは全く風を感じませんでした。
ついでにパンでエネルギー補給。
"滝の湯川" の右岸を辿って行きます。

徐々に雪も多くなってきますが、トレースがありまだツボ足で歩けます。

樹林を抜けると青空に蓼科山が美しい。。。

12:20 トレースが二俣に分かれました。
この辺りは天祥寺原のはずですから、左手のトレースを辿ってみます。

100mほど進むと樹林の中でトレースは途絶えていました。
「殿様~! もうトレースないよ~」


所々トレースも見えるんですが
やけに細くてツボ足。
全て鹿の足跡です。
(こいつです→)
とりあえず視界は良好だし先へ進んでみることに。
この先の開けた所に出ればわかるかも。
ツボ足で樹林の中を登りますが、吹き溜りの雪は深い。

何とか開けた場所まで上がり、さてこの先はどっち・・・?
蓼科山から鞍部に向かったその基部が将軍平のはずですが、
赤テープも何も全く発見できず。

過去にここを通ったのは初夏の頃でしたが、
笹原に覆われルートが非常にわかり難かったことを思い出しました。

(2008.6.1 天祥寺原にて何故か蓼科山を指差すTONO ^^;)
あの時は将軍平から樹林帯を抜け、枯沢を下って笹原に出たはずですが・・・

(↑ まだ4年前の写真ですが、今と比べると若々しい二人です *^^*)
さてこの先に進むなら、ツボ足では無理な状況になってきました。

ここでワカンを装着して先に進みました。
もうこの時点で登頂は諦めていましたが、せめて将軍平までと・・・

で、樹林帯の中を掻き分け上りますが、
最後は密集した木々に遮られて断念。
13:01 標高2,100m地点で撤収。
ちゃんとルートを行かないと無理ですな。
先に続くのは鹿のトレース。
奴らくらい体が細ければねぇ・・・
開けた場所まで下り、北横岳方面の眺望を見ながらランチタイム。
いつしか青い空には雲が広がっています。

13:29 さて引き上げますか。
自分達のトレースを追って戻ります。

途中の急斜面です。
スノーシューではテールが引っかかって非常に下り難い状況ですが、
ワカンは実にスムースに下れます。
浮力は圧倒的にスノーシューに分がありますが、
こういうシーンではやはりワカンが使いやすい。
しかも軽くてコンパクトなので携帯性も良いし。
どっちを持ってくるかはケースバイケースですかね。


13:40 天祥寺原まで戻り、
次回のために辺りを偵察。
(↑本当にまた来るかは不明ですけど 笑)
とりあえずこの赤テープは
やはり分岐の印と思われ、
この辺りから将軍平に上がるのは
間違いないと思われますが・・・
すると分岐した手前から奥に入った樹木にも赤テープが巻いてありました。
いずれにしてもその先はここから見ただけでは分りませんな。
ただこの辺りから消えかかったいくつものトレースが確認できました。
人のものか鹿のものかはわかりませんが。(^^;

13:54 ワカンを外して天祥寺原を後にしました。
日差しが弱まると急速に冷えてきました。
たとえルートが分かって将軍平まで行けたとしても、
その先から山頂は一層雪が深いだろうし、
登頂は無理だったろうなぁ・・・

14:57 橋の手前に下りて来ました。
振り返ると後方に行きに入った登山口が見えます。


1|2 1:帰りは最後に林道らしき道を行く 2:ビーナスラインに出ました
3|4 3:駐車場へ向かいます 4:振り返ると看板の所が竜源橋の登山口
15:07 女の神展望台に到着。
出発するときにはあんなに晴れていた空ですが、
スッカリ鉛色の雲に覆われてしまいました。
南ヤツの峰々は見えていますが寒々しいです。

快晴の山頂を踏めなかったのは残念ですが、
雪と戯れそれなりに楽しかったからまぁイイか・・・という事で。
機会があればまたチャレンジしてみたいですが、
次は雪が締って落ち着いてくる頃かなぁ。
(終わり)
平成24年度のブログはこれにて終了です。
一年間訪問ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。
年末の天気はいまいちみたいですが、初日の出は見れますかねぇ・・・
10:34女の神展望台~10:43竜源橋~12:20天祥寺原~13:01(2,100m地点)13:29~
13:40天祥寺原13:54~14:57竜源橋~15:07女の神茶屋展望台
22日の冷たい雨が上がって23日は良いお天気でした。
二人は日帰り可能な手頃な雪山を登ろうと蓼科山を目指しました。
現在、中央道は笹子トンネルの崩落事故のため
下り線の大月-勝沼間で通行止めとなっています。
そこで今回は東名・御殿場ICから河口湖を抜け、
一宮御坂ICから中央道というルートを走ってみました。
特に渋滞もなく通常に走った場合の+20~30分程度。
中央道はさすがに交通量は少なくて空いてました。
ただ御坂峠が凍結するとスタッドレスタイヤかチェーンが必要になるし、
やはり年末年始は渋滞必至でしょうね。
さて5時に出る予定が結局家を出たのは6時半過ぎ。
この日の天気は快晴の予報でしたが、出発した時点ではスッキリしない曇り空。
富士山は全く見えず丹沢も厚い雲に覆われていました。
そして途中の富士山の裾野近辺ではなんと雨。
この先の天気が思いやられる感じでしたが、
西に向かうにつれて徐々に空は明るくなってきました。

(正面の南アルプスをバックに甲府盆地が広がる)
長坂IC辺りからはスッキリとした青空に八ヶ岳がクッキリ。

(八ヶ岳も大分白くなりました)
諏訪南ICを降りると八ヶ岳の全貌がド~ンと。

(写真に入りきらないですが、南ヤツ~北ヤツまで全部見えました)
目指す蓼科山もその端整な姿を見せています。

(諏訪富士の異名通りのシルエット)

目的の女神茶屋の駐車場は
10時過ぎの時点で満車。
仕方なくその500mほど手前の
"女の神展望台" に車を駐めました。
当初は女神茶屋からピストンの予定でしたが、
500m車道を登るのが億劫になり竜源橋からのルートに変更。
↑でも実際はここから竜源橋の方が距離があった。(^^;
10:34 準備を済ませ出発。
前方には蓼科山の山頂が白く輝いています。


竜源橋の駐車スペースは
雪に埋もれていましたが、
登山道に向かうトレースはあり。
10:43 登り始めました。
登山道は凍結した上に薄っすらと雪が乗った状態でしたが、
比較的グリップが利くのでアイゼンもチェーンスパイクも使わず。


11:20 途中で中間着を脱いで体温調節。
この日は風が強かったはずですが、
この辺りは全く風を感じませんでした。
ついでにパンでエネルギー補給。
"滝の湯川" の右岸を辿って行きます。

徐々に雪も多くなってきますが、トレースがありまだツボ足で歩けます。

樹林を抜けると青空に蓼科山が美しい。。。

12:20 トレースが二俣に分かれました。
この辺りは天祥寺原のはずですから、左手のトレースを辿ってみます。

100mほど進むと樹林の中でトレースは途絶えていました。
「殿様~! もうトレースないよ~」


所々トレースも見えるんですが
やけに細くてツボ足。
全て鹿の足跡です。
(こいつです→)
とりあえず視界は良好だし先へ進んでみることに。
この先の開けた所に出ればわかるかも。
ツボ足で樹林の中を登りますが、吹き溜りの雪は深い。

何とか開けた場所まで上がり、さてこの先はどっち・・・?
蓼科山から鞍部に向かったその基部が将軍平のはずですが、
赤テープも何も全く発見できず。

過去にここを通ったのは初夏の頃でしたが、
笹原に覆われルートが非常にわかり難かったことを思い出しました。

(2008.6.1 天祥寺原にて何故か蓼科山を指差すTONO ^^;)
あの時は将軍平から樹林帯を抜け、枯沢を下って笹原に出たはずですが・・・


(↑ まだ4年前の写真ですが、今と比べると若々しい二人です *^^*)
さてこの先に進むなら、ツボ足では無理な状況になってきました。

ここでワカンを装着して先に進みました。
もうこの時点で登頂は諦めていましたが、せめて将軍平までと・・・


最後は密集した木々に遮られて断念。
13:01 標高2,100m地点で撤収。
ちゃんとルートを行かないと無理ですな。
先に続くのは鹿のトレース。
奴らくらい体が細ければねぇ・・・
開けた場所まで下り、北横岳方面の眺望を見ながらランチタイム。
いつしか青い空には雲が広がっています。

13:29 さて引き上げますか。
自分達のトレースを追って戻ります。

途中の急斜面です。
スノーシューではテールが引っかかって非常に下り難い状況ですが、
ワカンは実にスムースに下れます。
浮力は圧倒的にスノーシューに分がありますが、
こういうシーンではやはりワカンが使いやすい。
しかも軽くてコンパクトなので携帯性も良いし。
どっちを持ってくるかはケースバイケースですかね。


13:40 天祥寺原まで戻り、
次回のために辺りを偵察。
(↑本当にまた来るかは不明ですけど 笑)
とりあえずこの赤テープは
やはり分岐の印と思われ、
この辺りから将軍平に上がるのは
間違いないと思われますが・・・
すると分岐した手前から奥に入った樹木にも赤テープが巻いてありました。
いずれにしてもその先はここから見ただけでは分りませんな。
ただこの辺りから消えかかったいくつものトレースが確認できました。
人のものか鹿のものかはわかりませんが。(^^;

13:54 ワカンを外して天祥寺原を後にしました。
日差しが弱まると急速に冷えてきました。
たとえルートが分かって将軍平まで行けたとしても、
その先から山頂は一層雪が深いだろうし、
登頂は無理だったろうなぁ・・・

14:57 橋の手前に下りて来ました。
振り返ると後方に行きに入った登山口が見えます。




1|2 1:帰りは最後に林道らしき道を行く 2:ビーナスラインに出ました
3|4 3:駐車場へ向かいます 4:振り返ると看板の所が竜源橋の登山口
15:07 女の神展望台に到着。
出発するときにはあんなに晴れていた空ですが、
スッカリ鉛色の雲に覆われてしまいました。
南ヤツの峰々は見えていますが寒々しいです。

快晴の山頂を踏めなかったのは残念ですが、
雪と戯れそれなりに楽しかったからまぁイイか・・・という事で。
機会があればまたチャレンジしてみたいですが、
次は雪が締って落ち着いてくる頃かなぁ。
(終わり)

一年間訪問ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。
年末の天気はいまいちみたいですが、初日の出は見れますかねぇ・・・
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