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2011 中尾温泉~焼岳 Vol.4

2011年11月30日 15:16

2011.11.12(土)~13(日)

中尾温泉~秀綱神社~焼岳小屋分岐~旧中尾峠~焼岳~旧中尾峠~中尾温泉
新穂高温泉



中尾温泉から "焼岳" をピストンした二人。

この日の宿泊地は、中尾温泉から5分ほどの、新穂高温泉 "佳留萱山荘"。

宿に併設しているキャンプ場にテント泊です。



料金は大人3,000円/人(入浴料込)とちょっと高いんですが、

大露天風呂に24時間何回でも入れるので、まぁ良しとしましょう。(^^;

ちなみに外来入浴料は800円です。(8:00~20:00)



キャンプ場は宿の駐車場の隣で、10張ほど可能です。

それぞれのサイトには、4×4mのウッドデッキがあって、

汚れず、平な場所にテントが張れます。

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テントを張って、椅子やテーブル等もセッティングしたら、早速、風呂へ。

テントからこの暖簾まで直線距離は20mほど。

この宿の中で一番近いです。(笑)

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さて、暖簾をくぐって石段を下りると、男女別の脱衣所に分れます。

男性用脱衣所の手前から、こんな光景が目に飛び込んできます。

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すぐ傍のこの風呂も大きいんですが、その右隣にこの3倍くらいの風呂があって、

さらにその奥にも風呂があります。

また、女性専用の露天風呂も相当な大きさがあるらしい。

・・・暖簾にあった "日本最大級" の言葉に偽りはありません。






女性用の露天風呂からは木戸をくぐって、

このエリアに出入りできる様になっています。

姫が入って来るのを待って、人が少ない場所に陣取りました。

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対面には巨大な岩が屹立し、その下には打たせ湯がありました。

人と比べるとその巨大さがよく分かります。

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お湯は、無色透明、無臭、サラっとしています。

全体的に湯温はぬるめですが、湯口となってる中央の岩の周囲や、

打たせ湯の周囲は熱めになっているので、各自の好みの温度で湯浴みできます。



常時、20~30人ほどが入浴していましたが、これだけ広いとほとんど気になりません。

広すぎて、一枚の写真に全部入れるのは到底不可能。(^^;

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                           (↑ 翌日の早朝に撮ったものです)





また広いだけでなく、深さもあって、立っても姫のお尻が隠れるほどです。

最近のヒップハンガーなジーンズくらいですかね。(笑)

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                          (↑ 翌日の早朝に撮ったものです)





一番奥の湯船は、遠浅で(笑)全体的にも浅めの風呂。

大きな湯船と比べれば小さいですが、十分な広さがあります。

正面の岩壁を伝ってお湯が豪快に流れ落ちていました。

左奥に見える明るい部分は洞窟風呂になっています。

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                          (↑ 翌日の早朝に撮ったものです)





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1時間ほど風呂に入って

一緒に上がりました。

陽は大分西に傾いています。





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  さて、暗くなる前に始めますか。

  まずはビール片手に、

  焚き火で炭を熾します。






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今回は炭を卓上七輪に移して、

そこでチマチマ焼こうという作戦。


いちおう車にモザイクかけてみたけど、

誰が見ても車種が分かっちゃいますね。






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  最初は七輪で焼いてたTONOですが、

  だんだん面倒くさくなって、

  最後は直火焼きです。(笑)




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焼き物を摘みながら、

焚き火と赤ワインで

夜はふけていきます。




さて未だにちゃんとしたランタンをゲットしてないTONO。

LEDランタンと焚き火で夜の闇を凌ぎます。(笑)

でもLEDの青白い光って、キャンプシーンにはミスマッチですよね~

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今回は露天風呂から漏れ出る光と月明かりで、

一晩中仄かに明るかったですが、これだけじゃやっぱり暗いです。

飲むだけならこの明るさでもそう問題ないのですが、

食べるとなると絶対的に明るさが足りません。

今後メインランタンは絶対必要ですな。

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飲んで食べて、ほろ酔い気分。

ワインを飲み干し、薪を燃やし尽くすと、寒くなってきました。

もう一度露天風呂に入って寝ることに。

夜の露天風呂は更に人影が少なくて、思う存分ノンビリできました。

ポカポカ状態でシェラフに入り、熟睡しました。



・・・

・・・



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翌早朝、姫を起こして露天風呂へ。

風呂から見る日の出に期待しましたが、

残念ながら朝は雲の多い空・・・

キレイに焼けませんでした。





風呂から上がって、コーヒーを飲んだら、朝食の準備。

この日の朝は、いつものカップスープにホットサンド。

ホットサンドは、ZEP400さんに教わった方法を試してみました。→こちら


牛乳パックがなかったので、新聞紙で代用しましたが、

部分的に焦げ焦げになったり、火が十分通らなかったり・・・

でも自分で焼いたホットサンドは、それなりに美味しいのでした。(^^v




朝食後はテントを撤収して、またまた風呂へ。 (^^;

ちょうど宿の朝食の時間なのか、あの広い風呂を貸切状態。

温泉三昧のキャンプでした。



最後に、ウッドデッキでお肌の手入れをする姫です。(笑)

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さてまだ時間は早いですが、道が混む前に帰りますか。

日の出の頃は雲の多い空でしたが、徐々に青空が広がってきました。

今日もイイ天気になりそう♪

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 (終わり)


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2008 後悔の西穂高岳 前編

2011年09月06日 22:53

2008.9月中旬 

今からちょうど3年前・・・

前から狙っていた 「奥穂‐西穂縦走」 を実行するべく、

"新穂高温泉" から入山したものの、雨で断念した時の記録です。



この時は登山口までは行きましたが、

そこからは1歩も登らず撤収してしまいました。

で、その翌日、大いに後悔することになったのですが・・・ (^^;




前日、"新穂高温泉" の民宿に素泊まり。

朝5時半に出て、登山者用無料駐車場へ。

雨がしとしと降ってます。

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準備を整え出発しますが、次第に雨足が強くなってきます。

雨の中、"蒲田川右俣林道" を黙々と歩く二人。

そして"穂高平小屋" 付近では、 とうとう本降りに。

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明日の天気が気になりますが、

予報では あまり好天は期待できないようす。



翌日も雨なら、上に行っても "西穂" までの縦走は無理だし・・・

車はこっちにあるから、"涸沢" 経由で "上高地" に下りるわけにもいかず。

となると・・上に行ってもそのまま "白出沢" を下ってくる事になるけど、

雨が降り続いて増水すると、帰りに "重太郎橋" が渡れなくなる可能性も・・・


 「どうしようかな・・・」



"白出沢" の登山口に着いた頃には 大雨

ザーザー 降ってました。


ここから "穂高岳山荘" の建つ "白出のコル" までのコースタイムは 7時間

しかも途中で雨を避けて休める様な場所はなし。



TONO 「この雨の中、7時間か・・・きついな~」

 姫  「姫はどっちでもイイけど・・、行くだけ行った方が良いんじゃないの?」

TONO 「う~ん・・・」



10分後、雨は止む気配はなく、

軟弱者の慎重なTONOが出した結論は、 「撤収~!」




ところが、"穂高平" の牧場辺りまで来ると雨は小降りに。

でもここからまた戻る気にもなれず・・・

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                            (バックの黒いヤツは飛騨牛^^)




さてその日は "穂高岳山荘" に宿泊予定だったため、どこも宿はとっていません。

まず、 "新穂高温泉" のバスターミナルで、今夜の宿探しです。



前から狙っていた宿がとれましたが、チェックインまでは時間があります。

"ほおのき平コスモス園" に行ってみました。

冬はスキー場ですが、秋にはゲレンデが800万本のコスモスで覆われます。

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レトロなボンネットバスに乗り込み、園内を1周です。

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この日は見頃を過ぎており、

(見頃は9月上旬とのこと)

残念ながら、一面のコスモス♥

という感じではありませんでした。






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  お昼に、民宿でもらった

  おにぎり弁当を食べて、

  2時過ぎに宿へチェックイン。


  こじんまりした家庭的な宿でした。

  部屋は8畳+2畳の和室。

  (←写真は帰りに撮影したものです)







早速風呂へ行ってみます。

まず内湯で汗を流し、混浴の露天風呂へ。

露天風呂は、一旦玄関を出て、道を横断したところにありました。




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男女別の脱衣所から

それぞれの湯船に出ると、

奥でつながっており、

非常に混浴しやすい造りです。






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  夕食は、食事処で。

  飛騨牛、岩魚、飛騨鶏、季節野菜・・・

  地の食材を使った料理。

  ビールがすすみます。






夕食後、露天風呂に行きますが、外は生憎の雨

夜になって再び強く降り始めたようです。

笠を被ってお湯に浸かるも、長湯はちょっと無理。



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露天を出て、傍の貸切風呂へ移動。

貸切は、"檜風呂" と "桶風呂" の2つ。

二人は檜風呂へ入りますが、

朝が早かったためか、

お湯に浸かると睡魔に襲われ、

早めに部屋に戻って就寝しました。




 (後編へ続く)


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2009 西穂・奥穂縦走 「深山荘」

2010年09月03日 18:00

2009.8.9(日)

"深山荘" は、蒲田川の畔に建つ一軒宿。

登山者用の駐車場から、つり橋を渡ってすぐです。

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対岸の駐車場からも露天風呂が見えるくらい近いので、

下山後に立ち寄る登山者も多いようです。




受付をして、部屋の鍵を受け取ります。

バス・トイレ無し、8畳の和室です。

部屋



部屋に雨で濡れた衣類を干して、さて風呂に行きましょう。

ちょうど貸切風呂が空いていたので、行ってみました。



玄関を出て、吊り橋を渡って一旦登山者用駐車場に入ります。

そこから50mほど進むと建物がありました。

貸切風呂



"深山荘の湯" です。

深山荘の湯


浴槽は5~6人はゆったり入れる大きさ。

硫黄の臭いがする、透明なお湯で、白い湯の花が浮いてます。

プライベート感はあるんですが、あまり展望は良くないですね。



湯温は二人には熱すぎでした。

入るまでしばし時間を要します。(^^;)

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慣れれば何とか湯に浸かれますが、長くは入っていられません。

う~ん。 お湯が熱過ぎて、いま一つリラックスできませんね・・・



この風呂は早々に退散して、混浴露天風呂に移動します。

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露天風呂は適温~やや温めで、これなら長湯できそうです。

向こうに見えるのは、登山者用駐車場から宿に向かう吊橋です。

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浴槽のすぐ横は "蒲田川"。

川の状態によっては泳ぐこともできるようですが、

この日の増水した流れでは泳ぐのは危険です。

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姫が体に巻いている湯浴み着は、宿のフロントに用意されています。

これを巻いて入浴もできますし、移動の際などにも重宝します。



下の写真で、姫が立っている場所も湯舟で、

砂の中に足を入れると、温泉が湧き出しているのがわかります。

この日は増水した川から水の流入が多く、

ぬるま湯と言うより水に近い温度で、入れなかったのが残念。

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川に足を浸けてみましたが、水は非常に冷たいです。

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                          (左奥に見えるのは "抜戸岳" )



山側は男性用のエリアになっており、

大きな石組の上に、段違いで2つの湯船があります。

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夕食の時間が迫り、部屋に戻ります。

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女湯と書かれた建物は女性用の脱衣所になっており、

専用の露天風呂もあるようです。



6時半から大広間で夕食です。

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山・川の物が中心で、もちろん飛騨牛も出てましたよ。(^^)v

ごちそうさま。美味しかった。



夕食後、再び露天風呂へ行きました。

浴槽周囲は照明が少なく、晴れた日には星がよく見えそうです。


ここは夜も日帰り入浴を受け付けているようで、

吊り橋を渡って風呂にやって来る人もいました。


1時間ほど過ごし、部屋に戻り早めに就寝。

難路を歩き通した充実感、無事下山した安心感が、

心地良い眠りへ導いてくれました。

・・・

・・・



2009.8.10(月)

TONOは4時頃に目を覚ましました。

部屋はけっこう寒いです。

布団に包まり1時間ほど惰眠を楽しみ、姫を起こし朝風呂に行きました。



朝もやの混浴露天風呂です。

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二段目の湯船から下の湯船を撮ってみました。

湯船の大きさがわかります。

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昨日の天気が嘘のように、この日は快晴

"焼岳" が朝日に照らされ輝きだします。

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青空に立ち上る一筋の噴煙。

上に登るとあの辺りは強烈な硫黄臭です。

現在、"焼岳" の北峰には登れますが、南峰は立ち入り禁止です。




他に誰もいなかったので、上の露天風呂に行ってみました。

ここには、大きな傘と打たせ湯がありました。

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男性用脱衣所の前に、露天風呂の説明図があります。

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それによると、一番下の混浴風呂は 「水着OK」 になっています。

夏は川で泳ぐ人もいるでしょうし、そうせざるを得ませんかね・・・

でもやっぱり風呂での水着着用には、抵抗ありますよね~ ( ̄ヘ ̄)


しばし風呂で寛いで、部屋に戻りました。



7時過ぎに、大広間で朝食です。

飛騨の宿では定番の“朴葉味噌”が美味しかった。

ご飯がすすみますよね。 (^^♪



朝食後は、風呂に入らずチェック・アウト。

吊橋の上からは、初めて夏らしい風景が広がっていました。

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                           (中央左側に露天風呂が写っています)

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                             (雲に隠れてますが "焼岳" 方向)


下山したとたんに回復した天気を、恨めしく思いながら帰路につきました。


 (終わり)


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新穂高温泉 「野の花 山荘」

2010年08月25日 09:00

2010.8.2(月)

鷲羽岳~水晶岳~高天原温泉~雲ノ平と北アルプスの深部を歩いて、

新穂高温泉に下山した二人です。


途中で "高天原温泉" で汗を流したものの、

夏の長い山行で汗だくだくです。


車を回収してまず向うのは温泉です。

さてどこ行こう・・・?


例によって駐車場からは、"深山荘" が近いんだけど・・・

夏の太陽がギラギラ照りつける中、屋根無し露天風呂は厳しいよね。

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                      (画面中央やや左に露天風呂が見えます)



それに第1の目的は混浴じゃなくて、洗髪、洗体だから、

普通にシャンプー、ボディソープ完備の日帰り入浴施設が無難な所かな。

で、以前も何度か行った事のある "ひがくの湯" に向かうことに。



駐車場を出てスノーシェードを抜けたところで、

ん! "野の花 山荘" !? 

・・・見慣れない看板を見つけました。

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・・・こんなの前あったっけ?

"日帰り入浴可" って書いてあるなぁ。

行ってみますか♪


急遽行き先を変更。

鍋平高原方向に入り、高台に上って行くと・・・ありました!

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ここは以前違う宿があったはずだが・・・

やってるのかやってないのか分らないような宿でしたが。(^^;


改築したのか・・・

でも名前が変わってるし、完全に新築したんだろうなぁ・・・

とりあえず敷地内へ入ってみます。



真新しいエントランスです。

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800円/人を払い、お風呂へ向います。

・・・

・・・

男女別の内湯。

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奇麗な脱衣所。 洗面台も充実してました。

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汗まみれの登山服、下着を脱ぎ捨てて、さあ風呂だ~

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掛け湯をして、湯船に浸かります。

良い温度だ。。。

無色透明、無臭でサラッとしたお湯です。

気持ち良い~


しばしお湯に浸かって、洗い場に移動。

頭のてっぺんから足先までよく洗って、サッパリした~


再び湯船へ。

お湯の中で疲れた筋肉を揉み解します。

日に焼けた腕がヒリヒリします。


内湯からは、露天風呂が見て取れます。

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右奥のガラス戸を通って、露天風呂に行ってみました。

暑い! 陽射しが痛過ぎる!!

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ちょっと入れませんなぁ。

この時期は日が落ちないと、屋根無し露天は厳しいな~



上がって休憩所で姫を待つかな。


・・・

・・・


休憩所の入口にこんな張り紙。

IMGP9948.jpg


混浴もあるのか・・・♪

他に誰もお客さんはいないし、ちょっと見に行きますか。



休憩所を抜けた奥に出入り口があります。

男湯と書かれた方が、混浴となるようです。

IMGP9950.jpg


女性は女湯の脱衣所からバスタオル巻きで移動すれば、

比較的入り易いかも知れませんね。



風呂は一部木陰になってますが、基本的に炎天下なので入りませんでした。

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広い休憩室で横になって姫を待ちます。

風が抜ける畳の間は涼し~い。

ミネラルウォーター500ml一気飲み。 (ビールじゃないのが寂しいですが・・・^^ゞ)

IMGP9951.jpg
                          (奥に見えるのが露天風呂の入口)


10分ほどして姫がやってきました。

少し涼んで "野の花山荘" を出ました。


ここはいずれ宿泊して混浴風呂にも入ってみたいですね。

夏よりも秋とか冬の方が雰囲気が良いのかなぁ。。。


 (終わり)


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