2013年06月07日 06:56
2013.5.26(日)
ヤビツ峠からBOSCOキャンプ場を抜けてヨモギ平に上がったTONO。
誰もいないヨモギ平でまさかの熊との遭遇。
向こうが先に気付いて逃げてくれたので何事も無く済みましたが、
バッタリしたらヤバかったところ。
興奮冷めやらぬままヨモギ平を後に三ノ塔を目指します。
8:18ヤビツ峠~8:40門戸口~8:50BOSCOキャンプ場9:00~
9:40ヨモギ平9:55~10:40三ノ塔10:45~10:55二ノ塔~
12:04表丹沢野外活動センター14:48~13:18菩提原
9:55 緑溢れるヨモギ平を出発します。

最初は平坦~なだらかな登りで、非常に歩き易い道です。
ただ初めて山で熊を目撃したせいで、
大きめの窪んた跡が全てヤツの足跡に見えてしょうがない。
一つ一つジッと見ては 「熊じゃない様だな・・・」
なんてやってるから全然先に進みません。(^^;
・・・なので、途中から足跡探しはせずに黙々と上りました。

(新緑が気持ちの良いヨモギ尾根)
高度が上がると前方に表尾根が見えてきますが、どうやらガスガスの様子。
やがて急な痩せ尾根を上ると傾斜が緩み、枯れたクマザサの中を行きます。
・・・クマザサ、熊笹、熊!? あれはヤッパ熊・・だよなぁ。
とりあえずこの日は熊の事が頭から離れないTONOなのでした。(笑)
そして三ノ塔の北端のお地蔵さんの所に飛び出しました。
BOSCOからここまで誰にも会わず・・・出遭ったのはあの熊のみ。

ここから烏尾岳方面は真っ白な世界。( ̄▽ ̄;
この日は最初から塔ノ岳まで行く気はありませんでしたが、
これを見ると「はい、行かなくて結構ですぅ」・・って感じでした。(笑)

まぁ、三ノ塔方面もかなり白かったですけどね。
そんな中で赤紫色のトウゴクミツバツツジが目を楽しませてくれました。
10:40 三ノ塔に到着。 ここもガスガスですなぁ。


1|2 1:三ノ塔方面もガスガス 2:トウゴクミツバツツジ
3|4 3:三ノ塔に建つ避難小屋 4:三ノ塔の道標
10:45 三ノ塔で少し休んで二ノ塔へ向かいました。
すぐに三ノ塔尾根を右に分けて木段を下ります。
表尾根は多くの人が歩いた結果、掘れてしまっているので、
登山道の保護のためには木段も仕方がないのですが、
やはり歩幅の合わない段差は歩き難い。

コルまで下りわずかに登り返すと、
10:55 二ノ塔に到着。 ここも人がいっぱいです。
そのまま通過して二ノ塔尾根で下山開始しました。

表尾根から離れ二ノ塔尾根に入ると急に人が少なくなります。
この下山道に入ってすぐにトレランの単独行と擦れ違いましたが、
その後は誰にも会いませんでした。
さてこのルートの出だしは気持ちの良い尾根歩き。
ツツジの競演も見れたりしてなかなか良い。

(レンゲツツジとトウゴクミツバツツジの競演)
5分ほど下ると "日本武尊の足跡入口" なる標柱を発見。
興味をそそられちょっと道を辿ってみましたが、
ガスの中に道は続いていてどこまで下ればイイのやら・・・
地図を見ても記載が無かったので途中で引き返しました。(^^;
あとで調べてみると岩に足型の窪みがあって、
日本武尊が水を求めて岩を踏み締めた跡だとのこと。
以後絶え間なく水が湧き出ているとの伝説だが、実際は枯れているらしい。
もう通ることもないだろうし、やはり行っておけば良かったか・・・

そこからすぐに開けた場所に出て朽ち果てたベンチがありました。
晴れていれば表尾根~塔ノ岳が見晴らせるのでしょうか?

さて気持ち良く歩けたのはここまで。
ここからは植林帯に突入。
単調でつまらない道をひたすら下ります。
30分ほど下ると一旦車道を横断して再び植林帯に入ります。
11:52 登山口に到着。


ここからは菩提原まで車道歩きですが、
すぐ先で道が大きく左にカーブしてU字型になっているのが見えたので、
尾根を末端まで辿ってショートカットしました。

車道に出てしばし下って行くと、左手に何やらアウトドア施設が。
12:04 入口には "表丹沢野外活動センター" とありました。

ベンチでもあれば休んでいこうと中に入ってみました。
管理棟を過ぎて一段上がると炊事場などがあって、
バーベキューなどをしている人達が大勢。
反対側の八角形の東屋(八角の館)とトイレ・シャワー棟もとても奇麗。
さらに一段上がると芝生のテントサイト。
塔ノ岳登山のベースにしても良さそうです。
ただHPで予約状況を確認してみると、
7月8月の週末はほとんど埋まっていました。


1|2 1:場内案内図 2:八角の館
3|4 3:テントサイト 4:トイレ棟の中
とりあえず東屋の下でザックを下ろして休憩しました。
ちょうど昼時だったのでここでカップラーメンでお昼にしましたが、
あとで見たらここは "飲食禁止" の張り紙がありました。
なのでこの場所でこんな事↓ をしてはいけません。

居心地が良かったのでここで40分ほど休憩してしまいました。
12:48 菩提原のバス停に向かいます。
途中茶畑が広がる場所を通過・・・静岡みたいです。
秦野の丹沢山麗一帯はお茶の栽培に適する気候となっているらしく、
ここで作られる丹沢茶は密かな人気らしい。
神奈川に住んでいながら今まで知らなかった。(^^;

茶畑を過ぎるとあとはひたすら車道を歩きます。
振り返ると表尾根方面は完全に雲に覆われていました。

13:18 菩提原に到着すると、バスが信号待ちしています。
慌ててバス停に走り、秦野行きのバスに乗り込みました。
ところがその直後、反対車線を渋沢行きのバスが。
よく考えれば小田原経由東海道線で帰るわけで、
渋沢に出た方が良かったかも・・・(^^;
でも自宅到着時間はどっちでも一緒だったからまぁイイか。

さて今回はGPSのお試し山行。
歩いたルートで特にGPSが必要な場所はありませんでしたが、
自分の居場所がほぼ正確に分かるというのは非常に心強いものですね。
ただ東屋の下に入っている間は衛星をキャッチできなかったらしく、
その軌跡が大きく乱れていたので状況により使えない場合もあると感じました。
あくまでも地図読みが基本で補助的にGPSを使うというスタンスですかね。
でも帰宅後に歩いた軌跡をカシミールで確認できるのはGPS山行ならでは。
自分の地図読みと比較しながら復習するのも楽しいものです。
今後夏に向け3泊4泊と長期縦走する事もあるし、
どの程度電池が持つのか、誤差はどの程度発生するのか・・・等、
まだ未知の部分についてはGPS山行を繰り返して確認しようと思います。
(終わり)

今週末の天気は土曜がいまひとつですかね。
日曜はまあまあみたいですが・・・
ヤビツ峠からBOSCOキャンプ場を抜けてヨモギ平に上がったTONO。
誰もいないヨモギ平でまさかの熊との遭遇。
向こうが先に気付いて逃げてくれたので何事も無く済みましたが、
バッタリしたらヤバかったところ。
興奮冷めやらぬままヨモギ平を後に三ノ塔を目指します。
8:18ヤビツ峠~8:40門戸口~8:50BOSCOキャンプ場9:00~
9:40ヨモギ平9:55~10:40三ノ塔10:45~10:55二ノ塔~
12:04表丹沢野外活動センター14:48~13:18菩提原
9:55 緑溢れるヨモギ平を出発します。

最初は平坦~なだらかな登りで、非常に歩き易い道です。
ただ初めて山で熊を目撃したせいで、
大きめの窪んた跡が全てヤツの足跡に見えてしょうがない。
一つ一つジッと見ては 「熊じゃない様だな・・・」
なんてやってるから全然先に進みません。(^^;
・・・なので、途中から足跡探しはせずに黙々と上りました。

(新緑が気持ちの良いヨモギ尾根)
高度が上がると前方に表尾根が見えてきますが、どうやらガスガスの様子。
やがて急な痩せ尾根を上ると傾斜が緩み、枯れたクマザサの中を行きます。
・・・クマザサ、熊笹、熊!? あれはヤッパ熊・・だよなぁ。
とりあえずこの日は熊の事が頭から離れないTONOなのでした。(笑)
そして三ノ塔の北端のお地蔵さんの所に飛び出しました。
BOSCOからここまで誰にも会わず・・・出遭ったのはあの熊のみ。

ここから烏尾岳方面は真っ白な世界。( ̄▽ ̄;
この日は最初から塔ノ岳まで行く気はありませんでしたが、
これを見ると「はい、行かなくて結構ですぅ」・・って感じでした。(笑)

まぁ、三ノ塔方面もかなり白かったですけどね。
そんな中で赤紫色のトウゴクミツバツツジが目を楽しませてくれました。
10:40 三ノ塔に到着。 ここもガスガスですなぁ。




1|2 1:三ノ塔方面もガスガス 2:トウゴクミツバツツジ
3|4 3:三ノ塔に建つ避難小屋 4:三ノ塔の道標
10:45 三ノ塔で少し休んで二ノ塔へ向かいました。
すぐに三ノ塔尾根を右に分けて木段を下ります。
表尾根は多くの人が歩いた結果、掘れてしまっているので、
登山道の保護のためには木段も仕方がないのですが、
やはり歩幅の合わない段差は歩き難い。

コルまで下りわずかに登り返すと、
10:55 二ノ塔に到着。 ここも人がいっぱいです。
そのまま通過して二ノ塔尾根で下山開始しました。


表尾根から離れ二ノ塔尾根に入ると急に人が少なくなります。
この下山道に入ってすぐにトレランの単独行と擦れ違いましたが、
その後は誰にも会いませんでした。
さてこのルートの出だしは気持ちの良い尾根歩き。
ツツジの競演も見れたりしてなかなか良い。

(レンゲツツジとトウゴクミツバツツジの競演)
5分ほど下ると "日本武尊の足跡入口" なる標柱を発見。
興味をそそられちょっと道を辿ってみましたが、
ガスの中に道は続いていてどこまで下ればイイのやら・・・
地図を見ても記載が無かったので途中で引き返しました。(^^;
あとで調べてみると岩に足型の窪みがあって、
日本武尊が水を求めて岩を踏み締めた跡だとのこと。
以後絶え間なく水が湧き出ているとの伝説だが、実際は枯れているらしい。
もう通ることもないだろうし、やはり行っておけば良かったか・・・

そこからすぐに開けた場所に出て朽ち果てたベンチがありました。
晴れていれば表尾根~塔ノ岳が見晴らせるのでしょうか?


さて気持ち良く歩けたのはここまで。
ここからは植林帯に突入。
単調でつまらない道をひたすら下ります。
30分ほど下ると一旦車道を横断して再び植林帯に入ります。
11:52 登山口に到着。




ここからは菩提原まで車道歩きですが、
すぐ先で道が大きく左にカーブしてU字型になっているのが見えたので、
尾根を末端まで辿ってショートカットしました。

車道に出てしばし下って行くと、左手に何やらアウトドア施設が。
12:04 入口には "表丹沢野外活動センター" とありました。

ベンチでもあれば休んでいこうと中に入ってみました。
管理棟を過ぎて一段上がると炊事場などがあって、
バーベキューなどをしている人達が大勢。
反対側の八角形の東屋(八角の館)とトイレ・シャワー棟もとても奇麗。
さらに一段上がると芝生のテントサイト。
塔ノ岳登山のベースにしても良さそうです。
ただHPで予約状況を確認してみると、
7月8月の週末はほとんど埋まっていました。




1|2 1:場内案内図 2:八角の館
3|4 3:テントサイト 4:トイレ棟の中
とりあえず東屋の下でザックを下ろして休憩しました。
ちょうど昼時だったのでここでカップラーメンでお昼にしましたが、
あとで見たらここは "飲食禁止" の張り紙がありました。
なのでこの場所でこんな事↓ をしてはいけません。


居心地が良かったのでここで40分ほど休憩してしまいました。
12:48 菩提原のバス停に向かいます。
途中茶畑が広がる場所を通過・・・静岡みたいです。
秦野の丹沢山麗一帯はお茶の栽培に適する気候となっているらしく、
ここで作られる丹沢茶は密かな人気らしい。
神奈川に住んでいながら今まで知らなかった。(^^;

茶畑を過ぎるとあとはひたすら車道を歩きます。
振り返ると表尾根方面は完全に雲に覆われていました。

13:18 菩提原に到着すると、バスが信号待ちしています。
慌ててバス停に走り、秦野行きのバスに乗り込みました。
ところがその直後、反対車線を渋沢行きのバスが。
よく考えれば小田原経由東海道線で帰るわけで、
渋沢に出た方が良かったかも・・・(^^;
でも自宅到着時間はどっちでも一緒だったからまぁイイか。

さて今回はGPSのお試し山行。
歩いたルートで特にGPSが必要な場所はありませんでしたが、
自分の居場所がほぼ正確に分かるというのは非常に心強いものですね。
ただ東屋の下に入っている間は衛星をキャッチできなかったらしく、
その軌跡が大きく乱れていたので状況により使えない場合もあると感じました。
あくまでも地図読みが基本で補助的にGPSを使うというスタンスですかね。
でも帰宅後に歩いた軌跡をカシミールで確認できるのはGPS山行ならでは。
自分の地図読みと比較しながら復習するのも楽しいものです。
今後夏に向け3泊4泊と長期縦走する事もあるし、
どの程度電池が持つのか、誤差はどの程度発生するのか・・・等、
まだ未知の部分についてはGPS山行を繰り返して確認しようと思います。
(終わり)

今週末の天気は土曜がいまひとつですかね。
日曜はまあまあみたいですが・・・
スポンサーサイト
最新コメント