2010年07月31日 18:00
2009.8.2 (日)
6:55 登山口からはいきなりの急登です。

さて今回、姫は初の山スカート。

急斜面で後ろから登って行くと、
パンツが見えそうでドキドキします。
でも下に短パンが付いているので、実際には見えないんですけどね。 (^^ゞ
7:04 尾根に上がりました。
ここで、"旭小屋" からのルートと合流します。

急な登りで早くも大汗。 レインウエアを脱いで体温調節。

7:17 さて行きましょう。
この先、一部ルートが不明瞭で分かりにくいですが、
ともかく尾根を先に進むと、すぐに明瞭な登山道に出ます。

ここから先はず~っと左側に鉄線が張られ、
こんな看板が立てられています。

(たくさんキノコが採れるみたい)
このきのこ山では、「ギンリョウソウ」(銀竜草)をたくさん見ることができました。

ひたすら登るといつしか鉄線はなくなり、
明るいシラビソの林の中に、まっすぐ道が伸びています。

日当りの良い場所に、「リンネソウ」が咲いてました。

スウェーデンの植物学者である“リンネ”がこの花を大変好み、
リンネの名前を献じてこの名が付けられたそう。
淡いピンク色の花で控え目な感じだが、実に可愛らしい。
1本の花茎から2つの花が並んで咲くので、
日本では「メオトバナ」と呼ばれています。
この時期はどこへ行っても見かける「ゴゼンタチバナ」(御前橘)

傾斜が緩み平らなピークに着きました。

8:59 "立場山" (2,248m)です。

樹林に囲まれたピークで展望は全くなし。
写真だけ撮って通過します。
ここから、一旦下ります。

途中「エゾシオガマ」(蝦夷塩釜)を見つけました。

蝦夷の名が付いてますが、
北海道だけでなく本州の中部以北でも生息しています。
ここ南八ヶ岳でもたくさん見かけました。
9:21 「青ナギ」と呼ばれる特徴的な場所に到着。
晴れていれば、"阿弥陀岳" の雄姿を望めるはずだが・・・

右側がコテで均したように平らな斜面となった、明るく開放的な所です。
自然の造形物とは思えないほど凹凸がないです。
不思議ですね~ (・。・)
この青ナギ周辺は、お花がいっぱいでした♪
まずは、「ミヤマアキノキリンソウ」(深山秋の麒麟草)

和名は "黄輪草" の説もあるようです。
「アキノキリンソウ」は花が縦にまんべんなく付き、麒麟の首に似ています。
でも、「ミヤマアキノキリンソウ」は茎頂部に花がまとまって付き、
上から見ると黄色い輪のように見えるから、"黄輪草" の方が合ってるかも。
お次は花が終わりかけてますが、「イワオトギリ」(岩弟切)

岩場に咲く "弟切草" ということ。
"弟切草" の名前の由来は、
「"鷹の傷を治す秘薬" と言うこの草の秘密を、弟が他の鷹匠に教えてしまい、
これに腹を立てた兄が、その弟を切り殺してしまった。」
と言う伝説から来ているらしい。
葉に残る赤い模様は、そのとき切られた弟の血痕!?だって。 (‥;
「タカネイブキボウフウ」(高嶺伊吹防風)

蕾のときは紅紫色で、開花すると白色に変わります。
それで同じ株に色の違う花が付いているように見えます。
「テガタチドリ」(手形千鳥)

太い根が手のひら状になっていること、
花が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられています。
「タカネグンナイフウロ」(高嶺郡内風露)

山地で見られるグンナイフウロの高山型。
光を透かすと紫色の花が実に綺麗です。
水滴の付いた花弁が素敵ですね~♥
群生してたのが、「コバノコゴメグサ」(小葉小米草)

それと、「イブキジャコウソウ」(伊吹麝香草)

近くで見ると、ピンク色の「ウツボグサ」みたいですね。

ちなみに「イブキジャコウソウ」も「ウツボグサ」もシソ科の植物です。
9:30 この当りから雨と風が強くなってきました。
青ナギを渡って先を急ぎましょう。

ちなみに、ここまで出会った登山者は2人(1組)のみ。
TONOがきのこ山の辺りで写真を撮っていると、
超特急で追い抜いていきました。
その後は誰にも会わず、実に静かな山を満喫です。
(P3を目指して へ続く)
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☆
6:55 登山口からはいきなりの急登です。

さて今回、姫は初の山スカート。

急斜面で後ろから登って行くと、
パンツが見えそうでドキドキします。

でも下に短パンが付いているので、実際には見えないんですけどね。 (^^ゞ
7:04 尾根に上がりました。
ここで、"旭小屋" からのルートと合流します。

急な登りで早くも大汗。 レインウエアを脱いで体温調節。

7:17 さて行きましょう。
この先、一部ルートが不明瞭で分かりにくいですが、
ともかく尾根を先に進むと、すぐに明瞭な登山道に出ます。

ここから先はず~っと左側に鉄線が張られ、
こんな看板が立てられています。

(たくさんキノコが採れるみたい)
このきのこ山では、「ギンリョウソウ」(銀竜草)をたくさん見ることができました。

ひたすら登るといつしか鉄線はなくなり、
明るいシラビソの林の中に、まっすぐ道が伸びています。

日当りの良い場所に、「リンネソウ」が咲いてました。

スウェーデンの植物学者である“リンネ”がこの花を大変好み、
リンネの名前を献じてこの名が付けられたそう。
淡いピンク色の花で控え目な感じだが、実に可愛らしい。
1本の花茎から2つの花が並んで咲くので、
日本では「メオトバナ」と呼ばれています。
この時期はどこへ行っても見かける「ゴゼンタチバナ」(御前橘)

傾斜が緩み平らなピークに着きました。

8:59 "立場山" (2,248m)です。

樹林に囲まれたピークで展望は全くなし。
写真だけ撮って通過します。
ここから、一旦下ります。

途中「エゾシオガマ」(蝦夷塩釜)を見つけました。

蝦夷の名が付いてますが、
北海道だけでなく本州の中部以北でも生息しています。
ここ南八ヶ岳でもたくさん見かけました。
9:21 「青ナギ」と呼ばれる特徴的な場所に到着。
晴れていれば、"阿弥陀岳" の雄姿を望めるはずだが・・・

右側がコテで均したように平らな斜面となった、明るく開放的な所です。
自然の造形物とは思えないほど凹凸がないです。
不思議ですね~ (・。・)
この青ナギ周辺は、お花がいっぱいでした♪
まずは、「ミヤマアキノキリンソウ」(深山秋の麒麟草)

和名は "黄輪草" の説もあるようです。
「アキノキリンソウ」は花が縦にまんべんなく付き、麒麟の首に似ています。
でも、「ミヤマアキノキリンソウ」は茎頂部に花がまとまって付き、
上から見ると黄色い輪のように見えるから、"黄輪草" の方が合ってるかも。
お次は花が終わりかけてますが、「イワオトギリ」(岩弟切)

岩場に咲く "弟切草" ということ。
"弟切草" の名前の由来は、
「"鷹の傷を治す秘薬" と言うこの草の秘密を、弟が他の鷹匠に教えてしまい、
これに腹を立てた兄が、その弟を切り殺してしまった。」
と言う伝説から来ているらしい。
葉に残る赤い模様は、そのとき切られた弟の血痕!?だって。 (‥;
「タカネイブキボウフウ」(高嶺伊吹防風)

蕾のときは紅紫色で、開花すると白色に変わります。
それで同じ株に色の違う花が付いているように見えます。
「テガタチドリ」(手形千鳥)

太い根が手のひら状になっていること、
花が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられています。
「タカネグンナイフウロ」(高嶺郡内風露)

山地で見られるグンナイフウロの高山型。
光を透かすと紫色の花が実に綺麗です。
水滴の付いた花弁が素敵ですね~♥
群生してたのが、「コバノコゴメグサ」(小葉小米草)

それと、「イブキジャコウソウ」(伊吹麝香草)

近くで見ると、ピンク色の「ウツボグサ」みたいですね。

ちなみに「イブキジャコウソウ」も「ウツボグサ」もシソ科の植物です。
9:30 この当りから雨と風が強くなってきました。
青ナギを渡って先を急ぎましょう。

ちなみに、ここまで出会った登山者は2人(1組)のみ。
TONOがきのこ山の辺りで写真を撮っていると、
超特急で追い抜いていきました。
その後は誰にも会わず、実に静かな山を満喫です。

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