スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009 西穂・奥穂縦走 Vol.6 「穂高岳山荘」

2010年08月31日 18:00

2009.8.9(日)

西穂・奥穂縦走を終え、この日は "穂高岳山荘" に宿泊。

1泊夕食・お弁当付きで、9,000円/人 です。

槍ヶ岳の部屋でした。

150 槍



今夜も布団1枚に2人の割合です。

155 部屋



通路には、ザックが並び始めます。

151 通路


20090816201344983.jpg

14:10 お腹空いたな~

食堂で何か温かいものを食べましょう♪

二人で1杯の山菜うどんを注文しました。




20090816201338080.jpg

  疲れた体に、美味し~い ♥

  汁まで全部飲み干してしまいました。

  ごちそうさまでした。 (^^)





食べた後は、玄関横のラウンジで、コーヒーブレイク。

154 ラウンジ


寒い時期には、このストーブに火が入り、とても居心地の良い場所です。



受付には、ひっきりなしに登山者がやってきます。

今夜もやはり混みそうだな~



この山荘には、強力な乾燥室があります。

雨・汗で濡れた衣類を干しに行きます。

これで夕方には、カラカラに乾いてるはずです。

156 乾燥室




さて、2階から食堂を見下ろす場所に、椅子が4つ置かれています。

157 休憩


ここは二人のお気に入りの場所です。

以後夕食までの時間を、ズ~ッとここに座って過ごしました。

奥の女性はよほど疲れていたのか、延々と眠り続けてました。 (^_^;



16:42 スタッフは夕食の準備に大わらわ。

158 食事の準備



17:29 夕食です。

159 夕食


鳥唐揚げ、焼き魚、コロッケ、おでん・・・

最近の山小屋の食事は、豪華になりましたねぇ。

ごちそうさま。 美味しかった~  (^^♪



夕食後は、ラウンジで過ごしました。

TVの天気予報では、明日は雨/曇り・・・


曇りなら、北穂からキレットを越えて槍まで。

小雨程度なら、"北穂小屋" で待機。

本格的に雨なら、このまま "白出沢" を下って、"新穂高温泉" に1泊するかな・・・



明日朝のお弁当を受け取り、

部屋で横になります。


8:00 就寝。


 (雨の下山 へ続く)


☆ ポチッと一押しお願いします FC2 Blog Ranking

関連記事
スポンサーサイト

2009 西穂・奥穂縦走 Vol.5 「ジャンダルム~穂高岳山荘」

2010年08月30日 19:30

2009.8.9(日)

西穂・奥穂の縦走路に足を踏み入れた二人。

西穂山荘を出て、ジャンダルムまでやってきました。



展望のない "ジャンダルム" で10分ほど待機。

ガスが切れるのを待ってみるも、一層ガスは濃くなるばかり。



11:40 ジャンを下り先へ進むことにしました。

121 ジャン下り


やっぱり、ザックがないと楽ですね~♪



ジャンダルム基部のトラバース。

122 ジャン基部


ここは足元が谷側に傾斜してて、

しかも濡れているため滑るんですよね。 (ノ゚ο゚)ノ

ホールドする所がほとんど無いので、

ズルッときたら即、奈落の底行きです。


地味な所ですが、今回けっこう注意を払った恐怖スポットでした。



11:45 無事、ザックをデポした所まで戻って一安心。

123 ザック回収



 11:54ザックを背負って、行きましょう。

124 先へ

 

「→オクホ」の文字。

125 奥穂→



信州側をトラバースしていきます。

126 ジャントラバースへ



ここも何気に恐いんですよね~ (^^;

ジャンダルムのトラバース
                        (奥穂側から撮影)


写真で見ると、「何でそんなに岩にへばりついてるの?」 って感じですが、

この足元は、はるか 500m下まで切れ落ちています。 ( ̄_ ̄|||

P1050838.jpg



恐怖のトラバースが終わって、ジャンを振り返ります。

横からみるジャンは、かなり幅狭い形をしていますね。

128 奥穂側からジャン
                  (奥のシルエットがジャンダルム)





12:06 次は "ロバの耳" の上りです。

ロバの耳の上り




ここからが真の核心部。

長い "ロバの耳" の下りに入ります。

鋭く飛騨側に切れ落ちて、垂直に感じるような斜面です。

129 ロバの耳下り1





高度感のあるトラバース。

P1050840.jpg
              (TONOの顔には、全く余裕無し)


難しい急な下りが延々と続きます。

130 ロバの耳下り2



必要最低限の鎖はありますが、ほとんどは自力での下降となります。

でもどうしようもない所には、ボルトが打ってあったりして助かります。

131 ロバの耳下り3

132 ロバの耳下り4


最後は、スタンス・ホールドが取りにくい岩壁を下ります。


長い "ロバの耳の下り" が終わると、"ロバの耳のコル" に下り立ちます。

下りてるときは夢中で恐怖を感じる余裕もないですが、

振り返るとどこを下りてきたのやら・・・



コルを過ぎると、再び上り返しです。

ロバの耳
                              (後方は "ロバの耳のコル" )


ここからは、"馬ノ背" に向かい急な上りとなります。

133 最後の上り



12:30 上り切ったところは、平坦な広場。

134 馬の背手前


ここからは、次の難所 "馬の背" の全貌を見通せます。

"馬の背" は、両側がスパッと切れ落ちたナイフリッジの恐怖スポット。 (ノ゚ο゚)ノ

最初に反対側から渡った時は、異常に怖かったのを思い出します。



さて、"馬の背" を渡ります。

135 馬の背1

136 馬の背2

137 馬の背3


これは信州側から撮っていますが、

飛騨側も同様にスパッと切れ落ちてます。



晴れていると、目も眩む圧倒的な高度感を味わえます。 ( ̄▽ ̄;

P1050843.jpg



ただスタンス・ホールドともにしっかりしているので、

風がなければ、比較的落ち着いて渡れます。

P1050844.jpg



"馬ノ背" の上部。

138 馬の背4



"馬ノ背" が終わって、ほっと一息。

イワベンケイ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウが、

登山者を癒すかのように咲いていました。

147 イワベンケイ



視線を先に向けると、

岩屑を積み重ねたような稜線が、ガスの中に浮かびあがっています。

140 やせた稜線



その先に "奥穂高岳" の山頂が見えてきました。

141 奥穂が見えた



12:53 "奥穂高岳"(3,190m)に到着。 (^o^)丿

142 奥穂山頂


"西穂高岳" から、5時間38分の厳しい岩稜帯歩きでした。



写真を撮って通過します。

143 道標



ここからはもう危険箇所はありません。

安心して歩けます

144 穂高岳山荘への道




さて、"白出のコル" に建つ "穂高岳山荘" が見えてきました。

最後の急斜面を下りていきます。

145 白出しのコルへ




13:32 "穂高岳山荘" に無事に到着。

146 穂高岳山荘


"西穂山荘" を出て、8時間55分。 ほぼ9時間です。

ひたすら岩場のアップダウン・・・疲れた~ (*_*)


「余力があったら "北穂小屋" まで行こう♪」

などと秘かに考えてたTONOは大バカ者です。(笑)



このルートは、技術・体力ともに ★★★★★

一般登山道としては最難関縦走路になっていますが、

確かに険しい岩稜帯が、これでもか~と言うくらい続きます。(^^;



しかも他の登山道なら鎖、梯子、ボルトなどがあって然るべき場所にも、

このルートの場合には何も設置されていないことが多いです。

それでも要所要所には鎖があるので、

三点支持がきちんとできれば問題ないですが、

ペンキマークを見落として誤った場所に入り込むと大変なことになります。 ( ̄_ ̄|||




途中に山小屋などはなく、長時間行動できる体力も必要になります。

エスケープルートにしても、天狗のコルから岳沢に下りるコースのみで、

夏の初めの雪が残っている時期は、アイゼンが無ければとても下れません。

雪がなくても浮き石だらけの急斜面のガレ場で、とても下る気にはなれない場所です。


以前はここに長い鎖が設置してあったみたいですが、

崩落したのが跡形もなくなくなってました。



そして気力。

ルートに気持ちで負けないこと。

恐怖心をなくしてはいけないと思いますが、過度の恐怖は体を硬くして、

スムースな動きができなくなります。



集中力も当然切らせません。

岩の一つ一つを浮いてないか、安定しているか確かめながら進む必要があります。

前にジャンダルムの信州側をトラバース中に、

安定していると思って掴んだ岩がそのまま抜け落ちた事がありました。 ( ゚ ▽ ゚ ;



以前の逆ルートと比べどちらが辛いだろう・・・?

天狗のコル ~ 畳岩尾根ノ頭・コブ尾根ノ頭 が

標高差300mの上りになる分、今回の方が体力的にはキツイか!?

でも、総合的には風や雨、ガスと言った天候の要素がより大きいですよね。



今回このルートを歩いて誓ったこと・・・

もう岩が乾いてる時以外、ここは通らない。

とりあえず二人とも一般ピープルな訳だし、

岩の濡れて滑り易い時に、こんな所に来ちゃ駄目だよね。(笑)


 (穂高岳山荘 へ続く)


☆ ポチッと一押しお願いします FC2 Blog Ranking

関連記事

2009 西穂・奥穂縦走 Vol.4 「間天のコル~ジャンダルム」

2010年08月29日 18:00

2009.8.9(日)

"西穂・奥穂縦走" にチャレンジした二人。

曇り時々雨の天候の中、"間天のコル" までやってきました。



9:06 さてこれから逆層スラブの上りです。

以前下りで通った時は、フリクションが良く効き楽に通過できた所。

岩が乾いていれば、見た目よりは難なく登れそうですが、

岩が濡れているとやはり滑ります。

スリップに十分注意して、鎖を使って登りました。

84 逆層スラブを登る



逆層スラブの上から一枚。

87 逆層スラブを上から見る


まるで岩の滑り台状態です。

これで雨ならウォータースライダー !? (ノ゚ο゚)ノ



飛騨側を巻くと、鋭いナイフリッジ上のピークを越えます。

85 更に上へ



大きな岩が重なり合った所を過ぎ、岩屑が小さくなってくると、山頂はもうすぐ。

87 天狗岳へ




9:23 "天狗ノ頭"(2,909m)です。

88 天狗岳



振り返ると、"間ノ岳" からの厳しい下りがわかります。

下って来た岩稜帯


中央の "間ノ岳" の右のピークが "西穂高岳"。

左後方に "焼岳" の姿が見えます。




この辺りで、奥穂側から来た登山者と何度かすれ違いました。

中には70歳台と思われる方々もいて、ビックリです。

自分が70歳の時に、こんな所を歩けるとはとても思えませんが・・・ (^_^;



ガスで眺望もいまいちですし、サッサと次へ行きましょう。

天狗の頭からの下り



この先へ一段下りて、ペンキマークを辿ると、

"天狗のコル" への垂直な岩壁が登場します。

89 天狗のコルへ下り




50m程の高低差がある垂直の岩壁に、鎖がぶら下がっています。

90 天狗のコルへの鎖場1
        (コルにいる登山者がほぼ真下に見えます ‥;)



通れるルートが狭く限られ、途中に大きな岩が飛び出ているので、

その場所の通過にやや手を焼きます。

91 天狗のコルへの鎖場2


ちょうど姫がその問題の岩を通過したところ。

岩には赤ペンキで 「キケン」 と書いてあります。



下の写真で、TONOが乗っかってるのが、その岩。

下から見るとオーバーハングしてます。

93 天狗のコルへの鎖場3


最後のコルに着地する辺りも、足がかりが少なく、

脚の短い小柄な女性などは大変です。



9:45 "天狗のコル" に着きました。

94 天狗のコル


食事を摂って、大休止です。


今日は、信州側に出ると冷たい風が吹き付けてきます。

しかし飛騨側に行くとほとんど風がない。

いつもと風の向きが逆だ・・・



ここで、この縦走路の約半分。

"西穂山荘" を出てから、5時間8分。

"西穂高岳" からは、2時間30分かかっています。



ここからの後半戦は、恐怖スポットが目白押しです。

ジャンダルムのトラバース、ロバの耳の下り、馬ノ背・・・

特に心配なのが、ロバの耳の下り!

この岩の濡れた状態では、どれほどの困難さなのか・・・!?



さて、"天狗のコル" からは、"岳沢" に下る エスケープルート があります。

以前このルートを "岳沢" から上って、"奥穂高" に行ったことがあります。(→こちら

もしこの時点で雨足が強ければ、ここから "岳沢" を経て "上高地" へ下山するつもりでしたが、

天気はなんとか午前中はもちそうです。

小雨は降ったり止んだりしてますが、本降りにはならなそう。




10:00 "天狗のコル" を出発。

100 コルを出発



ここからは、"畳岩尾根ノ頭" ~ "コブ尾根ノ頭" と標高差300mの一気の上りです。

101 畳岩尾根の登り


ここまでの行程で疲れた脚に、この急登はキツ~イ。

本当に辛いです。 (>_<)



振り返ると、通過してきた "天狗ノ頭" が、

ガスの中に特徴的な形を浮かび上がらせています。

102 天狗岳の上の登山者



稜線のペンキマークを辿って行きます。

103 ペンキマークを忠実に



一旦飛騨側をトラバース。

前にこんな所通ったかな・・・ (・・?

104 飛騨側をトラバース




さらに急な岩壁を上ります。

105 ミヤマダイコンソウ咲く岩壁



この辺もあまり記憶がないんですが・・・

106 岩と格闘


そしていつの間にか、"畳岩尾根ノ頭" は過ぎたようです。 (^_^;




10:30 "コブ尾根ノ頭" への上りです。

コブ尾根の頭への上り1



この先は滑りやすい岩壁で、ルンゼ状の斜面に鎖がぶら下がっています。

コブ尾根の頭への上り2



上に行くにつれルートは狭くなり、傾斜が急になってきます。

最後は垂直に近い壁です。

コブ尾根の頭への上り3



登りきって、しばし信州側を巻いて進みます。

110 広いガラ場



時折ガスが切れ、眼下に上高地を見下ろします。

111 眼下に上高地
(梓川の畔に赤い屋根が三つ ・・・ 五千尺ホテルと白樺荘、ちょっと離れて帝国ホテル)



そろそろ肉体的にも精神的にも、疲労が溜まってきています。

ここで一時ペンキマークを見失いましたが、(ヤバ ‥;)

稜線を目指して進むと、ルートに復帰できました。



大きな岩が折り重なる、稜線伝いに進みます。

P1050830.jpg

P1050833.jpg



進路がない! ( ̄_ ̄|||

と思ったら、この大きな一枚岩を乗っ越して反対側でした。

112 岩を乗っ越す




"コブ尾根ノ頭" 山頂直下の上りです。

コブ尾根の頭山頂直下の上り




11:23 岩が重なり合った広場のような場所に出ました。

どうやらここが、"コブ尾根ノ頭" のピークのようです。

114 コブ尾根ノ頭山頂




少し進むとガスの中から、ずんぐりした巨大な岩の塊が見えてきました。

115 ジャンが見えた


ジャンダルム です。

やっとここまで来たか~



岩の広場を進んだ "ジャンダルム" 直下に、雪渓が残っていました。

116 雪渓



ザックを下ろして、しばし休憩。

TONO 「疲れたね~。 ジャン行く? それともこのまま先行っちゃう?」

 姫   「・・・とりあえず、ジャンに行っといた方が良いんじゃない。」

TONO 「このガスじゃ、行っても何も見えないけどね・・・」

 姫  「でも、やっぱり行くでしょ?」

TONO 「う~ん、じゃあ行きますか。」

 姫   「うん ♪」



そのままザックをデポして、ジャンへの基部まで行った時に、

下りてきた登山者が大きな 落石 を起こしました。

何度か 他の岩に当たって砕け、

派手な音を立てながら奈落の底に 落ちて行きます。



ひぇ~怖~ (・・;

あんなものを喰らったら、ひとたまりもありません。

落石とともに、自分も奈落の底 ですな。



TONO 「やっぱり、ここに来る時はヘルメットとかあった方が良いんじゃない?」

 姫   「一緒だよ。 あんなもの当たったら。 ヘルメットなんかしててもしてなくても一緒!」

TONO 「そうかな・・・」

 姫   「そうだよ。運が悪かったと思って、諦めて落ちて行くしかないんじゃない。」

TONO 「・・・」

でもやっぱりヘルメット買おうかな・・・ 小さい石ならあるとないでは違うよね・・・^^;




11:30 さて気を取り直して、ジャンへ行きましょう。

その基部で、"ジャンダルム" 山頂への道と、"奥穂高岳" へ向かう巻き道とに分かれます。

左がジャンへの道、右が奥穂高への道です。

本来、西穂から来た場合は、基部で飛騨側へ回り込み、

途中で再び信州側を巻いて上って行きます。



この時は、下りてくる登山者がいたため、一段上のルートを進みました。

奥穂から来た時は、このルートを通ったような・・・

117 ジャンの上り1



さてどこから上るかな・・・

118 ジャンへの上り2



ジャンの上部はどこを行ってもそれなりに上れますが、

岩が不安定で落石の巣窟なので、

踏み跡がある所を行った方が良いです。




11:35 アッと言う間に、ジャンダルム山頂(3,163m)です。

119 ジャンダルム


ガスガスですね。 (T_T)

晴れていれば、360度遮るもののない大展望なんですが・・・



お~っ、ジャンダルムの天使です ♥

120 天使


風雪に耐え一体いつからここにあるんだろう?

錆びて、文字が禿げてしまっています。

強風が吹いたら飛ばされてしまいそうだけど・・・

いつまでも、ここで登山者を癒し続けて下さいね~ (^^♪


 (ジャンダルム~穂高岳山荘 へ続く)


☆ ポチッと一押しお願いします FC2 Blog Ranking

関連記事

2009 西穂・奥穂縦走 Vol.3 「西穂高岳~間天のコル」

2010年08月28日 18:00

2009.8.9(日)

西穂高岳を後にして、次のピークへ移動します。


7:22 振り返って "西穂高岳" を見ると、

その急峻な山容と、山頂の狭さがよく分かります

こうやって見ると、西穂からの下りも結構大変だ。 (^_^;)

60 西穂の登山者



穂高の険しい岩稜帯が、一層の迫力で迫ってきます。

61 吊尾根
(ジャンダルム3,163m ・奥穂高3,190m~吊尾根~前穂高3,090m ・明神岳2,931m)



傍らに咲く「コイワカガミ」(小岩鏡)

62 コイワカガミ


岩場に生え、光沢のある葉が鏡のようなのでこの名があります。

・・・って、また葉が写ってないですね。(^_^;)




7:31 さて行きますか。

63 下る
                              (バンジー・ジャンプ !? ・・;)



下り切ったところで、また急に雨が降ってきました。

しかもかなり強く降ってます。

このまま降り続けば、今回は撤収です。

レインスーツを着こみ、しばし待機します。



辺りに目を移すと、「コケモモ」(苔桃)が咲いてました。

64 コケモモ
                        (レンズに水滴が付着してしまいました)



雨に濡れた岩は黒く光り、いかにも滑りそう。

前を行く3人のパーティが引き返してきました。

今日はもう先に進まないとのこと。



この先の縦走路に足を踏み入れれば、引き返すことも困難。

さて、どうする・・・



10分ほどすると雨が小降りとなりました。

そのまま止みそうです。

・・・よし行こう!



7:45 先へ進みます。

濡れた岩場を下って行きます。

乾いた岩とは全く異なり、マジに滑ります。

最初から、一歩も気を抜けません。( ̄_ ̄|||

65 岩場の下り



さて最初の難関が登場。

ほぼ垂直の長い鎖場です。

66 厳しく長い鎖場


前回ここを通った時は、上りだし岩も乾いていたので、

特に困難さは感じなかったのですが、

今回は下りで濡れているため、非常に神経を使いました。


鎖も滑るし、岩も滑る。

鎖は補助的に使いたいところだが、

岩が濡れて滑るので、さしずめ命綱状態だ。



下りきると岩棚のトラバース。

67 トラバース



この辺りで雨はほぼ上がりましたが、次第にガスが湧いてきます。

赤茶けた岩屑の山、"間ノ岳" の全貌が見えてきました。

68 間ノ岳を望む1
            (見難いですが、画面中央に赤いザックの登山者を確認できます)



切り立った狭い稜線を辿って、

69 稜線を辿る


"間ノ岳" 手前のコルへ鎖場を下ります。

70 鎖場の下り



8:02 コルから、"間ノ岳" へ向かうルートを確認。

間ノ岳を望む3


画面中央に登山者がいます。

凄い所を行きますね・・・( ̄▽ ̄;




花を見てしばし休憩しましょう。

「アオノツガザクラ」(青の栂桜)

72 アオノツガザクラ


ピンク色でチューリップ型の花を付ける「ツガザクラ」と比べると、

花が先すぼりで黄緑色をしています。

ツガザクラのツガは、針葉樹の栂に葉が似ることからきているようです。




「ハクサンイチゲ」(白山一華 )が風に揺れていました。

73 風に揺れるハクサンイチゲ




これは、「ミヤマキンバイ」(深山金梅)・・・かな。

75 ミヤマキンバイ


高山に咲く金梅の意味。

金梅とは花の色が黄色で形が梅に似ていることから。




さて、"間ノ岳" へ上ります。

間ノ岳への上り



この山は本当に岩屑の山です。

浮石も多く要注意ですね。

落石を起こさぬよう、ペンキマークを忠実に辿ります。

76 岩屑の山




8:35 間ノ岳(2,907m)山頂です。

77 間ノ岳


標柱はなく、岩にペンキで "間ノ岳" と書いてあります。

消えかかっているので、うっかりすると気付かず通過しそうです。


まだまだ先は長い。

写真を撮って通過します。




高度感あふれるトラバース。

78 絶壁のトラバース


この後は、"間天のコル" への下り。

急峻な下りですが、比較的ホールド・スタンスは豊富です。



コル付近まで降りると、これから登る "天狗ノ頭" が見えてきました。

81 天狗岳を望む


う~ん、ここも凄いです。(・・;

岩の板を重ねた様な独特の逆層の急斜面に、長~い鎖がぶら下がっています。

82 逆層スラブを行く登山者
                          (逆層スラブ)




9:05 "間天のコル" から、今下りてきた "間ノ岳" の険しい山容を振り返ります。

一体どこをどう下ってきたのか・・・ o( ̄ー ̄;)ゞううむ

83 間天のコルより下ってきたルートを望む





気付くと、"吊尾根" はガスで真っ白。

幽玄な感じになってきました。

80 ガス沸く吊尾根



雨は降ったり止んだりを繰り返し、岩が乾くことはなさそう。

そして、このルートの真の核心部はこれから。

はたして、無事通過できるのか・・・!?


 (間天のコル~ジャンダルム へ続く)


☆ ポチッと一押しお願いします FC2 Blog Ranking

関連記事

2009 西穂・奥穂縦走 Vol.2 「西穂山荘~西穂高岳」

2010年08月27日 18:00

2009.8.9(日)

翌日からの "西穂・奥穂縦走" に向け、"西穂山荘" に宿泊した二人。


4:00 目覚ましが鳴り布団を出ます。

う~ん、寝たような寝てないような・・・

スッキリした寝覚めとはいきません。


玄関前では、TVの天気予報に見入る人達。

30 早朝の山荘


予報では今日は曇りか・・・

雨にならなければ良いけど・・・



4:37 準備をして山荘を出ます。

まだあたりは暗く、ヘッドライトが必要です。

31 西穂へ


"西穂高岳" までは何度か通った道ですが、

その先に足を踏み入れると思うと、いつもとは違った緊張感。



まずは山荘前の岩場を抜け、ハイマツ帯を行きます。

32 ハイマツ帯




5:00 夜が明けたようです。

東の空がオレンジ色に染まっていく。

33 朝焼け



丸山(2,452m)の辺りで、急速に明るくなってきました。

前方の急斜面に向い登山道が伸び、

その先に独標~西穂高岳の稜線が見えています。

34 明るくなる




5:04 姫が感嘆の声を上げます。

35 虹1


うわぁ~、虹だ!

焼岳・乗鞍岳方向から、笠ヶ岳に架かる二重の虹です。

36 虹2


10分程で消えてしまいましたが、良いものを見せていただきました



ところが、この日は雨が降ったり止んだり。

レインスーツを出発時に着たものの、暑くなってすぐ脱いで、

今度は雨が降ってまた着て、雨が止んで暑くなってまた脱いで・・・(ーー;

37 雨



5:33 台形状の独標が近づいてきました。

38 稜線



足元には「イワツメクサ」(岩爪草)が、清楚に咲き揃います。

39 イワツメクサ



独標の上に、数名の登山者を確認できます。

40 独標を望む



5:56 西穂独標(2,701m)に着きました。

42 西穂独標
                          (飛騨の名峰 "笠ヶ岳" をバックに)



ここまで、予定より時間がかかってます。

2度のレインスーツの着脱で時間をロスしたかなぁ。

まあ、先は長いし焦らず行きましょう。


とりあえず、朝食を食べますか。

43 朝食
                             (吊尾根~前穂高岳~明神岳)


山荘でもらった弁当です。 オニギリが2個付いてました。

45 お弁当




この先の、ピラミッドピーク・西穂高岳~ジャンダルム・奥穂高岳の稜線を確認できます。

雨も止んだし、テンションモードです。

44 ピラミッドピーク~西穂




垂直な岩壁に「チシマギキョウ」が咲いてました。

この花はこんな岩場が良く似合いますね。

47 岩壁に咲くチシマギキョウ


チシマギキョウは横~下向きに花を咲かせ、

イワギキョウは上~やや横向きに花を付けるのですが、

さてこの垂直の岩壁に咲く場合はどうなんでしょう?


他の違いとして、チシマギキョウは花弁に線毛がありますが、

イワギキョウはそれがなくスッキリとしてます。



6:31 ピラミッドピーク着

49 ピラミッドピーク



振り返ると、独標の登山者を確認できます。

その後方に重なるのは霞沢岳(2,646m) 右奥に乗鞍岳(3,026m)

50 独標の登山者




途中のコルで花を見かけました。

まずは、「オンタデ」(御蓼)

木曾御嶽 で最初に発見されたことからこの名がついてます。

オンタデ


「ウラジロタデ」とよく似ていますが、分布域が異なるようです。

立山 や 針ノ木岳ではどちらも見られ、

白馬岳 ではウラジロタデのみ、

槍・穂高、乗鞍、中央アルプスではオンタデのみが見られるらしい。


また、ウラジロタデの葉の裏には綿毛が多いため白く見えますが、

オンタデではそれが少なく淡緑色に見えます。




次は、「ヨツバシオガマ」(四葉塩竈)

葉が茎の節ごとに4つずつ輪生しています。

IMGP3513.jpg




そして、「ウサギギク」(兎菊)

53 ウサギギク


葉の形がウサギの耳に似ている事から、この名があります。

・・・って、葉は写ってないですね。m(__)m


その辺のプランターから持ってきたような感じで、

プチ・ヒマワリと言った風です。




さて最後の急な岩場を登ります。

IMGP3516.jpg



7:15 西穂高岳(2,909m)に到着しました。

55 西穂高



ここまで来ると、ジャンダルム(3,163m)をハッキリ捉えることができます。

その上に立つ登山者の姿も確認できます。

そして右奥には、奥穂高岳(3,190m)。。。

ジャンダルム~奥穂高




さらに左に目を向けると、天を衝く特徴的なピーク。

槍ヶ岳(3,180m)です。

明日は、この 槍ヶ岳 まで行きたいところだが・・・

57 槍ヶ岳



とりあえず今日は 奥穂高岳 を目指して、ここからが本番です。

今のところ雨は止んでるし、このまま天気がもってくれれば良いけど・・・



 (西穂高岳~間天のコル へ続く)


☆ ポチッと一押しお願いします FC2 Blog Ranking

関連記事


最新記事


キャッシング用語
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。