2011年06月29日 13:22
2011.6.19 (日)
梅雨の真っ只中、晴れ間を求めて "日光白根山" を目指しました。
"燕岳テント山行" を終えて、本当は早く次のテント泊に行きたいところでしたが、
なかなかTONOと姫の連休がリンクしません。
「日帰りで、テント泊はできないしね~」
「じゃあ、トレーニングのためにテント持って登れば良いんじゃない?」
(↑後になって考えれば、この話の展開が作為的です ^^;)
「う~む・・・そうねぇ・・・そうしてみるか・・・」
・・・で、前日の夕方、
TONOは使う予定はないテント泊用品一式を大きなザックにパッキング。
"日光白根山" で、二人してデカいザックか・・・相当浮くなぁ~ o( ̄ー ̄;)ゞううむ
夜になって仕事から帰った姫は、ゴソゴソと山の準備を済ませます。
そして、いつものように二人で飲んで就寝。
・・・
・・・
翌朝です。 外は小雨混じりの天気。
"日光白根山" ・・本当に晴れるのかなぁ・・・
まっ、とりあえず行きますか。
重いザックを持ち上げ、ふと姫を見ると・・・ ( ゚ ▽ ゚ ;
20Lの一番小さいザックじゃん!!
「何、そのザック!?」
「だって、日帰りで "日光白根山" でしょ?」
「トレーニングにテント泊装備を持って行くって・・・」
「それは殿様だけでしょ! 姫は軽い荷物で行くよ。」
「え~っ!?」
「ザックの中ガラガラ~ 食料とか入れてあげてもイイよ ♥」
「・・・・・」
「ほら、早く行くよ~♪」
横浜新道、第三京浜、環状8号と車を飛ばします。
関越道を沼田ICに向かうにつれて、空は次第に明るくなり、
雲の切れ目からは時おり陽射しもこぼれるようになりました。
9:45 ロープウェイ山麓駅に到着。
"菅沼登山口" にするか悩んだんですが、もう時間も時間だし、
ロープウェイを利用してより短時間で山頂に立てる、
丸沼高原スキー場からのルートにしました。
10:02 誰もいないロープウェイ乗り場です。
姫は小さいザックで、お気楽ハイキング気分♪

ロープウェイからオートキャンプ場が見えました。

ゲレンデを利用した、広々とした草地のフリーサイトが気持ち良さそう~
施設も充実してるし、快適なキャンプが楽しめそうです。
10:20 約15分で標高2,000mの山頂駅に到着。
ロックガーデンからは、正面に聳える "日光白根山"。

このルートは、山腹をトラバース気味に上り、
最後は右端に見える斜面を登っていくことになります。
ロックガーデン~二荒山神社にかけては、シラネアオイが満開でした。

"二荒山神社" の横を過ぎると、鹿侵入防止のゲートがあります。
このゲートは前に来た時より立派になってました。

晩夏に来た時は、辺り一帯 "カニコウモリ" の花が、地味~に密生してましたが、
この季節はまだ葉っぱのみ。
確かに葉っぱはカニの甲羅様ですね。

10:39 時おり雪が残る登山道を行きます。

11:01 斜度が急になり、ジグザグに樹林帯を登ります。

やがて、登山道の傍らに花を見るようになると、
森林限界を超えて、ザレ場に飛び出します。

(このコースにミスマッチなデカいザックを背負う人 ^^;)

ミネザクラ(峰桜)
樹林帯からザレ場に出る
辺りに咲いていました。

コミヤマカタバミ(小深山傍食)
畳まれてますが、
ハート型の葉っぱが特徴。

キバナノコマノツメ(黄花駒爪)
葉っぱが馬の蹄に似てるんですが、
写真ではわかりませんねぇ。 (^^ゞ

イワカガミ(岩鏡)
お馴染みの花ですね。

コメバツガザクラ(米葉栂桜)
米葉じゃない様に見えますが、
後ろの葉っぱがそうです。

ショウジョウバカマ(猩々袴)
猩々とは猿の一種。
花を猿の赤い顔に見立てたらしいが・・・

ミヤマキンバイ(深山金梅)
高さが低くて葉も違う気もするけど、
花は金梅系ですよねぇ・・・

ミツバオウレン(三葉黄蓮)
何か、付け睫毛っぽいんだよね。(笑)

11:43 登り始めて1時間20分。
ここまで一気に登って来ました。
お腹も空いたことだし、
パンを食べて一休みです。
「あと30分くらい登ったら山頂だよね・・・」
「うん、そうだね」
「・・・となると、2時間くらいで山頂に着いちゃう計算になるよ」
「ふ~ん」
「ふ~ん・・って、コースタイムは2時間50分だけど!」
「計算間違えてるんじゃない?」
「間違えるような計算じゃないし・・・」
「家帰ってから、よく計算してみなさい」
「・・・って、姫が早過ぎなんだよ~ ザックが軽いからって、飛ばし過ぎ!」
「そう?」
「そう・・って、こっちは重いザック背負ってるんだから~」
「殿様、良いトレーニングになって良かったね~ ♥」
「・・・・」
11:54 一休みしたら、あと一登り。
姫は駆けるように軽快に、斜面を登っていきます。

一方TONOは、滑りやすい斜面に足を取られないよう、1歩1歩確実に。

(続く)
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梅雨の真っ只中、晴れ間を求めて "日光白根山" を目指しました。
"燕岳テント山行" を終えて、本当は早く次のテント泊に行きたいところでしたが、
なかなかTONOと姫の連休がリンクしません。
「日帰りで、テント泊はできないしね~」
「じゃあ、トレーニングのためにテント持って登れば良いんじゃない?」
(↑後になって考えれば、この話の展開が作為的です ^^;)
「う~む・・・そうねぇ・・・そうしてみるか・・・」
・・・で、前日の夕方、
TONOは使う予定はないテント泊用品一式を大きなザックにパッキング。
"日光白根山" で、二人してデカいザックか・・・相当浮くなぁ~ o( ̄ー ̄;)ゞううむ
夜になって仕事から帰った姫は、ゴソゴソと山の準備を済ませます。
そして、いつものように二人で飲んで就寝。
・・・
・・・
翌朝です。 外は小雨混じりの天気。
"日光白根山" ・・本当に晴れるのかなぁ・・・

まっ、とりあえず行きますか。
重いザックを持ち上げ、ふと姫を見ると・・・ ( ゚ ▽ ゚ ;
20Lの一番小さいザックじゃん!!
「何、そのザック!?」
「だって、日帰りで "日光白根山" でしょ?」
「トレーニングにテント泊装備を持って行くって・・・」
「それは殿様だけでしょ! 姫は軽い荷物で行くよ。」
「え~っ!?」
「ザックの中ガラガラ~ 食料とか入れてあげてもイイよ ♥」
「・・・・・」
「ほら、早く行くよ~♪」
横浜新道、第三京浜、環状8号と車を飛ばします。
関越道を沼田ICに向かうにつれて、空は次第に明るくなり、
雲の切れ目からは時おり陽射しもこぼれるようになりました。
9:45 ロープウェイ山麓駅に到着。
"菅沼登山口" にするか悩んだんですが、もう時間も時間だし、
ロープウェイを利用してより短時間で山頂に立てる、
丸沼高原スキー場からのルートにしました。
10:02 誰もいないロープウェイ乗り場です。
姫は小さいザックで、お気楽ハイキング気分♪

ロープウェイからオートキャンプ場が見えました。

ゲレンデを利用した、広々とした草地のフリーサイトが気持ち良さそう~

施設も充実してるし、快適なキャンプが楽しめそうです。
10:20 約15分で標高2,000mの山頂駅に到着。
ロックガーデンからは、正面に聳える "日光白根山"。

このルートは、山腹をトラバース気味に上り、
最後は右端に見える斜面を登っていくことになります。
ロックガーデン~二荒山神社にかけては、シラネアオイが満開でした。

"二荒山神社" の横を過ぎると、鹿侵入防止のゲートがあります。
このゲートは前に来た時より立派になってました。

晩夏に来た時は、辺り一帯 "カニコウモリ" の花が、地味~に密生してましたが、
この季節はまだ葉っぱのみ。
確かに葉っぱはカニの甲羅様ですね。

10:39 時おり雪が残る登山道を行きます。

11:01 斜度が急になり、ジグザグに樹林帯を登ります。

やがて、登山道の傍らに花を見るようになると、
森林限界を超えて、ザレ場に飛び出します。

(このコースにミスマッチなデカいザックを背負う人 ^^;)

ミネザクラ(峰桜)
樹林帯からザレ場に出る
辺りに咲いていました。

コミヤマカタバミ(小深山傍食)
畳まれてますが、
ハート型の葉っぱが特徴。

キバナノコマノツメ(黄花駒爪)
葉っぱが馬の蹄に似てるんですが、
写真ではわかりませんねぇ。 (^^ゞ

イワカガミ(岩鏡)
お馴染みの花ですね。

コメバツガザクラ(米葉栂桜)
米葉じゃない様に見えますが、
後ろの葉っぱがそうです。

ショウジョウバカマ(猩々袴)
猩々とは猿の一種。
花を猿の赤い顔に見立てたらしいが・・・

ミヤマキンバイ(深山金梅)
高さが低くて葉も違う気もするけど、
花は金梅系ですよねぇ・・・

ミツバオウレン(三葉黄蓮)
何か、付け睫毛っぽいんだよね。(笑)

11:43 登り始めて1時間20分。
ここまで一気に登って来ました。
お腹も空いたことだし、
パンを食べて一休みです。
「あと30分くらい登ったら山頂だよね・・・」
「うん、そうだね」
「・・・となると、2時間くらいで山頂に着いちゃう計算になるよ」
「ふ~ん」
「ふ~ん・・って、コースタイムは2時間50分だけど!」
「計算間違えてるんじゃない?」
「間違えるような計算じゃないし・・・」
「家帰ってから、よく計算してみなさい」
「・・・って、姫が早過ぎなんだよ~ ザックが軽いからって、飛ばし過ぎ!」
「そう?」
「そう・・って、こっちは重いザック背負ってるんだから~」
「殿様、良いトレーニングになって良かったね~ ♥」
「・・・・」

11:54 一休みしたら、あと一登り。
姫は駆けるように軽快に、斜面を登っていきます。

一方TONOは、滑りやすい斜面に足を取られないよう、1歩1歩確実に。

(続く)
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