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2009 笠ヶ岳 Vol.6

2011年12月28日 08:09

2009.10.10(土)~10.11(日)

1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~(小池新道)~鏡平山荘
2日目 鏡平山荘~弓折乗越~大ノマ乗越~秩父平~笠新道分岐~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳~
     笠ヶ岳山荘~笠新道分岐~杓子平~笠新道登山口~新穂高温泉




2009.10.11(日)

鏡平山荘を出て5時間20分、笠ヶ岳山荘に着いた二人。

ヘロヘロ状態のTONOでしたが、温かいラーメンを食べて復活!



11:52 姫のザックは小屋にデポして、山頂に向かいます。

IMGP5045.jpg




休んでる間に、完全にガスがかかってしまいました。

視界は30mくらいでしょうか・・・石屑の道を登っていきます。




12:04 祠がある場所に着きました。

笠ヶ岳頂上の文字に、姫はてっきりここが山頂だと思ったようです。

IMGP5046.jpg



でも・・山頂にしては標柱とかがないよねぇ・・・

あれ!? 向こうになんかあるよ。

左側へ続く道を辿るとすぐに、三角点のある場所に出ました。




12:06 ここが "笠ヶ岳"(2,898m)の山頂のようです。

P1060158.jpg




あっぶねぇ~ 気付いて良かった~

ここまで来て、山頂を踏まずに帰るところでした。 (^_^;

IMGP5050.jpg
                                  (プレートの裏側です)





ここから、槍穂の姿を見てみたかったな~

IMGP5049.jpg
                          (槍穂は残念ながら雲の中です)




12:12 ガスで展望のない山頂を後にします。

途中何も見えませんでしたが、急にガスが切れると山荘はすぐそこでした。

小屋の後ろに見えるのは、"小笠" と呼ばれる小さなピーク。

IMGP5051.jpg





12:22 山荘に戻りました。

姫のザックを取ったらすぐに下山開始です。

帰りはTONOがザックを背負って行くことに。 (^^;

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12:33 "サヨナラ岩" を通過。

またいつか来れるかなぁ・・・

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ガスの中、稜線を下っていきます。

IMGP5056.jpg





行く先が見えないとちょっと不安。 (・・;

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この辺りは "播隆平" と呼ばれる場所か・・・?

地図によると、右下に池があるはずだけど・・・

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12:50 スッパリ割れた岩の間を通り抜けます。

IMGP5059-1.jpg
              (この岩は抜戸岩と呼ばれています)





12:57 チングルマの果穂が風に揺れる気持ちの良い場所です。

夏は一面のお花畑なんだろうなぁ。。。

IMGP5063.jpg





おっ~! 雷鳥だ~♥

さすが悪天候の使者・・・このガスに誘われて出てきたのでしょうか。

IMGP5066.jpg
                             (冬に向けて白く変身中ですね)




さてここで問題です。

この写真の中に何羽の雷鳥がいるでしょうか?

IMGP5068.jpg








答えは・・・・・・・3羽・・なんですが、保護色って凄いですよね~

実際にすぐ近くで見ていても、動かないと見失います。 (^_^;

コピー ~ IMGP5068






13:29 "笠新道" 分岐です。

ここでTONOは、デポしたザックを回収。

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IMGP5071.jpg


わずかに上ると "抜戸岳" の分岐。


しかし当然ながら、

"抜戸岳" に寄るような

時間的・体力的余裕はなし。(^^;


そのまま真直ぐ下山です。




ガスガスの中、"杓子平" へ向けて下ります。

IMGP5072.jpg





晴れていれば、笠と抜戸の迫力ある姿を見れるのでしょうが・・・

IMGP5073.jpg




この時間、けっこう登ってくる人とすれ違いました。

もう時間的に日帰りは無理でしょうから、皆さん上で宿泊ですか。

翌日の天気も良さそうだし、山頂からの素晴らしい景色を見れたんでしょうね。

来シーズンは快晴の日に笠でテント泊してみたいところです。




14:15 "杓子平" の道標が立つ場所を通過。

IMGP5075.jpg




"抜戸岳南稜" を乗り越して進みます。

IMGP5077.jpg






ここから長~い急坂を下ります。

下っても下っても着かない、長い長い、キツ~イ下りです。

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遥か下の方に白い線のように見えるのは・・・ "蒲田川" か。

これからあんな下まで下りるの!? ・・・眩暈もんです。 ( ̄▽ ̄;)!!

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この "笠新道" は、標高差1,600m の北アルプス屈指の急登。

ちなみに笠ヶ岳~新穂高温泉は、標高差1,800m もあります。

登りに使うと体力的に凄く辛そうです。

下りにしても膝の負担が大きいです。




このルートにも標識が完備されています。

標高100m毎に、この標識が立っていました。

IMGP5085-1.jpg
                            (槍穂高の眺めが一望できます)





でも槍穂は完全に雲の中。

ちょうど標高2,500mくらいから上は、厚い雲に覆われていました。

IMGP5082-1.jpg
                        (手前の中崎尾根とその奥に蒲田富士)





山の中腹では、まだ紅葉も見れました。

P1060164-1.jpg





"ゴゼンタチバナ" の赤い実です。

P1060162-1.jpg





気が遠くなるほど下り膝はガクガク、「もういい加減にして・・・」 と思う頃、

ようやく蒲田川佐俣林道に降り立ちます。

P1060165-1.jpg





16:20 往路で見送った "笠新道登山口" 戻ってきました。

さすがキツイと言われる "笠新道" ・・・本当に疲れた~

P1060166-1.jpg






さてあとは "新穂高温泉" までの林道歩きです。

IMGP5095-1.jpg





16:35 中崎橋の上です。

欄干が曲がるほど雪が積もるんですね。 (・・;)

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ホウバを見つけて嬉しそうな姫。

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                             (この人まだまだ元気です ^^;)




17:10 林道のゲートまで来ました。

前を歩いていた3人は、ここで車に乗り込んでました。

ここに車を駐めていれば・・・ (T_T)

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17:20 新穂高バスターミナル着。

ここから車を回収しに、鍋平まで上らないと!

ロープウェイ駅に行ってみますが・・・すでに営業は終わってました。

そこでこの日の宿に電話したところ、迎えに来てくれることに。




5:35 観光案内所前のベンチで待ちます。

IMGP5104.jpg



もう暗くなり、バスもないし、タクシーも見かけません。

観光案内所の窓口も終わっています。

同じ槍穂の玄関口である "上高地・沢渡" と比べると閑散としてます。


20分程待つと、旅館の若奥さんが迎えに来てくれました。

鍋平駐車場まで送ってもらい、真っ暗な駐車場から宿に向かいました。


 (終わり)


今年のブログは今回にて終了です。

一年間ご訪問頂きありがとうございました。

来年は正月明けに再開予定です。


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速報! 2011 冬の赤岳

2011年12月26日 06:46

2011.12.24(土)~25(日)

強い寒気が入り、日本各地が凍える寒さとなった今年のクリスマス。

二人は比較的天気が良かった八ヶ岳に行って来ました。




"美濃戸口" から入山して、"南沢" で "行者小屋" へ。

IMG_0631.jpg





"行者小屋" からは "文三郎尾根" のキツ~イ階段。

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稜線に出ると強い風が吹き付けます。

最後の岩場は雪と岩のミックス。

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そして誰もいない "赤岳" 山頂。

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"地蔵の頭" から一気に "地蔵尾根" を下ります。

IMG_0704.jpg





この日は "赤岳鉱泉" に宿泊。

暖かいコタツで過ごすクリスマス・イブ ♥

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翌朝、"北沢" を下って帰りました。

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 (詳細レポは年明けかなぁ・・・)



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2009 笠ヶ岳 Vol.5

2011年12月25日 17:08

2009.10.10(土)~10.11(日)

1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~(小池新道)~鏡平山荘
2日目 鏡平山荘~弓折乗越~大ノマ乗越~秩父平~笠新道分岐~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳~
     笠ヶ岳山荘~笠新道分岐~杓子平~笠新道登山口~新穂高温泉





2009.10.11(日)

新穂高温泉から入山し鏡平山荘に宿泊した二人。

弓折岳~大ノマ岳と越えて、秩父平を上りコルに出ました。



9:32 さてここからは、"笠ヶ岳" までの稜線を辿ります。

遮るもののない稜線上は、冷たい風が吹き抜けます。

地面に垂れ下がる氷柱を見て、その寒さを実感します。

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雪の付いたハイマツの斜面を上って行きます。

青空に向かい上り詰める、気持ちの良い斜面です。

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後方には "槍ヶ岳" ・・・天を突くシンボリックなピークです。

沸いてきた雲がその高度を感じさせます。

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登山道が左にカーブすると、"槍ヶ岳" を正面に望みます。

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9:45 この辺りが斜面のピーク。

さっき見えた "秩父岩" のてっぺんに当たります。

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9:48 "笠ヶ岳" が見えた

あの稜線を歩くのか~ わくわくします♪

この時は何かもう着いたような気分になってました。(^^;

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ちょっとした岩場の斜面に、草紅葉したチングルマ。

その果穂が青空に向かいスッと伸びていました。

雪がなければ山はまだ秋の装いです。

白い雪が、冬はすぐそこまで来ていることを告げています。

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10:00 岩場を越えて、ハイマツの中を進みます。

右手正面には "笠ヶ岳" に向かう たおやかな稜線

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左手には対照的に 険しい穂高の稜線

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10:15 "抜戸岳" の分岐です。

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下山はここから "笠新道" を使います。

この分岐から "笠ヶ岳山荘" まで70分(復路50分)。

山荘から山頂までは20分(復路15分)です。

さっきはもう着いたような気がしてましたが、この稜線けっこう長いんですよね。




休憩入れると往復で3時間か・・・戻ってきて13時過ぎだ。

ここから新穂高温泉まで、下山のコースタイムは 4時間50分!

バスターミナルに着いたら 18時!?


"抜戸岳" は余力があったら帰りに寄ることにして、まずは "笠ヶ岳" へ急ぎます。

↑ ・・って言うか、絶対余力ないでしょう。(笑)



どうせ戻ってくるし、TONOはザックをここにデポ。

姫のザックに必要品だけ詰め替え、身軽になります。

・・・で、ザックは姫に背負ってもらいました。


「え~っ !? 普通逆でしょ!」 ・・・って声が聞こえてきそうですが、

この時点で姫の方がはるかに元気だったもので。 (*^^*)

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小さなアップダウンを繰り返しながら、"笠ヶ岳" はだんだん近づいてきます。

しかし、残念なことに急速に雲が湧いてきました。

雲の合間から時おり笠は確認できますが、槍穂は完全に雲の中に入ってしまいました。

槍穂を見ての稜線漫歩のはずが・・・(T_T)




さて姫は、2組ほど先行する登山者を追い抜いたようです。

そしてついに、姫の姿は見えなくなりました。

ザックを背負った姫に置いてかれるってどういうこと。

IMGP5035.jpg


・・・

・・・

と言うことで、途中の写真がありません。





テン場の手前で姫にようやく追い付きました。

(正確には姫が待っててくれたんですけどね ^^;)



テン場の岩に書かれた文字。

これは 「ガンバ」 かな。↓

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11:16 「山荘スグソコ」

「スグソコ」 ・・と書いてありますが、決してすぐそこではありません。

見えてはいるんですけどね~

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ここまで来れば、もうすぐそこです。

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11:25 "笠ヶ岳山荘" に到着。

TONOはもうヘロヘロです。

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姫 「このまま山頂行くでしょ。」

殿 「えっ~!? お昼食べて休憩しない?」

姫 「山頂行って、下りてから食べようよ。」

殿 「無理! もう疲れて動けない!」

姫 「・・・」

TONOが殿様っぷりを発揮して、結局休憩することになりました。 (*^^*)





山荘前の温度計は、5.5℃・・じっとしてるとやはり寒いです。

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中に登山者は誰もいなく、閑散としていました。

もうシーズンも終わりですね。

この4日後に小屋はクローズになったようです。

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昼食に二人ともラーメンを食べました。

ープも飲み干して、元気復活です。 (^^v

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 (笠ヶ岳山頂~長く急な「笠新道」 へ続く)


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2009 笠ヶ岳 Vol.4

2011年12月23日 07:33

2009.10.10(土)~10.11(日)

1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~(小池新道)~鏡平山荘
2日目 鏡平山荘~弓折乗越~大ノマ乗越~秩父平~笠新道分岐~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳~
     笠ヶ岳山荘~笠新道分岐~杓子平~笠新道登山口~新穂高温泉






2009.10.11(日)

新穂高温泉から入山し、"鏡平山荘" で朝を迎えた二人。

山荘を出発して "弓折乗越" までやってきました。



"弓折乗越" のベンチで、楽しいお弁当タイム終了。

7:21 さていよいよ "笠ヶ岳" へ向けて出発です。

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"双六岳" を背負いながら、

淡雪の笹原を行きます。


冬の訪れを感じさせる景色です。



アザミ?がワタスゲに変身!?

ワタスゲ・・って言うのは、ちと無理があるか。(^^;

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7:32 ほどなく "弓折岳" です。

雪化粧した双六岳の、ベルベットな山肌が目を引きます。

その山容と相まって、実に柔らかく滑らかなタッチです。

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                              (双六岳の右奥は "鷲羽岳")





おっ、"焼岳" から噴煙が上がっています。

焼岳にはまだ冠雪は見えませんが、右奥の乗鞍には所々白い部分が。

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7:43 しばし展望を楽しみ、"大ノマ乗越" へ向けて下ります。

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朝陽を受け凍りついた木々が、ガラス細工のような繊細な輝きを放ちます。

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この静寂の中、キラキラキラ・・・という音が聞こえそうです♪

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                              (白い花が咲いたような霧氷)




下り切ると今度は、"大ノマ岳" へ上り返し。

下った標高差以上に上る感じです。

P1060111.jpg IMGP4991.jpg





おっ! マッターホルン発見!?

思わず写真におさめた尖がり岩・・・これなら一跨ぎでピークに立てます。(笑)

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"大ノマ岳" への登りはけっこう辛かったですが、

槍から伸びる雄大な尾根にしばし疲れを忘れます。

P1060114.jpg P1060116.jpg





8:29 "大ノマ岳" の稜線が見えてきました。

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8:39 "大ノマ岳" のピーク直下。

振り返れば、これまで歩いてきた道。

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"双六岳" と "樅沢岳" のコルに小屋が確認できます。

"双六小屋" ですね。

IMGP4995.jpg




そして前には、これから歩く道。

左のピークは "抜戸岳" ・・・目指す "笠ヶ岳" は未だ見えず。

先はまだまだ長いですね~

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"大ノマ岳"(2,662m)は、そのピークは通らず巻道を行きます。

ここから一旦下って、右手に見える稜線を目指します。

↓ 中央やや右の白い所が "秩父平"、左に荒々しく聳えるのが "秩父岩"。

P1060126.jpg





少し先に行った場所から、"秩父平" ↓

P1060132.jpg
                 (拡大すると斜面に付いた登山道を確認できます。)



そして迫力の "秩父岩"。

IMGP5011.jpg




下る途中で右手に、全体が冠雪した山を見ました。

"薬師岳" のようです。 この山だけ本当に真っ白。 w(゚o゚)w

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                    (左は "黒部五郎岳"、白い峰は "薬師岳")




9:13 さて稜線へ向かっての上りです。

あそこまで上るの!? けっこうあるな~

IMGP5014.jpg




P1060135.jpg



秩父平の斜面に付けられた

白い登山道を辿ります。

もうけっこうヘロヘロです。


真っ青な西の空には、

下弦の月が浮かんでいました。





9:32 再び尾根に出ました。

ここからは "抜戸岳" を越えて、"笠ヶ岳" までの稜線漫歩♪ ・・・のはず。

あと2時間ちょっとの行程だ!

IMGP5016.jpg

 
(稜線漫歩 !? へ続く)


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2009 笠ヶ岳 Vol.3

2011年12月22日 06:46

2009.10.10(土)~10.11(日)

1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~(小池新道)~鏡平山荘
2日目 鏡平山荘~弓折乗越~大ノマ乗越~秩父平~笠新道分岐~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳~
     笠ヶ岳山荘~笠新道分岐~杓子平~笠新道登山口~新穂高温泉






2009.10.11(日)

新穂高温泉から入山して "鏡平山荘" に宿泊した二人。


朝4時半頃に目を覚ましました。

すでに支度を整えて出発する人の姿も。

5時過ぎに姫を起こして、出発の準備をします。



この日の朝食はお弁当にしたので、持参したパンで簡単な朝食。

小屋から出ると、周囲は薄っすらと雪化粧。

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                               (正面に槍穂が聳えます)





5:40 "鏡池" に行ってみました。

展望テラスからは人々の感嘆の声が聞こえてきます。

IMGP4942.jpg
                            (鏡池の畔で槍穂を見る登山者)





仄かに明るい東に空に、槍穂が切り取るスカイライン。

雪が山肌を白く浮かび上がらせます。

天を衝くシルエットだけでそれとわかる "槍ヶ岳"。

IMGP4933.jpg





南岳~キレットを越えて~北穂。

そして、奥穂~ジャンダルム~西穂へ続く稜線がクッキリ。

IMGP4939.jpg




ちょっと風があって、"鏡のように槍穂を映し出す" とまではいきませんでしたが、

凛とした冷気の中で、透明感のある時間が過ぎていきます。




思い起こせば、槍ヶ岳~焼岳に至る稜線はすべて歩きました。

失った写真は多いけど、どれも二人の大切な思い出です。

IMGP4941.jpg
                          (親切な方が1枚撮って下さいました)



さてこの日は、この思い出の詰まった槍穂を横目に見ながら、

まだ未踏の "笠ヶ岳" までの稜線漫歩です♪





5:58 小屋へ戻ります。

IMGP4943.jpg




小屋の前のテラスにも、薄っすら雪が積もっています。

真っ白いキャンバスにちょっと悪戯。(*^^*)

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               (この頃はあっちのブログで山記事をアップしてました ^^ゞ)





6:03 さて小屋を出発します。

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振り返って "鏡平山荘"。

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お~っ、霜柱だ!

気温は氷点下でしょうか。

出発した当初はかなり寒かったです。

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点在する池も凍りついていました。

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徐々に槍穂連峰の背後の明るさが増してきました。

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                                   (槍ヶ岳~キレット)

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                                  (キレット~西穂高岳)




槍ヶ岳へと続く "西鎌尾根" が、明るく染まっていきます。

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弓折岳の中腹を "弓折乗越" へ向かいます。

先行する登山者を確認できます。

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スッキリと晴れ渡った青空が眩しい。

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6:39 "大喰岳" 付近から朝陽が昇りました。

思わず息をのむ瞬間です。

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                              (ダイヤモンド大喰!? 笑)




陽が昇ると辺りの景色が一斉に輝きだします。

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うわ~っ! キレイ~

逆光の中、落葉して凍りついた木々がキラキラ光ってます。。。

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陽が昇る前後は、山が最も美しく輝く時間。

しばし立ち止まってその時を感じます。

う~ん・・・素晴らしい。。。

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さて先へ進みましょう。

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                        (後方に焼岳、そしてその奥に乗鞍岳)



7:03 "弓折乗越" に着きました。

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おっ!また白いキャンバス発見!

今度は槍をバックに、STAR・WARS調に。 (笑)

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さてここで、槍穂を見ながらのお弁当タイム♪

この寒さでお弁当のご飯はやや凍りかけ。 (・・;

でも美味しく頂きました。 (^^)

IMGP4974.jpg



 (下って上って、下って上がる・・・ へ続く)


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