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2012 尾白川キャンプ Vol.4

2012年06月26日 09:00

2012.5.13(日)

尾白キャンプ場でテントを張った二人。
暑くなく寒くない快適な一夜を過ごし朝を迎えました。
この日は日向山にハイキングに行く予定。


テントを抜け出すと、冷やりとした空気に包まれます。
まだ6時を廻った時刻ですが、尾白川には釣り人の姿が。
これだけの清流ですから、確かに魚がいそうです。
・・・見る限りでは何か釣れた様子はなかったですが。(^^;

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  1|2  1:前日の夕方に2張り増えました  2:釣り人




二人はコーヒーとホットサンドで朝食にしました。
ホットサンドはガスストーブで5分ほど焼けば完成です。
バターを塗ってハムととろけるチーズを挟んで、
マヨネーズで味付けしただけなんですが美味いです。
朝食の後は川面を見つめて贅沢な時間を過ごしました。

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  1|2  1:コーヒードリップ中  2:ホットサンド焼いてます
  3|4  3:こんがりと美味しく焼けました  4:食後に川辺で寛ぎます









8:15 日向山へ向かい出発です。
矢立石の駐車スペースまで車で行こうか悩んだんですが、
人気の日向山ですから車が停められない可能性も無きにしも非ず・・・
結局足で登る事にしました。
姫は空身、必要物品は全てTONOのザックの中です。(^^;

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新緑の急斜面を九十九折りに登っていきます。
朝の爽やかな空気の中、新緑が実に美しい。。。

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途中急な尾根を登り、やっぱり車で行けば良かった・・・と後悔。
再び九十九折りに登ると、林道が見えてきて着いた~と思いきやまだ先。
200~300m林道を辿り再び登山道に入ります。
8:51 ようやく矢立石に到着しました。

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 1|2  1:急な尾根  2:途中で林道に飛び出します
 3|4  3:再び登山道へ  4:矢立石に到着





矢立石の駐車場は予想通り満車で、路肩にも車が停まっています。
この先の錦滝方面は、土砂崩れにより通行不能になっているようです。

登山口周辺は団体やら家族連れやらで大混雑しています。
日向山の人気の高さを再認識です。


8:52 登山口から登り始めます。
良く整備されたハイキング道で快適に歩けます。
0/10から番合が振ってあって、最後の10/10を目指します。
この番号は最初が間隔が長めで、最後は短く感じます。
真ん中辺りは急登でキツい部分です。
要所要所で木々の間から富士山が見えたり、
甲斐駒、鳳凰三山が見えたりしてテンションを上げてくれます。

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9/10の雨量計測所を過ぎると傾斜は緩み、ほぼ平坦に登山道を辿ります。
今回、林の中の三角点はパスしました。
そして道が白砂に変わり、その瞬間が近づいてきました。

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9:57 傾斜をわずかに登ると、木々が切れ突然目の前に開ける白い砂浜。
雁ヶ原は何度来ても感動する場所です。

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陽射しを受けて眩いばかりに光り輝く白砂。
右に八ヶ岳、左に甲斐駒ヶ岳。
人々の感嘆の声と笑顔・・・ここには幸せな時間が流れています。

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 1|2  1:日向山の標柱  2:甲斐駒をバックに賑わう山頂
 3|4  3:甲斐駒を正面に錦滝方面へのトラバース  4:花崗岩の奇岩群の向こうに八ヶ岳






八ヶ岳方向には、前日行ったサントリー白州工場が見えました。

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甲斐駒を正面に見て少し先へ進むと、
錦滝方面へ下る登山道がありますが、
現在このルートは足場が悪く、
下りに使うのはご遠慮下さい
との注意書きがありました。
登りに使うのは大丈夫らしい。





足を踏み外せばサラサラとどこまででも落ちていきそうなトラバース。
美しいアリ地獄です。

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トラバースの先からは素晴らしい景色が望めます。
甲斐駒、鳳凰三山、富士山・・・
木々の間から見えていた三者が青空にクッキリと。

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 1|2  1:富士山  2:鳳凰三山・・・地蔵岳のオベリスクが確認できます
 3|4  3:甲斐駒  4:錦滝方面へ続く道






10:22 下山開始します。
11:05 一気に矢立石登山口
11:28 尾白キャンプ場に到着。

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  1|2  1:日向山山頂から下山
  3|4  2:矢立石からキャンプ場へ向かう
 5|6   3:キャンプ場売店に到着








キャンプ、渓谷散策、プチ登山・・・新緑の白州を満喫した二日間でした。
テントに戻り撤収します。

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荷物を持って車まで20mほど・・・二人で二往復。
キャンプサイトに完全に車が入らないのはちょっと不便だけど、
大した荷物じゃないし、これはこれで良いのかも。

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 (終わり)


6週間前の尾白キャンプ場レポがやっと終わりました。 (^^;
三歩進んで二歩下がる的に、ようやく頭痛は良くなりつつあります。
あと2~3週で今回の群発期も終わりを迎えそう。
さてそうなると梅雨明けがいつになるのか気になるところ。
今年はちゃんと梅雨明けしてもらって、夏山らしい夏山を味わいたいものです。
でもその前にリハビリして筋力を戻さないと、
とても重いザックを担いでは歩けそうにありません。
とりあえず次に山に行くまで、ブログは完全にお休みです。



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2012 尾白川キャンプ Vol.3

2012年06月17日 07:34

2012.5.12(土)

尾白キャンプ場にテントを張った二人。
尾白川渓谷のハイキングの後、近くの尾白の湯で汗を流しました。

テントに戻ったら、暗くなる前に火を熾して夕食です。
TONOがテントを張ってる間に、姫が薪を拾ってくれていました。
薪はテントサイト周辺にいくらでも落ちてますが、ちと集め過ぎか。(^^;

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火が安定したら炭を熾して、焚火台ごとタープの下に移動。
まずはビールで乾杯です。
メニューはいつものようにバーベキュー。
ランプステーキ、フランクのソーセージ、エリンギ、ズッキーニ等・・・

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  1|2  1:焚火台をタープの下に移動
  3|4  2:まずはプレモル
  5|6  3:炭火でただ焼くだけ (ワイルドだろぅ~ 笑)







日が落ちて夕闇が迫る頃、ランタンに灯を入れました。

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ビールを飲み干し、ワインがなくなると大分酔いもまわってきました。
この頃には食材もほぼ完食です。
キャンプを始めた頃は買い過ぎて、食材を持ち帰る事も多々ありましたが、
最近は自分たちの食べる量を把握したようで、必要十分な量を買うようになりました。

さてお腹が膨れると、お次は焚火タイム♪
白州ハイボールをやりながら、揺らぐ炎を見つめます。。。

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心が安らぐ時間のはずなんですが・・・、ちょっと目を離すと、
酔っ払った姫が笑いながら薪を次々と投入するので、
火が大きくなり過ぎてTONOは気が気でない。
まぁ、細い薪なのでパッと燃えてすぐ小さくはなるんですけどね。

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                           (タープの下で火がデカ過ぎ^^;)





場所を向こうに移動してからやれば良かったと後悔しますが、
そのうち姫が座ったまま眠ってしまったので、再び静かな時間が訪れました。(笑)
そして白州をチビチビやりながら、夜は更けて行くのでした。

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 (続く)



頭痛の群発期に入って1ヵ月・・・ようやく折り返し地点。
雨という事もあって以後、全く山にもキャンプにも行けておりません。
・・・と言うか頭痛のためブログ作成もままならない状態です。
ただ1ヵ月酒を絶っているので、内臓脂肪が減ったんでしょうか。
お腹がスッキリしたような・・・体重も3kgほど減りました。
↑姫は「筋肉が落ちただけじゃないの!?」と言っておりますが。(^^;


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2010 GWの天狗岳

2012年06月12日 22:30

今週はこれから出張でブログ作製が出来ないので、
過去記事の引越しをすることにしました。
久々にあっちをアップしたら、時間がなくなっちゃいました。(^^;

2010年GWの天狗岳の記事です。
先週末に関東も梅雨入りしたって言うのに、
今さらGWの話かよ! しかも2年前!? ・・・って感じではありますが。



2010年のGWは良い天気が続きましたが、
そのGW前半、二人は北八ヶ岳の "天狗岳" に行ってきました。

本当は厳冬期に行こうと思っていた "天狗岳" ですが、
天候と予定が合わず、残雪期のGWに決行となりました。
唐沢鉱泉まで車で入って、黒百合平~中山峠~東天狗~西天狗。
西尾根で唐沢鉱泉へ下山する計画です。






2010.5.2(日)

早朝、自宅を出発。
いつものように相模湖ICから中央道へ。
諏訪南ICを下り、"唐沢鉱泉" を目指します。

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途中からは 3~4km 未舗装の道が続きます。
八ヶ岳のダート道・・・と聞くと、"美濃戸山荘" までのあの道が頭を過ぎりますが、
あれと比べればハイウェイみたいなもんです。(笑)
ただ砂埃で車が真っ白にはなりますが。 

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8:25 "唐沢鉱泉" に到着。
無料駐車場の横に、きれいなトイレがありました。
準備をして、トイレを済ませます。

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8:38 駐車場を出発。

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8:41 宿の前を通り過ぎて、"黒百合平" 方面へ。
唐沢鉱泉・・・思ったよりも洗練されていて、規模も大きいです。 
もっとボロボロで、小ぢんまりと鄙びた感じをイメージしてたのですが・・・(^^;
ちなみにここは 「日本秘湯を守る会」 の宿です。

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宿を通り過ぎてすぐに、奇麗な水を湛えた場所がありました。
ここが "鉱泉の源流" とのこと。
苔生した源流は、何やら神秘的で美しい

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8:48 橋を渡り、登山道へ入ります。

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展望のない樹林帯を行きます。

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しばらく進むと、道はアイスバーンになってきました。

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凍ってない場所を選んで進みますが、そろそろ限界。
9:31 アイゼンを装着します。

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延々と樹林帯の中の雪道を登ります。

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やがて木々の間から山肌が見えるようになると、黒百合平はもうすぐ。
10:36 樹林帯を抜け、"黒百合ヒュッテ" に到着。
二人で1杯のラーメンを注文して、ヒュッテの中で休憩しました。

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ヒュッテの前の温度計は 6.5度。
動いていると暖かいですが、
止まると寒くなってきます。





11:12 東天狗岳に向かいます。

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11:18 "中山峠" を通過。

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11:23 樹林帯を抜けました。

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左手には "稲子岳" と "にゅう" (乳? ニュウ? にう? ニュー? New!? ・・・)
"にゅう" にはいろんな表記があって、どれが本物なのか・・・ (^^;

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               (にゅう 2,352m)                   (稲子岳 2,380m)







そして前方には 東天狗 と 西天狗。
岩がゴツゴツした東天狗と比べると、西天狗は丸みを帯びています。
東と西、二つ並べて見ると・・・う~む、これぞまさしく "乳" !? (笑)

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          (東天狗岳 2,640m)                  (西天狗岳 2,646m)





この辺りは、雪が全くない岩場が出てきたり、
アイゼンでは歩き難い事この上ない。 ( ̄ー ̄;

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11:40 さてここから、雪の急斜面。

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上り切って、後方は稲子岳の切り立った岩壁。

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西天狗に数名の登山者を確認できます。
う~ん、早くあそこに立ちたい。

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岩稜帯を巻くように進みます。

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一箇所かなりの急斜面が出てきますが、
ステップが切ってあるので問題ありません。

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急斜面を登り切り、
稜線を辿るとほどなく山頂です。

12:15 東天狗岳山頂。
黒百合平からちょうど1時間ほど。
数名の登山者が休憩中でした。

それにしても山頂には全く雪がありません。
ここだけ見れば夏と一緒。
アイゼンを付けた足元にちょっと違和感。(^^;






12:20 二人は写真を撮ったら、すぐに西天狗へ向かいました。
山頂から下りるこの斜面にも、雪はありません。
でも西天狗へは、思いっ切り雪の急登だし・・・
アイゼンを外すのも面倒なので、付けたまま下りました。(^^;

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一旦コルへ降りて、上り返します。

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                                 (東峰と西峰のコル)





雪の斜面をひと登り。

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12:42 西天狗岳山頂。

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                                      (勇ましい南八ヶ岳をバックに)





赤岳~中岳~阿弥陀岳

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"根石山荘" と後方に大きく硫黄岳の爆裂火口。

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13:00 下山開始。

途中でアイゼンを外して、
岩が重なる急斜面を
一気に下りていきます。






その後は明るい木々の中を行きます。

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13:25 第2展望台
ここも全く雪がないです。

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13:48 休憩中

 「殿様、下まであとどれくらい?」
 「1時間はかかんないかな~」
 「ふ~ん、じゃあ、あと少しだね」

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14:07 第1展望台
あれ!? 展望台って二つあったのか!
・・・って、第2があれば普通は第1もあるか・・ (^^;

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日の当たらない登山道は凍結しています。
アイゼンを再び装着して下ります。

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14:40 唐沢鉱泉への分岐部です。

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 「ねぇ、とのさま~! もう1時間くらい歩いたけど、まだ着かないの?」
 「う~ん、あと30分くらいかなぁ・・・」
 「えっ! さっき聞いた時は1時間かかんないって言ってなかった!?」
 「展望台が二つあったからね~」 ^^; 
 「・・・・・」
 「第1展望台から1時間だったんだよ。 あれは第2展望台だったから・・」
 「また殿様に騙されて、いっぱい歩かされてる~」
 「えっ! 騙してないから」
 「でも上って下って 5時間って言ってなかった~!?」
 「上りは3時間だったし、下りもこのまま行けば2時間くらいだから、5時間ピッタリじゃない」
 「・・・何か、いつもこうやって言いくるめられちゃうんだよね~」
 「ほら、オーバーしてる時間は、休憩時間だし・・」
 「でも上りで会った人にコースを話したら、"凄いですね~" って言ってたから、
  これは怪しい・・って思ってたんだよね」
 「そんな事ないんだけどなぁ・・」 ^-^;
 

・・・といった感じで責められながら30分。
15:10 唐沢鉱泉に戻ってきました。

IMGP8399.jpg




やっぱり・・・けっこう疲れました~
この時期って、中途半端ですね。
もっと雪が多い時期に来た方が良いみたい。
来シーズンは 3月頃にでも登ってみようかなぁ・・・
でも姫が一緒に登ってくれるかは・・・微妙。 ( ̄ー ̄;


 (終わり)


この翌年の2011年2月、唐沢鉱泉から西尾根で西天狗を目指しましたが、
あえなく敗退しました。 厳冬期の天狗岳


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2012 尾白川キャンプ Vol.2

2012年06月09日 08:05

2012.5.12(土)   「尾白川渓谷ハイキング」

"尾白キャンプ場" にテントを張った二人。
まだ時間も早いし、尾白川渓谷の散策に出かけてみました。






14:30 キャンプ場を出発。
TONOだけザックを背負い、姫は完全な空身状態。

14:36 竹宇駒ヶ岳神社を抜けて、吊り橋を渡ります。

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  1|2  1:駒ヶ岳神社入口
  3|4  2:尾白川は日本名水百選に選ばれています
  5|6  3:比較的しっかりした吊り橋です




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ここに通行禁止のお知らせが張ってありました。
前情報の通り、不動大橋は通行できないようです。

さらに以下の3点の注意書きも併記されています。
・千が淵より先、準登山コース!
・林道崩落のため通行不可!
・登山道が狭いため、基本的に
行きは渓谷道、帰りは尾根道で!


イラストの地図を拡大↓
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吊り橋を渡って途中までは甲斐駒登山道と一緒。
100mほどで尾根道を離れ、渓谷に下りて行きます。

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14:43 下り切った所が "千ヶ淵"。
とりあえずここは普通な感じ・・・(^^;
でもさすがに水と砂は奇麗ですね。

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・・・で、今度は上り返し。
渓谷道と言っても、西沢渓谷の様に川のすぐ傍を辿るわけではなく、
高巻きして山肌を進むので、予想に反しけっこうアップダウンがあります。
この辺り、光を受けた渓谷が非常に奇麗なんですけどねぇ・・・

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再び渓谷に下りる地点に、救助隊の人が立っていて、
「この先で滑落事故があったので、沢には下りないで下さい」 と注意を受けました。
渓谷道は階段が一部崩落してたり、鎖場とかも出てくるので、確かに油断は禁物。

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  1|2  1:千ヶ淵~三ノ滝間の鎖場
  3|4  2:旭滝~百合ヶ淵間の鎖場
  5|6  3:百合ヶ淵手前







15:06 "三ノ滝" に出ました。
マイナスイオンを浴びて気持ちイイ~♪

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滝を後にして少し行くと、突然姫が立ち止まりました。
腕を組んで見つめるその視線の先には、ジッと佇む影一つ・・・
二ホンカモシカでした。
こんな近くで見たのは初めてかもしか (笑)
眼を開いてるのか閉じてるのかよくわかりませんが、何か無言の圧力を感じます。
TONO VS カモシカ・・・完全にTONOの迫力負けでした。(^^;

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15:15 "旭滝" に到着。

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                             (↑写真の左側の岩陰に滝があります)



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この説明文に否が応にも
見たい気持ちを煽られるんですが、
肝心の滝は角度的にどうやっても
対岸に渡らないと見えない場所です。
水量の少ない時じゃないと無理か・・・






ここからまたまた登り返し。
登り切ると姫が緑の洪水の中に立ってました。

IMG_3892.jpg





15:32 "百合ヶ淵" です。
エメラルドグリーンの水面が印象的でしたが、
如何せんここも岩の間から覗く様な感じで、全貌が見えません。
何かストレスが溜まる感じ・・・

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この先、「えっ! ここ上がるの!?」 と、一瞬躊躇するような場所に出ます。
でも他にルートはないので、木の根っことかを掴んでガシガシ上ります。
痩尾根を辿って行くと、神蛇滝(じんじゃだき)の展望台に出ました。

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 1|2  1:これ登るの!?  2:両側が切り立った狭い尾根
 3|4  3:神蛇滝の説明  4:滝の展望台




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尾白川渓谷の
クライマックスは
この "神蛇滝"。

西沢渓谷の
"七ッ釜五段の滝" を
髣髴させる見事な滝。

きっと紅葉の時期も
素晴らしいでしょうね。
もっと近くで見れないのが
残念なところです。

ここまで予想したより
ハードなコースで、
時間もかかったので、
不動滝はパスして
戻ることにしました。




15:42 下山開始。
下山道は山肌を巻いて進みます。
左側は渓谷に向かって急斜面ですが、アップダウンが少なくて歩き易い。
なお木々が生い茂り、下を流れる渓谷を見ることはできません。

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  1|2  1:渓谷道と下山道の分岐部
  3|4  2:指導標
  5|6  3:下山道は急な山肌を巻いて行きます







下山を開始してすぐにヘリの爆音が近づいてきました。
さっきレスキュー言ってた遭難者の救出にきたのでしょう。
何度も旋回しては場所を探している様子。
なかなか場所が特定できず20分程行ったり来たり・・・
やがてヘリは一箇所でホバリングを始め(葉陰でよく見えませんでしたが)、
遭難者がウインチでヘリに収容された様子でした。
ヘリが去ると山には再び静けさが戻りました。

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この辺りはヘリに気を取られて、どこを歩いたのか地図を見てなかったのですが、
アップダウンが少なく山肌をひたすら巻いていた感じです。
ヘリが去ってほどなく、甲斐駒登山道と合流。
尾根道を下って行くとやがて見覚えのある場所が見えてきました。
16:06 吊り橋を渡ります。


腹ごなしに1時間半のイイ運動になりました。
さて夕飯の前に温泉で汗を流してきますか。
キャンプ場で車に乗り込み、そのまま近くの入浴施設へ向かいます。
遭難者が出たためか、駐車場には警察消防の関係車両が停まっていて、
何やら物々しい緊迫感が漂っていました。

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  1|2  1:駒ヶ岳神社の前のスペースにミニパト
  3|4  2:駐車場には警察消防の車両
  5|6  3:フォッサマグナの温泉・・・尾白の湯




 (続く)


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2012 尾白川キャンプ Vol.1

2012年06月08日 06:55

2012.5.12(土)   「尾白キャンプ場」

GWが明けた翌週末、天気も良さそうだし、久しぶりにキャンプに出かけてみました。
向かった先は "白州観光尾白キャンプ場"。。。
甲斐駒登山口にある自然いっぱいワイルドなキャンプ場です。





この日は青空が広がっていましたが、
甲斐駒の上には厚い雲がかかり残念ながらそのピークは隠れていました。
竹宇駒ヶ岳神社を目指し林の中を抜けると、広い駐車場に飛び出します。

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 1|2  1:甲斐駒のピークは雲隠れ  2:竹宇駒ヶ岳神社方向へ
 3|4  3:新緑のトンネル  4:市営駐車場(無料)





駐車場の奥が甲斐駒登山口になっていて、
ここから駒ヶ岳神社まで狭い未舗装路が続きます。
関係車両以外進入禁止の看板がありますが、
キャンプする人は関係者と言う事で堂々と入れます。(笑)
途中2箇所非常に狭いポイントがあり、対向車は無論、歩行者とも擦れ違いは困難。
大型の車両はかなり厳しいかも知れません。
この狭い道を300~400mほど先に進むと左手に売店があり、
ここでキャンプ場の受付をします。
大人800円/人、車1,000円/台、二人で2,600円也。

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  1|2  1:甲斐駒登山口  2:途中はかなり狭いです
  3|4  3:売店がキャンプ場の受付






キャンプ場の入口部分は凹凸が激しいスロープになってますが、
ゆっくり走れば普通車でも何とか通過できます。
尾白川にほど近いサイトは一段低くなっていて車が入れないので、
スロープを下った広い場所に車を駐め、サイトまで何往復か荷物を運びました。
車からサイトまでは直線距離で20mくらい。
フリーサイトで区画はなく、場所は選び放題。
10:50 疎林の中の平らで川に近い場所に陣取りました。


さて今回のテントはファイントラック・ポットラック。
広くて天井が高いので、着替えたり物を置いたりと何かと楽チン。
二人で使うと空間が余り過ぎる感はありますが・・・(^^;

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 1|2  1:インナーテントを張りアウターを被せます  2:地面は砂混じりの土
 3|4  3:テントの次はタープ  4:メインポールを立てタープを広げます





11:30 30分ほどでテントとタープを張り終わりました。
テントの中に荷物を運び入れ、椅子とテーブルをセットして完了です。

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白い砂、青い空、萌える緑、透き通った清流までテントからたったの5秒。
実に素晴らしいロケーション。。。
南アルプスの天然水が流れる尾白川・・・さすがに水がキレイだ~
夏なら水遊びが楽しめそうです♪

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 1|2  1,2,3:尾白川の清流・・・この透明感が素晴らしい
 3|4  4:白砂の河原からテントはすぐそこ






車を停めた一段高い場所からサイトを見るとこんな感じ。
テントの向こうを尾白川が流れています。
この時間は他のテントは一張りのみ・・・空いてました。(^^v

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キャンプ場内の設備としては、先ほどの売店とトイレ、炊事場のみ。
炊事場の蛇口を捻れば、尾白川の上流から引いてきたという美味しい水。
正真正銘の南アルプスの天然水です。

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  1|2  1:野趣溢れるトイレ(笑)  2:炊事場
  3|4  3:トイレ、炊事場と同じ面のテントサイト







さて、少し休んで落ち着いたら、食材の買出しに出かけました。
まずは、サントリー白州工場で白州10年350mlボトルをゲット。
ここにはウイスキーと天然水の工場見学ガイドツアーもあります。
今回はツアーには参加していませんが、なかなか楽しめます。
ついでにここでお昼も食べちゃいました。

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 1|2  1:白州工場へ続くプロムナード  2:白州入口
 3|4  3:館内  4:SHOP In The varrel
 5|6  5:レストラン ホワイト・テラス  6:ヨモギ蕎麦と山菜の天婦羅





次に向かったのは、ソーセージの店フランク。
どれも美味しそうで迷います。
結局2種類のソーセージ(何だったか忘れました ^^;)を購入。
・・・で、最後は道の駅はくしゅうの隣にあるスーパーエブリ。
バーベキュー用の食材と翌朝のパンなどを入手。
ここでもフランクのソーセージが売られていました。

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14:10 買出しを終えてテントに戻り、ちょっと一息です。
この後まだ時間も早いので、尾白川渓谷の散策に出かけることにしました。

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 (続く)


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