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2013 冬の丹沢山~塔ノ岳 Vol.2

2013年01月31日 08:53

2013.1.27(日)

7:13札掛~7:33丹沢分校分岐7:41~7:53大洞分岐~
8:11キュウハ沢分岐~8:24雨量観測所分岐~8:54本谷吊橋~
8:56天王寺登山口~9:19天王寺峠9:29~(天王寺尾根)~
11:28堂平分岐~12:02丹沢主脈~12:09丹沢山
12:42~
13:03竜ヶ馬場~13:17日高~13:42塔ノ岳14:01~
14:22木ノ又大日~14:32新大日14:37~(長尾尾根)~
1,050m地点15:23~15:58五町歩沢出合~16:04本谷林道~
16:39塩水橋~17:40札掛





札掛から上ノ丸を越えて本谷橋に出たTONO。
8:56 ここから天王寺峠に上がり丹沢山を目指します。

IMGP3515.jpg




谷沿いに急な木段を上り、杉林を一登りすると天王寺峠。
9:19 ここで小休止して、チェーンスパイクを装着しました。

IMGP3519.jpg IMGP3521.jpg



9:29 天王寺尾根を辿ります。
最初は痩せた尾根の急な上り。

IMGP3522.jpg




やがて杉林に入り、斜度が緩んだり増したりの変化はあるも、
ひたすら単調に登って行きます。

IMGP3524.jpg IMGP3527.jpg
IMGP3529.jpg IMGP3532.jpg




ブナの林が出てくると一気に雰囲気が変わってきます。
全体に色調が明るくなり、こっちの気持ちも明るくなります。
やっぱり杉林よりブナ林の方が断然イイですね。

IMGP3533.jpg IMGP3538.jpg




そして葉の落ちた木々の間からは、青空と丹沢三ッ峰の稜線。。。

IMGP3534.jpg




この後また杉が多くなり、木の根が露出した痩せ尾根をアップダウン。
この辺りからは南側の眺望がちょっとだけ。

IMGP3541.jpg IMGP3542.jpg
IMGP3543.jpg IMGP3547.jpg




10:52 尾根が広くなり再びブナの林に変わった辺りで休憩しました。
風がほとんどなくて日当たりが良いので、ポカポカと気持ちがイイ♪
ここでカップラーメンでランチにしようかとも思ったのですが、
やはりそれは丹沢山の山頂までとっておく事に。

IMGP3556.jpg




木々の間からは塔ノ岳に建つ尊仏山荘が見えます。

IMGP3553.jpg



11:03 ザックを背負って歩き始めます。
徐々に雪も深くなってきました。

IMGP3559.jpg




ブナの斜面を一登りすると斜度が緩み潅木帯に突入。

IMGP3563.jpg




11:28 潅木帯を抜けるとようやく堂平分岐です。

IMGP3564.jpg




このルートはここからが気持ちの良いところです。
雪に埋もれた斜面、ブナの林、青い空。。。最高です。
これで霧氷なら言う事無しなんですけどねぇ。

IMGP3566.jpg




崩落の進む岩場に出ました。
このルートで唯一鎖が設置されている場所です。

IMGP3571.jpg



ここから振り返ると素晴らしい眺望が楽しめます。
手前に抜けてきたブナの林、右に大山、背後に広がる横浜~都心の遠景。

IMGP3573.jpg IMGP3574.jpg




そして大山の手前に横たわるのが、新大日から伸びる長尾尾根。
この日はこの尾根を上ノ丸まで辿って札掛に下りるはずだったんですが・・・
実際は途中で支尾根(五町歩沢右岸の尾根?)に入り込んだわけです。
おそらくはこのルートを下ったのではないかと・・・↓↓↓

IMGP3575-2.jpg
     (写真を撮った時点ではこんな所を下ることになるとは夢にも思わなかったわけで・・・^^;)




崩落地からブナの林に入ります。
この前後から下山する人と擦れ違うようになります。
おそらくは塩水橋からピストンでしょうか。

IMGP3580.jpg IMGP3583.jpg
IMGP3584.jpg




この尾根で10人程と出会いましたが、基本的には静かな山歩きを満喫できます。

IMGP3586.jpg




主脈に向けて最後の木段の登りです。

IMGP3587.jpg




12:02 とうとう丹沢主脈に出ました。
この辺りはサラサラの雪です。
三ッ峰方面にもトレースが残されていました。
西側には蛭ヶ岳、頂上の山荘が確認できます。
さて山頂はすぐそこ。 平坦な稜線を辿り丹沢山に向かいます。

IMGP3588.jpg IMGP3589.jpg
IMGP3590.jpg IMGP3591.jpg
 1|2  1:天王寺尾根の分岐に立つ指導標  2:三ッ峰方面に続くトレース
 3|4  3:蛭ヶ岳山荘が見えた!  4:丹沢山に向かいます





ほどなく左手にみやま山荘。
正面には広い丹沢山の山頂部分が広がります。

IMGP3593.jpg IMGP3592.jpg
 1|2  1:みやま山荘  2:丹沢山の広い山頂



12:09 丹沢山に到着。
標識の後には真っ白い富士山が大きく聳えていました。

IMGP3595.jpg


(続く)



  今日は1月31日・・・年が明けてもう1ヶ月。
  早いですよね~





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2013 冬の丹沢山~塔ノ岳 Vol.1

2013年01月29日 21:43

首都圏が大雪に見舞われたあの成人の日から2週間。
一気に雪化粧した丹沢を眺めては、行かねば行かねばと思いつつ・・・
姫が風邪で体調不良なのをいいことに、一人イソイソと丹沢に行ってきました。(^^;

今回は札掛から本谷橋に出て、天王寺尾根で丹沢山。
丹沢山~塔ノ岳~新大日と稜線を歩きました。
天王寺尾根で上がるなら塩水橋に車を置いた方が便利なのですが、
長尾尾根で札掛に下山予定だったので、車の回収がスムースな様に、
札掛に駐車して一旦山を越えて、本谷橋から天王寺峠に上がった訳です。
ところが下山途中で長尾尾根の支尾根に入ってしまい、
結果として再び本谷橋に出ると言う大失態。
日没が迫る中、林道を大回りで札掛に戻る羽目になってしまいした。
遭難ってこうやって起こるんだなぁ・・・と大反省の山行なのでした。


7:13札掛~7:33丹沢分校分岐7:41~7:53大洞分岐~
8:11キュウハ沢分岐~8:24雨量観測所分岐~8:54本谷吊橋~
8:56天王寺登山口
~9:19天王寺峠9:29~11:28堂平分岐~
12:02丹沢主脈~12:09丹沢山12:42~13:03竜ヶ馬場~
13:17日高~13:42塔ノ岳14:01~14:22木ノ又大日~
14:32新大日14:37~1,050m地点15:23~15:58五町歩沢出合~
16:04本谷林道~16:39塩水橋~17:40札掛






2013.1.27(日)

IMGP3447.jpg

5:15 まだ暗い中、自宅を出発。
右手には月光に浮かび上がる
大山の黒いシルエット。




R246を左折して県道70号線に入ります。
蓑毛を過ぎて高度を上げていくと、夜明け前の街の灯が奇麗。
相模湾にはうっすらと大島が浮かんでいます。

IMGP3452.jpg
                                    (秦野の市街地の灯り)



6:21 菜の花台に車を停めて、しばし茜色に染まっていく空を見詰めます。

IMGP3456.jpg
                                  (湘南海岸~江ノ島方面)




夜が明けると西の空には富士山。
今日は上からも富士山が奇麗に見えそうだ♪

IMGP3458.jpg




IMGP3466.jpg

菜の花台を出てヤビツ峠に向かいます。
峠までは路肩に雪が残りますが、
路面の凍結はほとんどありません。




ヤビツ峠の駐車場は積雪のため数台分のスペースのみ。
今年はこれからも降りそうですし、除雪車も待機中です。

IMGP3469.jpg IMGP3468.jpg




峠から先は所々路面が凍結。
あれっ!? 富士見山荘がなくなってる!
以前山荘が建っていた場所は更地になっていました。
そば処って書いてあるし蕎麦屋になるんでしょうか・・・?

IMGP3472.jpg
                                 (奥がヤビツ峠側)




IMGP3473.jpg

6:53 札掛の駐車場に到着。
多少雪が残っていますが、
ほぼ全面駐車可能でした。
車で朝食を食べて準備をします。




さて登山道には丹沢ホームの横から入るのが一般的なんでしょうが、
平成10年発行の1:25,000の地形図には、
駐車場の向かいから斜めに入る道が記載してあり、その先には()!
えっ! こんな所に学校があるわけ・・・!?
ちょっと興味があったのでこの道を行ってみることに。

7:13 駐車場を出て丹沢ホームに向かうと、すぐ右手に斜めに入る道。
低くロープが張ってありましたが、踏み跡多数。
車両は駄目だけど歩行者はOkと解釈して、先に上がってみました。

IMGP3477.jpg




すると・・・校舎はもうなくなっていましたが、
確かにここには丹沢分校があったようです。
平成15年に閉校という事は最近まであったんですねぇ。
そして平成20年、その跡地にツガ、ケヤキ、モミ、スギ、カヤ、クリの
六木を植栽したと書かれていました。

IMGP3478.jpg




分校跡地から杉の斜面を九十九折に行きます。
一登りで丹沢ホームからの道と合流。
ここでアウターを脱いで体温調節。 ついでにちょっと休憩も。(^^;

IMGP3481.jpg IMGP3483.jpg
IMGP3485.jpg




この辺りから登山道に雪が多くなってきましたが、
トレースはバッチリあるのでツボ足で全く問題なく歩けます。

IMGP3487.jpg




7:53 大洞橋への分岐を通過。
ここでルートはピークを巻くように付けられています。
尾根通しにもテープマークがありましたが、踏み跡はなし。

IMGP3491.jpg IMGP3490.jpg
 1|2  1:巻き道を行きました  2:尾根通しにはトレースなし



IMGP3495.jpg

8:11 キュウハ沢分岐。
ここで長尾尾根へ上がらずに、
本谷橋へと向かいます。
下山時には再びここを通る予定
だったんですけどねぇ・・・




分岐からほとんどアップダウンなく山肌をトラバースしていきます。
途中で足元も危う気な急斜面をヘツる様に慎重に進みます。

IMGP3497.jpg



IMGP3499.jpg

8:30 雨量観測所への分岐を見送り、
キュウハ沢方面に進むと、
やがて本谷川に向かって下り始めます。



正面には天王寺峠から続く天王寺尾根。
あの尾根を辿った先に目指す丹沢山があります。

IMGP3503.jpg




急斜面を下ると本谷川が見えてきました。
右岸を川下に進み、"ほんたに吊橋" を渡ります。
渡った対岸が塩水橋から続く本谷林道。
林道に出て右に行くとすぐに丹沢山の登山口です。
ここまではほんのウォーミングアップ。
山頂までは標高差1,000m・・・あと3時間といったところ。
8:56 さて登り始めますか。
・・・って、すでにけっこう疲れてますけど。(^^;

IMGP3505.jpg IMGP3509.jpg
IMGP3511.jpg IMGP3512.jpg
 1|2  1:本谷川が見えた  2:ほんたに吊橋を
 3|4  3:林道に出て右に行くとすぐに登山口  4:丹沢山まであと4.9km、標高差1,000m
 


 (続く)



  今回の山行で今日は全身筋肉痛。
  距離21km、累積標高差1,600mは上高地~槍ヶ岳とほぼ同じ。
  しかも同じ標高差を下ってるわけだし・・・(^^;





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2013 厳冬期の西穂独標 Vol.4

2013年01月26日 19:15

2013年01月04日(金) ~ 01月05日(土)

1日目 14:09ロープウェイ西穂高口~15:13西穂山荘
2日目 7:08西穂山荘~7:30丸山~8:27西穂独標8:45~独標基部
      9:36丸山~9:50西穂山荘10:14~11:09ロープウェイ西穂高口






2013.1.5(土)

西穂山荘に宿泊して絶好のコンディションの中、西穂独標に登った二人。
独標直下の急斜面を下り、純白の稜線を辿ります。

IMGP3296.jpg




シュカブラがこの時期の風の強さを雄弁に物語ります。

IMGP3306.jpg




そろそろ穂高の稜線も見納めです。
雲が広がって青空バックじゃないのは残念なところ。

IMGP3311.jpg




上りでは辛かった急斜面も下りは早い。
あっと言う間に丸山が近づいてきました。

IMGP3313.jpg




立ち止まってロープウェイ駅を探すと・・・ありました。
駅から樹林の中を抜けて小ピークを越えて再び樹林へ。
急登の後は右にトラバースしながら上れば山荘・・・と。
何となく駅からのルートが分りますね。

IMGP3316.jpg



IMGP3332.jpg

ロープウェイ駅に寄ってみると、
屋上の展望台にたくさんの観光客。
姫は駅に向かって手を振ってましたが、
多分・・・って言うか間違いなく、
向こうからは見えないから。(^^;




9:36 丸山です。
「殿様~ 海が見えるよ~♪」

IMGP3321.jpg




丸山を後にしてあとは一気に下ります。
急斜面に入ると眼下に山荘が見えてきました。

IMGP3333.jpg




9:50 西穂山荘に戻ってきました。
あっ・・こいつ・・・雪ダルマだったんだ・・・
この時までてっきり鏡餅と思い込んでたTONOでした。(^^;

IMGP3339.jpg




何気なくテン場を見ると、まだ小学校に上がる前でしょうか、小さな女の子。
雪ブロックを積んだ中を踏み固めています。
「ピンクのお穣ちゃん、今夜はここでテン泊ですか!?」 w( ̄▽ ̄;)w

IMGP3336.jpg




日当たりの良いレストハウスの前で休憩。
小屋でトイレを済ませて、デポした荷物をザックに詰めます。
10:14 山荘を後にしてロープウェイ駅へ。

IMGP3341.jpg




所々樹林の切れ間からは正面に真っ白い笠ヶ岳が覗きます。

IMGP3353.jpg




急斜面が終わりしばしモンスター達の間を抜けて行きます。

IMGP3359.jpg
                            (大シラビソの林を抜ける)



「殿様~! 槍が見えるよ!」
振り返ると槍の穂先。
この時期に間近で見てみたいものですが、まぁそれは一生無理だな。(^^;

IMGP3367.jpg



せめてカメラで寄っておきましょう。

IMGP3368.jpg




雪の回廊に入ればロープウェイ駅はもうすぐ。
回廊を散策する観光客の姿もチラホラ見られます。
11:09 ロープウェイ駅に到着。

IMGP3372.jpg IMGP3373.jpg




30分ほどの待ち時間でロープウェイに乗り込みました。
ロープウェイの窓からは青空を切り取る白く輝く稜線が美しい。。。
一時雲が広がった空ですが、この時間再び快晴になってきました。
観光客からは感嘆の声が上がり、ガイドさんもアナウンスし甲斐があるってもんです。
でもTONO的には雪面に残された動物の足跡に興味津々。
少なくとも2種類の足跡がありましたがその姿はなし。
夜中とかに行動してるんですかねぇ。

IMGP3374.jpg




しらかば平駅で第一ロープウェイに乗り換えます。
錫丈~笠の稜線が奇麗に見えました。
天気が良いとロープウェイに乗るだけでもイイ景色が見れますね。

IMGP3379.jpg




12:14 山麓駅に着いて駐車場に向かいます。
この日は中尾温泉に宿泊ですが、さすがにチェックインには早過ぎ。
蕎麦でも食べようと栃尾温泉の宝山荘へ向かうも、残念ながら正月休み。
上宝の道の駅でラーメンでお昼にしましたが、まだ時間があるよねぇ。

・・・で、前から興味があった "荒神の湯" に行ってみました。
いつもは多くの車が止まっている駐車場はガラガラ。
まぁこんな時期ですからね。(^^;
寸志200円/人を料金箱に入れて脱衣所へ向います。

DSCF3967.jpg




風呂は男女別浴。手前が男性用、奥が女性用。
脱衣所は簡素なものですが、奇麗に管理されているようでした。

DSCF3964.jpg




気温はマイナスですから服を脱ぐとさすがに震えるような寒さ。
大きな露天風呂には誰もいません。掛け湯をして湯船に身を沈めます。
あ~っ・・・良い湯だ~♥ 適温でサラッとしたお湯は実に心地よい♪
脱衣所に向かって正面には白い山肌が迫り、後ろには蒲田川が流れます。
ロケーションもなかなか良いです。

DSCF3959.jpg




衝立の向こうは女性用の露天風呂。衝立越しに会話も可能です。
これで混浴ならなお良いんですけどねぇ・・・(笑)

DSCF3960.jpg




30分ほど入ると身体はポカポカ。
着替えて今宵の宿に向かいます。
途中の道路からは西穂の稜線がスッキリと見えていました。
この日は高気圧の中心がこの上空にあったような感じ。
こんなに晴れてくるならもっと上にいれば良かったか・・・

IMGP3388.jpg




中尾温泉の入口から見上げた空には槍の穂先
ここからこんなにクッキリ穂先が見えたのは初めてかも。

IMGP3392.jpg




さて中尾温泉の外れの方にある全6部屋の小さな宿に到着。
若女将が親切で丁寧な対応をしてくれました。
料理も美味しくて3つの貸切風呂もあって大満足でした。

IMGP3393.jpg IMGP3399.jpg
IMGP3403.jpg DSCF3988.jpg
 1|2  1:中尾温泉入口  2:宿の玄関
 3|4  3:部屋の窓からは焼岳  4:貸切風呂





宿から歩いて1~2分の足湯からは、錫丈~笠~抜戸岳を見晴らせます。

IMGP3400.jpg




ロープウェイが登って行くのもハッキリと見えました。

IMGP3407.jpg




そして陽が沈むと満天の星空。。。
周囲が明るいので山の上と比べればその輝きは1/10くらいかも知れませんが、
それでも素晴らしい夜空を見る事ができました。
天気に恵まれて、厳冬期の北アルプスの景色を満喫した休日でした。

IMGP3416.jpg


 (終わり)



  今週またまた姫が風邪っぴきで体調悪し。
  TONO1人で丹沢でも行こうかと考え中・・・





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2013 厳冬期の西穂独標 Vol.3

2013年01月24日 20:53

2013年01月04日(金) ~ 01月05日(土)

1日目 14:09ロープウェイ西穂高口~15:13西穂山荘
2日目 7:08西穂山荘~7:30丸山~8:27西穂独標8:45~独標基部~
      9:50西穂山荘10:14~11:09ロープウェイ西穂高口





2013.1.5(土)

西穂山荘に宿泊して小屋の前で日の出を迎えた二人。
絶好のコンディションの中、山荘を出発して西穂独標へと登りました。

独標の上には常に5~6人の登山者がいましたが、
眺望を楽しんでここから引き返す人がほとんど。
この先のピラミッドピーク~西穂へ向かう人達はもっと早い時間に出たもよう。
二人が眺望を楽しんでいる間にも下りる人がいれば、上ってくる人も・・・
人の出入りが激しいです。(^^;

IMGP3282.jpg
                               (続々と独標に上がってきます)


IMGP3267.jpg
さて二人が独標に着く頃からヘリの音。
奥穂の辺りで何度もホバリングして
何か探している様子でした。
寄ってみると、岐阜県警のヘリです。
遭難があったんですかね・・・




吊り尾根の辺りは強い風が吹いているらしく、所々で雪煙が舞っているのが見えます。

IMGP3266.jpg




この独標の上はさほど風が強くないとは言え、
気温は-10度ほどですから、動かないとどんどん身体が冷えてきます。
そろそろここから下りたいところなんですが、
直下の急斜面は慎重に下りざるを得ないため、皆さん時間がかかります。
それにしてもこんな数珠繋ぎで下りて大丈夫か・・・
上の人がこけたら皆が巻き添えになりそうだけど・・・

IMGP3273.jpg




とりあえず順番待ちの間に周りの景色でも。
まずは山荘に続く白い稜線。
焼岳、奥に乗鞍。 上高地もよく見えます。

IMGP3269.jpg




白山に寄ってみます。
その向こうには遠く日本海の水平線も見えています。

IMGP3270.jpg




そしてもう一度穂高の稜線。。。
う~む・・・何度見ても素晴らしいです。

IMGP3272.jpg




8:45 さて先行する人が急斜面の下の方まで降りたので、
そろそろ二人も下山開始します。
実は姫は後ろ向きで下りるのが大の苦手。
そこで昨年のGWの北穂の時と同様に、スリングで簡易ハーネスを作って、
補助ロープで姫を確保して下ろそうと思っていたのですが、
前回より雪は凍ってないし大丈夫でしょ・・・との事でそのまま下りる事に。

IMGP3280.jpg




斜度が増した辺りで後ろ向きになり下ります。
距離は短いですがここからが怖いポイント。
それでも慎重に足場を見ながら順調に下ります。

IMGP3281_20130123185608.jpg




TONOも姫に続きますが、ここで大きな誤算が。
姫の前を下りる人が全く進んでない!
急斜面の最後の部分で身動きが取れなくなってしまったようで・・・
「う、動けないんです!」と叫んでいます。 ( ̄ー ̄;
上ってきた人が「アイゼンの前爪を蹴り込んで!」
と声を掛けて何とか動き出したものの、
この急斜面で待機することになった二人には恐怖の時間。
アイゼンの前爪を使ってる状態なのでふくらはぎが疲れるし、
もしここでにふくらはぎの肉離れとか起こしたら落ちるかも・・・ ( ̄_ ̄|||
(↑TONOは過去に両側のふくらはぎを肉離れした前科があります)
ヤッパリ姫を確保して鎖まで下ろしてから自分も下りれば良かった・・・

IMGP3283.jpg
                       (TONOが下り始める直前に撮った写真です)



8:55 ようやく鎖の所まで下りてきました。
ほんの15mくらいの通過に10分もかかっちゃいました。
・・・まぁ、ほとんど待ち時間ですけどね。(^^;

IMGP3284.jpg




鎖のかかる大岩を回ってしまえば一安心。
あとは雪で埋まった岩の間を下るだけです。

IMGP3285.jpg




独標の基部まで下りて、次は小さな岩場を上り稜線へ。
この基部を飛騨側にトラバースするトレースもあったのですが、
そっちの方が厭らしかったので夏道同様に上がりました。

IMGP3288.jpg




稜線に上がると景色が開けて気分がイイ。
自分の足元からこれから歩く白い稜線が続いていく。。。

IMGP3290.jpg




この辺りは小さいながら雪屁があったポイントですから、
もう少し飛騨側のブッシュが出ている辺りを歩いた方が良かったかも。(^^;

IMGP3291.jpg




この雄大な景色を前にすると下りてしまうのが名残惜しい感じ。
立ち止まっては眺望を楽しみ、写真を撮ってユックリと下りて行きます。

IMGP3293.jpg


 (続く)



  今週末は奥多摩とか丹沢とか、
  首都圏近郊の山以外は天気が悪そうですね・・・






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2013 厳冬期の西穂独標 Vol.2

2013年01月23日 15:49

2013年01月04日(金) ~ 01月05日(土)

ロープウェイで一気に標高2,200mまで上がった二人。
雪に覆われた登山道を歩き西穂山荘に宿泊しました。


1日目 14:09ロープウェイ西穂高口~15:13西穂山荘
2日目 7:08西穂山荘~7:30丸山~8:27西穂独標8:45~
      9:50西穂山荘10:14~11:09ロープウェイ西穂高口






2013.1.5(土)

目が覚めると時刻はまだ1時半。
あんなに騒々しかったイビキの合唱はスッカリ静まりかえり、
何だか不気味・・・ちょっと心配になってきます。
皆さんちゃんと息してますか~ (^^;
真っ暗な中、ヘッデンを灯してテルモスのお湯を口にします。
トイレに立つとこんな夜中でもストーブが焚かれていて暖かい。
部屋に戻り布団にもぐり込むと、またいつしか眠りに落ちました。


朝です。姫を起こして朝食。
終わって部屋で着替えて必要な物だけザックに詰め、
残りは大きなスタッフサックにまとめて入れて小屋にデポ。
靴を履いてスパッツを着けて小屋の外に出ると、
乗鞍がモルゲンロートに染まっています。

IMGP3201.jpg
                  (乗鞍を見ながら何故か "気をつけ" 状態の姫 笑)




7:01 そうこうしている内に朝陽が昇りました。
本当は丸山辺りで拝みたかったところですが・・・

IMGP3204.jpg




さてアイゼンを着けてピッケルを持ったら、独標を目指して出発です。
すでに続々と登山者が出ており、出遅れた感が無きにしも非ず。(^^;

DSCF3899.jpg




高度が上がると後方には焼岳が見えてきます。
そしてその右に視線を移すと・・・お~っ、白山ですね。

DSCF3903-2.jpg




山荘前の急斜面を登り切ると・・「見えた!」
白い斜面の向こうに独標~ピラミッドピーク~西穂と続く稜線。。。

IMGP3213_20130122174717.jpg





よく見るとこの先の丸山付近には人がウジャウジャいます。
前日ロープウェイ駅でピッケルを持たない団体を見かけたので、
おそらくは丸山までのツアーでしょうか。

IMGP3215.jpg




確かに丸山まででも十分素晴らしい景色が見れますし、
冬の北アルプスの厳しさをちょっと体感できます。
この日は風が穏やかでしたが、稜線に出れば無風と言う訳にはいきません。

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7:30 丸山の標柱で笠をバックに一枚。
この時期の笠ヶ岳って登る人いるのかなぁ・・・

IMGP3220.jpg




丸山を過ぎて先に見える急斜面に向かいます。
先行する登山者が急斜面を登っているのが見えます。
この日は朝の早い時間帯は本当に良い天気でした。
この空の青いこと。。。

IMGP3223.jpg




急斜面に入りました。
夏はガレ場をジグザグに上る場所ですが、この時期はひたすら直登。
締った雪にアイゼンが気持ち良く効きます。

DSCF3908.jpg




急斜面に入ると独標~西穂の稜線は隠れ、
どこまでも続いていきそうな白い斜面を黙々と上ります。
前回3月に来た時のあの強風を思うと、今回ははるかに楽です。

IMGP3229.jpg




急斜面が終わると再び姿を現した西穂の稜線が近い。
手前にはその独特の形をした独標もハッキリ認識できます。

IMGP3232.jpg




東側には左に八ヶ岳連峰と右に南アルプス。
そして南アの向こうに・・・ん!? 富士山が見えてるよ!

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(モロに逆光のため朝なのに夕方の様な感じになってしまいました)





寄って富士山。
富士山のすぐ右の三角錐は甲斐駒か。
くびれて右のピョコっとしたピークは北岳ですかねぇ。

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この先の稜線は小さいながら雪庇が出ています。
青かった空に部分的にスジ状の雲が見えるのが気になりますが、
独標のピークはもうすぐそこです。

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前穂~奥穂~ジャンダルムの稜線を見ながら、ユックリと独標へ向かいます。
独標の上には数人の登山者が立っているのが見えます。

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この先で一旦飛騨側を巻いて、小さな岩場を独標の基部へと下ります。

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基部で息を整えたら、いよいよここから独標への岩場です。

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半分雪に埋もれた岩の間を上り、鎖の付いた大岩を廻り込みます。
とりあえずこの鎖を掴むとホッと一息。

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ここから下を覗くとけっこうな高度感があります。

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鎖の先が独標直下15mほどの急斜面・・・ここが核心部です。
夏は危険の危の字も感じない何でもない岩場ですが、
雪が付くと一転恐ろしい場所へと変わります。
まぁ、まだ上りはイイんですけどね・・・
四つん這いでアイゼンの前爪を雪面に蹴り込み、
ピッケルのピックを刺してガシガシ上ります。

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8:27 西穂独標のピークに立ちました。

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冬の穂高連峰の美しくも厳しい姿にしばし目は釘付けです。

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 (続く)



  我が家の猫達もコタツ大好き ♥
  中で長~くなっております ^^






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