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速報! 2013 奥鬼怒温泉郷

2013年02月26日 16:36

2013.2.23(土)~24(日)

この週末は数年に一度という寒気がやってきて、
北海道や東北では大荒れの天気になりました。
高い山でも厳しい天候だったのではないでしょうか。

そこで二人は山は諦め、温泉宿でノンビリすることにしました。
でもちょっと雪の上も歩きたいし、どうせなら雪見風呂が良いよね♥
・・・という事で、目指したのは奥鬼怒温泉郷。

IMGP4157.jpg




奥鬼怒温泉郷には、八丁の湯、加仁湯、日光澤、手白沢と4軒の宿がありますが、
加仁湯、日光澤は入湯済。
手白沢は全6部屋の小さな宿だけあってすでに満室。
で、今回はまだ未湯の "八丁の湯" に行ってきました。

IMGP4169.jpg




こんもりと積もった雪を見ながらの露天風呂は、この時期ならではの楽しみ♪
硫黄の香りに包まれながら極上の時間を過ごしました。

DSCF4133.jpg




翌日は降り頻る雪の中、二人でスノーシュー・ハイクに興じました。
遊歩道を外れると雪と風が前日のトレースを跡形も無く消し去り、
真っ白いキャンバスに自分のトレースを付ける快感 ♥
楽しい~~~
・・・もとい、楽しかったのはTONOだけみたいで。(^^;

DSCF4185.jpg




帰ってきて翌25日、栃木県北部で地震が発生!
ニュースには見覚えのある宿の映像が。
なんと奥鬼怒温泉郷の辺りが震源じゃないですか!!
土砂崩れが道を塞ぎ、宿泊客や従業員ら50人が孤立しているとの事。
4kmにわたり30箇所で雪崩も発生しているらしい。
1日違えば二人も閉じ込められていたかも知れないし、
場合によっては歩いていて雪崩に巻き込まれていた可能性も・・・

23日も24日も遊歩道を歩いている際に、
山鳴りと言うかド~ンという音を遠くで耳にしていて、
何の音? どっかで雪崩でも起こったんだろうか・・・と思っていました。
今考えれば地震の前兆だったんでしょうか・・・

今のところ怪我人などの報告は無いようですが、
遊歩道を歩いていて事故に遭われた方などいない事を祈るばかりです。

IMGP4246.jpg



 (いずれ本編へ)



  この付近は東日本大震災後に地震活動が活発化した様子。
  これから余震もあるでしょうし、まだまだ予断を許さない状況ですね。




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2013 小泉ルートから厳冬期の権現岳 Vol.5

2013年02月21日 18:45

2013.2.9(土)~10(日)

1日目 小荒間~八ヶ岳神社~ヘリポート跡(幕営)
2日目 ヘリポート跡~三ッ頭~権現岳~三ッ頭~ヘリポート跡(撤収)~小荒間






2013.2.10(日)

小泉ルートを上りヘリポート跡にテントを張ったTONO。
尾根を辿り三ッ頭に至り、さらに権現岳を目指しました。
権現岳の山頂で一通り眺望を楽しんだ後、
10:36 富士山を正面に見て三ッ頭へと戻ります。

IMGP3963.jpg




稜線を外れて直下の岩峰を巻くように下ると、すぐに例のトラバース箇所。
この日は雪がシッカリしていましたが、
雪が緩んでグズグズになったらけっこう緊張するポイントかも。
もし足を滑らせても下の疎林で何とか停止できそうではありますが・・・
まぁ、落ちたくはないですよね。(^^;

IMGP3966.jpg




10:43 トラバースを終えると三ッ頭に向かって急斜面の下り。

IMGP3967.jpg




1歩1歩登った急斜面も下りはアッという間。
10:50 三ッ頭手前のピークを通過します。

IMGP3968.jpg




ピークからはグンと下って三ッ頭へ上り返し。
脚に疲労が溜まってきたところにこの上りはツラいですな。
でも三ッ頭まで上り返せばあとは下るだけ・・・頑張りますか。

IMGP3970.jpg




この時間になって明らかに風が強くなってきました。
常時強い風が吹いていて、時おり真っ直ぐ歩けないくらいの突風。
疲れた脚にこの強風は堪えます・・・
右へ左へフラフラしながら何とか斜面を登って行きます。
ここでシッカリした足取りの3人にパスされましたが、
きっと後から見てて危ないヤツだと思われたに違いありません。(^^;

IMGP3972.jpg
                   (平和な斜面に見えますが、けっこうな風が吹いてます)



IMGP3974.jpg

11:21 三ッ頭に戻ってきました。
デポしたスノーシューとストックを回収。
大分疲れているしひとまず
パンを食べながら休憩です。




気付けば強い風が雲を吹き飛ばしてしまったようで、
阿弥陀、赤岳もクッキリ、南ヤツ全開です。

IMGP3975.jpg




11:37 三ッ頭から下山開始します。
この日富士山は終始その端整な姿を見せていました。
この日だけでけっこうな数の登山者が通過したので、
トレースはシッカリとした道になっています。

IMGP3976.jpg




前三ッ頭への道を離れ木戸口に向かいます。
南アルプスを正面に雄大な景色を楽しみながら下ります。
ここも登った時と比べるとトレースは明瞭になっていました。
下りの足跡もあったのでTONOの後に出た緑のテントの三人組は、
権現まで行かずに三ッ頭を往復した様子。

IMGP3979.jpg




TONOがダラダラと下っていると、カップルが超特急で抜いていきました。
朝一に出て行った黄色いテントのお二人でした。
前日、そしてこの日とラッセルしたのはこのお二人なわけですが、
下りも元気いっぱい・・・実にパワフルなカップルなのでした。


さてアイゼンを付けたまま下ってきたTONOですが、
この先凍結した箇所はないし、重い足枷のアイゼンを外すことに。
何人か歩いて踏み固められてるし、スノーシューも無くて大丈夫でしょ。
・・・と、ツボ足で下り始めて「足が軽~い♪」 と喜んだのも束の間、
吹き溜りの雪が深い所で足を取られると股まで潜ります。
両脚とも股まで潜ってしまうと、這い出すのに一気に体力消耗。

IMGP3981.jpg




12:35 木戸口を通過します。
あとは樹林の広い尾根を下りますが、雪に足を取られる度に疲労が蓄積。
スパッツ装着にも関らず靴の中に雪が入ったりして・・・
スノーシューで下れば良かった・・と後悔しつつ今さら付けるのも面倒くさい・・・

IMGP3985.jpg IMGP3986.jpg
1|2  1:木戸口  2:この樹林の中でも何度か足が潜りました




12:48 フラフラ状態でテントに戻ってきました。
いや~・・・本当に疲れました。
緑の三人組のテントはちょうど撤収し終わったところ。
黄色のテントの健脚カップルはテント内で撤収作業中でした。

IMGP3988.jpg




陽射しを受けたテントの中は、日溜りの中にいるようでポカポカと暖かい。
食料はまだ丸1日分あるし、このままここにもう一泊しちゃおうか・・・
そんな誘惑に負けそうになりますが、イカンイカン、翌日は仕事だった。(^^;
とりあえず撤収作業に入るものの、疲れているのでキビキビ動けません。


13:45 1時間近くかかってようやく撤収完了。
張り綱を固定した竹ペグは雪の中から掘り起こすのが面倒で、
麻紐を切ってそのまま大地に還って頂きました。(^^;

IMGP3989.jpg
                               (テントを張った跡)



13:48 テント場を後にして下山開始。
他の二組のテントは大分前に撤収を終えすでに下っています。
で、TONOがこの日このルートを下る最後の人間という事になります。
おそらく次にここを誰かが通るのは早くても次の週末。
場合によっては何週間も人が入らない可能性もあるので、
下山中に何か不測の事態になった場合に備え、姫にメールを送信。
登山計画書は出してあるし、現在地を伝えておけばちょっと安心です。

このヘリポート跡は平坦で眺望が良く、風も穏やかなテント適地ですが、
もう一つの大きな利点は、携帯の電波が入ることですね。(Docomoはバリ3

IMGP3992.jpg




さて食料や酒、お湯の分の重量は減ったはずですが、
スノーシューをザックに括り付けたので背負うとやはり激重。
特に下りでは肩に荷重がかかって辛い辛い・・・
それに90kgのツボ足なのでヤッパリ踏み抜いちゃうんですよね。 ( ̄ー ̄;
でもこの先けっこう傾斜があって、スノーシューでは不安を覚えたので・・・
こんな時はワカンの方にアドバンテージがあるよねぇ。

樹林を抜け尾根を巻いて、広いカラマツ林に突入。
トレースとテープを追って下りて行きますが、
視界が悪い時や雪でトレースが消えたりしたら迷子になりそうです。

IMGP3993.jpg IMGP3995.jpg
IMGP3998.jpg IMGP3999.jpg
 1|2  1:樹林の急斜面  2:尾根の巻き道
 3|4  3:広いカラマツ林  4:雲海の道標





途中までは順調に下りてきましたが、左下にトラバースしていく所で道迷い。
雪が少なくなってトレースも不明瞭となり、テープも見当たらない。
地形図を確認するとこの辺りは尾根が不明瞭になっていてわかり難い。
ついさっきまではテープを確認しているので、
それほど大きくルートを外してはいないはずですが・・・
ちょっと登り返してテープを探すも・・・う~む・・どこも同じに見える・・・
登ってくる時こんな所通ったかなぁ・・・( ̄ー ̄;

IMGP4001.jpg




先人のトレースも探してみますが、この辺りから鹿のトレースが縦横無尽。
とりあえず左の谷には下りないように、左寄りを行くしかなかろう・・・
で、そのまま下って行くと左前方に見覚えのあるテープ。
林業関係と思われるテープがあった場所です。
上りは左に見える谷側からここへ直登しましたが、下りでは真っ直ぐ行くことに。

IMGP4003.jpg
                           (左にテープを巻かれた木を確認できます)



IMGP4004.jpg

ここで再びルートを示すテープを発見。
辿ると登りでは通らなかった
"延命水" の指導標に出ました。
秋に通った時は緑に囲まれていましたが、
木々は葉を落とし全く印象が違います。





鹿と人間のトレースが入り乱れてますが、
あとは真っ直ぐ下りれば八ヶ岳横断道路にぶつかるでしょう。

IMGP4005.jpg



↓ 下の写真は上とほぼ同じ場所だと思われます。

IMGP1008.jpg
                                  (2012.10.8)




積雪が少なくなったので、何となく夏道がわかります。
所々でショートカットしながらなだらかに下って行きます。
無数に見えるのは鹿の足跡です。

IMGP4010.jpg


IMGP4013.jpg

14:55 八ヶ岳横断道路に出ました。
ここでザックを下ろして休憩。
下までのコースタイムはあと40分。
ここまで来れば迷う事もなかろう。(^^;




IMGP4018.jpg
  あとは代わり映えしない
  カラマツ林の中を黙々と下ります。
  まぁ一人ですから話し相手もいないし、
  基本的に黙々なんですけどね。(笑)
  15:25 小泉ルート登山口に到着。
  ここから先は林道歩き。




IMGP4022.jpg
15:36 小荒間に戻ってきました。
クタクタに疲れたけど
やり遂げた充実感。。。
靴を履き替え、簡単に着替えて
長坂ICから帰路に着きました。


(終わり)

 


  今週末の山は首都圏近郊以外は駄目っぽいですね。
  ならば雪の温泉に行こうかと検討中。






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2013 小泉ルートから厳冬期の権現岳 Vol.4

2013年02月19日 16:18

2013.2.9(土)~10(日)

1日目 小荒間~八ヶ岳神社~ヘリポート跡(幕営)
2日目 ヘリポート跡~三ッ頭~権現岳~三ッ頭~ヘリポート跡(撤収)~小荒間





2013.2.10(日)

小泉ルートでヘリポート跡まで上がり幕営したTONO。
翌朝、日の出を待ってテント場を出発。
スノーシューで三ッ頭まで登ってきました。


三ッ頭の山頂からは南ヤツの峰々が勇ましい姿で迎えてくれます。
よく見ると稜線の東側に雪を掘り下げて黄色いテント。
きっと朝晩はもの凄い絶景を見たんでしょうねぇ。
ここで幕営してみたい気もしますが、想像を絶する風が吹きそうで・・・ ( ̄ー ̄;

IMGP3924.jpg




9:08 とりあえず三ッ頭のピークで休憩。
パンを頬張り、テルモスのお湯も口にしますが・・・
やっぱりジェットボイルで沸かしたお湯って・・・美味しくない。
お湯に独特の匂いが付くんですよねぇ。
雪を融かした水自体そんなに美味しいもんじゃないけど、
(雪解け水が地下深く沁み込んで濾過された天然水は、あんなに美味しいのにねぇ・・・)
これをジェットボイルで作ると輪をかけて美味しくない。
それにPM2.5の事が頭にあるから一層そう思うのかも・・・ (^^;



そんな事を思いながらも、一通り眺望を楽しみます。
まずは正面に権現~ギボシ~ノロシ場。
こうして権現を見るとやけに尖がってますよねぇ・・・

IMGP3926-2.jpg




こっちは編笠~ノロシ場、その間に西岳。
青年小屋に幕営して冬の編笠、西岳も行ってみたいところです。
西岳~ノロシ場の背後には乗鞍~槍穂が見えるはずですが、
北アルプス方面は雲がかかってますなぁ。

IMGP3927.jpg




編笠の裾野の向こうには富士見パノラマスキー場。
その背後には中央アルプス。

IMGP3931.jpg




南アルプスと眼下には登ってきた尾根。
北岳、甲斐駒、仙丈の白さがひときわ目を引きます。
尾根上の小ピークは2,240mの木戸口。
幕営したヘリポート跡はちょっと見えていないかな・・・

IMGP3929.jpg




そして振り返れば富士山。
逆光気味ではありますが、端整なそのシルエットはやはり美しい。

IMGP3930.jpg




さてここで権現に寄ってみます。
こうして見ると権現直下の岩峰をトラバースするトレースが確認できます。
傾斜もあるし、降雪直後には小さな雪崩の危険も無きにしも非ず。
ここから権現を往復するとなると、核心部はやはりあのトラバースか。
確か鎖が設置されている場所ですが、当然鎖は雪に埋もれているでしょうな。

IMGP3934.jpg




こうして見るとトレースは無雪期とほぼ同じルートを辿っているようです。
↓ 参考までに秋の写真をどうぞ。

IMGP0968.jpg




今回は権現のピークには拘らず、三ッ頭まででも十分と思っていましたが、
時計の針はまだ朝の9時を回ったところ。
権現往復に2時間かかるとして、ここに戻ってきて11時半。
ヘリポート跡に13時、撤収して14時に下山開始したら、下に16時か・・・
暗くなってからあの広いカラマツ林を下りるのは避けたいところだが、
その時間なら日没までにはまだ2時間の猶予がある。
・・・ここまで来たらやっぱ権現まで行っときますか。




9:30 スノーシューとストックは三ッ頭の山頂にデポ。
アイゼンを付け、ピッケルを片手に権現岳へ向かいます。
ただ阿弥陀、赤岳にかかる雲が一層厚くなってきたのは気になるところ・・・

IMGP3937.jpg




三ッ頭を降りていくと一旦樹林帯に入ります。
この樹林帯を抜けたコルの部分にもテントを張った跡が残っていました。
風が吹き抜ける稜線上よりこのコルの方がテントを張るにはイイかも。

IMGP3938.jpg IMGP3971.jpg
 1|2  1:樹林に入ります  2:幕営の跡・・・雪壁が残されていました(奥が三ッ頭側、戻る際に撮影)




樹林の中に一部小岩峰を越える場所がありました。
林を抜けると権現手前のピークに向かっての登りです。

IMGP3939.jpg




このピークは無雪期同様に西側を巻いてトレースが付いていました。
状況によっては稜線通しで歩いた方がイイのかも知れません。

IMGP3941.jpg




ピークを過ぎるといよいよ権現岳が大きく迫ってきます。
一旦下って急斜面を登ると問題のトラバース。
前方に見える5人の登山者がこの先のルートを明確に示しています。

IMGP3944.jpg





ピークを下ってここから上ります。
写真で見るより実際はずっと急な斜面です。

IMGP3945.jpg




とても一気には登れず、1歩ずつユックリと歩を進めて行きます。
ふと見上げると先行する二人がちょうどトラバースを通過するところでした。
こうして見ると足場はかなりシッカリしている様です。

IMGP3948.jpg




そしてTONOもトラバースの基部にやってきました。
正面に見えるルンゼ状の斜面の下まで上り、左上にトラバースしていきます。

IMGP3950.jpg




ルンゼ状の斜面の直下です。
雪はシッカリしていますし、トレースもあるのでここまで全く問題ありません。
ここから左上に向かいます。

IMGP3952.jpg




傾斜的には40~50度くらいでしょうか。
山側に刺したピッケルの効きを確認しながらトラバースしますが、
一部岩が飛び出している部分を通過する際は、
ピッケルを刺せないしホールドできる部分も少ないのでちょっと怖い。
足場はシッカリしているので大丈夫なんですけどね。(^^;

IMGP3951.jpg




このトラバースが終わると権現岳はもうすぐそこ。

IMGP3953.jpg



IMGP3954.jpg

一登りで稜線に上がり、
権現直下の桧峰神社を過ぎます。




10:25 最後は雪の付いた岩峰を少し登ると、剣の刺さる権現岳の山頂です。

IMGP3961.jpg





権現の山頂からは赤岳、阿弥陀岳が近い。
この時間になり雲が取れてその頂を見せてくれました。
この先の白い稜線を一人の登山者が歩いています。
キレットを越えて赤岳まで縦走するんでしょうか・・・
TONOもゲンジー梯子~旭岳、ツルネと足を伸ばしてみたい誘惑に駆られますが、
時間と疲労度を考えるとまたの機会でしょう。

IMGP3959.jpg




振り返ると編笠山の基部に青年小屋が見えました。
冬季小屋は確認できますが、テントはないようですね。
チャンスがあれば今シーズン狙いたいところ。

IMGP3965.jpg




10:35 さて狭い山頂に長居は無用、戻りましょう。

IMGP3963.jpg


 (続く)



  今週末の山の天気はどうですかねぇ
  晴れたら雪山に行きたいところですが・・・






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2013 小泉ルートから厳冬期の権現岳 Vol.3

2013年02月17日 17:31

2013.2.9(土)~10(日)

1日目 小荒間~八ヶ岳神社~ヘリポート跡(幕営)
2日目 ヘリポート跡~三ッ頭~権現岳~三ッ頭~ヘリポート跡(撤収)~小荒間






2013.2.10(日)

小泉ルートで権現岳を目指したTONO。
ヘリポート跡でテントを張り、翌朝を迎えました。

明け方は冷えてそこそこ寒かったですが、
昨年11月に黒百合平で経験した-18℃よりは厳しくなかった感じ。
・・・とは言えテントの中は完全に凍り付いてましたが。(^^;

5:00 プロトレックのアラーム音とともに起床。
パンとキャラメル・マキアートの朝食。
減った分のお湯を作り再びテルモスを満タンにします。


6:12 テントの外に出てみるとスッキリした青空。。。
北岳・甲斐駒・仙丈も奇麗に見えています。
黄色いテントのカップルがちょうど出発するところでした。

IMGP3878.jpg




朝焼けの空に富士山が浮かび、甲府盆地にはまだ街の明りが残っています。

IMGP3879.jpg




6:38 やがて富士山がホンノリと染まり、
明りが消えた甲府盆地は朝靄の中にその存在を隠します。

IMGP3881.jpg




6:41 日の出です。
奥秩父は金峰山の辺りでしょうか、太陽が昇りました。
陽射しが暖かい・・・太陽ってやっぱり偉大ですね。

IMGP3883.jpg




北岳・甲斐駒がちょっとだけモルゲンロートに染まってるかな・・・

IMGP3885.jpg




6:50 さて準備を整え三ッ頭に向けて出発します。
ザックにはテルモスと食料、そしてアイゼン、ピッケル、
両手にストック、足元はスノーシューです。
前日と比べると身体が軽い軽い。
先行したカップルのトレースを追って登っていきます。

IMGP3889.jpg




出だしは広めの尾根ですが次第にその幅が狭くなり、明確な尾根を辿ります。

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7:12 木戸口を通過。
秋に通った時も思ったのですが、木戸口公園と言う名前にしては、
広くもないし眺望もない何もない場所です。
名前だけ聞くとテントを張れそうな感じですが全然です。

IMGP3894.jpg




ここから傾斜が緩み痩せた尾根を辿って行きます。
木々の間からはこれから向かう三ッ頭~権現の稜線が見えてきました。
この先三ッ頭への最後の斜面はけっこう急ですな・・・ ( ̄ー ̄;

IMGP3898.jpg




木々が疎らになると強い西風が吹き付け肌の露出部は痛いくらい。
バラクラバで顔を覆いフードをかぶります。

IMGP3901.jpg




所々で木々に進路を阻まれ、尾根を巻いて行きますが、
東側には小さいながら雪屁ができており要注意。

IMGP3906-2.jpg




一部トレースは雪屁に近い所を通っていたので、西寄りに進路を取りました。

IMGP3905.jpg




ツボ足ならば腿まで踏み抜くくらい雪は深いですが、
ザックは軽くスノーシューを履いた足はさほど沈みません。
青空の下フワフワの雪面を踏みしめる感触が気持ちイイ~♪

IMGP3908.jpg



IMGP3910.jpg

8:31 森林限界を超える前に、
風が穏やかな場所で休憩しました。
乾いた口にお湯を含みます。
三ッ頭まではあと30分程度か。




あまり長く休むと身体が冷えてくるので、4~5分休んでまた歩き始めます。
歩き始めてほどなく前方に先行する二人が見えました。
追いつけるか・・・

IMGP3912.jpg




そしてそろそろ森林限界を超えます。
強い風に曝される雪面は硬くこれまでよりかなり歩き易い。
前方の二人はペースを上げたのかすぐに視界から消えました。

IMGP3913.jpg




視界を遮る木々がなくなると、左手には編笠山~西岳~ノロシ場~ギボシ~権現。
権現のその鋭いピークを見るとちょっと不安になります。
「あんな所に本当に登れんのかなぁ・・・!?」
まぁ、まずは三ッ頭までから行って考えますか。( ̄ー ̄;

IMGP3916.jpg
         (写真には入っていませんが、西岳のさらに左に編笠山が見えていました)




9:02 とうとう前三ッ頭分岐まできました。
ここまで来れば三ッ頭のピークはもうすぐそこ。

IMGP3918.jpg




比較的登る人の多い天女山からのルートを併せ稜線を辿ります。
登山者もグンと増えトレースは明確となりました。

IMGP3919.jpg



9:07 ほどなく三ッ頭の山頂に到着。
阿弥陀、赤岳にちょっと雲がかかっているのは残念ですが、
ここから見る南八の峰々は迫力あります。

IMGP3923.jpg


 (続く)



  風が冷たくて寒~い週末でしたね
  さて2月はTONOの誕生日。。。
  昨夜は姫と二人ホテルでディナーを楽しんできました^^







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2013 小泉ルートから厳冬期の権現岳 Vol.2

2013年02月14日 08:48

2013.2.9(土)~10(日)

1日目 小荒間~八ヶ岳神社~ヘリポート跡(幕営)
2日目 ヘリポート跡~三ッ頭~権現岳~三ッ頭~ヘリポート跡(撤収)~小荒間






2013.2.9(土)

小泉ルートで三ッ頭・権現岳を目指したTONO。
重いザックに全くペースが上がらないものの
何とか幕営予定地のヘリポート跡までやってきました。

ここは甲府盆地に向かって視界が開け眺望が良い。
富士山を正面に、右手に甲斐駒、仙丈、北岳、鳳凰が近い。
尾根と樹林が風を防いでくれるのかほとんど風も感じません。
テントを張るには実に最適な場所です


IMGP3819.jpg
                (鳳凰三山・北岳・甲斐駒・仙丈・鋸岳と南ア北部の峰々が並ぶ)




先人二組のテントは入口を富士山に向け眺望を楽しんでいたので、
その視界を邪魔しないように一段上の場所に設営することにしました。

IMGP3812.jpg




14:17 とりあえず登り始めてチョコしか口にしていないので腹ペコです。
ザックに腰掛け、富士山を見ながらパンを頬張ります。
陽射しが暖かくて本当に気持ちがイイ

IMGP3821.jpg
                                   (富士山にズーム)




さてと腹ごしらえが済んだら、暖かいうちにテントを設営しますか。
まずは一番重要な雪面の整地から。
テントの床より若干大きめに丹念に雪を踏み固めていきます。
地味な作業ですが、これがテントの居住性を大きく左右します。
表面が硬く中がフカフカの雪でなかなか固まりません。
結局30分くらいこの作業をしてたでしょうか。
仕上げにシャベルで表面を削って可及的に平坦に。

ここでようやくテントを取り出します。
本体を広げポールを立ち上げ、張り綱を竹ペグで固定。
15:27 風が無いので設営自体は楽勝で終わりました。

IMGP3818.jpg



テントを張ったら銀マット、リッジレストソーラー、インフレータブルマットと敷いて、
ザックの中の全ての物をテント内に入れます。
空のザックはマット代わりに脚の下に敷いて、枕をセット。
横になってみると床が平坦でなかなか快適に寝れそうです。

風はないので今回は雪ブロックは必要なさそう。
出入りが楽なように入口部分の雪面を少し掘り下げたら完了。


明るいうちに水作りに必要な雪を大きなビニール袋に集めておきます。
表面のやや硬い層は取り除き、下のフカフカの部分から奇麗そうな雪を採取。
細かい木の枝が多少混じってしまうのは仕方がないけど、
心配なのは最近巷を騒がせている中国からのPM2.5。
吸い込むと健康障害が出るらしいが、飲んだ場合どうなんでしょ・・・?
まぁこの辺りにはそんなに大量に飛んできてる訳じゃなさそうだし、
問題ないのかな・・・でもちょっと心配。



さてテントを張った場所のすぐ裏手から、
三ッ頭方面へのルートが始まりますが、この時点でトレースは全く無し。
ここから雪は一層深くなるんだろうねぇ・・・

IMGP3824.jpg



IMGP3823.jpg
16:50 夕飯にはまだ早いし
持ってきた日本酒をチビチビ。
今回は一晩なので300mlほど。
ビールも持ってきたかったんですが、
あまりにも重くなるので断念。(^^;





17:12 気付けば西の空(入笠山の辺り)に夕陽が沈もうとしていました。

IMGP3832.jpg



テントの周りの木々の色が明るく変わっていきます。
南アルプスの山肌も何となく茜色。。。

IMGP3831.jpg




そしてオレンジ色の残照が残る中、街の明りがポツポツと灯り始めました。

IMGP3844.jpg




甲府盆地は一気に光が溢れドンドンその存在感を増していきます。
背後には甲府盆地を見守るように白く浮かび上がる富士山。。。

IMGP3841.jpg




18:09 完全に陽が沈み辺りには駆け足で夕闇が迫ってきました。
テントにランタンの灯が入り、甲府盆地の光の洪水は空を明るく染めています。
この素晴らしい光景に各テントからは感嘆の声。。。

IMGP3849.jpg




18:20 興奮冷めやらぬまま、テントに戻って夕飯にしました。
この夜はリフィル麺に餅を入れて "力うどん" ならぬ "力ラーメン" (笑)
夕食がカップラーメンとは寂しい限りではありますが、
餅を入れるとちょっと豪華な感じに・・・な訳ないか。(^^;
でも餅はカロリーがあって腹持ちも良いので今後も活用しようかな。


食べた後は雪を融かしてひたすら水を作ります。
テルモスに入れてきたお湯800mlはほとんど無くなってしまったので、
明日のために新たに800mlのお湯を作らなくてはなりません。
残りのお湯に雪を入れてストーブで加熱して融かします。
フカフカの雪なので空気が多く、融けてもできる水は僅か。
何度も雪を投入して少しずつ水を作っていきます。
500mlほど出来たらテルモスに入れて、また同じことを繰り返します。

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                 (今回もジェットボイルのハンギングキットを使用)





20:19 水作りが終わってテントの外に出てみると、
いつしか空には星が煌き、街の煌きと素敵なコラボレーション。

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見上げれば満天の星空が広がっていました。。。
夜空を埋め尽くすもの凄い数の星達に圧倒されます。

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各テントでは夕食を終え、
眠りについた様子。
明りが消えたテントを
静寂な闇が包んでいます。

遠くで風が唸りをあげ
木々のざわめきを聞きますが、
ここだけは隔絶された様に
静かで穏やかな時間。。。

そして目の前に広がる
街の光の洪水と星の光の乱舞。
寒さも忘れてしばし
光の競演に見入っていました。



 (続く)




  ようやくこの山行の筋肉痛が良くなってきました。
  もう若くはないですから、少し身体を休めないと・・・(^^;
  で、今のところ今週末は山の予定はなしです。







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