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2013 6月の富士山 後編

2013年06月19日 19:24

2013.6.9(日)

6:20須走口~7:30六合目~8:03本六合目~8:57七合目(太陽館)9:09~
9:50本七合目~10:16八合目~10:34本八合目10:51~11:31九合目~
11:58久須志神社(須走口山頂)12:27~13:05剣ヶ峰13:10~(お鉢巡り)~
13:47久須志神社14:15~15:43須走口駐車場






須走口から富士山を目指したTONO。
拍子抜けするほど雪が少なく、比較的余力を持っての登頂でした。
12:00 山口屋支店さん前のベンチが出ていたのでここで休憩。

IMGP6607.jpg




山頂も非常に雪が少ないです。
4年前の同じ時期と比べるとまるで雪の量が異なります。

IMGP2171.jpg IMGP8466_20130618211614.jpg
1|2  1:4年前の須走山頂(2009.6.7)  2:ちなみにGWの頃はこんなに雪が多い(2010.5.4) 




水分を補給して、お湯を沸かして coffee break ...
浮かぶ雲を上から見下ろす非日常的な体験が、
いま自分は日本最高所にいるんだ・・という事を実感させます。

IMGP6606.jpg




ちょっと休んだらTONOにとっては初の "お鉢巡り" をすることに。
これまでは時間切れという事もあったし、
何より高度障害でとてもお鉢を回る元気はなかったのですが、
今回は吐き気も頭痛も息苦しさもない・・・これなら行けそう。


お鉢を廻って来たと言う単独の男性に山頂の雪の状態を聞くと、
剣ヶ峰まではアイゼン無しで全く問題ないけれど、
その先は急な斜面があるのであった方がイイかも・・・との事。
ザックはデポして空身で回ろうと思っていたので、
アイゼンは予め装着する事にしましたが、結果的にこの判断は大間違い。
とりあえずここでザックに付けたGPSを持って行くのを忘れてしまい、
お鉢めぐりのログがありません。


12:27 時計回りにお鉢巡りを開始。
富士山の山頂には剣ヶ峰の他にも小ピークがいくつかあって、
大日岳、伊豆岳、成就岳、駒ヶ岳、三島岳、白山岳、久須志岳などの
名前が付いていますが、ルートはそのほとんどを巻いて行きます。
最初は小ピークも踏んでいこうか・・・なんて思っていましたが、
アイゼンを付けた足は途端に重くちょっとした登りでも足が出ません。
・・・で、早々に諦め普通にルートを辿りました。(^^;

IMGP6609.jpg




富士宮口が近くなると擦れ違う人も多くなりますが、
軽装な人がほとんどでアイゼンを付けてる人は皆無。
確かに雪が少なくてアイゼンを付けてるのがバカバカしい。
ここでアイゼンは外し、ストックに括り付けて歩くことに。

IMGP6610.jpg
                      (前方左が駒ヶ岳、右は三島岳)




御殿場ルートの下山口を過ぎると、ほどなく富士宮口の山頂。
登ってくる人、休憩する人、擦れ違う人・・・本当に人が多い。

IMGP6618.jpg




左手に三島岳を見て平坦な雪原を剣ヶ峰に向かいます。
馬の背の急な斜面を登ると元・気象観測所です。

IMGP6620.jpg




IMGP6622.jpg

まずは剣ヶ峰の標柱で一枚。
やはり3,776mの頂は、
日本では飛びぬけて高い。

シーズン中の夏の朝には
この標柱前は大混雑で、
記念撮影する人の行列が
できることもあるらしい。

この日もけっこう混んでいて、
外人の団体さんが
この一角を占拠してました。(^^;





剣ヶ峰から火口(大内院)を覗きます。
火口壁は絶壁となり黒々とした岩肌を見せています。
遠くから眺めるだけでは分からない富士山の荒々しい姿です。
向こう正面左が登り着いた須走口の山頂となり、
そこからグルッと半周してきました。

IMGP6624_20130619121121.jpg





火口底は3,537mで剣ヶ峰とは240mの標高差があります。
↓ 4年前はここから火口底に向かってシュプールがありました。
行きはイイですが、下から登り返すのは大変そう。

IMGP2173.jpg
           (2009.6.7 正面が剣ヶ峰、向かって左手にシュプールが見えます)




さてここでお鉢巡りはまだ半分ですが、
ここまで来れば来た道を戻っても、先へ進んでも時間的には一緒。
そう考えれば一周しない手はありません。
行き先には西側が切れ落ちた白山岳の姿が目を引きます。

IMGP6625.jpg
                                (剣ヶ峰から白山岳3,756mを望む)




白山岳は4年前にはその名の通り真っ白で、
この斜面にもシュプールが残されていました。

IMGP2174.jpg
                       (2009.6.7 大日岳基部から見た白山岳)




さて剣ヶ峰から先の稜線は通行禁止になっているので、
一旦観測所の基部まで戻り、ここから剣ヶ峰をトラバースします。
途中急斜面のトラバースになるので、ここでアイゼンを装着しました。
13:12 剣ヶ峰を後にします。

IMGP6626.jpg




しばしのトラバースの後、ここから急下降します。
距離は短いですが、雪はグズグズで足元が崩れ易いので、
スリップしないように十分注意して下りました。

IMGP6627.jpg




無事に下り西安河原と呼ばれる平坦地を進みます。
ちょっと登って再び稜線に上がると大沢崩れ上部。
ここでアイゼンを外しました。

IMGP6629.jpg




ここから大沢崩れ方面を見下ろすと、雪はほとんど消えており、
荒涼とした景色が広がっていました。

IMGP6631.jpg




そして雲の向こうに見えたのは南アルプスの峰々。
ここからだと南アもやや見下ろす感じですね。

IMGP6632.jpg




そして近付いてきた白山岳。
よく見るとこの時山頂に二人の人影がありました。
でもどう見ても西側は岩壁になっていて登れそうにありません。
地図をあらためて見るとこのピークにはルートがない。
比較的なだらかな須走側から登ったようです。

IMGP6633.jpg




雷岩の手前で稜線を外れて "小内院" の縁を回っていきます。
小内院は深さ30mほどの窪地で、富士山頂のもう一つの火口です。

IMGP6634.jpg




剣ヶ峰から見た時は白山岳にも登っておこうなんて思いましたが、
この時点でもうけっこう疲れていて、何となく体調も悪い。
白山岳はまたの機会にして(・・・って次に登るのはいつになるやら^^;)、
真っ直ぐ正面に見える久須志岳に向かいます。

IMGP6637.jpg




13:47 須走口山頂の久須志神社の所に戻ってきました。

IMGP6638.jpg





ザックをデポした場所まで戻って休憩。
ベンチの上に寝転がりながらパンを齧ります。
ところが寝転がったのが良くなかったのか、
山頂に居過ぎたのが悪かったのか何となく気持ちが悪い。
この感じは・・・ヤバイ!いつもの高度障害が出始めたかも。
そうなれば長居は無用。サッサと下りましょう。
14:15 アイゼンを履いたら須走ルートの下山口から下り始めます。

IMGP6639.jpg




ここは前に来た時は雪の大斜面で、長い長い尻セードでしたが、
こう雪が少ないと尻セードもできません。

IMGP6640.jpg




ある程度雪が残っている場所では尻セードを交えて下っていきますが、
所々岩が出ているので気持ち良~くというわけにはいきません。

IMGP6641.jpg





途中からはガスに巻かれプチ・ホワイトアウト状態でしたが、
GPSの性能を試すには絶好の機会♪
視界が悪い中GPSで現在地を確認すると、
登山道からは完全に離れ、大分西寄りを下っています。
本来の下山道よりもさらに御殿場ルート寄りではありますが、
ちょうど駐車場に向かいそうなので、そのまま真っ直ぐ下りました。
雲を抜けると真っ直ぐ続くトレースを発見。
GPSで確認しながらこのトレースを追って下りました。

IMGP6644.jpg




ヤッパリGPSって凄いなぁ~と感心しながら下って行くと、
雪が無くなりブルドーザーの道にぶつかりました。
15:00 ここでアイゼンを外してブル道を辿ります。

IMGP6645.jpg




ブル道は砂走りな感じで下っていけます。
ドンドン高度を下げて、辺りに新緑の木々が出てくるともう少し。

IMGP6649.jpg




最後は重機の溜まり場的な所に飛び出します。
駐車場は上下2段になっているので、
下の段に停めた場合は重機の溜まり場を過ぎた所から入った方が良いです。
TONOはそのまま上の段の駐車場に入って、
あれ!?車がない!・・・とかなり焦りましたが、
良く考えたら下の段に停めてました。(^^;
15:43 最後はちょっと遠回りしましたが駐車場に戻ってきました。

IMGP6650.jpg IMGP6652.jpg
 




慣れ親しんだ湘南からいつも見ていた富士山。
日本一のその頂にもう一度登ることができました。
初のお鉢巡りもできてなかなか満足のいく山行でした。

さて今回これまでで最短の時間で登れたわけですが、
この理由は雪が少なくてアイゼン無しで登れた事が全て。
筋力が付いたとか心肺機能がアップしたと言いたいところですが、
年々体力は落ちていく一方なわけで・・・
ただ高度障害が出なかったのはちょっと収穫。
少しは高度に順応できるようになってきたんでしょうか・・・

今回は雪が少ないからかこの時期にしては人が多いと感じました。
特に外人さんのグループが目立ちました。
やはり世界文化遺産登録が決ったからでしょうかねぇ。
とりあえず今年の夏はとんでもなく混雑しそうですよね。
今後はシーズン以外の入山を禁止するとか、
入山料7,000円なんて話も出ていますが、はたしてどうなることやら。

巷では "富士山は登る山ではなくて見る山" だとか、
"一度も登らない馬鹿、二度登る馬鹿" とか言われますし、
自分も富士山は今回が最後のつもりで登ったのですが、
山頂の小ピークも全て踏んでないし、白山岳にも登ってないしで、
新たな目標ができてしまうとまた登りたくなっちゃうんですよね。(笑)


 (終わり)



   引越し作業も佳境に入ってきました。1ヶ月くらいブログを休止します。
   次は東北の山で再スタートを切ります。





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2013 6月の富士山 前編

2013年06月13日 17:56

富士山 3,776m・・・日本最高峰の頂。
そのシルエットはどんな山よりも大きく端整でそして孤高。
北岳、鳳凰三山、八ヶ岳等から見る富士も素晴らしいですが、
二人の住む湘南からも時おりハッとする美しい姿を見る事ができます。
台風一過の翌朝、寒~い冬晴れの朝、茜色に染まった秋の夕暮れ・・・
思わず通勤の足を止めて見入ってしまうことも。

IMG_2917[1]



現在はそんな日常の中で目にすることの多い富士山ですが、
東北に引っ越してしまえば7月からは遠~い存在。

東北転勤が決定した五月晴れのある朝でした。
駅へ向かう連絡橋の上からは豊富に残雪を抱く富士山が。。。
その変わらぬ美しい姿を見ながら心に決めたのです。

最後にもう一度あの頂を踏もう。。



2013.6.9(日)

6:20須走口~7:30六合目~8:03本六合目~8:57七合目(太陽館)9:09~
9:50本七合目~10:16八合目~10:34本八合目10:51~11:31九合目~
11:58久須志神社(須走口山頂)
12:27~13:05剣ヶ峰13:10~(お鉢巡り)~
13:47久須志神社14:15~15:43須走口駐車場





眠りにつく姫を残しそっとベッドを抜け出します。
まだ薄暗い中、ザックを背負い冬靴を片手に自宅を出発。
4:37 東名高速に乗る頃に朝陽が昇ってきました。

IMGP6538.jpg




まだ交通量の少ない高速を走り御殿場ICで下ります。
ふじあざみラインに入ると正面には富士山が大きい。
今年は雪解けが早いとは聞いていましたが確かに雪が少ない。
特に富士宮方面にはほとんど雪がないようにも見えます。

IMGP6546.jpg




富士の裾野を10kmほどクネクネと上ると須走口5合目に到着。
5:50 駐車場には20数台の車が停まっていました。 

IMGP6550.jpg




ここで標高は2,000m・・・車から出るとさすがに肌寒い。
山服に着替えザックに水と食料を詰めて登山口に向かいました。
登山口手前の山荘菊屋さんでトイレを済ませ(200円)、
キノコ茶を1杯ご馳走になり出発します。
このキノコ茶は適度な塩分があって何気に美味。
汗をかいて失う塩分もちょっとは補給できるし、
シイタケが嫌いじゃなければ是非頂きましょう。

IMGP6555.jpg




6:20 GPSの電源を入れたら歩き始めます。
4年前に初めて残雪の富士山に挑んだ時は、
この "通行止" の文字にビビりましたが、さすがに今は平気です。(^^;

IMGP6558-2.jpg




石段が終わると樹林の中に入って行きます。
風の動かない樹林帯では歩き始めると汗が噴き出します。
それに寝不足がたたっているのでしょうか、
頭がボーっとして目を瞑れば眠ってしまいそう。

IMGP6560.jpg




7:05 一旦樹林帯を抜けると富士山が望めました。
体調はいまいちだけど本当にあそこまで行けるのか!?
ザックを下ろして小休止しながらポカリをグビグビ。
前日ちょっと飲み過ぎたし脱水気味なのかなぁ・・・

さて3年前のGWに来た時にはこの辺りは雪で夏道が隠れていて、
雪面を直登して行きましたが今回は全く雪はありません。

IMGP6562.jpg




夏道を辿り潅木帯を登っていきます。
スキー、ボードを担いだ人が多いですが、やけに軽装な登山者も。
皆さんペースが速くて、ほとんどの人にブチ抜かれました。(^^;
7:30 新六合目の長田山荘(2,425m)を通過。

IMGP6565.jpg




ここまで400m/時と自分的には悪いペースではないのですが、
体調がいまいちな割りに飛ばし過ぎかも・・・
富士山は出だしで飛ばすと後半バテバテになりますから、
ここから意識してペースを落として歩きます。

長田山荘を過ぎると所々で雪が出てきます。
不用意に足を乗せるとスリップしますが、
足の置き場に注意すれば滑り止めはなくとも歩けます。

IMGP6567.jpg




この疎林帯で澄んだ軽やかな囀りを耳にしました。
音の先をよ~く見るとルリビタキでした。
色合いはメスに似てますが、若いオスでしょうか。
こんな美しい囀りで毎朝目覚めてみたいものです。
(音を聞かせられないのが残念です ^^;)

IMGP6569.jpg




8:03 本六合目 瀬戸館(2,625m)を通過。
夏に最初に登った時は「何で六合目が二つあるの!?」って思いましたが、
六合目だけでなくてこの先七合目も八合目も二つあるわけで、
慣れてしまえば休憩しやすくペースもとり易いとも言えます。

IMGP6574.jpg




振り返ると三日月の様な山中湖の背後に、
道志~丹沢山塊が幾重にも重なっています。
最初にこの景色を見た時はとても感動したことを思い出します。

IMGP6570.jpg




瀬戸館から先はほとんど雪がなくなり、溶岩石の夏道を歩きます。

8:57 七合目 太陽館(2,925m)に到着です。
小屋のスタッフが作業中と言うか談笑中でした。
ここで麦茶を1本購入してグビグビ飲んでパンを食べると、
大分体調が戻ってきました。

IMGP6576.jpg




さてこの小屋、4年前の同じ時期は雪に埋もれていた気がするのですが、
今回は全くと言っていいほど雪がないです。
富士山はいつ噴火してもおかしくないって言う噂だし、
X-dayに向け地熱が上昇しているんでしょうか・・・
まさか今日噴火しないよね!? ( ̄ー ̄;

ちなみに4年前の画像を探してみると、
やはり小屋はまだ半分ほど雪に埋もれていました。
そして半端なく犬に吼えられながら雪面を直登して、
この小屋に辿り着いた記憶があります。(笑)

IMGP2142.jpg
                            (2009.6.7 太陽館前にて)




9:09 太陽館を後にして先に進みます。
小屋の直上からは細々と雪の斜面が続いていましたが、
すぐまた左手に見える夏道に復帰します。
中にはここでシールを貼ってスキーで登り始める人もいましたが、
凹凸不整な硬めの雪ですし、担いで夏道を行った方が楽そうでした。

IMGP6578.jpg




富士山は板を立て掛けた滑り台の様な斜面に見えますが、
そんな中にも尾根地形があって登山道はその尾根を九十九折に行きます。
黒々とした溶岩石とそれが砕けた砂礫の道です。
ここから右に見える尾根を目指して上っていきます。
尾根上には小屋が点々と建っているのが見えます。

IMGP6579.jpg




時刻はまだ9時半ですが、もう下山してくる人もいます。
一体何時に登り始めたんでしょう。
標高はようやく3,000mを越えたぐらいで、
こっちはまだ3時間くらいはかかりそうな感じですけど。

IMGP6580.jpg




9:50 本七合目 見晴館(3,145m)を通過。
HDが壊れてもう写真は残っていないですが、
最初の富士登山の時は確かこの小屋に宿泊したはず。
ギュウギュウ詰めの小屋で軽い高地障害が出て、
息苦しく眠れない夜を過ごしました。
もう10年ほど前になるでしょうか・・・懐かしいです。

あの時は姫も一緒でしたが、
花も緑も水もない黒い溶岩石が累々と重なる光景に失望したらしく、
以来誘っても一緒に富士山に登ってくれることはありません。(^^;

IMGP6582.jpg




さて花も緑も水もない富士山と書きましたが、
この雪解けの時期に限っては小川と言うか小さな水の流れが出現します。
雪解け水が溶岩石を伝って流れ落ち、涼しげな水音をたてていました。
↓写真では水溜りみたいで全然涼し気じゃないですね。

IMGP6588.jpg




この先も夏の登山道に雪はなくただ黙々と辿ります。
途中にあった遭難者慰霊碑にそっと手を合わせ通過しました。

IMGP6584.jpg




10:16 八合目 下江戸屋(3,270m)を通過。
ここは吉田口と須走口の下山道の分岐点です。
ここまで来ると標高は日本第2位の北岳(3,193m)よりも高い。
そろそろ酸素の薄さを感じ、息が苦しくなってきます。
水を飲む際はあまり息を止めるとその後で呼吸が乱れるので、
乾く前に一口ずつチビチビと。
写真を撮る際も無意識に息を止めているらしく、
撮った後で大きく息が乱れます。(←これってTONOだけ? ^^;)
これまでの経験から意識的に口を窄め大きく息を吐いて歩きました。

IMGP6590.jpg




左前方には雪面の直登する登山者がいましたが、
この高度になると登りでは夏道の方が絶対的に楽です。
3年前はGWの時で夏道は雪に埋もれていたので直登しましたが、
休憩するにも岩の出ている適地を探さなくてはならないし、
アイゼンを履いた足は高度が上がれば上がるほど重くなります。
標高2,000mでのアイゼン歩行と3,500mでのそれとでは、
まるで感じる重さが違います。
酸素が薄くなり筋肉に十分な酸素が行き渡らないからでしょうか・・・

IMGP6591.jpg




10:34 本八合目 富士山ホテル(3,400m)まで来ました。
ここは他にも胸突江戸屋、トモエ館と小屋が密集しています。
胸突江戸屋の裏手で休憩にしました。

IMGP6592.jpg IMGP6593.jpg




10:51 本八合目を出発します。
ここから須走口山頂まではあと300mちょっと・・・1時間+αか。 
この高度になってくると出だしに飛ばした人達が次々ペースダウン。
TONOは最初こそ体調がいまいちだったものの尻上がりに回復。
自分のペースを守りながら一人また一人と抜き去ります。



11:06 八合五勺 御来光館(3,450m)を通過します。
初めての富士登山では、姫と二人ここから御来光を望みました。

IMGP6595.jpg




11:31 鳥居を過ぎると九合目(3,600m)です。
この辺りから本格的な雪道になってきました。
ただ凍結しているわけではないのでアイゼン無しで歩けます。
とは言ってもつま先を蹴り込めるほど雪が柔らかくはないので、
いわゆるカニ歩きで登って行きました。

IMGP6599.jpg




そしてとうとう山頂直下の鳥居が近付いてきました。
さすがに一気には行けず10歩歩いては休みまた10歩歩いては休み・・・
それにしても雪が異常に少ない。

IMGP6601-2.jpg




前の写真と比較するといかに雪が少ないか良く分かります。
↓ 下は4年前ですが、鳥居が半分以上雪に埋もれています。

IMGP2170.jpg
                        (2009.6.7 山頂直下の鳥居前にて)



参考までに3年前のGWの頃は雪の量こそ変わりませんが、
ガチガチに凍結しています。↓

IMGP8459_20130613171159.jpg
                        (2010.5.4 富士山頂直下の鳥居)




11:58 ついに須走口山頂(3,720m)に到着。
快晴とはいきませんでしたが、風の無い穏やかな山頂。
到着は13時前後を予想していただけに、思ったより良いペースでした。

IMGP6602_20130613173432.jpg




まぁ、世の中にはとんでもないペースで登る人もいて、
この日も八合目辺りでスピードスターにあっと言う間に抜かれましたが、
自分の中では、休憩25分を含めて5時間38分での登頂はこれまでで最速。
アイゼンを装着せずに登れたので最後が非常に楽だったのと、
いつも悩まされる高地障害がほとんど出なかったのも大きい。
前より少しは高地に順応してるんでしょうか。


 (続く)



   あらためて書く事はそうないと思った今回の富士登山でしたが、
   過去の山行を振り返って長々と書いてしまいました。(^^;





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速報! 6月の富士山

2013年06月10日 23:05

2013.6.9(日)

6月末に控えた東北転勤。
こっちで山に行けるのも今回が最後かな・・・
じゃあ、どこの山で締めようか?

これは前々から考えていたのですが、
やはり・・・富士山でしょう!






四季折々端整な姿を魅せてくれた富士山。。。
見る山であって登る山じゃないと言う人もいるけど、
最後にもう一度登っておきたい。

・・・で、日曜日に一人で登ってきました。
今回もまた須走口からの日帰りピストンです。

IMGP6551.jpg




菊屋さんでキノコ茶を一杯ご馳走になり出発。
新緑の樹林帯を抜け、森林限界を越えると、
砂礫の道~溶岩石の道となり九十九折に登って行きます。

IMGP6563.jpg
                      (須走口からはスキー、ボードを担いだ人が多かった)




4年前の同じ時期と比べるとはるかに雪は少ない。
ほぼ夏の登山道が出ていて雪道は九合目を過ぎた辺りから。
結局アイゼン無しで山頂まで行けました。

IMGP6602.jpg
                                       (須走口山頂)




ザックをデポして剣ヶ峰を踏んでお鉢巡り。
山頂も雪が少ない・・・

IMGP6624.jpg
                                      (剣ヶ峰から見た火口)




下山は雪の大斜面を尻セードを交えて雲の中に。
最後はブルドーザー道で直接駐車場へ戻りました。

IMGP6642.jpg


 (本編へ続く・・・と言っても大して書くこと無いんですけどね ^^;)



   世界遺産登録が影響しているのか、6月とは思えないほどの賑わい。
   特に最短で登れる富士宮からの人が多かった。





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2013 ヨモギ尾根~二ノ塔尾根 後編

2013年06月07日 06:56

2013.5.26(日)

ヤビツ峠からBOSCOキャンプ場を抜けてヨモギ平に上がったTONO。
誰もいないヨモギ平でまさかの熊との遭遇。
向こうが先に気付いて逃げてくれたので何事も無く済みましたが、
バッタリしたらヤバかったところ。
興奮冷めやらぬままヨモギ平を後に三ノ塔を目指します。


8:18ヤビツ峠~8:40門戸口~8:50BOSCOキャンプ場9:00~
9:40ヨモギ平9:55~10:40三ノ塔10:45~10:55二ノ塔~
12:04表丹沢野外活動センター14:48~13:18菩提原







9:55 緑溢れるヨモギ平を出発します。

IMGP6437.jpg




最初は平坦~なだらかな登りで、非常に歩き易い道です。
ただ初めて山で熊を目撃したせいで、
大きめの窪んた跡が全てヤツの足跡に見えてしょうがない。
一つ一つジッと見ては 「熊じゃない様だな・・・」
なんてやってるから全然先に進みません。(^^;
・・・なので、途中から足跡探しはせずに黙々と上りました。

IMGP6441.jpg
                       (新緑が気持ちの良いヨモギ尾根)




高度が上がると前方に表尾根が見えてきますが、どうやらガスガスの様子。
やがて急な痩せ尾根を上ると傾斜が緩み、枯れたクマザサの中を行きます。
・・・クマザサ、熊笹、熊!? あれはヤッパ熊・・だよなぁ。
とりあえずこの日は熊の事が頭から離れないTONOなのでした。(笑)
そして三ノ塔の北端のお地蔵さんの所に飛び出しました。
BOSCOからここまで誰にも会わず・・・出遭ったのはあの熊のみ。

IMGP6453.jpg




ここから烏尾岳方面は真っ白な世界。( ̄▽ ̄;
この日は最初から塔ノ岳まで行く気はありませんでしたが、
これを見ると「はい、行かなくて結構ですぅ」・・って感じでした。(笑)

IMGP6454.jpg




まぁ、三ノ塔方面もかなり白かったですけどね。
そんな中で赤紫色のトウゴクミツバツツジが目を楽しませてくれました。
10:40 三ノ塔に到着。 ここもガスガスですなぁ。

IMGP6455.jpg IMGP6456.jpg
IMGP6458.jpg IMGP6459.jpg
 1|2  1:三ノ塔方面もガスガス  2:トウゴクミツバツツジ
 3|4  3:三ノ塔に建つ避難小屋  4:三ノ塔の道標





10:45 三ノ塔で少し休んで二ノ塔へ向かいました。
すぐに三ノ塔尾根を右に分けて木段を下ります。
表尾根は多くの人が歩いた結果、掘れてしまっているので、
登山道の保護のためには木段も仕方がないのですが、
やはり歩幅の合わない段差は歩き難い。

IMGP6462.jpg




コルまで下りわずかに登り返すと、
10:55 二ノ塔に到着。 ここも人がいっぱいです。
そのまま通過して二ノ塔尾根で下山開始しました。

IMGP6467.jpg IMGP6466.jpg




表尾根から離れ二ノ塔尾根に入ると急に人が少なくなります。
この下山道に入ってすぐにトレランの単独行と擦れ違いましたが、
その後は誰にも会いませんでした。

さてこのルートの出だしは気持ちの良い尾根歩き。
ツツジの競演も見れたりしてなかなか良い。

IMGP6471.jpg
                  (レンゲツツジとトウゴクミツバツツジの競演)




5分ほど下ると "日本武尊の足跡入口" なる標柱を発見。
興味をそそられちょっと道を辿ってみましたが、
ガスの中に道は続いていてどこまで下ればイイのやら・・・
地図を見ても記載が無かったので途中で引き返しました。(^^;
あとで調べてみると岩に足型の窪みがあって、
日本武尊が水を求めて岩を踏み締めた跡だとのこと。
以後絶え間なく水が湧き出ているとの伝説だが、実際は枯れているらしい。
もう通ることもないだろうし、やはり行っておけば良かったか・・・

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そこからすぐに開けた場所に出て朽ち果てたベンチがありました。
晴れていれば表尾根~塔ノ岳が見晴らせるのでしょうか?

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さて気持ち良く歩けたのはここまで。
ここからは植林帯に突入。
単調でつまらない道をひたすら下ります。
30分ほど下ると一旦車道を横断して再び植林帯に入ります。
11:52 登山口に到着。

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ここからは菩提原まで車道歩きですが、
すぐ先で道が大きく左にカーブしてU字型になっているのが見えたので、
尾根を末端まで辿ってショートカットしました。

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車道に出てしばし下って行くと、左手に何やらアウトドア施設が。
12:04 入口には "表丹沢野外活動センター" とありました。

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ベンチでもあれば休んでいこうと中に入ってみました。
管理棟を過ぎて一段上がると炊事場などがあって、
バーベキューなどをしている人達が大勢。
反対側の八角形の東屋(八角の館)とトイレ・シャワー棟もとても奇麗。
さらに一段上がると芝生のテントサイト。
塔ノ岳登山のベースにしても良さそうです。
ただHPで予約状況を確認してみると、
7月8月の週末はほとんど埋まっていました。

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 1|2  1:場内案内図  2:八角の館
 3|4  3:テントサイト  4:トイレ棟の中





とりあえず東屋の下でザックを下ろして休憩しました。
ちょうど昼時だったのでここでカップラーメンでお昼にしましたが、
あとで見たらここは "飲食禁止" の張り紙がありました。
なのでこの場所でこんな事↓ をしてはいけません。

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居心地が良かったのでここで40分ほど休憩してしまいました。
12:48 菩提原のバス停に向かいます。
途中茶畑が広がる場所を通過・・・静岡みたいです。
秦野の丹沢山麗一帯はお茶の栽培に適する気候となっているらしく、
ここで作られる丹沢茶は密かな人気らしい。
神奈川に住んでいながら今まで知らなかった。(^^;

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茶畑を過ぎるとあとはひたすら車道を歩きます。
振り返ると表尾根方面は完全に雲に覆われていました。

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13:18 菩提原に到着すると、バスが信号待ちしています。
慌ててバス停に走り、秦野行きのバスに乗り込みました。
ところがその直後、反対車線を渋沢行きのバスが。
よく考えれば小田原経由東海道線で帰るわけで、
渋沢に出た方が良かったかも・・・(^^;
でも自宅到着時間はどっちでも一緒だったからまぁイイか。

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さて今回はGPSのお試し山行。
歩いたルートで特にGPSが必要な場所はありませんでしたが、
自分の居場所がほぼ正確に分かるというのは非常に心強いものですね。
ただ東屋の下に入っている間は衛星をキャッチできなかったらしく、
その軌跡が大きく乱れていたので状況により使えない場合もあると感じました。
あくまでも地図読みが基本で補助的にGPSを使うというスタンスですかね。
でも帰宅後に歩いた軌跡をカシミールで確認できるのはGPS山行ならでは。
自分の地図読みと比較しながら復習するのも楽しいものです。

今後夏に向け3泊4泊と長期縦走する事もあるし、
どの程度電池が持つのか、誤差はどの程度発生するのか・・・等、
まだ未知の部分についてはGPS山行を繰り返して確認しようと思います。


 (終わり)



   今週末の天気は土曜がいまひとつですかね。
   日曜はまあまあみたいですが・・・





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2013 ヨモギ尾根~二ノ塔尾根 前編 ヨモギ平で熊!?を目撃

2013年06月05日 08:10

2013.5.26(日)

5月最後の日曜日。
翌月の引越しを控えて、姫は自分の物の整理と大型ゴミの処分をすると。
一方TONOは数日前に届いたGPSを使ってみたくて仕方がない。(^^;
・・・で、天気はいま一つな感じでしたが、一人イソイソと丹沢へ出かけました。

この日は塩水橋からまたV-ルートを歩きたかったのですが、
車は姫が使うため (引越し作業をする姫に文句は言えません ^^;) 電車とバスでのアクセス。
さすがに塩水橋まで歩く気にはなれず、ヤビツ峠からヨモギ平を経由して、
三ノ塔~二ノ塔、二ノ塔尾根で下山というルートを歩いてみました。


8:18ヤビツ峠~8:40門戸口~8:50BOSCOキャンプ場9:00~
9:40ヨモギ平
9:55~10:40三ノ塔10:45~10:55二ノ塔~
12:04表丹沢野外活動センター14:48~13:18菩提原





始発のバスに間に合わせるべく7時15分頃に秦野駅に着くと、
すでにヤビツ峠行きのバス停には長蛇の列・・・さすがは丹沢、大人気。

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                     (ヤビツ峠行きのバス停は長蛇の列)



7:35 始発のバスが超満員で発車。
当然乗り切れないのですぐにまた次のバスがやってきます。
結局TONOが乗ったのは3台目のバスでしたが、
満員で立ったままあの山道を揺られるのはけっこう辛かった。
終点のヤビツ峠にはバスを降りた登山者が多数。




さて前回ヒルが靴に7匹くっ付いていたので、
今回はヒル対策に塩水スプレーを持参しました。
スパッツを着けてその上からまんべんなく塩水でスプレー。
これでヒルを寄せ付けない作戦です。
それでも取り付くヒルには塩をタップリお見舞いしてやろうと、
袋ごと持ってきました。(笑)

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               (塩と塩水スプレー・・・この2つでけっこうな重さ ^^;)



8:18 ほとんどの人が表尾根を目指して車道を歩く中、
TONOは一人駐車場の裏から門戸口に向かう登山道に入りました。
ここで忘れずにGPSの電源をON。
1分ほどで衛星をキャッチすると現在地が表示されました。
お~っ!まさに私はここにいます!・・・って感じでした。(笑)

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                              (GARMIN etrex 30)



この道を通る人はそう多くないんでしょう。
道標はシッカリ整備され道もあるんですが踏み跡は薄め。
ジメジメした場所なので羽虫が多くて閉口しました。

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 1|2  1:登山道の要所要所に道標あり  2:ウツボグサ




8:40 門戸口に到着。
ここに "名水きまぐれ喫茶" があります。

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しばし車道を歩き諸戸森林事務所を過ぎると、左手にBOSCOキャンプ場。
スタッフに一声掛けて場内を抜けて行きます。
ヨモギ平への登山口はキャンプ場の奥まった所。
ここで再度足元に塩水をスプレーして登山道に入りました。

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 1|2  1:BOSCOキャンプ場入口  2:キャンプ場内の風景1
 3|4  3:キャンプ場内の風景2  4:ヨモギ平への登山口




急斜面の植林帯に付けられた九十九折の道を上ると、
高度が上がりキャンプ場を見下ろすようになります。
前にヨモギ平からこのキャンプ場に下山した時は、
地形図を見てもどこを下りたのかよく分かりませんでしたが、
GPSは現在自分が歩いている場所を明確に指し示してくれます。
それによると徐々に西側に移動しながら尾根に向かっているようです。

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                       (植林帯の急斜面を九十九折に行く)




標高730m前後で尾根に乗りました。
傾斜が緩むと770mの小ピークで、ここで尾根は左に進路を変えます。

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 1|2  1:尾根に乗る  2:P770mで尾根は左に進路を変える




しばし尾根を辿り再び左に進路を変えると傾斜が増してきます。
マルバブキタケが群生するようになるとヨモギ平は近い。

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 1|2  1:明確な尾根道  2:マルバブキタケの群生地




9:40 朽ちかけたベンチテーブルが見えました!
ヨモギ平に到着・・・いつもの様に人影はありません。

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そしてザックを下ろして一休み・・・と思った時でした。
前方でガサガサガサッと大きな音。
50mほどでしょうか、コンモリとした木の根元に真っ黒でムクムクした動物。
こちらにお尻を向けて慌てて走り去っていくのが見えました。
・・・んっ・・・・・・ク・・マ・・・!?
向こうが先にこっちを見つけて逃げたという感じでした。

一瞬の出来事でカメラを向けるような時間はありませんでしたが、
やはりあれはクマだったんだんでしょうねぇ。
他の動物だった可能性も考えてみますが、
あの黒さ、シルエット、動きからクマ以外の動物は頭に浮かびません。
ヨモギ平にもクマが出るんだ・・・バッタリ出遭わなくて良かった。

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                      (黄色い丸の辺りで黒い動物を見ました)




山でクマを見たのは初めてだったので、ちょっと興奮。
ザックを下ろしてクマがいた辺りを探索してみると、
ハッキリはしませんが10cm大の足跡らしきものを発見。
ただこれがクマの足跡なのかは???

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ひとまずここでベンチに座って休憩しました。
足元を確認しますがヒルの姿はなし。
スパッツを外して中も見ましたが大丈夫でした。
塩水スプレーの効果かヒルがいないところだったのか・・・

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さてこの日はヒル対策はしてきたけど、
クマ対策の鈴などは持って来ていません。
この先お地蔵さんまでは人気の無い尾根でちょっと不安ですが、
クマが何匹もいるとは思えないし歌でも歌っていけば大丈夫でしょ。
ある日、森の中、クマさんに、出あった
花咲く森の中~クマさんに出あった~
クマさんが、言う事にゃ、お嬢さん、お逃げなさい・・・ってか。 (笑)

・・・ん、でも自分お嬢さんじゃないけど、本当に大丈夫か・・・( ̄ー ̄;

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 (続く)



   GPSログの保存形式を間違えてブログにアップできず。
   本体のログを消しちゃったのでまた次回の山行で。





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