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2010 槍穂高縦走 Vol. 1

2010年10月14日 10:42

2010.9.24(金) 

槍・穂高縦走1日目  新穂高温泉~槍ヶ岳山荘








9.23 春分の日から二人は4連休。

23日から山へ行く予定でしたが、天気は大荒れ。

そこで日程を短縮し、24日から入山することに。


当初考えていたのは、"表銀座コース" でしたが、

向う途中で急遽、"槍穂縦走" に変更したのは、速報にも書いた通りです。



まだ夜も明けぬ午前4時、自宅を出発。

中央道・松本ICを下り、さわんどを抜け、安房トンネルで岐阜県に入ります。


IMGP0134.jpg
栃尾温泉を抜けると、

前方に西穂高の姿。

曇りだけど稜線は見えています。

天気は回復しそうな予感。。。





IMGP0135.jpg


  7:36 登山者用の駐車場は、

  まだ大分空きがありました。





IMG_3307.jpg


7:42 ササッと準備をして、

駐車場を後にします。




IMG_3309.jpg


  新穂高温泉でトイレを済ませ、

  7:56 右俣、槍穂高方面を目指します。




IMG_3312.jpg


林道の工事のため、

いつの間にかこんな階段が。 (‥;





IMG_3315.jpg


  8:45 "穂高平小屋" で小休止。




IMG_3318.jpg

9:33 "白出沢出合"

"奥穂高岳" へのルートを右に見送り、

直進します。




今回は "槍ヶ岳" に上がり、大キレットを越え、"白出沢" を下りてくる予定。

IMG_3320.jpg


さて長い林道歩きもここまで。

少し行くと "白出沢" を渡り、樹林帯の中に入って行きます。



IMG_3322.jpg

しばらく平坦な道を進み、

"ブドウ谷" を通過します。




IMG_3326.jpg



  10:21 "チビ谷" で小休止。



IMG_3333.jpg


10:45 "滝谷出合" を通過。

ここには避難小屋が建っています。




IMG_3335.jpg



  "滝谷" を渡り先へ進みます。




右手には遠く滝谷の岸壁が見えました。

IMG_3336_20101012221315.jpg
                    (谷底に白く見えるのが "雄滝"、中央に突き上げるのが "滝谷ドーム")



IMGP0136.jpg


紅葉にはまだ早い時期でしたが、

ゴゼンタチバナ(御前橘)の赤い実や、




IMGP0139.jpg


  オヤマリンドウ(御山竜胆)に

  秋の訪れを感じました。




IMG_3342.jpg


11:20 "南沢" を通過。

そろそろ "槍平小屋" は近い。





徐々に標高が上がり、後方には "北穂~涸沢岳" の稜線が見えてきました。

P1000812.jpg


IMG_3346.jpg


11:38 "槍平小屋" です。

ここでお昼休みにしましょう。




IMG_3348.jpg
  天気が悪かったため

  入山を控えた人が多いのでしょうか・・・

  休憩中、他に人影は全くなし。 (^^;


      


IMG_3350.jpg


ここで今日の行程の約半分・・・

槍まではまだまだ遠い。

11:58 さて先を急ぎましょう。





ダケカンバの木々の向こうに、"奥穂~西穂" の稜線も見えてきました。

P1000815.jpg



だんだん傾斜がきつくなり、ルートが東へカーブしてくると樹林帯を抜け、

いよいよ "飛騨沢" 上部の急登の始まり。

IMG_3363-1.jpg



13:38 "千丈乗越" へのルートを左に分け、

大きくジグザグに "飛騨乗越" を目指します。

IMG_3372_20101012223011.jpg
                           (矢印は肩の小屋が建つ場所)




あと2週間ほどすれば、ナナカマドも真っ赤に色付くのかな。。。

IMG_3376.jpg
                               (後方は、笠ヶ岳~抜戸岳~弓折岳の稜線)



チングルマ(稚児車)の果穂です。

草紅葉ももう少し先ですね。

IMGP0141.jpg



標高はそろそろ3,000mを越えます。

もう雲はずっと低い所にあり、"笠ヶ岳" を見下ろすようになりました。

P1000832.jpg


IMG_3387.jpg



そして標高3,000mの表示。





14:59 "飛騨乗越"(3,020m)に到着。

IMG_3388.jpg


「うわ~っ! 凄っごい雲海だ~!!」


信州側には厚い雲海が広がります。。。

かろじてその頭を覗かせているのは "大天井岳"(2,922m)か・・・



IMG_3391.jpg

  雲の海から視線を移すと、

  左手(北側)には

  鋭く "槍ヶ岳"(3,180m)。



P1000836.jpg


そして右手(南側)には

ドッシリと "大喰岳"(3,101m)。



二つの3,000m峰に挟まれ、ここは日本一標高の高い峠。



それにしても、凄い雲海・・・ "表銀座" は完全に雲の中だなぁ。

IMG_3389.jpg
                        (槍から伸びる東鎌尾根、赤い屋根は殺傷ヒュッテ)

"表銀座" の方に行かなくて正解でした。 (^^v

もし行ってたら、今頃は展望のない雲の中の彷徨だったか・・・



P1000835.jpg

"肩の小屋" まではもうすぐですが、

折角なので "弓折岳~笠ヶ岳" を見ながら、

オニギリを頬張りました。




IMG_3393.jpg



IMG_3399.jpg

さてあと一息。

テン場を過ぎると、

"肩の小屋" が見えてきます。




IMG_3401.jpg


  15:23 "槍ヶ岳山荘" に到着。

  小屋前のテラスは、

  大勢の登山者で賑わっていました。



IMG_3416.jpg

受付をして部屋に入ります。

この日はさほど混んでいません。

一人で布団一つゲットです。





荷物を整理したら、姫はこのまま "槍の穂先" に行くつもりだったようですが、

TONOはもう疲労困憊で無理。

翌朝に登るという事で許してもらいました。 (^^ゞ


IMG_3411.jpg
                            (槍の穂先に取り付く登山者を確認できます)



IMG_3407.jpg
この日山頂に行かないとなれば、

早速お待ちかねのビールです。

この日は冷え込みが強く、

ストーブの周りで寛ぎました。



IMG_3409.jpg


  17:00 夕食です。

  食堂は宿泊者でいっぱい。



IMG_3410.jpg

今夜のメニューは酢豚でした。

山小屋で酢豚は初めてかも。

美味しく頂きました。




IMG_3418.jpg


  17:31 西側に向いた部屋の窓から、

  オレンジ色に染まる空が見えました。



IMG_3422.jpg

急いでテラスに出てみると

信州側の雲海の向こう、

東の空もほんのりと。





17:41 お~っ! 槍の穂先もオレンジ色に染まってきた~!!

IMG_3421_20101013140217.jpg




圧巻は西の空に浮かぶ量感溢れる雲の大河。

IMG_3425.jpg


スローモーションを見ているかのように、

西鎌尾根を乗り越えた雲は、ゆっくりとゆったりと流れ落ちて行きます。


見ているうちに、雲の上を歩けそうな錯覚に陥ります。

笠でも鷲羽でも水晶でも、すぐに渡って行けそうだ。。。



IMG_3428.jpg
「こんなの初めて見た!」

「来て良かった~!」

「スゴ~イ!」

人々から感嘆の声が上がります。





槍はその全体が染まりました。

IMG_3427.jpg


「バンザ~イ!」

わかりますよ~、その気持ち。(笑)

そんなあなたもオレンジ色に染まってます。



大喰岳も、その影に見える前穂の北尾根も、北穂も・・・

IMG_3429.jpg




すべての物をオレンジ色に染め上げ、夕日は雲の海に沈もうとしています。

IMG_3430.jpg



IMG_3426-1.jpg

こちらは特等席。

この絶景を独り占めです。

う~ん、羨ましい。





17:49 ついに夕陽が沈む。。。

IMG_3438.jpg



西の空は、しばしオレンジ色の余韻に包まれます・・・

IMG_3441.jpg



そして色の静寂が訪れます。

IMG_3446.jpg



滅多に見れない "光と雲のドラマ" 。。。

山が最高に輝いた素晴らしい25分間でした。

このドラマを見れただけでも、

今回ここまで来た甲斐があったというものです。 (^^v



20:30 消灯。

明日の快晴を信じて就寝です。


 (槍の穂先~南岳へ続く)


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コメント

  1. 札幌温泉人 | URL | -

    ときめきますねぇ~(^^)

    TONOさん こんばんは。

    オレンジ色に染まる空、雲、山姿・・・
    言葉を失う絶景ですね(^^)
    素晴らしいというしか言葉が出てきません。

    自分も、いつか、このような風景に出会うのか??
    そう思うと・・めちゃくちゃときめきます(^^)

    TONOさん、いつも素敵な風景を見せてくれてありがとう。

  2. TONO | URL | -

    札幌温泉人 さんへ

    こんばんは
    いつもコメントありがとうございます。
    この日の夕焼けはもの凄かった。。。
    そのスケール、その色、そのシチュエーション・・・
    もう最高のドラマでした。
    こんな景色が見れるから山は止められないんですよね。
    札幌温泉人さんも山を続けていれば、
    いつかこんな絶景を見れますよ。(^^v

  3. 露天風呂マニア | URL | bxvF113M

    Re: 槍穂高縦走 Vol.1

    こんばんは~

    槍の穂先、本当に凄いところを登って行くのですね。
    写真を見ていると、なんだか登山者が蟻のように見えました。

    山での夕焼けと雲海、まさに絶景ですね。
    こんな凄い景色を生で見れたら感動するだろうな。

  4. TONO | URL | -

    露天風呂マニア さんへ

    こんばんは
    いつもコメントありがとうございます。
    槍の穂先は写真で見ると凄そうなんですが、
    実際はスタンスもホールドも豊富で、
    要所要所にはボルトも鎖も梯子もあるので、
    それほど大変ではないんです。
    ただ高所恐怖症の人は下りが怖いかも知れません。
    そういう私も高所恐怖症気味なので、
    穂先から最初の梯子に移る所でちょっとビビりました。(^^;
    夕暮れ時の光と雲のドラマは素晴らしかったです。
    ただただ感動でした。(^^)

  5. Zep400 | URL | -

    雲海・・・

    こんばんわ~

    雲海…しばらく見てません(~_~;)
    年内に一回は見に行かなきゃ!

    夕日に染まる峰肌~素晴らしいですね!
    ほんとに、山の空気 吸いたくなってきましたよ(^^ゞ

  6. しょもも | URL | -

    Re: 槍穂高縦走 Vol.1

    こんばんは。
    あの速報で印象的だった滝雲ですね。
    さすが3000mからの雲海は圧巻です。
    う~ん、撮りたいです(^^)

    槍ヶ岳は1泊でも行けると思いつつ、どうせ行くなら
    のんびりしたいと考えてしまいまた来年に持ち越しと
    なってしまいました・・(涙

  7. バカボンパパ | URL | JalddpaA

    Re: 槍穂高縦走 Vol.1

    素晴らしい雲海と夕陽
    オレンジの槍

    ただ見とれるばかりですね
    感動をありがとうございました。

    >高所恐怖症気味なんので・・・
    そうなんですか。きっと姫さんに引っ張られているのかな・・・アハハ

  8. TONO | URL | -

    Zep400さんへ

    おはようございます
    雲一つない快晴の山も良いけど、
    雲海に浮かぶ峰々も幻想的で味わい深い。。。
    雲の海に夕陽が沈む光景は、
    下界にいたら想像のつかない世界ですよね。
    Zepさんはかなり忙しそうですからね~
    山に行く時間ができたら是非。(^^)

  9. TONO | URL | -

    しょもも さんへ

    おはようございます
    この日、2,800mクラスの山は雲に飲み込まれて、
    2,900~3,000mの山がちょうど雲海の上にあったようです。
    ゆっくりと流れ落ちる滝雲は、
    微速度撮影すれば良い映像が撮れると思いました。
    でも自分じゃ撮れないので、
    しょももさんの来年の山行に期待しときます。(^^ゞ

  10. TONO | URL | -

    バカボンパパさんへ

    おはようございます
    焼けていく槍と雲海に沈む夕陽・・・
    素晴らしい光景でした。
    実に感動的な時間でしたよ。
    ここ2~3年は姫が先に歩いて、
    私はそのペースで歩かされている感じになってます。
    私の高所恐怖症は大分克服されていると思いますが、
    岩場の恐怖スポットではだいたい姫が先に行きますね。(^^;

  11. Zep400 | URL | -

    何度見ても~

    こんばんわ~

    何度見ても…
    雲海の夕日はきれいですね~

    こちらでは 何処で見れたっけな…
     次の朝焼けかな…楽しみですね(^^ゞ

  12. ゆぅ&かん | URL | -

    Re: 槍穂高縦走 Vol.1

    おはようございます~(^^)

    稜線のすぐ下に見える雲海そして雲海の上
    にさす夕日まるで映画の1シーンですね
    見てるだけで吸い込まれそうです‥(^0^)
    実際に自分の目で見るともっと感動するで
    しようね‥(^-^)
    一度はこんな素晴らしいロケーションを見て
    見たいです‥(^0^)/

  13. TONO | URL | -

    Zep400 さんへ

    こんばんは
    奇麗な夕日と雲海ですよね~
    こんな夕日はなかなか見れないですよね。
    翌朝は快晴かと思いきや、実はそうでもなかったんですよね。
    徐々に天気は良くなったんですけどね。(^^;

  14. TONO | URL | -

    ゆぅ&かんさんへ

    こんばんは
    雲海、夕日、稜線・・・素晴らしい景色でしたよ。
    望んでもなかなか見れない絶景。。。
    日常では体験できない事を山は体験させてくれますよね。
    こんな事があるから山は止められません。(^^)

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