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2011 西鎌尾根~槍穂縦走 Vol.10

2011年09月03日 15:37

2011.8.12~8.15  (8.11 鍋平前泊) 

1日目 新穂高温泉~(小池新道)~鏡平~双六小屋
2日目 双六小屋~樅沢岳~(西鎌尾根)~肩の小屋~槍ヶ岳~
     大喰岳~中岳~南岳~南岳小屋
3日目 南岳小屋~(大キレット)~北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘
4日目 穂高岳山荘~奥穂高岳~(白出沢)~新穂高温泉






2011.8.15(月)

"穂高岳山荘" のテン場で朝を迎えた二人。

テントを撤収して、空身で "奥穂高岳" へ登頂しました。



6:54 混雑する山頂を後に、山荘へと下ります。

景色を楽しみながら、岩屑の道を降りて行きます。

後方には奥穂の山頂が見えています。 (中央ピークの左側)

P1010943.jpg





登山道の右側には "涸沢カール"、その底部には "涸沢ヒュッテ"。

少し離れて "涸沢小屋" も見えています。

そして、朝もやに煙る "屏風岩"、"常念岳" ・・・

IMG_8222.jpg







それにしても、この景色は、素晴らしい!!

今回の山行のフィナーレを飾るに相応しい絶景です。

IMG_8224.jpg





西鎌尾根~槍~大喰~中岳~南岳~大キレット~北穂~涸沢岳~奥穂・・・

"槍の穂先" から、3,000mの稜線を旅してきたかと思うと、感慨深い。。。

IMG_8227.jpg






突然、静寂を破るメカニカルな音が聞こえてきました。

"ジャンダルム" の陰から現れたのは、救助ヘリ。

IMG_8232.jpg


"岐阜県警山岳救助隊" のようです。

"ジャンダルム" の飛騨側上空を旋回しています。



IMG_8235.jpg
誰か落ちたのか!?

緊張が走りますが、

しばし辺りを旋回して、

飛び去っていきました。






IMG_8236.jpg
  7:24 山荘のテラスです。

  登山者は大方出払ったようで、

  ノンビリとした雰囲気。

  トイレを済ませ、水を補給します。





7:46 山荘を後に、"白出沢" へ入りました。

西斜面となるこの沢は、まだ暗い感じで、空気は冷やりとしています。

下方には小さな雪渓が見え、先行する登山者が数名。

IMG_8239.jpg



ここは、沢と言っても水は流れていません。

大小さまざまな石が堆積した、謂わば "石の墓場" でしょうか。



沢の上部はルートもペンキマークもしっかりしていますが、

次第にペンキマークが不鮮明となり、見失うことも多々。

また崩落によって岩が動いていくので、ルートもあやふやになってきます。

浮石を避けながらストックを使って慎重に。

P1010946.jpg
                   (上の明るい部分が、山荘の建つ "白出のコル")






8:16 "アビナイヨ岩" を通過。

雪渓は沢の左側を被っていますが、右側は雪渓を避けて通れそうです。

IMG_8240.jpg




このルートは過去に何度か通った事があって、(西穂奥穂縦走 Vol.7

この辺りで道が歩き難い右の片斜面に付けられているのが不思議でしたが、

雪渓を避けるためにそうなってたんですね。



ザレ場に石が混じたような急斜面で、スリップに要注意です。

IMG_8241.jpg



ここで前方に見えていた登山者を、全員追い抜いてしまいました。 (^^;

斜度が緩み、潅木帯の斜面を飛ばします。

P1010949.jpg




と、ここで先行する姫が大きな浮石に乗って転倒。

額を打ち、指を擦りむいてしまいました。

額はちょっと腫れてましたが、傷は大したことはなかったので、

カットバンをしてそのまま歩きます。




IMG_8242.jpg

8:52 "荷継沢" の分岐部。

ここから右の樹林帯へ

入って行きます。




IMG_8243.jpg

  9:10 湿った土の急斜面を下りて、

  短い鎖場を過ぎると、沢に出合います。

  "鉱石沢" です。





ここで単独行の方が、「ルートが分からない」 と地図を確認していました。

ここは沢を渡り、右岸に付けられた細いルートを下って行くのですが、

沢から右岸のルートの基部が一部崩落したのか、分かりにくくなってました。




IMG_8245.jpg

沢の右岸を下りていきます。

ここも滑りやすい・・・

この先、対岸から "天狗沢" が合流。





P1010954.jpg
  
  やがて、"岩切道" に入ると、

  岩壁を切り開いた狭い岩棚となります。

  針金や鎖を頼りにへつる様に進み、

  最後は、梯子で河原に下り立ちます。

  "重太郎橋" を渡って、対岸へ。




後は、樹林帯の中をなだらかに下っていきます。

飽きるくらい下り、石畳の歩きやすい道になると、あと少し。




IMG_8246.jpg
10:03 登山口まで下りてきました。

"穂高岳山荘" から2時間17分。

・・・って、早っ! これまでの記録かも。

ここでトイレに寄って、ちょっと休憩。





IMG_8248.jpg
  ここからはひたすら林道歩き。

  誰もいない道をサクサク進みます。

  "穂高平小屋" からショートカットして、

  樹林を抜けると再び林道へ。






IMG_8251.jpg
11:16 新穂高ロープウェイ駅に到着です。

ここから車を駐めた"鍋平" まで、

大回りして歩くのも嫌なので、

ロープウェイに乗っちゃいました。

                                     (片道200円だし、まっイイか ^^ゞ)



山麓駅から白樺平駅までは、わずか5分で到着。

(ちなみに歩くと1時間くらいかかります)


ロープウェイの上から新穂高温泉への "例の道" を探しましたが、

林の中に時おり道らしきものは見えるも・・・???



でもこれは、今後のためにもハッキリさせといた方が良いでしょう。

"鍋平" の地図をあらためて見るも、そんな道はやはり載ってないよなぁ・・・

IMG_8252-2.jpg




で、"鍋平" の駐車場のお兄さんに確認してみました。

すると、驚くべき答えが・・・


 「鍋平から新穂高温泉に直接出る道はありませんよ~」

 「え~っ! ないの!?」

 「はい、ありません」

 「でも先日、駐車場のオジさんにその道を案内されたんですけど!」

 「あ~、今日も何件か同じ苦情があったんですが・・・そこは廃道になったんですよ」

 「廃・・道・・・!?」

 「熊が出る様になったので、通行禁止になって、今は全く整備されてないんです」

 「えっ・・・そんな・・・・・」



あの時、道を探し回ったのは本当に無駄だったって事ですよね・・・

あらためて怒りがこみ上げてきましたが、このお兄さんに言っても仕方がないし・・・



そもそも "山と高原地図" にも載ってるというのが、いけないんですよ。

ちゃんとした地図に載ってると、道はあると思っちゃいますよね。

でも、TONOが持ってる地図は2004年版だし、(ボロボロです)

もしかして最近のには載ってなかったりして・・・ ( ̄ー ̄;



この機会に新しい地図買う事にしました。 (^^ゞ





さて、予定より早い時間に着けたので、一風呂浴びて帰る事にしました。

"鍋平" からほど近く、以前も利用したことのある "野の花山荘" へ。

いつの間にか "日本秘湯を守る会" の提灯がぶら下がってました。

IMG_8253.jpg




男女別の内湯と露天風呂。

かけ流しの新鮮なお湯がオーバーフローしてます。

掛湯をしたら、湯船に体を沈めます。。。

4日振りの風呂は、最高に気持ちイイ~♪

IMG_8254.jpg



体を洗ってシャンプー。

シャンプーは1回目は全く泡立たず、2回、3回と。 (^^;

サッパリしました~ (^^)



さて、"新穂高温泉" と言えば、言わずと知れた "混浴天国"。

このあとは当然、混浴の露天風呂に移動です。

続きはあっちのブログで公開中 ♥



いやぁ~、下山後の温泉って、イイですね~ 


 (終わり)



<追記>

下山途中で転倒して打った姫の額ですが、だんだん腫れて、内出血してきました。

帰りの車の中でも冷やしていたんですけどね・・・

2~3日すると内出血が下がってきて、左目の周りがパンダ状態。

あたかも殴られたかの様な顔になってしまいました。

・・・で、TONOは "DV夫" として冷やかな視線を浴びる破目に。

ち、違うんですよ~ 



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コメント

  1. じもら~ | URL | -

    レポお疲れ様でした

    まさに、夏の大冒険
    夏の思い出にのコル山行レポでした。
       ・・・残るがなぜか?「のコル」で変換されました♪面白かったのでそのまま確定をしました(~o~)

    楽しいレポありがとうございました。
    連日楽しみに拝見。

    この頃、バードウォッチにはまっている僕らですが
    やっぱり山はいいなぁと思います。

  2. kita | URL | CdCU2NDA

    Re: 2011 西鎌尾根~槍穂縦走 Vol.10

    お疲れ様でした。
    それにしてもロングコースですね~
    地図を眺めながら羨ましがってました(笑)

    姫さんが転倒とは珍しいですよね?
    お大事に。。。  ってもう治ってますよね、、、

  3. TONO | URL | -

    じもら~さんへ

    いつも応援頂きありがとうございます。
    2人が1年を通じて1番長く山に行けるのは、お盆の時期なので、
    今回は天候に恵まれてラッキーでした。

    「残る」が「のコル」で変換されるとは、ずいぶん山仕様のパソコンですね。
    今回コルはいっぱい通りましたから、なかなか洒落てます。

    私もバードウォッチに興味があって、
    双眼鏡をザックに忍ばせて山に登ってた時期があるのですが、
    すぐ見れる所に双眼鏡がないとチャンスを逸する事になるし、
    かと言って首から双眼鏡をぶら下げて登ると邪魔以外の何物でもないし、
    結局、双眼鏡は重りにしかならず、持って行くのを止めました。(^^;
    バードウォッチはそれ目的で行かないと駄目ですね。
    姫が鳥に興味を持つまでもうしばらく待ちです。

  4. TONO | URL | -

    kitaさんへ

    今回お盆で取れた休みは4日間。
    未踏の山はたくさんあるのに、またしても槍穂に行ってしまいました。(^^;
    でもやっぱりこの山域は魅力的ですよね~♪

    kitaさんも来年の夏は穂高でテン泊ですか。
    でもこの時期、稜線上のテン場はどこも激混み。
    皆でまとまって張るのは難しそう・・・
    涸沢をベースに往復という形でしょうかね。

    姫の額はもう色は消えてますが、わずかにコブが残ってます。
    浮き石には要注意ですね。(^^;

  5. devilman | URL | -

    Re: 2011 西鎌尾根~槍穂縦走 Vol.10

    こんにちは。
    今回、初めて白出沢に入ることも考えていたので、詳細の写真と案内、興味深く拝見しました。
    なかなかハードなコースですね。
    あれだけの縦走の後、気を使う急なガレの下りを速攻でこなされるとは、やはり鍛えられていますね。
    下りに出ますからね、経験と技術が。
    姫さん、痛かったでしょう? 気をつけてくださいね。
    次のレポートも楽しみにしていますね。

  6. TONO | URL | -

    devilmanさんへ

    こんばんは
    白出沢は新穂高~奥穂間の最短ルートですが、
    急なガレ場が延々と続き、穂高平から先は小屋もないですし、
    上りに使うとけっこうハードです。
    私は普段そんなに鍛えてないんですが、姫は鍛えてるみたいです。
    歳とともに要らない肉が付いてきた事を気にしてるようで。(笑)

    姫の額はもう痛みはないようですが、まだ指が少し痛いみたいです。
    でも腫れてないし、動きも問題ないのでそのうち良くなると思います。
    ご心配頂きありがとうございます。

    この山行の後、週末毎に天気が悪くて全然山に行けてません。
    次のレポはしばらく後になりそうです。(^^ゞ

  7. クロちゃん | URL | GxAO5jdM

    Re: 2011 西鎌尾根~槍穂縦走 Vol.10

    姫さんの大事な顔 大丈夫ですか?
    私もよくスリップして お尻を打ったり、
    岩に足を打って 血が出ていたりします。
    有り難いことに、大きなけがはありません。

    奥穂から下り始めると 満足感と共に
    また 来たいなという思いが沸いてくるのでは。

    本当に ハードな山行 お疲れさまです。

  8. TONO | URL | -

    クロちゃん さんへ

    ご心配ありがとうございます。
    姫の顔は10日ほどで色が消えて、DV夫の汚名も返上できました。(^^ゞ
    私も岩場を歩いた後は脚に内出血してたりします。
    歩いてるときは気を張ってるのであまり気付かないんですが
    知らない内に膝とか脛とかを打ってるようです。(^^;

    奥穂から白出のコルに向かう途中で、
    正面に槍をはじめ今回歩いたルートが見えて、
    大きな満足感に浸れました。
    次はジャンダルムの上からこの絶景を見たいところです。

  9. ZEP400 | URL | -

    あのヘリは きっと!?

    こんにちわ~
    あのヘリ 
     エージェント姫への連絡係り。
     殿さんの気付かない間にミッション終了。
     実は額のキズ ミッション中のアクシデント…
     ヒメサン ゴメンナサイ~

    人が多いのに、ガイドミスあるのですね~
    ちょっと 驚きです。

    頂上の 冷えたビール
         下山後の湯浴み 
    どんな天気の時でも 最高ですね(^^ゞ



  10. TONO | URL | -

    ZEP400さんへ

    こんばんは
    ZEPさんは姫エージェント説を捨てきれないようですね。(^^;
    でも実は・・私もエージェント・・・
    あのヘリは二人に緊急下山のミッション。
    姫のケガはミッション中のアクシデント・・・
    まっ、いわゆる労災ですな。(笑)
    ・・・ってそんなわけないですよ。(^^;

    山頂のビールと下山後の温泉は、最高でしょう♪
    どっちか選べって言われたら・・・これは難しいですよね。
    やっぱどっちもですね。(^^)

  11. みいとにゃーすけ | URL | uaIRrcRw

    Re: 2011 西鎌尾根~槍穂縦走 Vol.10

    姫さん大丈夫ですか?

    俺も八海山でもうすぐ60と言う健脚の女性の方と下りで張り合って滑って尻餅をついてしまいました>_<

  12. TONO | URL | -

    みいとにゃーすけさんへ

    こんばんは
    姫は一時目が腫れてお岩さん状態で、
    職場でも「どうしたの?」って聞かれて大変だったみたいです。
    1週間ほどで治りましたが、今度は山で蚊に刺されて、瞼が腫れてます。(笑)

    尻餅ついたところは大丈夫ですか?
    下りは疲れてくると後ろに体重がかかって、
    スリップしやすくなりますよね。
    お互い気をつけましょう。

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