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2009 赤城山 Vol.0 "戦場ガ原神戦譚"

2011年12月02日 06:59

"焼岳" の山行から3週間・・・

あの後、姫が風邪を引いて体調を崩して、しばらくしてTONOにもうつって・・・

最近ようやく風邪が抜けてきた感じです。

その間、温泉には行ったんですが、山は登ってないんですよね。


新しい山ネタがないので、過去記事の引越しでも。

今回は、2009年11月の赤城山編です。



・・・

・・・



「せんじょうがはら - しんせんたん」・・・

皆さん、この神話を御存じですか?

私は "男体山" に登った際に、情報収集をしていて偶然知りました。



簡単に言うと、"男体山の神" と "赤城山の神" が喧嘩をした話なんですが、

それだけでは元も子もないので (笑)、もう少し詳しく説明します。





舞台は "日光中禅寺湖"・・・

中禅寺湖って木県にあるんですが、

地図を広げると、馬県との県境にほど近い場所ですね。






この中禅寺湖がどこの領土に属するか、

下野(しもつけ)の "二荒山の神" (今の男体山) と、

上野(こうずけ)の "赤城山の神" の間で争いが起こりました。

下野は木、上野は馬のことですね。





20091201214029690-2.gif

    "男体山" は 大蛇 に変身。



  ↑ 男体山(栃木)          vs          赤城山(群馬) ↓

ムカデ






     "赤城山" は 大ムカデ に変身。




"ヘビの大群" と "ムカデの大群" が、刺したり咬んだりの絡み合い。

想像するだけでおぞましい光景ですね。 llllll(-_-;)llllll

TONO的にはヘビはまだ許せるけど、ムカデは超苦手。 <(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!


大蛇


  大蛇のイメージとしては・・・

  ヘビと言うよりこんな感じですね。

 




さて、戦いはムカデ軍である "赤城山" の優勢で経過します。

旗色が良くない "二荒山" は、ここで助っ人を呼んだのですが、

それが孫の "猿丸" という弓矢の名人です。



"猿丸" が戦いを見に行くと、相手の指揮をとるのは 2本角の大ムカデ。

「こいつが敵の大将」 と見定めて、狙いすまして矢を放つと、

矢は大ムカデの左目に見事に命中。

ムカデ軍は見る間に撤退を始め、"二荒山" の勝利に終わりました。

・・・というお話です。

20070823_349850.jpg
                                  (戦場ヶ原物語屏風)


この戦いの模様は、「戦場ヶ原物語屏風」 に描かれています。 ↑↑↑

写真は yamasemi さんより拝借しました。 m(__)m

日光 "二本松茶屋" にあるそうなので、機会があったら見てみたいです。




ちなみに、この戦いの場が  "戦場ヶ原"

大ムカデの血が溜まった所が  "赤沼"

勝負が付いた所が  "菖蒲が浜"

勝利を祝い歌った所が  "歌が浜"

・・・そう呼ばれるようになったとのこと。 日光散策より)






そして、逃げ帰った大ムカデの血で山は真っ赤に染まり、

それ以後 赤き山赤城山 と呼ばれるようになった・・・という説もあります。





ところがこの話は、馬側から調べると全く逆になります。 (^^;

赤城山が大蛇、男体山が大ムカデに変身して戦い・・・

とあり、この始まりからして逆です。



流れ矢に当たり傷を負った "赤城の神" は、今の老神温泉の地に逃げ帰ります。

これも流れ矢となっており、狙って射た矢じゃないんですね。 (笑)


傷を負った "赤城の神" が矢を岩に突き刺すと、そこから温泉がコンコンと湧き出し、

この温泉に浸かった "赤城の神" は、傷がたちどころに癒えて、

追いかけてきた "男体山の神" を返り討ちにしたとなっています。

・・・という事で、最終的に勝利したのは、馬になってるんですよね。 (^^;



なお、神を追い払う → 追神 → 老神 となり、

現在の "老神温泉" の名前があるようです。



蛇祭り
その老神温泉では、

毎年5月7日-8日の2日間で、

蛇祭りが行われます。

全長108mの大蛇が、

温泉街を練り歩くらしい。

                               (伍楼閣さんのHPより勝手に拝借 m(_)m)
 



木側から見ても、馬側から見ても、結局は大蛇が勝利してるのですが、

両者とも自分の方を大蛇にしたいようで。 (笑)


でも争いの発端となった、中禅寺湖は木県になってるので、

"男体山が勝った" という方が辻褄は合うのかなぁ・・・



前ふりが超長くなりましたが、(^^ゞ

今回はそんな神話の中に登場する "赤城山" に登った時の記事です。

"男体山" にはすでに登ったので、やっぱ "赤城山" にも登っておかないと。 (笑)


  (続く)


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コメント

  1. じもら~ | URL | -

    そんなお話があったのですね

    とても面白い伝説があったのですね。
    想像力豊かで楽しい話ありがとうございました。
    仕事の都合で茨城にしばらく居た事があるのですが
    その時には、日光周辺散策が楽しみの一つでした。

    山登り始める前で、残念な事しました(^.^)

  2. TONO | URL | -

    じもら~さんへ

    この伝説はけっこう面白いですよね。
    たいてい伝説ってだいたいのストーリーは合ってるんですが、
    双方の立場に都合良く変わってるんですよね。(笑)
    長野の八面大王の話もそうでした。
    でもこういう伝説を知って山に登るとまた楽しいですね♪

    じもら~さん茨城に住んでたことがあるんですか~
    その当時山に登ってたら、男体山ファミリーとか登り尽くしたかもですね。
    一生の不覚かも知れませんね。(笑)

  3. shu-ran | URL | -

    No title

    TONOさんこんにちは。
    このころから群馬vs栃木の争いがあったんですね。
    まー群馬と栃木の人は仲悪いですよ~~
    教習所が足利だったので、何で群まで取らないの?とか、
    終いには喧嘩になる始末・・・・・
    やっぱ群馬県民の俺は大蛇が良いです。
    ムカデは・・・・・・・・・・嫌・・・・・・・

    コンニャク対湯葉の小さな対決ですね。

    (2009年12月08日 15:17)

  4. JJ | URL | -

    No title

    こんばんは。
    群馬vs栃木の神話、楽しく拝見しました♪
    自分も地方の人間なのでよく思うのですが、地方の人の方が郷土愛は強いですね。
    今でも生まれ育った所が一番と思ってたりします。
    こういう話はどこにでもあるのか、
    先日TVで静岡と長野の県境を綱引きで奪い合うってのをやってましたね。
    和気あいあいとやってるかと思いきや、やっぱり皆さん真剣なようでした。

    (2009年12月08日 23:19)

  5. さすらい凛人 | URL | -

    こんにちは

    神話も国(県)が変わると違うものなのですね~~~
    そんな話が違うことを、お互い揉めたりしないんですかね
    「お前らの言ってることはデタラメだ!!!」って感じで

    でも言い伝えって、伝言ゲームじゃないけど
    伝えられていくうちに
    だんだん変わっていくものなのかも知れませんね

    (2009年12月09日 13:56)

  6. いつまでもイクスカーション | URL | -

    No title

    TONO様姫様今晩は

    そういう伝説があったのですか。
    勉強になりました。
    でも神を追い払うなんてね。
    疫病神ならわかりますがね。(#^.^#)

    赤城山と言えば国定忠治しか浮かびませんし、
    男体山と言えば、小学校の修学旅行のイメージですね。

    すみません。学がなくて…(^_^;)

    ではまた。失礼します。

    TONO様男体山があるのならどこかに女体山ってあるのですかね。
    一度見てみたいです。

    (2009年12月09日 21:03)

  7. TONO | URL | -

    shu-ranさんへ

    こんばんは
    この神話の事を調べてるうちに、
    群馬と栃木は仲が悪いという話も散見されたんですが、
    群馬vs栃木って本当にあるんですか!?
    知りませんでした。
    shu-ranさんは草津だから群馬か~
    やっぱり大蛇の方が良いですよね。(^^ゞ

    コンニャクと湯葉か・・・
    確かに群馬の旅館で出るのは刺身コンニャク、
    栃木は生湯葉ですね。(^^)

    ( 2009年12月08日 17:27 )

  8. shu-ran | URL | -

    No title

    TONOさん、本当にあるんですよ。
    噂のケンミンSHOWでも、やってました。
    ただ・・・宇都宮がある栃木県にはかないません。
    そしてU字工事!!栃木強し!!
    ヤンキーの間では抗争まで発展する時もあるんですよ。
    ちなみに俺は栃木好きですけどね。
    川治温泉が大好物です。

    ( 2009年12月08日 22:46 )

  9. TONO | URL | -

    shu-ranさんへ

    こんばんは
    群馬vs栃木…本当にあるんですね。
    群馬と栃木は関東で山が多くて海に面してない大きな県。
    形もちょっと似てますよね。
    ライバル意識があるんでしょうか…
    でもスキー場に関しては群馬の圧勝ですね。
    とりあえず私は、栃木も群馬も大好きです。
    何しろ山が多くてしかも混浴天国ですからね。(^^ゞ

    ( 2009年12月08日 23:12 )

  10. TONO | URL | -

    JJ さんへ

    こんばんは
    この神話面白いですよね。
    私は調べてて思わず引き込まれました。
    次は男体山の時に行きそびれた戦場ヶ原に行かねば。(笑)

    県境を綱引きで奪い合うなんて事が今行われているんですか!?
    毎年地図が微妙に変わるってことですかね。(‥;
    でもそれは決して"和気あいあい"にはならんでしょうね。
    誰でも自分の故郷は大切だと思うし、
    特に地方の人は故郷を一番と思う人が多いですからね。
    もし神奈川でもその綱引きがあったら、 私も真剣きってやりますよ。(笑)

    ( 2009年12月08日 23:46 )

  11. TONO | URL | -

    さすらい凛人さんへ

    こんばんは
    この神話はもともとは栃木県で言い伝えられていたようです。
    それが県境の群馬県側へ伝わり、話が逆になってしまったらしいです。
    群馬でこの神話があるのは、栃木に近い地域とのこと。
    確かに一方的に負けにされたんじゃ、群馬としては面白くないですよね。(^^ゞ

    (2009年12月09日 19:19)

  12. TONO | URL | -

    いつまでもイクスカーションさんへ

    こんばんは
    赤城の神にとっては、二荒山の神は疫病神だったんでしょうね。
    赤城山と言えば確かに国定忠治ですよね。
    何と言っても群馬の偉人ですから。

    "男体山 "に対するのが "女蜂山"です。
    お父さんの男体山、お母さんの女蜂山。
    さらに愛子が二人、"大真名子山" と "小真名子山"、そして長男の "太郎山"
    合わせて "男体山一家" です。
    実に上手く出来ていますよね。 (^^)

    ( 2009年12月09日 21:56 )

  13. | |

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  14. TONO | URL | -

    秘密の"k"さんへ

    過去記事とコメントの引っ越し作業をしていて気付きました。
    せっかくコメ頂いたのに返信してなかったんですね。
    2年遅れの返信で申し訳ありません。<m(__)m>

    私は歴史に詳しいわけではありません。
    調べてわかった事を書いただけで。(^^;
    でもこうゆう神話とか伝説の類はけっこう好きかも。

  15. No title

    中々タイミングがないけど、こういう話って知ると面白いですよね~^^

    そこの場所にも行ってみたくなるし、行動を起こすきっかけになりますね!

  16. TONO | URL | -

    みいとにゃーすけさんへ

    山は昔から信仰の対象で、神の象徴だったんでしょうね。
    伝説とか神話の世界って面白いです。
    こういう話を知ると実際にその舞台に行ってみたくなりますよね。(^^)

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