2012年01月23日 22:20
2012.1.14(土)~15(日)
1日目 鴨沢バス停~登山口~七ッ石小屋~ブナ坂~雲取奥多摩小屋~雲取山~
雲取山荘(テント泊)
2日目 雲取山荘~雲取山~雲取奥多摩小屋~ブナ坂~登山口~鴨沢バス停
2012.1.15(日)
鴨沢から雲取山に上り、雲取山荘でテントを張ったTONOです。
今回は初のソロテン泊。
気が張ってたのかなかなか寝付けず、
何度もテルモスのお湯を口にしたり、温度計を確認したりしましたが、
いつしか眠りについたようで、隣のテントが撤収する音で目を覚ましました。
テントの入口から外を見るとまだ真っ暗、雪は降っていません。
外気温は計っていないですが、雲取山頂でマイナス10℃+αほどの予報でした。
この日はお昼を姫と一緒に食べる約束なので、鴨沢9:30発のバスに乗る必要があります。
登ってきた感じから、雲取山頂から鴨沢バス停までノンストップで2時間半と計算。
・・・となると、遅くとも7時には雲取山頂から下山を開始しないと。
雲取山荘から山頂まで30分の上りだから、6時半に出発してギリギリ。
余裕を見て6時に出ることにしました。
4:45 惣菜パンとカップスープの朝食。
パンが冷えきってました。(^^;
朝食が終わったらテントの撤収作業に入ります。
テントの中の物を全て収納したら、ヘッデンを点けてテント本体の撤収。
姫と二人だと、姫は中を担当、TONOは外を担当と分担できるんですが、
一人だとけっこう時間がかかりますね。
ザックを背負って小屋の前に出ると、空はホンノリ染まってました。
トイレを済ませ、チェーンスパイクを取り付けます。
(↑ これ・・・いちおう写真です)
6:24 結局、予定より20分ほど遅れて出発です。
(分かりにくいと思いますが、いちおう小屋を撮ったものです ^^;)
うっすらと雪の付いた急斜面を登ること30分。
6:51 雲取山頂に着きました。
空はすっかり明るくなっています。
雲の多い空でしたが、山頂からは富士山が綺麗に見えていました。
7:02 山頂の避難小屋でチェーンスパイクを外し、後は一気に下山します。
石尾根を下り、ブナ坂から先の七ッ石小屋は巻いて、ノンストップです。
以後写真は一枚も撮らず。 (^^;
さて山頂から鴨沢までは、自分の足で2時間半とふんだものの、
実際に下ったことがないのでちょっと不安ではありました。
ただ後半の凹凸のないなだらかな道は飛ばせるはずなので、
途中オーバーペースになって疲れないように、セーブしながら下っていきます。
そして、飛ばせると読んだエリアに突入。
ここで一つ計算が狂う事態が発生。
上ってくる登山者の存在です。
この辺は登山道がさほど広くないんですよね。
山では上り優先なので、どうしても立ち止まる時間が長くなります。
実際にはそんなに長い時間立ち止まっている訳ではないんですが、
時間が押してるので、歩き始めにどうしても小走りになります。
そして、またやっちゃいました・・・
前に痛めた右のふくらはぎ・・・
ただ今回は完全に肉離れを起こした訳ではなさそうで、
痛いながらも少し膝を折って歩幅を小さくすれば何とか歩けます。
この時点でタイムリミットは45分。 果たして間に合うのか・・・
もし9:30のバスに乗り遅れれば、次は10:50!
バス停で1時間20分もただボーッと過ごすのは避けたいところ。
そしてようやく登山口まで下りて、あと15分。 まさにギリギリだ~
足が痛くなければ走って下りれば楽勝だけど、とても走れる状態じゃないし。
でもここは必死で急ぐしかありません。
残り2分! 国道が見えてきた~
あとは角を曲がって、階段を下りて、着いた~
9:30 ジャスト! 鴨沢バス停に到着です。
ザックを下ろして、タオルで汗を拭ってるうちにバスがやってきました。
バスはガラガラ。 ユッタリ席に腰かけて、はぁ~っ・・・疲れた・・・
でもそれよりふくらはぎが相当痛いけど大丈夫か・・・
こりゃ来週は山は無理だな・・・
(終わり)
追記
さて今回初めて使用したVL33用の "冬用外張り" ですが、設営は超簡単でした。
テント本体を立ち上げて、フライの代わりに外張りを被せるのですが、
フライ同様、四隅をテント本体とバックルで接続して、ポールに紐で結びつけます。
この結ぶという動作がアナクロな感じで、唯一やりにくい部分です。
次に外張りの四隅が袋状になっているので、
ポールの入ってるテント本体の角をそこに嵌め込むと、
適度なテンションがかかり安定し綺麗に立ち上がります。
張り綱は、外張りの四辺にあるベンチレーターを通して、テントポールから直接とりました。
本来はスノースカートに雪を載せるんでしょうが、雪はなかったので石を載せてみました。(^^;
入口は吹流し状になっていて、風や雪が入り込まない構造です。
出入りの際に、テント内外の空気の交換が少なくて、便利だと思いました。
それにファスナーが凍るというトラブルも無縁になりますしね。
外では風に揺れた木々が激しく音を立ててましたが、テントの中は多少揺れる程度で、
空気の動きは全く感じず、安定感がありました。
気密性が高い代わりに、中でストーブを使うときは換気に十分な注意が必要でしょう。
そして結露・・・氷点下なので、結露が凍りテントの内部に霜が付着した状態になってました。
濡れてるわけではないので、山にいる間は何ら問題はありませんが・・・
撤収時に、テントの入口をフルオープンにして、逆さでテントを叩いたら、
かなりの雪と言うか霜と言うか白いモノが出てきました。
帰宅後、乾かすために部屋の中でテントを立てたら、中がけっこう濡れてていて、
結露の激しさをあらためて感じました。
暖房の前で20分も置いておいたら、すっかり乾いてはいましたが。
今回は雪山とは言えない状況での使用だったので、
次回は是非雪の上で設営してみたいと思います。
・・・ただ姫が首を縦に振るかどうかは、かなり微妙なところではあります。
その時はまた一人か・・・ (^^;
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雲取山荘(テント泊)
2日目 雲取山荘~雲取山~雲取奥多摩小屋~ブナ坂~登山口~鴨沢バス停
2012.1.15(日)
鴨沢から雲取山に上り、雲取山荘でテントを張ったTONOです。
今回は初のソロテン泊。
気が張ってたのかなかなか寝付けず、
何度もテルモスのお湯を口にしたり、温度計を確認したりしましたが、
いつしか眠りについたようで、隣のテントが撤収する音で目を覚ましました。
テントの入口から外を見るとまだ真っ暗、雪は降っていません。
外気温は計っていないですが、雲取山頂でマイナス10℃+αほどの予報でした。
この日はお昼を姫と一緒に食べる約束なので、鴨沢9:30発のバスに乗る必要があります。
登ってきた感じから、雲取山頂から鴨沢バス停までノンストップで2時間半と計算。
・・・となると、遅くとも7時には雲取山頂から下山を開始しないと。
雲取山荘から山頂まで30分の上りだから、6時半に出発してギリギリ。
余裕を見て6時に出ることにしました。
4:45 惣菜パンとカップスープの朝食。
パンが冷えきってました。(^^;
朝食が終わったらテントの撤収作業に入ります。
テントの中の物を全て収納したら、ヘッデンを点けてテント本体の撤収。
姫と二人だと、姫は中を担当、TONOは外を担当と分担できるんですが、
一人だとけっこう時間がかかりますね。
ザックを背負って小屋の前に出ると、空はホンノリ染まってました。
トイレを済ませ、チェーンスパイクを取り付けます。
(↑ これ・・・いちおう写真です)
6:24 結局、予定より20分ほど遅れて出発です。
(分かりにくいと思いますが、いちおう小屋を撮ったものです ^^;)
うっすらと雪の付いた急斜面を登ること30分。
6:51 雲取山頂に着きました。
空はすっかり明るくなっています。
雲の多い空でしたが、山頂からは富士山が綺麗に見えていました。
7:02 山頂の避難小屋でチェーンスパイクを外し、後は一気に下山します。
石尾根を下り、ブナ坂から先の七ッ石小屋は巻いて、ノンストップです。
以後写真は一枚も撮らず。 (^^;
さて山頂から鴨沢までは、自分の足で2時間半とふんだものの、
実際に下ったことがないのでちょっと不安ではありました。
ただ後半の凹凸のないなだらかな道は飛ばせるはずなので、
途中オーバーペースになって疲れないように、セーブしながら下っていきます。
そして、飛ばせると読んだエリアに突入。
ここで一つ計算が狂う事態が発生。
上ってくる登山者の存在です。
この辺は登山道がさほど広くないんですよね。
山では上り優先なので、どうしても立ち止まる時間が長くなります。
実際にはそんなに長い時間立ち止まっている訳ではないんですが、
時間が押してるので、歩き始めにどうしても小走りになります。
そして、またやっちゃいました・・・
前に痛めた右のふくらはぎ・・・
ただ今回は完全に肉離れを起こした訳ではなさそうで、
痛いながらも少し膝を折って歩幅を小さくすれば何とか歩けます。
この時点でタイムリミットは45分。 果たして間に合うのか・・・
もし9:30のバスに乗り遅れれば、次は10:50!
バス停で1時間20分もただボーッと過ごすのは避けたいところ。
そしてようやく登山口まで下りて、あと15分。 まさにギリギリだ~
足が痛くなければ走って下りれば楽勝だけど、とても走れる状態じゃないし。
でもここは必死で急ぐしかありません。
残り2分! 国道が見えてきた~
あとは角を曲がって、階段を下りて、着いた~
9:30 ジャスト! 鴨沢バス停に到着です。
ザックを下ろして、タオルで汗を拭ってるうちにバスがやってきました。
バスはガラガラ。 ユッタリ席に腰かけて、はぁ~っ・・・疲れた・・・
でもそれよりふくらはぎが相当痛いけど大丈夫か・・・
こりゃ来週は山は無理だな・・・
(終わり)
追記
さて今回初めて使用したVL33用の "冬用外張り" ですが、設営は超簡単でした。
テント本体を立ち上げて、フライの代わりに外張りを被せるのですが、
フライ同様、四隅をテント本体とバックルで接続して、ポールに紐で結びつけます。
この結ぶという動作がアナクロな感じで、唯一やりにくい部分です。
次に外張りの四隅が袋状になっているので、
ポールの入ってるテント本体の角をそこに嵌め込むと、
適度なテンションがかかり安定し綺麗に立ち上がります。
張り綱は、外張りの四辺にあるベンチレーターを通して、テントポールから直接とりました。
本来はスノースカートに雪を載せるんでしょうが、雪はなかったので石を載せてみました。(^^;
入口は吹流し状になっていて、風や雪が入り込まない構造です。
出入りの際に、テント内外の空気の交換が少なくて、便利だと思いました。
それにファスナーが凍るというトラブルも無縁になりますしね。
外では風に揺れた木々が激しく音を立ててましたが、テントの中は多少揺れる程度で、
空気の動きは全く感じず、安定感がありました。
気密性が高い代わりに、中でストーブを使うときは換気に十分な注意が必要でしょう。
そして結露・・・氷点下なので、結露が凍りテントの内部に霜が付着した状態になってました。
濡れてるわけではないので、山にいる間は何ら問題はありませんが・・・
撤収時に、テントの入口をフルオープンにして、逆さでテントを叩いたら、
かなりの雪と言うか霜と言うか白いモノが出てきました。
帰宅後、乾かすために部屋の中でテントを立てたら、中がけっこう濡れてていて、
結露の激しさをあらためて感じました。
暖房の前で20分も置いておいたら、すっかり乾いてはいましたが。
今回は雪山とは言えない状況での使用だったので、
次回は是非雪の上で設営してみたいと思います。
・・・ただ姫が首を縦に振るかどうかは、かなり微妙なところではあります。
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コメント
ZEP400 | URL | -
お疲れさまです。
こんばんわ~
冬テン泊…
結露だけは仕方ないですね。
吹流しのでも、空気が抜けすぎたら
中が寒いってことだから・・・仕方ないですよね。
やっぱ自ら発熱⇒やっぱ結露
袋に入ってバーボンですね~
姫様は、エージェントだから大丈夫なのかと思ってますが(アハハ)
こりゃ 殿さまがテン泊修行・・・
エージェント姫が建物で待機って感じっすね。
足 速くよくなるとよいですね~
俺はどうやら半年は急激なことを避けなければなりません。
ではでは
( 2012年01月23日 23:59 [編集] )
だジィ | URL | -
お疲れ様。
そして、詳細な使用感のレポありがとうございました。
写真なかなか味があっていいですよ。
雰囲気は十分伝わりますし、なにか新鮮な感じです。
時間に押されてると焦りますよね。
自分も昨年北穂からの下山でそうでしたもん。
(自分はバスに間に合いませんでしたが)
そんなときに限ってアクシデントが起きるんですよね。
自分の今年のモットーというか心掛けとして
”余裕を持って慎重に”で行こうと思います。
足早く治るといいですね。お大事に!
( 2012年01月24日 06:13 [編集] )
TONO | URL | -
ZEP400さんへ
こんにちは
温度差がある以上、どこかで結露させるしかないですが、
できれば外張りの内側で結露してくれるとイイですよね。
テント本体の入口だけ開放しておけば良いのかなぁ・・・
でもそうなるとヤッパ寒いですよね。(^^;
・・・で、バーボンの登場ですか。(笑)
次回のテン泊修行はいつにしようか検討中です。
その前に脚が良くならないといけないですが・・・
まだちょっと痛いですが、おそらく上りは大丈夫でしょう。
問題は下りですね。
( 2012年01月24日 15:31 [編集] )
TONO | URL | -
だジィ さんへ
ケータイの写真って独特ですよね。
画素数が高くないだけにピンボケが味になってしまう部分はあるのかも。(^^ゞ
今どきのデジカメではなかなかこんなピンボケにならないですし・・・
確かに新鮮かも知れません。(笑)
時間に追われる山行はできれば避けたいですよね。
セカセカしてゆっくり景色も見れないし、
それに無理をするので予期せぬトラブルも起こりますしね。
私が前回ふくらはぎを痛めたのも、残雪の北穂から下山する時でした。
余裕を持って慎重に”・・・本当にその通りですね。
脚はまだ痛みますが、普通に歩けるようになりました。
( 2012年01月24日 15:58 [編集] )
しょもも | URL | -
こんにちは。
とうとう外張りまで買っちゃいましたか!
でもVL-33だと1人では寒そうですね。
カメラは残念。。
私なら山行中止しそうです(>_<)
下山を急いで足を痛めるのはよくありますよね。
早く完治するのを願っております。
( 2012年01月24日 17:20 [編集] )
TONO | URL | -
しょももさんへ
こんばんは
衝動買いしてしまった冬用外張りです。
買ったからには今シーズン一回は本来の用途で使用せねば・・・と。(^^;
姫が行かないと一人テントになるんですが、
ヤッパリ一人でVL33っていうのは無意味に広い感じです。
カメラのバッテリーは本当にショックでした。
よっぽどそのまま帰ろうと思いましたが、
帰るのにまた4時間かかるという事実がそれを思い留まらせてくれました。(^^;
時間に押されて行動するのは良くないですね。
特に単独行の時は余裕を持って慎重に安全に行動すべきですよね。
脚はまだ痛いですが、大分良くなって普通に歩けます。
今週末には山に行けるんじゃないかと思っております。(^^ゞ
( 2012年01月24日 21:00 [編集] )
露天風呂マニア | URL | bxvF113M
結露
こんばんは~
夏でも結露しますが、冬だとかなりひどいみたいですね。
でも結露=氷になるからいいのかな?
帰宅後のテント干しが大変ですね。あれが無ければどんなに楽なのだろう。
冬のテント泊したいけど、外張り高いしなぁ~
( 2012年01月25日 19:35 [編集] )
TONO | URL | -
露天風呂マニアさんへ
こんばんは
夏も結露しますが、まあ大した事はないですよね。
冬も気温が氷点下だと結露が凍るので大きな問題はなさそう。
中途半端に寒い時が大変そうです。
帰宅後はなるべく部屋の中でテントを立てるようにしています。
かなり濡れていてもすぐに乾きます。
冬の外張りはけっこうな値段しますよね。
でも無いと厳冬期の雪山テントは厳しいでしょうし、
春先は使うチャンスが多いかも・・・と思って、衝動買いしちゃいました。(^^;
( 2012年01月25日 23:22 [編集] )
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