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2012 冬の薬師岳(鳳凰三山) Vol.2

2012年02月17日 05:37

2012.2.11(土)~12(日)

1日目 夜叉神の森10:56~12:04夜叉神峠12:21~13:42杖立峠13:47~14:40山火事跡14:44~
    15:35苺平~16:03南御室小屋(テント泊)
2日目 南御室小屋7:53~8:16ガマの岩~8:51砂払岳~8:58薬師岳小屋~9:13薬師岳9:16~
    9:24薬師岳小屋~10:07南御室小屋11:22~11:55苺平~12:22火事場跡12:29~
    12:59杖立峠~13:48夜叉神峠13:58~14:32夜叉神の森






2012.2.11(土)

"夜叉神の森" から冬の鳳凰三山を目指した二人。
16:03 "南御室小屋" に到着しました。
急いで雪のテン場にテントを設営です。



さて雪の表面は硬くクラストしており、そっと乗れば上を歩けますが、
強く乗ると踏み抜いて、下は柔らかな雪が30cmほど。
いわゆる最中の様な状態です。


強く踏まないと最中が壊れないので、一から踏み均すのはけっこう大変。
先人がテントを張った跡が一箇所あったので、そこに張らせていただきました。
周囲を踏み均し少しスペースを拡張して、スコップで整地。
その上にシートを敷き、テントを設営しました。


張り綱の固定には竹ペグを使用。
予め2×15cmほどの短冊状に切った竹に麻紐を括り付け、
雪の中に埋めて張り綱を結び固定しました。
撤収の際は麻紐を切れば掘り起こす必要がありません。
竹と麻はいずれ自然に還るという事で。 (^^ゞ



テントを固定したら、念のため外張りのスカートに雪を乗っけて防風性をアップ。
16:48 何とか日が落ちる前に張り終えました。
時間が押してたので写真を撮る余裕はなく、設営後の一枚↓のみ。

IMG_1572.jpg



設営していると火事場跡で一緒になった3人のパーティが到着。
彼らもテントを設営し始めました。
結局この日は3張りでしたが、冬期小屋にも何人か宿泊していたようです。



さてテントの中に入ります。
風を防げるので中に入っただけで暖かく感じます。

テントの床にはシートを敷いて、その上にリッジレスト+インフレータブルマット。
前回の雲取山で地面から若干の冷えを感じたので、
TONOはリッジレストをソーライトからソーラーに変えて持参。
姫はインフレータブルマットをサーマレストプロライトプラス女性用に変更。

TONO:リッジレストソーラー(R値3.5)+U.L.コンフォートシステムパッド(R値2.2?)=R値5.7
姫:リッジレストソーライト(R値2.8)+プロライトプラス女性用(R値4.5)=R値7.3

R値は断熱材などがどれだけ熱を通さないかを表す値で、
この値が大きい程断熱性が高いことを示すらしい。
モンベルU.L.コンフォートシステムパッドのR値がわからないので、
サーマレストのインフレータブルマットのうち、
同じ厚さ2.5cmのプロライトの値を参考にしました。

これで姫が寒い場合は、TONOのソーラーと姫のソーライトを交換するつもりでした。
その組み合わせだとR値は・・・8!
これならいくら寒がりな姫でも大丈夫でしょう。 (^^v

ただし二つのマットを重ねた時のトータルのR値が、
それぞれの値を単純にプラスしただけでイイのかは不明ですが。


シェラフはモンベル#1にシェラフカバーをセット。
インナーダウンとダウンパンツを着込み、
姫は更にTONOのダウンジャケットを羽織ってました。
テント内も全て準備が完了したら、真っ暗になる前に夕食にしましょう。



まずはビールで乾杯といきたいところですが、
重いビールを担いでくるのはちょっと・・・ (^^;
それにアルコール度が低いビールは飲む前に凍ってしまいそうで・・・
そこで今回、ワイン用のプラティパスに赤ワインを入れて持参しました。
つまみは熱々のソーセージにコンビーフ&チーズパン。

IMG_1573.jpg




ちょっとお腹が落ち着いたら、本日のメイン、ハンバーグライスを作ります。
作ります・・・って言っても、ご飯はお湯で戻すだけのアルファ米、
ハンバーグはお湯で温めるレトルト物ですが。



水場は凍っているので、まずは水作りに取り掛かります。
比較的キレイそうな雪面を掘り、中の軟らかな雪をコンビニの袋に採取。
ジェットボイルにテルモスから少量のお湯を注ぎ点火。
テルモスの蓋で少しずつ雪を投入しながら水を作ります。

IMG_1574.jpg




500mlのお湯ができたら、まずはアルファ米の袋に必要量を入れて放置。
残りのお湯に更に雪を投入して沸騰したら火を止めて、
レトルトのハンバーグをパックごと沈めます。


アルファ米ができるまで、ワインを飲みながら待つこと15分。
クッカーに白米を移して、ハンバーグを載せたら完成。
TONO的にはこれにカレーをかけてハンバーグカレーにしたかったんですが、
あっさり姫に却下されました。 (^^;

食べかけの写真↓になってしまい、不味そう・・・って感じですが、(笑)
実際はけっこういけました。 完食するとかなり満腹。
左はコンビーフの残骸です。

IMG_1575.jpg



19:10 食べ終わって後片付けが済むと、もう姫はお眠な状態。
トイレを済ませると早々にシェラフに潜り込みます。

夜になってテント内の温度はどんどん下がってきました。
夕方には-2~3℃だったのが、-7~8℃になってました。
テントの内壁は結露が凍り、霜が降りたように真っ白です。


頭からシェラフに包まり、しっかり肩口を締めると寒さはほとんど感じません。
雪面の冷たさも二枚のマットが遮ってくれているようです。
寒かったらプラティパスにお湯を入れて湯たんぽにしようと思っていましたが、
そこまで必要なかったです。


遠くで聞こえる風音を子守唄に、うつらうつらと夜が更けていきます。
時折ハッとするほど近くに風音を聞くと、テントの中に雪が降ってきます。
風がテントを揺らし、天井に付着した霜が降り注ぐんですね。
テントの中で雪が降るなんて、ちょっとロマンティック♥



夜半過ぎからようやく寝入ったTONOですが、
明け方近くになり強くなった風音に目を覚ましました。
気温もグッと下がっている様子・・・テントの中は-11℃でした。
姫も強い風とテントの揺れに目を覚ましたようです。


3:45 外に出ると、テン場を断続的に強風が吹き抜けていきます。
明るい月夜に星の煌きは今ひとつ。
雪面には木々が影を落としています。
ランタン灯る二人のテントが白い雪面に浮かび、周囲を黄色に染めていました。

IMG_1581.jpg


 (続く)



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コメント

  1. ZEP400 | URL | -

    本格的・・・

    こんばんわ~
    こりゃ本格的…勿論冬山だから、あたりまえですね。
    それにっしても、俺なら飲み水は持ってちゃうな~
    ジェットボイル旨く使って、さすが相方にエージェントな訳、理解。

    ところで!コンビーフ…
    温めて溶けたところで食べました?
    実は…大好きです。醤油をタラッとしたら最高!
    容器がレトルトなら良いんだけど~

    厳冬期のテント内、結晶化は仕方ないですね~
    なんてたって冬山ですもんね(^^ゞ

  2. しょもも | URL | -

    とうとう・・

    こんばんは。
    とうとうこの標高まで姫さんも付いてきましたか!
    この防寒装備なら大丈夫でしょうが、一晩経っての姫さんの感想は
    どうなんでしょう?

    続きを楽しみにしています。

  3. TONO | URL | -

    ZEP400さんへ

    こんにちは
    水は持って行くと重いし凍る可能性もあったので、現地で作ることにしました。
    雪から水を作ってみたかったと言うのもありますが。(^^;
    コンビーフは温めて食べましたよ。
    つまみに最高ですね。醤油は持ってなかったのでそのまま食べましたが。
    最近レトルトのコンビーフがあるらしいですよ。
    私はまだ見たことがないんですが、見つけたら即買いしようと思ってます。(^^v

  4. TONO | URL | -

    しょももさんへ

    こんにちは
    とりあえず姫は寝てる時には全く寒さは感じなかったようです。
    自分で着ようと思って持って行ったダウンジャケットは姫に取られてしまったし、
    私よりはるかに快適に熟睡してると思います。(^^;
    雪面からの冷えをブロックできればけっこう暖かいものですね。
    ただ歩き始めとかに指先とか足先の冷えが解消するまで時間がかかりました。

    姫的にはザックの重さと末端の冷えが耐えられないようで、
    冬のテント泊はもういい!って言ってました。
    でも姫が持ってるのは個人のものだけで、
    テントとかストーブとかの共用物は全部私が持ってるんですけどね・・・
    少なくとも今シーズン中は、雪山でテン泊するならソロになりそうです。(^^;

  5. だジィ | URL | -

    とうとうきましたね

    こんにちはー。

    とうとうきましたね。厳冬期の冬山。
    寒そうだけど、楽しそう。
    装備が結構大変そうですね。
    あと、テントを張る時や撤収時に強風に吹かれると
    大変そうですねえ。
    ソロの冬山はリスクが高いので
    気を付けてくださいね。

    最後の写真、明るい月夜の雰囲気がよく出ています。

  6. TONO | URL | -

    だジィさんへ

    行ってきました~ 厳冬期のテント泊!(^^v
    今回は気温の割にはさほど寒さを感じなかったですが、
    まあそれなりの装備をしているからでしょうかね。
    この日はテントの設営時には風がなかったので、苦労せずに張れました。
    でも明け方くらい吹いてたらけっこう大変だったと思います。
    できればもっと早い時間に着いて、テン場に陽が射してる内に設営したかったです。
    そうすれば設営の様子とかも撮影できたし、雪で遊べて楽しさも倍増したんじゃないかと・・・
    まあ次は1人でもっと短時間でテン場に着ける所を狙ってみます。(^^)

  7. devilman | URL | -

    雪山テント泊

    なにやら、充実装備で、温かい夜をお過ごしになったようで。
    やはり、夜の防寒は重要ですよね。
    下からの冷えをどう防ぐか、マット類は重要なポイントですが、最近は随分良いものが出ているみたいですね。

    いま、どうしようかな、と思案中です。

  8. TONO | URL | -

    devilmanさんへ

    私の初めての山でのテント泊は昨年6月の燕山荘でしたが、
    テント場はまだしっかり雪に覆われていました。
    あの当時はインフレータブルマットしか持ってなかったので、
    雪面からの冷えに寒くて長い眠れない夜を過ごしました。
    その時思ったのは、もし身体が宙に浮いていれば寒くないのに・・・と言うこと。
    シェラフは身体の下では潰れてその保温性を発揮できないですしね。
    下からの冷えを防ぐことが非常に重要だと強く感じました。

    "リッジレストソーラー" はかさ張り方が半端ないですが、(^^;
    さすがに暖かくて今回は下からの冷えは全く感じなかったです。
    それと姫が使った "サーマレストプロライトプラス女性用" は凄く暖かい。
    モンベルのコンフォートパッドと比べると膨らみ方が全然違います。
    今後ソロで行く時は、リッジレストソーラー+プロライトプラス女性用の
    組み合わせ(R値8)で行こうと思ってます。(^^ゞ

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