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2012 冬の杣添尾根(敗退) Vol.3

2012年03月23日 08:38

2012.3.18(日)

八ヶ岳高原ロッジ7:50~8:29横岳登山口8:35~9:09貯水池~10:56中間点の看板~
11:33枯木帯11:47~12:39撤収(2,740m地点)~14:14貯水池~14:37登山口~15:03八ヶ岳高原ロッジ





海ノ口自然郷から杣添尾根を登り、枯木地帯までやってきたTONOです。

11:47 ちょっと休憩したら先を急ぎましょう。
トレースは全くないので、なるべく尾根を忠実に辿ります。

IMG_2388.jpg




雪面も硬く締ってきました。
この辺りからは木々も疎らになり、森林限界を超えそうです。

IMG_2390_20120321122407.jpg




そしてついに八ヶ岳の主稜線が姿を現しました。
左の赤岳は雲の中、右の盛り上がりは横岳の岩峰群です。

IMG_2391_20120321122636.jpg




左手には赤岳から "県界尾根" が延びています。

IMG_2412.jpg





森林限界を超えました。
白い尾根が一本の道の様に主稜線へと導きます。
そして雲の中に三叉峰が見え隠れしています。

IMG_2392_20120321122954.jpg




天気はいま一つですが、この白い尾根歩きは超気持ちイイ~♪

IMG_2394.jpg




小さいながら雪庇もあります。

IMG_2400.jpg




赤岳展望荘に寄ってみます。
稜線を歩く登山者が黒い点で確認できます。
こうして見ると展望荘から赤岳へ登る斜面は急ですねぇ。

IMG_2396.jpg




振り返ると自分が歩いてきたトレースが薄っすら。
何か満足感に浸る瞬間です。

IMG_2399.jpg




そう寒くないので霧氷の出来はいま一つかな。

IMG_2401_20120321130910.jpg




IMG_2404.jpg
さて、そろそろアイゼンに履き替えます。
スノーシューはその場にデポして、
ピッケル片手に最後の急斜面に向かいます。
雪面は硬くアイゼンでもほとんど沈み込みません。






アイゼンで歩き始めてすぐに、急速にガスが広がってきました。
あっと言う間に稜線は隠れ、周囲も見えなくなりました。

IMG_2402.jpg




視界は10~15mほどでしょうか。
ホワイトアウトしそうです。

IMG_2405.jpg




それでも一瞬ガスが切れそうな感じだったので、
一旦スノーシューをデポした平坦な所まで下りて待機しますが
佐久側からまたガスが上がってきて、雪も降り出しました。

IMG_2407_20120321133001.jpg





12:40 2,740m地点で撤収を決めました。
そうと決ればサッサと下りましょう。

IMG_2406.jpg





せっかく着けたアイゼンですが、再びスノーシューに履き替えドンドン下ります。
樹林帯に入る前に振り返ると、稜線は完全にガスに包まれていました。
次回は来シーズン、快晴の厳冬期にリベンジを誓います。

IMG_2416.jpg





ガスで視界不良になるとちょっとドキドキしますが、
とりあえず自分のトレースがあると安心。
多少ガスってもこれが消えなければ無事に戻れます。

IMG_2419.jpg



IMG_2420.jpg

13:06 枯木帯を通過。
ただ黙々と下ります。
(・・・まぁ、本当の一人旅なので、
 黙って下るしかないんですが ^^;)




IMG_2426.jpg
 13:47 ちょっと休憩。
 動きを止めると何も音がしません。
 本当に静寂の世界です。
 ここでチェーンスパイクに履き替えました。




IMG_2431.jpg
14:14 貯水池です。
東屋に寄ってみました。
下はベンチ等はなく、ただの空間。
テントを張れそうな感じ。




IMG_2439_20120321162909.jpg
 14:37 無事に登山口に到着。

 朝ここを出発してから戻るまで、
 結局、誰にも会いませんでした。(^^;
 人は少ないと予想してたけど、
 誰もいないとは・・・




IMG_2449.jpg
ここからは車道を下ります。
朝はあんなに凍ってたのに、
この時間はスッカリ融けてました。
夜になればまた凍るんでしょうけどね。

15:03 八ヶ岳高原ロッジに戻ってきました。




IMG_2451.jpg

 簡単に着替えて帰路につきます。
 佐久地方に濃霧注意報が出ていたようで、
 下はミルクを溶かしたように真っ白。
 無理せず早めに下山して良かったかも。





さて前から歩いてみたいと狙っていた冬の杣添尾根。
今回はガスがかかり三叉峰まで行けませんでしたが、
後半に出てくる白い尾根を独占する感じは最高でした。
来シーズン再びチャレンジしてみようと思います。
次は是非快晴の一日に。
青空を切り取る赤岳~横岳~硫黄岳の白い稜線を東面から見たいものです。

とりあえずこの日一番の難所は、駐車場へ向かう凍結した道路でした。(笑)
来シーズンはチェーン必携で、リベンジですな。


 (終わり)




<追記>

今回スノーシューで登ってる途中、傾斜がキツくなりヒールリフターを上げたのですが、
なだらかになった所でリフターを戻して、急斜面で再びリフターを上げようと思ったら、
何と! ヒールリフターが無くなってました。

いつ取れたのか全くわからないのですが、とりあえず両側とも無いんですよね。

IMG_2364_20120321184955.jpg IMG_2409_20120321185038.jpg
           (使用前)                    (使用後)



そして失ってわかるその有難さ・・・
ヒールリフターがないと、急な登りはずっと爪先立ちした状態になり、
凄くふくらはぎが疲れます。
また肉離れするんじゃないかと冷や冷やしました。


帰ってからモンベルで聞いたら、部品の在庫があればすぐに修理可能と。
ただ大阪の本社に一旦送ってそこで修理することになるので、
1週間ほどの預かりになるとの事。
そろそろスノーシューのシーズンも終わりだし、4月になったら修理に出すか。

でも最近のアトラスのスノーシューもMSRのライトニングアッセントの様に、
フレーム自体に歯が付いてて、ビンディングも柔らかくて、
重ねてザックに取り付ける際も嵩張らなくなってるんですね。
イイなぁ・・・って思ってしまいました。 (^^;




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コメント

  1. devilman | URL | -

    スノーシュー

    スノーシューのヒールリフターって、取れちゃうんですね。。びっくりしました。
    それにしても、ラッセルを考えたら、大変な武器ですね。
    杣添尾根、冬はラッセルで結構有名ですが、浮力という点で革新的っていうことですね。
    今、来季に向けて、スキーベンチャーのようなショートスキーか、スノーシューで迷っています。どちらもよいところがあるので。。

    でも、もう少しだったのに残念でしたね。
    再チャレンジを期待していますね。
    僕も、来年の冬は杣添尾根か真教寺尾根あたりをチャレンジ対象にしようかと思っています。

  2. TONO | URL | -

    devilmanさんへ

    今回はスタートが遅れた時点で登頂は半ば諦めていて、
    下見のつもりで歩き始めたので撤収時にそう未練はありませんでした。
    でも標高差で100mの地点まで迫っていたので、
    あと20分もあれば三叉峰まで辿りつけたはずです。
    そう考えると登山口まで車で行けていれば・・・と後になって残念に思いました。

    浮力的にはスキー>スノーシュー>わかんでしょうかね。
    でも降雪直後の新雪ではスノーシューでもけっこう潜ると思いますよ。
    以前1月の谷川岳に登った際に、柔かい雪ではスノーシューでも難儀しました。
    やはり雪の状態で困難さは大きく違うのでしょうね。

    真教寺尾根は夏に登りましたが、あの鎖場が雪で埋まってしまったら、
    自分には手も足も出ない場所だと感じました。
    私は来シーズンまた杣添尾根にチャレンジしてみます。(^^)

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