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2012 GWの北穂高岳 Vol.3

2012年05月23日 07:08

2012.5.3(憲法記念日)~5.6(日)   3日目 「北穂沢から北穂高岳」

5.3(木) 自宅~沢渡~上高地(西糸屋山荘泊)
5.4(金) 上高地7:48~10:12横尾10:33~11:37本谷橋11:48~13:28涸沢(幕営)
5.5(土) 涸沢7:20~9:30北穂高岳10:05~11:45涸沢(撤収)12:56~
     14:34横尾14:55~17:40上高地(西糸屋山荘泊)
5.6(日) 上高地~沢渡~自宅





2012.5.5 (こどもの日)

GWの後半、涸沢でテントを張った二人。
吹雪の中、何とか無事に一夜を明かしました。

4:35 テントから外の様子を窺うと、上空はどんよりした曇り空。
まだ風は強いものの、夜の様な激しさはなくなっています。
雪は止み、テントの風上側には滑り落ちた雪が溜まっていました。
穂高の稜線に目を移すと、雲にスッポリ覆われ寒々しい。
すでに撤収を決め、テントを畳む人も見られます。

IMG_3697_20120522132352.jpg IMG_3699_20120522132401.jpg
IMG_3701_20120522132407.jpg

  1|2  1:あずき沢~白出のコル方面  2:北穂沢方面
  3|4  3:早々と撤収する人も







テントの中でパンとカップスープの朝食を摂りながら、
この日の行動について話し合います。
当初は奥穂を目指すつもりでしたが、このコンディションでは危険。
北穂に登るかそれともこのまま撤収するか・・・
翌日も天気は悪そうなので、いずれにしてもこの日は涸沢を下りるつもり。
姫的にはこのまま下山してもイイ様子でしたが、TONOはどっちつかず・・・
テントでシェラフを畳んだり、不要な物を整理したりしながら様子を見ることに。




7:04 雲の間から青空が覗き、陽射しがこぼれてきました。
いつの間にか、北穂沢にはアリの様な登山者の列が出来ています。
先頭集団はすでにインゼルの辺りまで達しているようです。

IMG_3704_20120507190734.jpg




一方、白出のコルを目指す人はずっと少ない。
コルは見えていますが、そこから上の稜線は厚い雲の中。
皆さん奥穂まで行ったんでしょうか・・・

IMG_3706.jpg




北穂の場合、松涛のコルから山頂まで稜線を歩くのはほんの50mですが、
奥穂となると白出のコルから往復1時間半ほどの稜線歩きになりますし、
途中には奈落の底に向かう急斜面もありますから、
条件が良くないと二人にはちょっと行けません。
もし途中で天候が急変すれば、進退窮まる状況になる可能性もありますし・・・

IMG_3707_20120522165110.jpg




結局この日二人は北穂にアタックすることに。
必要最低限の物をザックに入れて、アイゼンを着けて準備します。
この辺りで5~10cmほど新たな積雪がありました。
こうして見ると谷側の雪壁が高!・・・昨夜の風との格闘の証ですね~(^^;

IMG_3710.jpg




7:20 ピッケルとストックを持って出発しました。

IMG_3711.jpg




涸沢小屋の辺りで振り返ると、涸沢に上ってくる人、下山する人、
白出のコルに向かう人、北穂沢に向かってくる人・・・様々な人の動きがあります。

IMG_3712.jpg




北穂沢にも新たに10~15cmの積雪が見られましたが、
既に大勢の人が踏んでいるのでバケツ状態になっています。
その跡を踏んでいくと楽は楽なんですが、かなりペースが遅いので、
所々で横から追い越しながら登りました。

IMG_3715_20120522183212.jpg




2年前と比べると今回は南稜寄りにルートが付いていました。
この辺りはかなりの急斜面を上がって行きます。

IMG_3719.jpg
                                    



この急斜面を越えると一旦斜度が緩みますが、
インゼルの辺りからはひたすら急斜面が続きます。

IMG_3720.jpg
                  (ガスの中から右手にM字状のインゼルが見えてきました)




雪面に刺したピッケルを支点に、インゼル横の急斜面を行きます。
古い雪の上に新たに積もった雪のために足元が崩れやすいので、
短くしたストックでバランスを取りながら、一歩ずつ慎重に登ります。

P1020677-2.jpg
                      




高度が上がると完全にガスの中に突入しました。
近くの登山者はまだ確認できますが、離れると何も見えません。

IMG_3722.jpg




9:25 急斜面を上り詰めると、松涛のコル。
飛騨側からの風が急に強くなり、体感温度はグッと下がります。
ここから山頂はあとわずか。一気に行きます。

IMG_3724.jpg




稜線を30mほど行くと山頂直下の岩場。
岩は凍り付き、真冬の様相を呈していました。
譲り合いながら慎重に通過します。

IMG_3726.jpg




9:30 北穂高岳(3,106m)の頂。
涸沢から2時間10分のハイペースで来ました。
景色は何も見えませんが、とりあえず登ったという達成感。
風が強いので写真だけ撮って、サッサと小屋へ向かいました。

IMG_3727.jpg




雪の回廊を通り20秒で小屋前のテラスです。
小屋の中でコーヒーでも飲もうかと思ったのですが、
靴を脱がないといけないので、外のテラスで休憩することに。
テラスは風が遮られており、あまり寒さは感じません。
ベンチに腰掛けて、パンを食べながら一休み。
キレット越しに槍の穂先が見える場所ですが、当然この日は真っ白です。

IMG_3728.jpg IMG_3729.jpg
 1|2  1:小屋へ続く雪壁の道   2:北穂高小屋


 (続く)


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コメント

  1. devilman | URL | -

    Re: 2012 GWの北穂高岳 Vol.3

    それにしても、こんな厳しい山に、この人数が列をなして登っているなど、以前は考えられなかったのではないでしょうか。それとも、ずっと以前にはこんなブームもあったのかな。例のマナスル登頂の頃とか。どうなんでしょう。

    こういうの見ると、涸沢には近づきたくなくなるんだけど。
    飯豊や朝日など、東北の山にしようかと思ったら、それもすごく混んでいるとか。。。テントも売り切れ、天場も一人用など少人数テントが増えたおかげでいっぱいになるところも多いとか。。

    マイナールートの開拓に走ろうかなって思ったりしています。

    それにしても、毎回、お二人のバイタリティには感服します。

  2. TONO | URL | -

    devilmanさんへ

    マナスル登頂の頃ですか・・・
    私はまだ生まれてもいない時の話ですね。
    登山ブームがあったことは聞いて知っているものの、
    実際に私が山に登り始めたのはそれから40年以上も後の、
    第2次登山ブームと言われる頃ですから当然昔の事は分りませんが、、
    山にこんなに人が溢れているのは最近の事なのではないでしょうか。

    昨年のシルバーウィークの涸沢には史上最高の1,200張りのテント村ができたという話ですし、
    (前穂の山頂からこのテント村を見て驚愕しました ゚ロ゚;)
    山ブームそれもテント泊ブームがきてるようですね。 ・・・第3次登山ブーム?
    そういう私も昨年からテント泊をするようになったばかりですけどね。(^^;

    本来私は行くなら人の少ない山にしたいと思ってはいるのですが、
    自分の技量とか日程を考えると大型連休の時期は仕方がないですかね。
    時期を少しずらせばまだ空いてるとは思うんですが。

  3. しょもも | URL | -

    Re: 2012 GWの北穂高岳 Vol.3

    北穂沢懐かしい。
    これだけガスってると突然人が落ちてきたら・・とか考えたら
    恐ろしいですね。

    また行きたいけれど、次の機会では白出のコルから涸沢岳かなぁ。

  4. TONO | URL | -

    しょももさんへ

    北穂沢は落ちても斜度が緩んだところで止まりそうなので
    その点では安心ですが、
    確かに落ちてきた人に巻き込まれたら怪我をしかねないですよね。

    私は次は条件が良い時に奥穂に行ってみたいです。
    でも奥穂に向かう急斜面は落ちたら止まらないでしょうから、
    あくまでも雪の状態と天候が良いときに・・ですけどね。

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