スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012 GWの北穂高岳 Vol.4

2012年05月25日 07:20

2012.5.3(憲法記念日)~5.6(日)  3~4日目 「下山」

5.3(木) 自宅~沢渡~上高地(西糸屋山荘泊)
5.4(金) 上高地7:48~10:12横尾10:33~11:37本谷橋11:48~13:28涸沢(幕営)
5.5(土) 涸沢7:20~9:30北穂高岳10:05~11:45涸沢(撤収)12:56~
      14:34横尾14:55~17:40上高地(西糸屋山荘泊)
5.6(日) 上高地~沢渡~自宅






2012.5.5 (こどもの日)

涸沢のテン場を出発して、北穂沢から北穂高岳に登頂した二人。
北穂小屋のテラスでしばし休憩しました。
晴れていれば絶景を望めるテラスですが、この日は生憎の天気。
体が冷え切る前に下り始めます。



IMG_3730.jpg

さて北穂沢の急斜面は上りより下りが要注意。
今回は新たな積雪で特に足元が不安定なので、
インゼルの辺りまでは、後ろ向きでの下降が無難。
ところが姫はこの後ろ向きで下るというのが苦手。

・・・で、今回はロープで姫を確保して下りる事に。
スリングで作った簡易ハーネスにロープを結び、
スタンディングアックスビレイで確保する作戦です。



北穂沢を下りるにはちと大げさではありますが、
来シーズン以降、どこかの雪山で必要となるシーンもあるかも知れないので、
練習を兼ねて今回使ってみることにしました。



ただ実際に斜面に向かうと、そんな事しなくても問題ないし・・・みたいな。(笑)
それに上ってくる人もいるし、下りてる人もいるので、ロープがけっこう邪魔くさい。
スタンディングアックスビレイをしたのは最初だけ。
あとは面倒くさくなって、バケツを掘ってロープを手で持つだけになっちゃいました。
でもロープに繋がれてるのは安心感があるようで、姫はスムースに下ってました。
とりあえず来シーズンは、どこか人が少ない所でちゃんと練習するという事で。(^^;

IMG_3731-2.jpg
                                 (姫が下っております)



↑上からだとそう見えないですが、↓下から撮ると急な感じが出てますね。
下ってる人は皆さんスパイダーマン状態。(笑)
湿った軟らかい雪なので、ピッケルのシャフトを深く刺して支点にして下ります。

P1020686-2.jpg
                                    (TONO下降中)




ガスの中を抜けると、真下に涸沢ヒュッテとテント村が見えてきました。
こうして見るとこの辺りもけっこう急ですよねぇ。

IMG_3733.jpg




途中からは斜度が緩んで、あとは尻セードで楽チン。
11:43 無事にテン場に戻ってきました。
テントの数は朝より大分減ってます。

IMG_3734.jpg




テントを撤収してパッキングしていると、雲が切れて青空が覗きました。
北穂の山頂も見えています。
ちょうどこの時山頂にいた人はラッキーでしたね。

P1020689.jpg




涸沢槍~涸沢岳も姿を現しました。
皆さんしばし動きを止めて、その稜線を見つめます。。。
ただ奥穂の上空は相変わらず分厚い雲に覆われていました。

IMG_3735.jpg





ザックを背負ってヒュッテに向かいます。
途中で幕営許可証を返却して、テラスでお昼にしました。
このテラスで穂高の稜線を見ながら、生ビールとか飲みたかったなぁ・・・
でも天気は不安定だし、まだ下山が待ってますからまたの機会に。

IMG_3739.jpg IMG_3740.jpg
1|2  1:この日はこどもの日・・涸沢の空にも鯉のぼりが泳ぎます
1|2  2:姫はラーメン、TONOはカレーを注文





12:56 涸沢から下山開始。
雪も軟らかいのでアイゼンは無しで下りました。
振り返ると奥穂~吊尾根はモノトーンな世界。
春と言うよりはまだまだ冬の光景です。
陽が射してる所はポカポカ陽気で暑い位なんですけどね。

P1020690.jpg
                               (スパッツを付け直すTONOです)





姫は先行する登山者を抜き去りながら飛ぶように下っていきます。
TONO的には徳沢くらいまで下って、テント張るかなぁ・・・と思っていたのですが、
姫は一気に上高地に下ることしか眼中になかったようで。(^^;

IMG_3741.jpg IMG_3742.jpg
IMG_3743.jpg IMG_3745.jpg
1|2  1:涸沢ヒュッテを出発  2:先行する登山者を抜き去る姫
3|4  3:正面には横尾尾根  4:本谷橋付近は休憩スポット






二人はノンストップでドンドン下ります。
横尾の手前の樹林帯でパラパラ雨が降ってきました。
最初はカッパを着るほどではなかったのですが、
横尾大橋を渡る直前くらいから大粒の雨に。
急いで橋を渡り横尾山荘の軒下に逃げ込みました。

IMG_3747.jpg IMG_3752.jpg
IMG_3753.jpg IMG_3754.jpg
1|2  1:雪面のトラバース  2:樹林帯に入りました
3|4  3:下の方は所々水溜り&ドロドロ  4:横尾大橋を渡ります




14:34 山荘の軒下でしばし様子を見ていましたが、
そのうち雷鳴が轟きザ~ッときました。
横尾に着いてて良かった~
この時間に稜線にいた人は、生きた心地がしなかったでしょうね。

この時までTONOは徳沢でテントを張る気でいたのですが、
この雷と雨ですっかりモチベーションはダウン 
姫の案通り、この日もまた西糸屋山荘に宿泊する事に同意しちゃいました。
横尾から公衆電話で宿に電話を入れ部屋を確保。
あとはダラダラと上高地へ向かいました。

IMG_3756.jpg IMG_3758.jpg
IMG_3764.jpg IMG_3770.jpg
1|2  1:カッパを着てザックカバーを付けて横尾を出ます  2:徳沢の辺りは弱い雨
3|4  3:ニリンソウはまだ咲いていませんでした  4:明神で休憩




それにしても・・・下山するときの横尾から上高地って長過ぎ!
「もう二度と通りたくない」 っていつも思うんですが、
二人の様な一般人がこの時期の北穂や奥穂に登るには、
涸沢からアプローチするしか方法はないしねぇ。
で、涸沢に行くには横尾周りのこの道を通らざるを得ないわけで・・・( ̄ー ̄;



さて河童橋にほど近い小梨平で衝撃的な光景を見ました!
何と、焚き火してるじゃありませんか! しかも直火です!!
小梨平って焚き火OKなキャンプ場だったんだ・・・ ( ̄▽ ̄;

調べてみると、確かに焚き火(直火)OKで、売店、風呂、食堂あり、
トイレも奇麗、ゴミ捨ても可と、至れり尽くせりのキャンプ場のようです。
しかもロケーション的には上高地の河童橋まで徒歩5分の一等地。
サラサラと流れる梓川越しには穂高の稜線を望みます。(晴れてれば・・・ですけどね ^^;)
これで700円/人というのですから格安でしょう。
いつかチャンスがあればここでキャンプしてみたいところです♪

IMG_3776.jpg




P1020698-2.jpg17:40 河童橋を渡ります。
もうフラフラです・・・
もしもし~、体傾いてますよ~(笑)

この夜は再び西糸屋山荘です。
夕食後は布団に倒れ込む様に爆睡。
そんな事は珍しいのですが、
TONOはよほど疲れていたようです。(^^;





2012.5.6(日)

起きると朝からしっかり雨。 ちょっと肌寒いです。
朝食後に布団を上げて、部屋の中にテントを張って乾しました。
けっこう濡れてましたが、暖房を入れて20分もすると完全に乾いていました。
これで家に帰ってから乾かす必要がなくなりました。(^^v

IMG_3781.jpg
                               (姫はお肌の手入れ中)



9:00 チェックアウトして、バスターミナルに向かいます。
この日も穂高の稜線は分厚い雲に覆われていました。
これじゃあ、涸沢でも本降りでしょう・・・
前日の内に撤収して下りてきて正解でした。

IMG_3785.jpg



こうして2012年のGWは終わりました。
今年のGWの後半は天気に恵まれず、
風雨の中でテントを設営したり、暴風の一夜を過ごす事になりましたが、
とりあえず無事に帰ってきたので、これはこれでイイ経験をしたと思います。
でもしばらく雪山には行かなくて良いかな・・・って感じです。(^^;


 (終わり)


  いつも応援ありがとうございます。
  ← ポチッと一押しお願いします。


関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. devilman | URL | -

    旅館の室内テント

    いやあ、客室内のテントには、思わず笑いました。
    でも、たしかにこうして張れば、割とすぐ乾き、帰ってからが楽ですよね。

    何度も書きますが、横尾から上高地、遠いですよねぇ。。
    皆さん、本当に体力と根気ありますよねぇ。
    絶対行かないと誓いながら、昨年は「ん十年ぶりに」それも二回も歩いてしまいましたけどね。

    涸沢や槍の魅力って、そんなアプローチの長さを問題にしないくらい、大きなものなのでしょうね。

    こんどは、緑の山行の記録、期待しています。

  2. TONO | URL | -

    devilmanさんへ

    撤収した際にテントが濡れている場合は、
    帰宅してから家の中でテントを張って乾かしてるのですが、
    今回旅館の部屋にちょうど張れそうな感じだったので乾かしちゃいました。(^^;
    プロモンテのフライって凄く乾きが早いですよね。

    山は新緑が奇麗な時期になりましたね。
    先日、新緑のよもぎ平に行ってきました。
    今回は大倉から三の塔に登りよもぎ尾根を札掛に下りました。
    その記事もアップしたいところですが、
    その前に2年前のGWの北穂の記事を引っ越しします。
    その時も横尾~上高地の林道歩きに嫌気がさした筈なんですけどねぇ・・・(笑)
    devilmanさんが言われる様に、それだけ魅力のある山域と言う事なんでしょうね。(^^)

  3. だジィ | URL | -

    Re: 2012 GWの北穂高岳 Vol.4

    お疲れ様でした。
    雪上の急な下りでは
    そのなんとかっていう方法で滑落に備えたほうが
    いいのでしょうね。
    単独の方々はどうされているんでしょう?
    最低限の装備と知識は必要だと感じました。

    梓川沿いの長ーい林道。
    去年の悪夢がよみがえります(笑)

  4. TONO | URL | -

    だジィさんへ

    スタンディングアックスビレイは、下りる人を確保する人が必要なので単独では無理です。
    1人の場合も方法があるようですがよく見てないので・・・(^^;
    雪山では岩とかから支点が取れないので、雪山独特な様々な支点の取り方があるみたいです。
    ただこういう方法は使い方に習熟していないとかえって危ないので、
    来シーズンはどこかでしっかり練習しようと思っています。

    だジィさんが足を引きずりながら上高地に辿りついた話はブログで拝見しました。
    着いたのは夜も遅い時間でトラウマになりそうな感じでしたよね。(^^;

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shonan406.blog134.fc2.com/tb.php/417-1694af9b
この記事へのトラックバック


最新記事


キャッシング用語
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。