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2013 小泉ルートから厳冬期の権現岳 Vol.1

2013年02月13日 08:08

2013.2.9(土)~10(日)

1日目 小荒間~八ヶ岳神社~ヘリポート跡(幕営)
2日目 ヘリポート跡~三ッ頭~権現岳~三ッ頭~ヘリポート跡(撤収)~小荒間






2013.2.8(金)登山前夜

建国記念日を絡めた週末。
TONOは土日で連休でしたが、姫は土曜が休みで日月と仕事。
ここはTONO一人で雪山テント泊と決めていたのですが、
何が原因かわからないけどいまいちモチベーションが上がらない。

一人だから気合が入らないのかな・・・
じゃあ、姫と日帰りで "杣添尾根" でも行ってみようか。
「明日日帰りで "杣添尾根" に行かない?」と姫を誘ってみるも、
「え~っ、樹林帯の雪の中を延々と歩くんでしょ!?」
「でも途中からは白い尾根が横岳に続いて、赤岳とかも見えてイイ感じだよ」
「途中からでしょ~・・・姫向けじゃないよね」とアッサリ却下。(^^;

仕方ないからヤッパリ予定通りテント担いで行きますか・・・

慌てて登山計画書を作製、2万5千分の1の地形図もコピーして張り合わせます。
(今回の山行の地形図は2枚にわたったエリアなので ↑)
テント泊装備一式+冬山装備一式+三脚などをザックにパッキング。
今回ワカンにするかスノーシューにするか悩んだんですが、
深い雪でトレース無しとなればやはりスノーシューの方が良いか・・・
で、スノーシューもザックに括りつけると・・・お、重い。 

毎度の事ながらこんな重くて登れんのかなぁ・・・( ̄ー ̄;
でもとりあえずヘリポート跡まで3~4時間頑張れば、
あとは空身で往復だし・・何とかなるか。



2013.2.9(土)

モチベーションが上がらないと当然ながら早朝には起きられない。
自宅を出た正確な時間は覚えていないが、もう7時過ぎだったと思う。
空も何だかいまいちで、冬山テント泊装備の重いザックが気を滅入らせます。

車に乗り込み走り出しますが、早朝と違ってすでに交通量が多い。
厚木から東名にのって、御殿場から東富士五湖道路で中央道に入りました。
その頃から空はスッキリ晴れてきて気分はやや上げ
南八ヶ岳もキレイに見えてきました。

IMGP3754.jpg




八ヶ岳PAでトイレを兼ねてちょっと休憩。
PAからは今回登る予定の "小泉ルート" がちょうど正面に見えます。
地形図を片手にルートを確認。
尾根に乗ってしまえば迷う所はなさそうだけど、
秋に通った時に笹の海を下った事を思い出します。
あのカラマツ林の笹原地帯が迷いそうだよねぇ・・・

IMGP3755.jpg




小淵沢ICを下りて5分ほどで登山口の "小荒間" の交差点に到着。
数台の駐車スペースには一台車が駐まっていました。
ゲートは片側が開放されタイヤの跡が続いています。

IMGP3758.jpg IMGP3759.jpg
IMGP3760.jpg IMGP3762.jpg
  1|2  1:信号の横は八ヶ岳と牛を模ったレリーフ調  2:小泉登山口の道標
  3|4  3:片側が開放されたゲート  4:重いザック(おそらく23~24kg)





10:26 小荒間を出発。
山に登るにしては随分と遅い時間で、陽は高く暖かい。
道路には数人の足跡が見られ、最近入山した人がいるのかなぁ・・・


10:43 "鐘掛松" に到着。
道路を直進するとゲートとその横に登山道らしきものがありますが、
本当の登山道はここを右折してすぐの所でした。
一台の軽トラックが停まっていて、この車がゲートを開けて入ったのでしょう。
小泉口登山道に入り落葉松林をダラダラと登ります。

IMGP3764.jpg IMGP3765.jpg
IMGP3766_20130212173259.jpg IMGP3769.jpg
 1|2  1:鐘掛松の古い表示  2:登山道と紛らわしい道
 3|4  3:小泉口登山道の道標  4:カラマツ林の中の親子石





11:26 登山道の左手に "八ヶ岳神社" が見えました。
遠目で神社を見ながら心で無事の山行を祈ります。
歩き始めてちょうど1時間。 ここでちょっと休憩です。
指導標によると木戸口まで2時間20分。
無雪期ならヘリポート跡までは2時間といったところだけど、
重いザックに雪の程度でどれくらいかかるのか・・・?

IMGP3770.jpg IMGP3771.jpg
 1|2  1:八ヶ岳神社  2:新旧の指導標




11:34 再びカラマツ林の中のトレースを辿ります。

11:44 ちょっと歩くと "八ヶ岳横断道路" との十字路。
昨年の秋はここに下山して観音平に向かいました。
この先も相変わらずトレースは続いています。
全くトレースが無いことを予想していただけに意外な展開です。

IMGP3774.jpg




十字路から5分ほどで、トレースは尾根を巻くように右に進んでいます。
地形図を見ると尾根に上がる様に進むのが正解の様な気もしますが、
木の枝がその方向を塞ぐように倒れています。
故意にここに置いてあるのか、それとも偶然にここに倒れたのか・・・
非常に悩ましいところです。
その木の枝から引き返した足跡を見ると、先人もここで悩んだ様子。
とりあえずトレースに従い巻く方に進むことにしましたが、
最終的に左に見える尾根に上がる必要があります。

IMGP3779.jpg
                     (左手に尾根状の地形が見えます)



IMGP3778.jpg
それにしてもザックが重い・・・
ここで肩の荷重を減らすべく
早くもスノーシューを履くことに。
スノーシューって浮力はあるけど、
やっぱり重過ぎだよねぇ(約2kg)。
しかも異常に嵩張るし・・・




悩んだ分岐部から20分ほど。 トレースは谷方向へ続いています。
ここでトレースに見切りを付け、斜面を直登して尾根に上がることに。

IMGP3781.jpg
                         (谷に向かっているトレース)




ときおり鹿の鋭い警戒音が林の中に響き渡ります。
遠くに20頭ほどの鹿の群れが斜面を走り抜けるのを見ました。
奴らのトレースも縦横無尽にあってこれがまた判り難い。
トレースは完全に無視して尾根を目指します。

IMGP3783.jpg
                        (もう少しで尾根に上がります)




尾根が近づくとピンクのテープが見えました。
ところがどうも道標としてのテープとは違うような・・・林業関係のマーク???
とりあえずあとは尾根を外さないように行けば着くでしょ。
・・・とは言え広い尾根ですから、視界が悪い時は迷いそう。
降雪でトレースが消えたり、ガスがかかったら間違えずに下りれるのか・・・

IMGP3784.jpg



ちなみに昨年の10月、この辺りの景色はこんな感じ↓↓↓

IMGP1008.jpg




尾根に上がって少し行くと前方に岩が。
これを右側から越えるとワカンのトレースも混じってきました。
テープも増えて、次のテープを目で追うことができます。

IMGP3787.jpg IMGP3792.jpg
 1|2  1:左前方に印象に残っている岩  2:トレースに先に赤テープが見えます



IMGP3790.jpg

標高は1,820m。
ヘリポート跡が2,150mほどなので
あと標高で330m。
順調に行けば1時間くらいだが・・・




12:54 お~っ! "雲海" の標識だ!
前回下る際に、「雲の海って言うよりは笹の海だよなぁ」・・・と思った場所です。

IMGP3794.jpg




テープを見つけたらそこを目指して直線的に進み、
テープが無ければとりあえず直進の繰り返しで高度を上げていきます。
先行するトレースもほぼ同じ様に進んでいますが、
前回丹沢で道を間違えてるので、トレースは参考程度に現在地を把握しながら。
所々吹き溜まった局所的な急斜面では、ズルズル滑り前に進まず、
ムーンウォークの様になって一気に体力を消耗します。

IMGP3795.jpg




やがて尾根の右側を巻くように進んで行きます。
確かに10月に下った時もこんな地形を通った記憶があります。

IMGP3803.jpg




この辺りからかなり疲れてきて超小幅な人になってきました。(^^;
標高は2,000mを越えてあと100mほどですが、全くペースが上がりません。
早々にスノーシューを履いた脚に、1歩ずつその重さが疲労が蓄積させていきます。
そして肩に食い込む重~いザック・・・
何でこんな辛いことをしてるんだろう・・・自問自答を繰り返します。
ここで岩に書かれた "ガンバレ" の4文字。
単純ですがこれがけっこう励みになりました。

IMGP3804.jpg




この先で所々地面が露出して凍った場所を通過。

IMGP3805.jpg




ここを抜けるといよいよ雪が深くなってきました。
ワカンの足跡もかなり沈み込んでいます。
ワカンとスノーシューとは根本的に大きさが異なるので、
その跡を忠実には辿れませんが、トレースがあるとないでは大違い。
何しろ自分の体重+ザック+着てる服・靴+カメラ等を併せれば、
90kgを優に越える重さが足にかかるわけで、
いくらスノーシューは浮力があると言えども、沈み込まないわけがありません。
先人のトレースに感謝しながら、1歩1歩休むように上ります。

IMGP3807.jpg




そして右上にトラバースする様に進むと、
樹林が開けて明るい場所に飛び出しました。
やった~! ついにヘリポート跡だ!

IMGP3811.jpg




14:15 ヘリポート跡に到着。
何と先人は2組、計5名。
すでにテントの設営を終えて寛いでいました。
それぞれ誰もいないと思って上がってきたらしく、TONOの出現に更に驚いた様子。
そう言うTONOも二組もいる事にちょっとビックリしつつ、
彼らが張った一段上にテントを設営することにしました。

IMGP3812.jpg


 (続く)



  どこまで登っても同じような景色が続き、
  ブログ的にはここまで絡み難い展開でした ^^;





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