スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013 残雪の谷川岳 Vol.3

2013年04月04日 06:38

2013.3.17 (日)

9:27天神平スキー場~10:22熊穴沢避難小屋~10:50天狗の溜まり場11:02~
11:22天神ザンゲ岩~11:35肩の広場~11:41トマの耳~
11:56オキの耳12:02~12:15トマの耳~12:19肩の広場~
12:57熊穴沢避難小屋~13:37天神平スキー場






天神尾根で谷川岳を目指した二人。
快晴の空の下、トマの耳を越えオキの耳に登頂しました。

DSCF4292.jpg
                        (この人、髪が伸びましたな~ ^^;)



山頂からは絶景が広がります。
万太郎山へと続く稜線、深く切れ込む万太郎谷と幾つもの沢。
夏には緑豊かなたおやかなラインを描く稜線は、
積もった雪を風が削りシャープなラインへ変身しています。

IMGP4831.jpg IMGP4830.jpg





さらに左へ視線を移すと、トマの耳には10人ほどの登山者。
厳冬期を除けばここは人が絶えない人気の頂ですね。

IMGP4833.jpg





12:02 しばし山頂からの眺望を楽しみトマの耳へ戻りましょう。

IMGP4845.jpg
                              (オキの耳からトマの耳へ向かう)




この日は春が近いことを感じさせる1日でしたが、
こんなガチガチに凍り付いた岩を見ると、まだまだ冬ですね。

DSCF4287.jpg




そして稜線の東側には大きな雪屁。
どこからが雪屁なのか・・・
近づかないに越したことはないでしょう。

IMGP4818.jpg




12:16 トマの耳を通過して肩の広場へ。
ここは天気がイイと長閑な場所です。

IMGP4858.jpg



IMGP4861.jpg

肩の広場の特徴的な指導標。
視界不良時にはこれが頼りになります。
書かれた文字が手書き風で
なかなかイイ味を出してます。

厳冬期にはモンスターに変身しますが、
春を前に海老の尻尾も控え目ですね。



広~い斜面を下ります。
こんな晴れた日は開放的で気持ちのイイ場所ですが、
以前ここでホワイトアウトしそうになった時は怖かったです。

IMGP4867.jpg




雪が落ち着いた残雪の山は、無雪期と比べるとはるかに下りやすい。
あっと言う間に天神ザンゲ岩を過ぎて、天狗の溜まり場です。
振り返ると紺碧の空に谷川の大斜面。。。
この超絶コントラストが凄いです。

IMGP4878.jpg




ターン毎に嬌声を上げて滑り降りるスノーボーダー。
さぞかし至福の時間を味わっているんでしょうねぇ。。。
この雪、この斜度なら自分もスキーで滑れそう。
う~ん、やってみたい。

IMGP4879.jpg




・・・で、姫は尻セードを始めますが、
この人、ヒップソリで谷へ落ちそうになった前科者だし、
ここも左右にズレれば落ちちゃいそうで、TONO的にはヒヤヒヤ。
でも雪が重くてほとんど滑らず、安心して見てられました。(笑)

IMGP4897.jpg




おっ! 谷間の平坦地に巨大な煙突が見えます。
関越トンネルの空気孔ですね。
この煙突の真下が関越道かと思いきや、
地図で確認すると実際は500mほど東側を通っているようです。

IMGP4900.jpg




12:57 熊穴沢避難小屋を通過します。

IMGP4903.jpg




上りで巻いた小ピーク(熊穴沢ノ頭?)ですが、
下りでは尾根通しに行ってみました。

IMGP4908.jpg




ピークの上からは先ほどのBCツアーの一団が沢沿いを下っているのが見えます。
周囲の山肌にはクラックの様なものもありますし、雪崩たら怖いですね。

IMGP4904.jpg




この小ピークからの下りが結構な急斜面で、雪がグズグズ状態。
ここで先を行く男性が足を滑らせ尻餅をつき、10mほど滑落。
巻き道との合流点で止まり事なきを得ましたが、ちょっと緊張するシーンでした。

IMGP4911.jpg




少し行くと例の急斜面のトラバース。
雪の状態によっては下りではちょっと怖いところですが、
この日何人もが歩き階段状となり、上りでは大したことありません。

IMGP4913.jpg




そしてMHWのテントが張られていた場所です。
すでに撤収されていましたが、随分狭い所に張ってたようで、
この床面積じゃキチンとは張れなかったでしょう。
あのシワシワ状態のテントの理由がわかりました。
雪洞は中を覗いて見ましたが、人が入って利用したんですかねぇ・・・
狭い所が苦手なTONO的にはとても中には入れません。(^^;

IMGP4916.jpg




ここでアウターを脱いで体温調節。
この先はアイゼンも不要なので外しました。
外すと足が軽い軽い♪  軽快に下って行きます。
アイゼンって雪山では必需品だけど、やはり足かせですよねぇ。

IMGP4922.jpg




田尻尾根の平坦部分まで来ました。
この時間も相変わらずの安定した青空。。。
眺望も悪くないし、ここで日向ぼっこも悪くないですね♪
この天気ならロープウェイを使わずに、田尻尾根を下っても良かったかな。

IMGP4929.jpg




田尻尾根を乗っ越してゲレンデの横を下ります。
出だしはけっこうな急斜面。
こういう所はヒールで雪を削るようにしながら下ると楽ですが、
足跡が無数にあって硬い所、柔らかい所が入り混じりやけに歩き難い。

IMGP4933.jpg




13:37 無事ロープウェイ駅まで下りてきました。
駅の前には数名の観光客と下山してきた人たち。
ゲレンデを滑る人影は本当に少ないですな。
トイレに寄ってゴンドラで土合口に下りました。

IMGP4934.jpg




さて今回は残雪期の谷川岳でしたが、
二人にとってこの山は多く登っている山の一つです。
無雪期は2回(天神尾根1回、西黒尾根1回)登頂。
積雪期は4回チャレンジ(全て天神尾根)して "トマの耳" 止まり。
今回は積雪期としては5回目の挑戦で、ようやく "オキの耳" まで行けました。
嬉しいと言うよりようやくノルマを果たした感がありました。(^^;

冬の谷川岳と言うと天候が不安定で豪雪地帯ですが、
3月も中旬にはいれば雪も落ち着き登りやすくなります。
この日の様に安定した晴れの1日に登れば、
雪山ならではの青と白の超絶コントラストが堪能できます。

首都圏からアクセスが良くて、ロープウェイを使って手軽に登れて、
その割りに眺望が最高で、基本的に尾根を行くので雪崩の危険も少ない、
おまけに百名山・・・とくれば人気がない方がおかしいですが、
この日の天神尾根には行列ができ、山頂には常時10人前後の登山者。
この山の人気の高さをあらためて認識することとなりました。

・・・って他人事の様に言ってますが、
そういう自分も7回行ってますから、この人気を支える一人な訳で。(^^;

谷川岳・・・四季を通じて楽しめる良い山ですが、
やはり人が多いのが玉に瑕か。(笑)


 (終わり)



   自宅の周りはもう桜が散り葉桜になりつつありますが、
   これから咲くところもあるし、しばらく桜のバナーでイケるかな。







関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. 雲です | URL | P7ldfwG2

    こんにちは

    アクセスが良いので、死者数も世界一だとか!?(苦
    でも、TONOのレポからはそんな事は感じられませんけどねぇ

    好天に恵まれた残雪期は、ほんと登りやすく思います

    ところで、アイゼンは厳冬季と同じ物をお使いなのでしょうか?
    私は、同じ物を使っているので重たくてやれません(苦笑
    残雪期用の軽いアイゼンを物色中です
    そうそう、テントはファーストライトになりそうです。

  2. TONO | URL | -

    雲さんへ

    こんばんは
    "魔の山" と言われるくらい谷川岳は遭難死者数が多い(800人近く)ですが、
    大抵は一の倉沢の岩壁に挑んで命を落としたクライマーです。
    今回登った天神尾根での死者数はそう多くないんじゃないかと思います。
    ただアクセスが良くて軽装で登ってしまう人もいること、
    天気が急変し易いことから遭難者は多いのかも知れません。

    アイゼンは厳冬期同様に前爪のあるものを持って行きましたが、
    やっぱり履いて歩くと重いですよね~(背負っても重いですが ^^;)
    今回は前爪を使うような場面はないのでチェーンスパイクでも良かったと思います。
    ただそれは結果論で、実際行ってみないと雪の状態は分からないですし。
    まぁ大は小を兼ねると言う事で。(笑)

    テントは軽い方になったんですね。
    レポ楽しみにしております。(^^)

  3. devilman | URL | -

    Re:2013 残雪の谷川岳 Vol.3

    ピーカンで堪能されたようですね。
    なかなか天気や体調、都合に恵まれず、積雪期に行けない谷川岳ですが、今年の春山は何とか、と思っています。
    TONOさんも書かれていますが、やはり、天候の急変とホワイトアウトが結構怖く、なかなかチャンスが来ません。
    条件よければよいほど、人もも多いですしね。

  4. TONO | URL | -

    devilman さんへ

    山の天気は変わり易いですが、特に谷川岳は変化が激しいですよね。
    登り始めが快晴で肩の広場でホワイトアウトっていう経験があります。
    でも晴れた積雪期の山頂はやはり素晴らしい。
    良い条件が予想される時は人が多くなるので、
    なるべく早く天神平に上がりたいところですが、
    ロープウェイの始発時間との兼ね合いもあってなかなか難しいです。
    西黒尾根なら人は少ないのでしょうが、
    積雪期に日帰りするのはちょっと不安ですし・・・(^^;

  5. 荒野鷹虎 | URL | -

    Re:2013 残雪の谷川岳 Vol.3

    TONOさんと姫さんへ!♪
    何時もながら決死の山登り!
    谷川岳の頂上を目指す姫さんとTONOサンの仲良さはまさに、鹿児島新婚旅行時の龍馬とお龍の二人の幸せを思い出しました。!山に登ったことのない、私にも山頂の歓喜が伝わってきます。!雪解けも近くくれぐれもお体に注意されて挑戦を続けられます事を切にお祈りいたします。何時も感謝です。!!☆!!

  6. TONO | URL | -

    荒野鷹虎 さんへ

    いつもコメントありがとうございます。
    雪の谷川岳は5度目のチャレンジでようやくその山頂に立つことができました。
    姫と二人嬉しさとともにホッとした感じでした。
    ここ2週間週末は天候が悪く山に行けていませんが、
    この間に一気に雪解けが進んだでしょうね。
    先週末は箱根の温泉に行ってきました。(^^)
    次に山に登れるのはGWになりそうですが、気を付けて行ってまいります。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shonan406.blog134.fc2.com/tb.php/538-3b6991f5
この記事へのトラックバック


最新記事


キャッシング用語
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。