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2009 西穂・奥穂縦走 Vol.4 「間天のコル~ジャンダルム」

2010年08月29日 18:00

2009.8.9(日)

"西穂・奥穂縦走" にチャレンジした二人。

曇り時々雨の天候の中、"間天のコル" までやってきました。



9:06 さてこれから逆層スラブの上りです。

以前下りで通った時は、フリクションが良く効き楽に通過できた所。

岩が乾いていれば、見た目よりは難なく登れそうですが、

岩が濡れているとやはり滑ります。

スリップに十分注意して、鎖を使って登りました。

84 逆層スラブを登る



逆層スラブの上から一枚。

87 逆層スラブを上から見る


まるで岩の滑り台状態です。

これで雨ならウォータースライダー !? (ノ゚ο゚)ノ



飛騨側を巻くと、鋭いナイフリッジ上のピークを越えます。

85 更に上へ



大きな岩が重なり合った所を過ぎ、岩屑が小さくなってくると、山頂はもうすぐ。

87 天狗岳へ




9:23 "天狗ノ頭"(2,909m)です。

88 天狗岳



振り返ると、"間ノ岳" からの厳しい下りがわかります。

下って来た岩稜帯


中央の "間ノ岳" の右のピークが "西穂高岳"。

左後方に "焼岳" の姿が見えます。




この辺りで、奥穂側から来た登山者と何度かすれ違いました。

中には70歳台と思われる方々もいて、ビックリです。

自分が70歳の時に、こんな所を歩けるとはとても思えませんが・・・ (^_^;



ガスで眺望もいまいちですし、サッサと次へ行きましょう。

天狗の頭からの下り



この先へ一段下りて、ペンキマークを辿ると、

"天狗のコル" への垂直な岩壁が登場します。

89 天狗のコルへ下り




50m程の高低差がある垂直の岩壁に、鎖がぶら下がっています。

90 天狗のコルへの鎖場1
        (コルにいる登山者がほぼ真下に見えます ‥;)



通れるルートが狭く限られ、途中に大きな岩が飛び出ているので、

その場所の通過にやや手を焼きます。

91 天狗のコルへの鎖場2


ちょうど姫がその問題の岩を通過したところ。

岩には赤ペンキで 「キケン」 と書いてあります。



下の写真で、TONOが乗っかってるのが、その岩。

下から見るとオーバーハングしてます。

93 天狗のコルへの鎖場3


最後のコルに着地する辺りも、足がかりが少なく、

脚の短い小柄な女性などは大変です。



9:45 "天狗のコル" に着きました。

94 天狗のコル


食事を摂って、大休止です。


今日は、信州側に出ると冷たい風が吹き付けてきます。

しかし飛騨側に行くとほとんど風がない。

いつもと風の向きが逆だ・・・



ここで、この縦走路の約半分。

"西穂山荘" を出てから、5時間8分。

"西穂高岳" からは、2時間30分かかっています。



ここからの後半戦は、恐怖スポットが目白押しです。

ジャンダルムのトラバース、ロバの耳の下り、馬ノ背・・・

特に心配なのが、ロバの耳の下り!

この岩の濡れた状態では、どれほどの困難さなのか・・・!?



さて、"天狗のコル" からは、"岳沢" に下る エスケープルート があります。

以前このルートを "岳沢" から上って、"奥穂高" に行ったことがあります。(→こちら

もしこの時点で雨足が強ければ、ここから "岳沢" を経て "上高地" へ下山するつもりでしたが、

天気はなんとか午前中はもちそうです。

小雨は降ったり止んだりしてますが、本降りにはならなそう。




10:00 "天狗のコル" を出発。

100 コルを出発



ここからは、"畳岩尾根ノ頭" ~ "コブ尾根ノ頭" と標高差300mの一気の上りです。

101 畳岩尾根の登り


ここまでの行程で疲れた脚に、この急登はキツ~イ。

本当に辛いです。 (>_<)



振り返ると、通過してきた "天狗ノ頭" が、

ガスの中に特徴的な形を浮かび上がらせています。

102 天狗岳の上の登山者



稜線のペンキマークを辿って行きます。

103 ペンキマークを忠実に



一旦飛騨側をトラバース。

前にこんな所通ったかな・・・ (・・?

104 飛騨側をトラバース




さらに急な岩壁を上ります。

105 ミヤマダイコンソウ咲く岩壁



この辺もあまり記憶がないんですが・・・

106 岩と格闘


そしていつの間にか、"畳岩尾根ノ頭" は過ぎたようです。 (^_^;




10:30 "コブ尾根ノ頭" への上りです。

コブ尾根の頭への上り1



この先は滑りやすい岩壁で、ルンゼ状の斜面に鎖がぶら下がっています。

コブ尾根の頭への上り2



上に行くにつれルートは狭くなり、傾斜が急になってきます。

最後は垂直に近い壁です。

コブ尾根の頭への上り3



登りきって、しばし信州側を巻いて進みます。

110 広いガラ場



時折ガスが切れ、眼下に上高地を見下ろします。

111 眼下に上高地
(梓川の畔に赤い屋根が三つ ・・・ 五千尺ホテルと白樺荘、ちょっと離れて帝国ホテル)



そろそろ肉体的にも精神的にも、疲労が溜まってきています。

ここで一時ペンキマークを見失いましたが、(ヤバ ‥;)

稜線を目指して進むと、ルートに復帰できました。



大きな岩が折り重なる、稜線伝いに進みます。

P1050830.jpg

P1050833.jpg



進路がない! ( ̄_ ̄|||

と思ったら、この大きな一枚岩を乗っ越して反対側でした。

112 岩を乗っ越す




"コブ尾根ノ頭" 山頂直下の上りです。

コブ尾根の頭山頂直下の上り




11:23 岩が重なり合った広場のような場所に出ました。

どうやらここが、"コブ尾根ノ頭" のピークのようです。

114 コブ尾根ノ頭山頂




少し進むとガスの中から、ずんぐりした巨大な岩の塊が見えてきました。

115 ジャンが見えた


ジャンダルム です。

やっとここまで来たか~



岩の広場を進んだ "ジャンダルム" 直下に、雪渓が残っていました。

116 雪渓



ザックを下ろして、しばし休憩。

TONO 「疲れたね~。 ジャン行く? それともこのまま先行っちゃう?」

 姫   「・・・とりあえず、ジャンに行っといた方が良いんじゃない。」

TONO 「このガスじゃ、行っても何も見えないけどね・・・」

 姫  「でも、やっぱり行くでしょ?」

TONO 「う~ん、じゃあ行きますか。」

 姫   「うん ♪」



そのままザックをデポして、ジャンへの基部まで行った時に、

下りてきた登山者が大きな 落石 を起こしました。

何度か 他の岩に当たって砕け、

派手な音を立てながら奈落の底に 落ちて行きます。



ひぇ~怖~ (・・;

あんなものを喰らったら、ひとたまりもありません。

落石とともに、自分も奈落の底 ですな。



TONO 「やっぱり、ここに来る時はヘルメットとかあった方が良いんじゃない?」

 姫   「一緒だよ。 あんなもの当たったら。 ヘルメットなんかしててもしてなくても一緒!」

TONO 「そうかな・・・」

 姫   「そうだよ。運が悪かったと思って、諦めて落ちて行くしかないんじゃない。」

TONO 「・・・」

でもやっぱりヘルメット買おうかな・・・ 小さい石ならあるとないでは違うよね・・・^^;




11:30 さて気を取り直して、ジャンへ行きましょう。

その基部で、"ジャンダルム" 山頂への道と、"奥穂高岳" へ向かう巻き道とに分かれます。

左がジャンへの道、右が奥穂高への道です。

本来、西穂から来た場合は、基部で飛騨側へ回り込み、

途中で再び信州側を巻いて上って行きます。



この時は、下りてくる登山者がいたため、一段上のルートを進みました。

奥穂から来た時は、このルートを通ったような・・・

117 ジャンの上り1



さてどこから上るかな・・・

118 ジャンへの上り2



ジャンの上部はどこを行ってもそれなりに上れますが、

岩が不安定で落石の巣窟なので、

踏み跡がある所を行った方が良いです。




11:35 アッと言う間に、ジャンダルム山頂(3,163m)です。

119 ジャンダルム


ガスガスですね。 (T_T)

晴れていれば、360度遮るもののない大展望なんですが・・・



お~っ、ジャンダルムの天使です ♥

120 天使


風雪に耐え一体いつからここにあるんだろう?

錆びて、文字が禿げてしまっています。

強風が吹いたら飛ばされてしまいそうだけど・・・

いつまでも、ここで登山者を癒し続けて下さいね~ (^^♪


 (ジャンダルム~穂高岳山荘 へ続く)


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