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2010 北ア最奥の秘湯を目指して Vol.6

2010年08月16日 22:00

2010.8.1(日)

Vol. 6は、3日目前半、北アルプス最後の秘境 "雲ノ平" を経由します。


高天原山荘(5:29)~(6:17)高天原峠 ~(8:08)雲ノ平山荘 ~

(8:24)スイス庭園(8:34)~(9:35)祖父岳分岐
~(10:37)徒渉点(10:55)~

(11:34)三俣山荘(12:16)~(12:59)三俣峠 ~(14:52)双六小屋






IMG_1921.jpg


5:29 "高天原山荘" を後にします。

この時間は、出発する登山者で山荘前は大混雑。




"水晶岳" を仰ぎながら、湿原に敷かれた木道を辿ります。

IMG_1923.jpg



右手には、湿原の向こうに "薬師岳" が朝日を受けて輝いています。

IMG_1927.jpg



IMG_1928.jpg


湿原を抜けると、

"岩苔乗越" への道を左に分けます。



ここを左に入り "岩苔小谷" に沿って行けば、

"雲ノ平" を巻くようにして "岩苔乗越" までの近道ですが、

今回は "雲ノ平" を通る事も大きな目的の一つ。

当然ここは直進します。



ワタスゲが揺れる湿原を行きます。

IMG_1930.jpg



ワタスゲの綿毛は朝露で湿っているんでしょうか・・・・

濡れた耳かきの梵天を連想させますね。(笑)

IMG_1931.jpg



IMG_1936.jpg


2~3回、沢を渡り

樹林帯の中を進みます。




今まで体験したことがない感じの場所です。 

何か見知らぬ生物と遭遇しそうで、ちょっとビクビクしながら通過しました。 (^^ゞ

IMG_1941.jpg



IMG_1943.jpg
6:17 "高天原峠" に到着。

コースタイムよりかなり早いペースです。

やはり姫のペースで歩くと、

どうしてもTONOにはオーバーペースだなぁ・・・ (^^;




それにしてもこの道標、何でこんなにグニャグニャなんでしょ? (‥;

雪の重さでこうなっちゃうのかな~???
 
・・・って言うかその前に、何でこんなにピンボケ写真なの~!? (ーー;)



ここで左へルートを取り、"雲ノ平" を目指します。


ここから "雲ノ平" への急峻な上りが始まりました。

"水晶岳" ~ "温泉沢ノ頭" の稜線から俯瞰した通りの急登。

2日間の疲れが溜まっているところへもってきて、この登り!

つ、辛いです・・・ (*_*)

IMG_1945.jpg



風もなく空気の澱んだ樹林帯は、ガスが垂れ込め異様に蒸し暑い。

不快指数120%ってところです・・・ (>_<)


休みたいけど休めるようなポイントもなく、

ただただひたすら上ります。

またしても・・・修行か・・・ (T_T)



この梯子も中途半端な傾斜で、手を使って登る感じではなく、

四つん這いで進むという状態。 ・・・腰が辛い。

IMG_1946.jpg



やっぱり槍穂の稜線にしとけば良かったかなぁ・・・

岩稜帯歩きのスリルと爽快感を思い出して、後悔の念に駆られます。

ここが今回の山行で最も辛かったシーンかも知れません。



6:51 何とかこの樹林帯を抜けて開けた場所に出ました。

ここが地図上の2,439mの小ピークか!?

う~む・・・ガスで何も見えません。

IMG_1950-1.jpg



ちょっと進むと、"雲ノ平の森の道" の道標。

ここはもう "雲ノ平" なのか・・・

IMG_1952.jpg


"森の道" なんて言うと何やら爽やかな感じがしますが、

実はここもジメジメした樹林帯です。 (ーー)

さっきの所よりはやや涼しいだけまだましか。



IMG_1953_20100814073854.jpg

7:14 "奥スイス庭園" の標柱です。

晴れてればスイスを彷彿させるような

風景が広がっているんでしょうか・・・?

ここもガスで何も見えませんな。(ーー;






大きな岩が積み重なる斜面です。

この辺りから徐々にガスが取れて、時折青空も顔を覗かせるようになりました。

IMG_1958-1.jpg



IMG_1959.jpg
「ここで一休みしますか」

とザックを降ろしますが、

虫(小バエ、アブ)の多さに閉口、

3分で腰を上げました。 (>_<)





大岩地帯を抜けると、平坦な湿原。

その先に人工物の建つピークが見えました。

この人工物は "コロナ観測所" でした。

IMG_1961.jpg



7:39 ピークを越えて一旦下り、上り返しになります。

この残雪のある地形は、上から俯瞰した写真と照合すると良く分ります。

IMG_1965.jpg



この辺りのチングルマは花期が終わり、風に吹かれた果穂が細かく揺れていました。

・・・この光景にはもう秋を感じますね。

IMG_1967.jpg



上り返すと、目の前には広大な台地が広がり、

ポツンと建つ "雲ノ平山荘" の赤い屋根が見えてきました。

ここは "雲ノ平" の "一丁目一番地" と言ったところか。(笑)

IMG_1970.jpg


IMG_1971.jpg


8:06 "薬師沢" への分岐です。




木道の上って、本当に歩きやすいですよねぇ。

どこまででも歩いて行けそうな気がしてきます♪

IMG_1972.jpg




"雲ノ平山荘" はちょうど改築工事中で、立ち入り禁止でした。

8月10日から営業開始と書いてありましたから、

もう真新しい山荘に宿泊された方もいらっしゃるんでしょうね。

天気が良ければ素晴らしい朝を迎えられたことでしょう。。。

IMG_1973.jpg




振り返るとだんだん山荘が遠ざかっていきます。

・・・ガスがなければね~

山荘の奥にどっしりと横たわる "薬師岳" を見れたのになぁ・・・

P1000448.jpg




8:24 "雲ノ平キャンプ場" への分岐点。

いつしかガスが切れて青空が広がってきました。

"雲ノ平" 最高点である "祖父岳" を見ながら、ここでしばし休憩です。

IMG_1979.jpg



8:34 さて行きますか。

木道はチングルマ咲く湿原に一本のラインを描き、

"水晶岳" まで続いていくかのような錯覚に陥ります。

IMG_1982.jpg




そしてドンドン水晶岳は近づいてきて・・・

デカ~イ!!

その大きさに圧倒されます。 w( ̄▽ ̄;)w

IMG_1983_20100814082018.jpg




"池塘" の点在する湿原の向こうは、急峻に切れ落ちて "岩苔小谷" を形成し、

奥には "水晶岳" ~ "赤牛岳" に向う稜線が延びています。

IMG_1984.jpg



あっ! "高天原山荘" の赤い屋根が見える!

あそこから歩いて来たのかぁ~

IMG_1990.jpg
              (クリックして拡大して、かつ "そこに山荘がある!" という目で見て下さい。 笑)


山荘の右上に見える白っぽい部分が "温泉沢" か!?

そして山荘の背後の谷が "黒部川" の "奥の廊下" と呼ばれる部分だろう。

そこから "黒部川" は、"雲ノ平" を360度回り込んで源流へと続いていきます。



"祖父岳" へ向って木道は続いていきます。

ほとんど他の登山者に会わない静かな山旅です。

IMG_1991.jpg



"祖父庭園" の手前から、"岩苔小谷" を見下ろします。

谷を辿った尾根との交点が "岩苔乗越" か。

IMG_1993.jpg



登山道でライチョウを見ました。

もうすっかり夏毛に変わってますね。

IMG_1997.jpg




8:58 "祖父岳" の残雪を進みます。

IMG_1998.jpg



ここから "水晶岳" が良く見えました。

P1000453.jpg



この先、山の中腹までトレースが続いている様に見えます。

アイゼンは無いけど行けるのか・・・と不安がよぎりますが、

ルートは雪面を離れて、中腹を回り込むように付けられていました。

IMG_1999.jpg


P1000455.jpg


9:15 眺めの良い場所がありました。

岩の上に腰掛けて休憩です。




ここからは歩いてきた "雲ノ平" が見渡せます。

手前に "キャンプ場"、そして中央に "雲ノ平山荘"。

"雲ノ平" の台地状の地形が分ります。

後方の "薬師岳" はまだガスの中か・・・

IMG_2002.jpg



9:30 眺望を楽しみながら、しっかり休憩してしまいました。

先を急ぎましょう。

P1000456.jpg
                   (後方は "水晶岳"、先ほど休憩した岩がやや左下に見えます。)



この辺りが "祖父庭園" と呼ばれる所か。

何か心が解き放たれるような場所です。

IMG_2005.jpg



IMG_2008.jpg

9:35 "祖父岳" への分岐部。

ここで "頂上へ向う道" と、

"巻き道" とに分かれます。




 (続く)


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コメント

  1. 露天風呂マニア | URL | bxvF113M

    Re: 北ア最奥の秘湯を目指して Vol. 6

    こんばんは~

    もう山の上は秋ですね~
    こちらもチングルマは秋仕様になっていました。
    しかも少し寒いくらいでした。

    登山していると 修行かと思える場面が多いのですが、
    何故また登ってしまうのでしょう。
    疲れた辛い記憶もすぐに飛んでしまうからかな(笑)

    高天原山荘" の赤い屋根
    写真で見ても、凄い高低差、
    長距離を歩いて来たのが伝わりますね。
    これだけ歩くとなると本当に修行状態ですね。



  2. TONO | URL | -

    露天風呂マニアさんへ

    こんにちは
    登山してると辛い時間の方が長かったりしますよね。
    でも行かなければ絶対見れない感動的な景色、
    困難なルートを歩き通した達成感、
    下山後のビールの美味さ(笑)
    それを求めてまた登ってしまうんでしょうかね。
    チングルマの果穂を見ると秋を感じますよね。
    北海道の夏は短いでしょうから、
    お盆を過ぎれば山の上はもう秋風が吹きますね。

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